県政レポート №16

県政レポート
No.16
(発行 : 2015年05月)
議員活動2期目がスタート!!
2月に執り行われた愛知県知事選挙により、
2月に執り行われた愛知県知事選挙により、大村県政の2期目がスタートすると
共に、私自身も4月の愛知県議会議員選挙の結果、晴れて2期目をスタートする事
が出来ました。
1期目の4年間は、行財政改革の必要性を訴えると同時に、
『 産業立県あいち』
と
して産業育成を重点的に行う事により、先ずは自主財源を確実に確保し、魅力あ
る街づくりや少子高齢化対策、更には大規模自然災害対策に対応すべきと主張し
続けてまいりました。
また、2027年には「リニア中央新幹線」の東京∼名古屋間の開業が予定をされ
ておりますが、
このリニアインパクトを最大限に活用できるよう、愛知の魅力を更
に高めていく事も必要であります。
従いまして、
これらの実現を通じて
『誰もが魅力を実感できる愛知』
を目指し、
2期目も全力で取り組んでまいりますので、変わらぬご支援・ご指導を宜しくお願
い申しあげます。
愛知県政
トピックス①
愛知県議会議員選挙の結果、
知
員 挙の 果、
議員定数が前回から1名削減され、102議席を争い4月3日から愛
知県議会議員選挙がはじまりましたが、私が立候補しました豊田市
選挙区をはじめ20選挙区(30議席)が無投票当選となり、残り35選
挙区(72議席)にて熱き戦いが繰り広げられました。
12日の投開票の結果、私が所属する民主党は9議席増の32名と
なり第二党を維持したものの、
自由民主党は単独過半数を確保し、
共産党も12年ぶりに議席を確保する事となりました。
4月30日より新たな顔ぶれにて議会活動がスタートいたしまし
たが、二元代表制
愛知県議会の構成
54
の一翼を担う議会
議会過半数
(52議席)
50
47
の 一 員として 、今
『 誰もが 魅 40
後も
32
改選前 改選後
力を実感でき
る“愛知”』づく
りに向けて全力で
取り組んでまいり
ます。
!!
議会の新たな顔ぶれが 決定
豊田市選挙区の選挙戦は僅か1日でありましたが、目指すべき政策を熱く有権者の皆様
へ訴えさせていただきました。
30
23
20
14
10
6 6
0
0
自由
民主党
民主党
0
減税日本 公明党
一愛知
2
0
2
維新の党 共産党
5 6
8
無所属
欠員
0
■愛知県議会議員選挙結果(豊田市選挙区:無投票)
氏 名
年齢
党 派
期 数
当 選
三浦 孝司
71
自由民主党
5 期 目
当 選
小島 丈幸
61
公
党
5 期 目
中村 晋
明
60
民
主
党
3 期 目
当 選
樹神 義和
46
民
主
党
2期目
当 選
鈴木 雅博
34
自由民主党
1 期 目
当 選
午後5時の立候補者受付終了をもって、議員定数5名に対し立候補者5名であったため、
2期目の当選が確定。
平成27年2月定例愛知県議会
2月議会知事提案
説明要旨(抜粋)
日本一元気な愛知づくりに向けて『大村県政』
2期目がスタート!!
2月25日から3月20日の会期で2月定例議会が開催され、議会冒頭に大村知事より、
平成27年度愛知県一般会計予算(案)
をはじめ、提出議案に対する説明がありました。
歳入 県税収入は前年度を僅かに上回る程度に留まる!!
