平成２７年度美術館を活用した鑑賞教育の充実のための指導者研修実施要項１目的子どもたちの健やかな成長のためには，幼い頃から芸術・文化に触れることが重要であり，小・中学校においても，鑑賞教育は重要な教育活動とされている。このような鑑賞教育の重要性を踏まえ，全国の小・中学校等の教員と美術館の学芸員などが一堂に会してグループ討議等を行うことにより，美術館を活用した鑑賞教育の充実及び学校と美術館の一層の連携を図るため，本研修を実施する。２主催独立行政法人国立美術館３共催文部科学省（予定）４期間平成２７年８月３日（月）～８月４日（火）５会場独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館〔８月３日（月）〕〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園３－１ URL：http://www.momat.go.jp 独立行政法人国立美術館国立新美術館〔８月４日（火）〕〒106-8558 東京都港区六本木７－２２－２ URL：http://www.nact.jp ６受講者（１）対象：受講対象者は，次の各号に掲げる者とする。 ①小・中学校教員（国公私立校の教員） ②美術館学芸員 ③指導主事＊原則として，これまでに本研修に参加した者は受講対象者としない。（２）募集人員：１００名（３）募集方法：各都道府県及び各政令指定都市教育委員会が受講希望者を１～２名に取りまとめ，国立美術館研修担当宛に推薦する。（４）申込期間：平成２７年４月１日（水）～４月２４日（金）（５）受講者の決定：各都道府県並びに各政令指定都市の教育委員会からの推薦に基づき，独立行政法人国立美術館が決定し，通知する。なお，推薦状況によっては，独立行政法人国立美術館において調整を行う。７教員免許状更新講習（１）概要：本研修は教育職員免許法第９条の３第１項の規定により，免許状更新講習の認定を受けた講習です。受講者は都道府県教育委員会等からの推薦により決定します（指導者研修と併願可）。（２）開設時間数：選択領域１２時間（３）受講料：無料８その他（１）研修後の課題：研修終了後，各地域にふさわしい様々な方法によって，研修の成果を普及・還元するよう努めること。（２）所定の研修を終了した者には，修了証書を授与する。（３）参加費無料。ただし参加に係る旅費・宿泊費等は受講者側の負担とする。（４）宿泊については，受講者各自で手配すること。（５）関連イベント・指導者研修１０周年記念シンポジウム ①目的：指導者研修の 10 年間を検証すると同時に，鑑賞教育を取り巻く状況の変化や現状を確認し，今後の美術館・学校連携の目標と課題について考える。 ②日時：平成 27 年 8 月 2 日（日）午後 1 時～5 時 ③会場：東京国立近代美術館講堂（約 150 席） ④申込：事前申込制（27 年度の研修参加者は優先）申込フォームは後日国立美術館ｈｐに公開予定 ※当該シンポジウムは，指導者研修とは別個のプログラムであり，必ず参加を求めるものではありません。ご興味のある方のみお申し込みください。