【監査役の監査の範囲を会計監査に限定した旨の登記】監査役の監査の範囲を会計監査に限定（会社３８９）した旨を登記事項とした (会社 911Ⅲ ⑰ イ ) ※監査役の監査の範囲を会計監査に限定する旨の定めがあるか否かによって、会社法上の取扱いが異なっている（ｅｘ．訴訟提起の権限等）以上、当該定款の定めがある旨を登記上も明確にするのが相当であるから。 ①監査役の監査の範囲を会計監査に限定する旨の定めを定款に置く会社は、その旨の変更登記を申請しなければならない ※当該定めは、登記官が知ることはできず、職権登記では対応できないため。 ②「役員区」に記録される役員に関する事項平成２７年６月２５日重任平成２７年６月３０日登記（注）監査役の監査の範囲を会計に関するものに限定する旨の定款の定めがある平成２７年６月３０日登記監査役丁川四郎（注）既に定款に定めがある場合は、空白となる。新規の定款変更であれば、「年月日設定」となる。金３万円（資本金１億円以下は、１万円登録免許税法別表第 - 第 24号カ） ※多くの非公開会社において当該登記を申請する必要が生じ、これらの会社にとって、重い負担となるため、当初会社状態区の「監査役設置会社に関する事項」欄に登記される予定であったが、「役員区」に登記することとし、別途課税されないよう配慮した。登録免許税 ③ 特例有限会社においては、当該登記は不要（整備 43）経過措置改正法施行の際、現に監査役の監査の範囲を会計に関するものに限定する旨の定款の定めがある会社は、改正法施行後最初に監査役が就任し又は退任するまでの間は、当該登記をすることを要しない（附則 22 Ⅰ ）。＜定款を変更して、当該定めの設定をした場合＞登記の事由監査役の監査の範囲を会計に関するものに限定する旨の定款の定めの設定登記すべき事項年月日設定監査役の監査の範囲を会計に関するものに限定する旨の定款の定めがある登録免許税金３万円（登録免許税法別表第 - 第 24 号カ）（資本金１億円以下は、１万円） - 1 -