一般会計予算の概要
2兆4,817億円
県税収入の見通しは、地方消費税率の引上げの平年度化に伴う増収がある一方で、企業の業績予
想などを踏まえると法人二税は減収を見込まざるを得ず、県税全体としては前年度当初予算を僅か
に上回る程度に留まる。
(対前年度5.1%の増)
2月定例議会の開会にあたって
提案説明を行う大村知事
去る2月1日の知事選挙において162万9千票を超える県民の皆様方からの絶大
なるご支援をいただき、引き続き4年間、県政を担当させていただくことになり、改め
てその責任の重大さに身が引き締まる思いであります。
今回の知事選挙にあたり、私は「あいち重点政策ファイル300プラス1」
と名付け
た政策集を県民の皆様にお示しさせていただきましたが、新たな任期の4年間におい
て、
300項目にわたる政策一つひとつについて、スピード感をもって着実に実行して
いくと共に、
「プラス1」である
「県民それぞれの夢」を実現し、愛知のさらなる発展に
向けて引き続き県政運営に全力で取り組んでいく所存であります。
その他
国庫支出金 1,680
億円
2,020億円
県債
3,287
億円
我が国の景気は、雇用・所得環境の改善傾向が続く中で、緩やかに回復していく
ことが期待されますが、消費者マインドの弱さや海外景気の下振れなど、景気を下
押しするリスクに留意する必要があります。
その上で、予算編成にあたっては、
「 日本一元気な愛知をつくり、日本の未来を
つくる」、若者・女性・子ども・高齢者・障害のある方など、すべての人が活躍し
「人
が輝くあいち」
を作っていくことを特に念頭に置き、予算を編成いたしました。
2027年度の開通を目指すリニア中央新幹線、国産初のジェット旅客機、そして
世界初の燃料電池自動車(FCV)
といった日本の未来をつくるプロジェクトは全て
愛知からスタートしましたが、
これらを必ず成功させ、日本一の産業集積を誇る愛
知の力をさらに高め、次代を担う若者・女性の魅力ある雇用の場を作り、
「働くこと
知事提案説明風景
を軸とする安心社会」
をこの愛知から作ってまいります。
こうした思いをもって、平成27年度当初予算は、今回の選挙で県民の皆様にお示しした政策集と
「あいちビジョン2020」
を踏
まえて、予算の柱立てを作らせていただきました。
歳入
2兆4,817
億円
その他
442億円
繰入金
1,540億円
平成27年度の予算編成にあたって
依存
財源
県税
1兆1,030
億円
自主財源
諸収入
2,275
億円
地方
消費税
清算金
2,544億円
また、行財政改
革の推進等により、
『 通 常 の 県 債 』は
縮小傾向にあるも
のの、国の立て替
え借 金である『 臨
時財政対策債』等
は 更に増 加し、県
民一人当たりの県
債残高も約72万
円 強となり、借 金
体質からの脱却が
急務な課題。
■臨時財政対策債等 ■減収補てん債 ■通常の県債
(兆円)
6
5
4
3
2
1
0
歳出 子育て・医療・介護などの扶助費が大幅に増加!!
義務的経費のうち、人件費は人事委員会勧告を反映するとともに
定員の適正管理に努め、前年度当初予算とほぼ同額を計上するも、扶
助費は平成27年度から実施される
「子ども・子育て支援新制度」移
行への対応などに伴い、前年度当初予算に対し108.7%と大幅な増
加となる。
投資的経費についても、国庫補助金を活用して防災・減災対策に重
点的に取り組むほか、県単独事業としても県民の皆様の安心・安全に
繋がるような社会基盤整備を積極的に進める事とし、前年度当初予
算に対し109.4%と大幅な増加となった。
20
21
24
25
26 27
(年度)
人件費
6,924億円
その他
義務的
経費
歳出 経費
貸付金
単独補助金 1,837億円
983億円
単独事業 1,175億円
23
その他
5,661億円
繰出金
377億円
災害復旧
事業10億円
22
2兆4,817
億円
扶助費
2,561億円
投資的
経費
公共
事業
1,547
億円
公債費
3,744億円
平成27年度当初予算における主要事業
リニアインパクトを活かした
「中京大都市圏」
づくり
「産業首都あいち」づくり
●名古屋駅のスーパーターミナル化検討
●名古屋駅からの
40分交通圏の拡大
●公共交通ネットワーク
の利便性向上
●空港・港湾機能の拡充
●道路網の整備
●産業の振興・育成
・FCV用水素ステーションの
設置支援
・航空宇宙産業の育成支援
・ロボット産業の育成支援
●中小企業支援
●産業空洞化対策減税基金の活用
少子高齢化への対応
その他主要事業
●認定こども園・幼稚園・保育園の運営費補助
の運営費補助
●放課後児童クラブの対象を
小学校6年生まで拡大
●小児3次救急医療の提供
●地域包括ケアシステムの推進
●特別養護老人ホームの
整備支援
●農林水産業の振興
●教育立県あいち、人材創造あいち
●女性の活躍促進
●障害者福祉・支援、
ノーマライゼーション推進
●「あいち観光元年」、
文化・スポーツ・魅力発信
●防犯・防災対策の充実
本会議
議案質疑
平成27年度予算案をはじめ各上程議案ついて、延べ48名の議員が議案質疑に立ち、私も「大
規模自然災害への県としての対応」
についての考えを質すとともに、更なる取り組み強化を要望
しました。
主な質問
大規模自然災害のうち、台風を想定した防災・減災対策として「タイムラ
イン」は非常に有効であると考えるが、防災・減災対策のツールの一つとし
て活用の予定はあるか?
