正誤表・補遺(PDF) - 社会保険労務士受験サポートサイト

「月刊社労士受験別冊
一般常識徹底攻略2015年版」正誤表・補遺について
本書は、平成26年12月31日までに確定している法令に基づいて執筆しており、その後の、
平成27年4月10日までの事項について、以下の事項を掲載いたします。
(2015年5月19日掲載)
p32 関連
〈労働契約法の無期転換申込権に関する特例〉
「専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法」が制定された。次の者を
「特定有期雇用労働者」と呼び、「無期転換申込権が発生する労働者」から除外する。
①
専門的知識等を有する有期雇用労働者(事業主との間で締結された有期労働契約の契
約期間に当該事業主から支払われると見込まれる賃金の額を1年間当たりの賃金の額
に換算した額が厚生労働省令で定める額(1,075 万円)以上である者に限る。)であって、
当該専門的知識等を必要とする業務(5年を超える一定の期間内(上限 10 年)に完了す
ることが予定されているものに限る。)に就くもの(②に該当するものを除く。)
②
定年(60 歳以上のものに限る)に達した後引き続いて当該事業主(高年齢者等の雇用の
安定等に関する法律第9条第2項に規定する特殊関係事業主にその定年後に引き続い
て雇用される場合にあっては、当該特殊関係事業主)に雇用される有期雇用労働者
(平成 27 年4月1日施行)
p44、45
〈社会保険労務士法の改正〉
①
社会保険労務士は、事業における労務管理その他の労働に関する事項及び労働社会保険諸
法令に基づく社会保険に関する事項について、裁判所において、補佐人として、弁護士であ
る訴訟代理人とともに出頭し、陳述をすることができる(新設:法2条の2関係)
②
社会保険労務士法人は、上記①の事務の委託を受けることができる(新設:法25条の
9の2関係)
③ 個別労働関係紛争に関する民間紛争解決手続では、紛争の目的の価額が120万円を超える
と、特定社労士単独ではできない(改正前は、下線部分は「60万円」)。
(平成 27 年4月1日施行)
p62、63
〈児童手当法の改正〉
法1条が、次のように改正された。
改正前
改正後
この法律は、父母その他の保護者が子育てにつ この法律は、子ども・子育て支援法(平成二十
いての第一義的責任を有するという基本的認 四年法律第六十五号)第七条第一項に規定する
識の下に、児童を養育している者に児童手当を 子ども・子育て支援の適切な実施を図るため、
支給することにより、家庭等における生活の安 父母その他の保護者が子育てについての第一
定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童 義的責任を有するという基本的認識の下に、児
の健やかな成長に資することを目的とする。
童を養育している者に児童手当を支給するこ
とにより、家庭等における生活の安定に寄与す
るとともに、次代の社会を担う児童の健やかな
成長に資することを目的とする。
そのほか、次のような改正が行われている。
・「厚生労働省令」を「内閣府令」に改正。
・拠出金の徴収に関する規定は、「子ども・子育て支援法」に移行。
(平成 27 年4月1日施行)
本書に以下の誤りがございましたので、ここに訂正させていただきますとともに深くお詫
び申し上げます。
(最終更新:2015 年 4 月 9 日)
訂正頁
p41
訂正箇所
18.
誤
週 20 時間以上 30 人未満
正
週 20 時間以上 30 時間未満