仮想マシンとデータベースの最適なBCP 対策手法

仮想マシンとデータベースの最適なBCP
対策手法
株式会社クライム
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事業継続管理(BCP)とは
事業継続のテーマは、不慮の事故による業務停止の予防と発
生時後の対応
事業継続リスクの種類
自然災害
障害
• IT障害
• 経年劣化
• 機器故障など
人的要因
• 情報漏洩
• 事件、事故
• 人的災害など
新要因
2
• 地震
• 火災
• 洪水など
• SARS
• 新型インフルエンザなど
事業継続管理への取り組み方
事業継続管理は3つのステップで考える
予防処置
発生時対応
復旧対応
3
RPOとRTO
RPO: Recovery Point Objective – 災害時にどの地点のデータまで
復旧させるかの目標
RTO: Recovery Time Objective – 災害時からいつまでに業務を
復旧させるかの目標
4
データベースと仮想環境でのトラブル
X
X
X
X
X
X
X
X
X
Veeam Backup & Replication
5
異種DB間対応リアルタイム
レプリケーションツール DBMoto
6
レプリケーション活用例
バックアップ
移行
負荷分散
他システムでの活用
データ共有
災害対策
DBMotoは既存DBに影響を与えない
7
特長
高速
簡単
エージェント不要
リアルタイム
マルチOS
金融、証券、銀行、保険
官公庁
製造・流通・サービス
E-Business
8
アーキテクチャ
エージェントレスの場合
◎管理容易
◎低負荷
エージェント方式の場合
◎即時性
9
◎マルチOS
クラウドへ、ビッグデータへ
データベース
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レプリケーションモード
リフレッシュ
⇒全レコードをスキャンして転送
ミラーリング
⇒片方向の差分レプリケーション
シンクロナイゼーション
⇒双方向の差分レプリケーション
T1
T2
T3 T4
T5
T6
T7
リフレッシュ
ミラーリング・シンクロ
= 変更されたレコードのみ
11
T8
T9
リフレッシュ
全レコードをスキャンして転送
初期レプリケーション
指定したテーブル/フィールドをすべてレプリ
ケーション
スケジュール対応
バルクインサートに対応
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ミラーリング
片方向の差分レプリケーション
データベースのトランザクションログやト
リガーログを参照したリアルタイムレプリ
ケーション
・AS/400・・・ジャーナル・レシーバ
・Oracle・・・REDOログ
・SQL Server・・・ディストリビュータ
・DB2 UDB・・・DB2ログ
・MySQL・・・バイナリログ
ログ参照サイクルは設定可能(デフォル
トは60秒)
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シンクロナイゼーション
双方向の差分レプリケーション
ミラーリングと同機能
双方のDBにリアルタイムな増分アップ
デートが必要なアプリケーションに最適
BCP、ディザスタリカバリ
コンフリクト回避オプション
・ソースDBを優先
・ターゲットDBを優先
・更新の速い方を優先
・更新の遅い方を優先
・スクリプトによるカスタマイズ
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サポートするデータベース
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導入事例:ローソンHMVエンタテイメント様
AS/400のデータをWindowsへ連携しDWHで活用
DBMoto導入前:
 ODBCによる手動での取り込み
 パフォーマンスが悪い
 リアルタイムの連携が困難
AS/400×6を基幹シ
ステムで
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DWH構築をSQL
Serverで
DBMoto導入後:
 データ統合による運用性の向上
 リアルタイムなデータ連携
 パフォーマンス向上
導入事例:クニミネ工業様
AS/400と連携できないWindowsツールの問題を解決
DBMoto導入前:
 Windowsシステムでの数々の
困難
 データ抽出は手動
再構築した
AS/400
SQL
Server
Windows BI
ツール
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DBMoto導入後:
 基幹システムAS/400の再構築
 データ抽出はSQLServerとの自
動連携
導入事例:ぐるなび様
移行・バックアップ・データ連携の3パターン構成
旧Oracle
データ連携
MySQL
移行
新Oracle
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バックアップ 災害対策用Oracle
DBMoto導入後:
<移行>
 システム停止時間を最小限に抑え
てのOracleデータベースの移行
<バックアップ>
 ディザスタリカバリ環境構築により、
障害時は切り替えのみでOK
<データ連携>
 他システムへの連携用にMySQL
へレプリケーション
Veeam Backup & Replication
Modern Data Protection
データ保護ソフト
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Veeam Software

̶
̶
̶
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No1. VM
Backup
2006年 オハイオ州コロンバス
Veeam Backup & Replication
~コンセプト~
 対応力
柔軟な RPO/RTO
小規模環境から大規模環境ま
で
VMware と Hyper-V をサポート
 使い易さ
対応力
使い易さ
省コスト
Veeam Backup &
Replication
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エージェントレス
仮想化に特化
日本語でのサポート
 省コスト
管理の簡素化
ストレージ容量の削減
総コストの低減
Veeam Backup & Replication
バックアップとレプリケーションが2 in 1なソリューション
VMware/Hyper-V
VMware/Hyper-V
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VMware/Hyper-V
低容量バックアップ、柔軟なリストア
 イメージベースで、重複排除・圧縮を施したバックアップ・リストア
 CBT ( Changed Block Tracking ) 機能を使った増分・差分バック
アップ
 VADP (
の利用で高速に
 柔軟なストレージ選択(ローカルディスク、NAS、テープ、クラウド)
 MS VSS のサポートで整合性を保持
 vPower 機能 特許
•
•
•
•
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インスタントVMリカバリ
ファイルレベルリカバリ
U-AIR ( Universal Application-Item Recovery )
SureBackup(自動リカバリ検証)
高速な仮想マシンのリストア
特許取得
インスタントVMリカバリ
Veeamの独自機能「vPower」を利用
仮想マシンの起動まで約2~8分(サイズに依存せず)
起動後にデータ移行が可能
VMware
• VMware Storage vMotionやHyper-V ライブマイグレーション、
SCVMMによる移行、Veeam Quick Migration
vPower NFS
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アプリケーションのアイテム単位でのリストア

U-Air(Universal Application-Item Recovery)による汎用性の高いア
プリケーションのアイテム単位でのリストア
VMware
Virtual Lab
vPower NFS

Veeam Explorerによる特定アプリケーションの簡単なアイテム単位で
のリストア

Microsoft SharePoint 2010, 2013

Microsoft Exchange Server 2010, 2013

Microsoft Active Directory

Microsoft SQL Sever 2005以上
バージョン8新機能
※オリジナルVMへのリストアはEnterprise Editionからの機能です。
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バージョン8新機能
スマートなレプリケーション
オンサイトならHA的に、オフサイトならDR的に利用

ほぼ無停止での復旧(Near CDP)

ネットワーク/IPアドレスの自動変更

シーディング/マッピング機能

フィルオーバープラン

バックアップからレプリケーション バージョン8新機能

フェイルバック(切り戻し)

WANアクセラレーション対応
バージョン8新機能
レプリケーション
VMware/Hyper-V
バックアップ
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WAN
VMware/Hyper-V
バージョン8新機能
ライセンスについて
 バックアップ対象のESX(i)またはHyper-Vホストの
CPUソケットライセンス
※(CPUの種類、コア数には依存しません)
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Proxyサーバー
バックアップ元クラ
スタ
 遠隔地へのデータ
転送
Veeam
サーバー
vCenter
Server
 ジョブの並列処理
バックアップ元
サーバー
あらゆる環境に
レポジト
リ
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適応