「タイムライン」
とは、台風や豪雨などを予め予想し水害等
に備えるものであり、特に台風の場合は、その影響が最大に
なることが予想される時間帯を「ゼロアワー」
と設定し、その
数日前から関係機関と連携して「いつ・誰が・何をする」かとい
うことを事前に決めて対策を練っておく新たな手法の事です。
防災局長 答弁
自席からの議案質疑風景
現在、国土交通省中部地方整備局が設置し、本県も委員として参加している
『東海ネーデルランド高潮・洪水地域協議会』
において、
伊勢湾台風を超える規模の台風による高潮を想定した危機管理行動計画の見直しが進められており、
その中でタイムラインの活用が
検討されている。
しかしながら、
この危機管理行動計画におけるタイムラインでは、
被害が発生する前の早い段階からの避難誘導や避難のための交通
規制の方法など、
克服すべき様々な課題もある事から、
引き続き協議会においてタイムラインの活用についての検討に参画していく。
愛知県政トピックス②
新年度のスタートと共に、各種計画が策定・実行される!
!
愛知県では、
『第4期愛知県障害者福祉計画』や『あいち消費者安心プラン2019』などの計画を策定し、
目標達成に向けて平成27年度より各種事業をスタートいたしましたが、今回は特に皆様に関係の深い
2つの計画についてご紹介させていただきます。
あいち はぐみんプラン 2015−2019
本計画は、
『日本一子育てしやすいあいち』の実現を目指し、平成 27年度から
平成 31年度までの5年間を事業期間とし、
①県民の皆さんが、結婚や出産に関する希望をかなえ、安心して子どもを生み
育てることができるよう、若者の就職、結婚・出産、子育てまで、ライフス
テージに応じた切れ目ない支援施策を推進します。
②子ども・子育てに関する総合計画として、様々な分野の支援を一体的に行い、
子ども・子育てに関する課題の解決を目指します。
あいち地域安全戦略2017
愛知県では、『平成17年に約20万件発生している刑法犯認知件数を平成27年ま
でに半減させる事』を政策目標と掲げ、様々な施策を積極的に実施した結果、平成
26年の刑法犯認知件数は約8万5千件となり、大きな成果を挙げる事が出来ました。
しかしながら、未だ住宅対象侵入盗や自動車盗は全国ワースト上位(平成26年は
共にワースト1位)を占めている事から、急増する振り込め詐欺等の特殊詐欺も加
えた3つの犯罪への対策を最重要項目と定め、新たな『地域安全戦略』を策定・実
行し、安全に安心して暮らせる社会の実現を目指します。
主な活動内容
1月
6日
2月
28日
2015.1∼3
連合愛知新春交礼会に出席
民主党愛知県第11区
総支部定期総会に出席
1月
15日
3月
2日
国連・豊田市共催ハイレベル
シンポジウムに傍聴出席
ラグビーワールドカップ2019
開催都市発表セレモニーに出席
(豊田市での開催が決定!!)
『こたま 義和』
に対するご意見・ご要望をお待ちしております。
また、
ホームページにて日頃の活動内容をタイムリーにご紹介させて
いただいております。是非一度アクセスしてください。
こたま 豊田市
http://www.kotama.net
検索
2月
1日
愛知県知事選挙投票終了後
セレモニーに出席(大村知事V2達成)
3月
豊田市消防団観閲式に出席
15日
Facebookでは
更に詳細な
活動報告をさせて
いただいておりますので、
是非フォローを
お願いします。