道内屈指の外国船入港数を誇る最 北の港町 Wakkanai Port 日露戦争でサハリン南部が日本領となって以来、稚内港は重要な港として発展してきました。 サハリンとの往来が途絶えた戦後も、国際貿易港としての地位は揺らぐことはなく、2011 年には外国貿易船の累計入港数で道内初の5万隻を突破しました。1995年にはサハリンと の間に定期航路が就航、 北方圏への玄関口としての役割はさらに高まっています。 ●宗谷岬 稚内港 ●北防波堤ドーム ●しおさいプロムナード ●高台の稚内公園 ●ノシャップ岬 往来で活気づくフェリー岸壁 ●稚内港 稚内港から利尻島・礼文島へむけて3,500トン 級のフェリーが就航しています。 航路は稚内市街を展望しながら、 日本海に 浮かぶ2つの島へ向かいます。 稚内空港 大沼 外国へもつながる 海の玄関口です! 稚内港北防波堤 ドーム ちはく 稚泊航路記念碑 1945年の終戦の年まで、 日本領だったサハリンのコ ルサコフ (日本名・大泊) へ、 稚内から連絡船が就航し ていました。 1936年、波よけ用に建設され た全長427m、高さ13.6m、70 本の円柱が連なる半アーチ型 ドームです。古代ローマ建築を 思わせる世界的にも類のない構造物として 北海道遺産となっており、役目を終えた現在 も港のシンボルとなっています。 最北端・食マルシェ風景 ドームへのアクセス ■徒歩/JR稚内駅から約550mで徒歩約7~8分 22 ■車/JR稚内駅から車で約3分 毎 年 2月中旬にスノーキャンドルで 北防波堤ドーム内を優しい光を灯 すイベントが開催されます。 しおさいプロムナード 北防波堤ドームから延びる遊歩道。潮風を浴びな がら爽やかな散策をお楽しみください。 23
© Copyright 2024 ExpyDoc