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BAOソリューション
ビジネス分析を武器にした
グローバル経営管理ソリューション
∼ グローバル・ビジネスの経営資源最適化を支援するサービスのご紹介 ∼
経営情報のタイムリーな把握・分析・予測に基づいた戦略が、
変化の激しいグローバル・ビジネスを成功に導きます。
グローバル企業の業績向上のためには、各国・地域の経営
情 報をタイムリーに把 握し、意 思 決 定 者が適 切な情 報に
基づき、最適なタイミングで行動することが求められています。
そしてこれらを実現するためには事業業績を把握する指標の
基準統一、データ収集の自動化、活用プロセスの定着化、
定義を含めたデータの標準化が不可欠です。
BAO(Business Analytics and Optimization)
は、散在する
多 様で膨 大な情 報を分 析し、将 来を予 測してビジネスの
最 適 化を支 援するサービスです。I B Mは、変 化の激しい
グローバル・ビジネス環 境 下においても迅 速かつ正 確な
意思決定を支援するBAOソリューションをご提供いたします。
グローバル企業における経営課題例
グローバル生販在情報
各国での販売・生産・在庫情報がタイムリーに把握・連携されておらず、
需要の変動への
対応が遅れ、
グループレベルの在庫が急増した。
連結セグメント損益
新興国市場における新製品連結損益などのセグメント情報がタイムリーに把握できず、
実行施策の良否判断の遅れが機会損失を招いた。
損益シミュレーション
連結製品別損益といった詳細情報を把握できていないため、生産地域、販売地域を
加味した損益のシミュレーションができていない。
着地点管理
売上見込・受注・売上情報の適時把握ができず、四半期・半期での着地見込の精緻
管理ができないため、
計画達成へのアクションが遅れた。
連結詳細セグメント情報のタイムリーな把握
事業計画達成に向けた生産・販売活動、
また現状のビジネスの結果を計画に
反映するPDCAサイクルの精緻な実行のためには、連結詳細セグメント情報の正確かつタイムリーな把握が欠かせません。
現状
詳 細セグメント別での販
売・損益情報が適時に把
握できないため販売機会
の損失が発生
販売
計画
改革後
事業
計画
金額ベースの連携のみで
数量ベースの連携がされ
ていないため目標達成に
向けた計画が不明瞭
グループベースでの生販在
を加 味した 計 画が 立 案
されていない ため 連 結
在庫が増加
生産
計画
詳細セグメントでの
販売情報を事業計
画へフィードバック
売上高成長率の向上
販売
計画
事業
計画
連結
セグメント
情報
グループベースでの
生販在情報を加味
した生産販売計画
の立案
連結在庫削減
金額・数量ベースで
の事業計画との連携
計画達成率の強化
生産
計画
3つの経営管理サイクルと提供ソリューション
連結詳細セグメント情報をタイムリーに把握し、適切な経営管理プロセスを実現するためには、中長期的な戦略を
実行する
「戦略管理サイクル」
と、中長期的な戦略を組織に配分し管理を行う単年度の
「組織管理サイクル」、
さらに業務実行を管理する
「業務管理サイクル」
という3つのサイクルが連携して実行される必要があります。
そして
これら3つのサイクルの最適な実行と連携を可能にするのがグローバル経営管理ソリューションです。
KPI定義による
見える化構想支援
連結経営管理
システム構想策定
外部ステークホルダ
戦略計画
分析評価
<戦略管理サイクル>
年度予算予測
経営管理情報
<組織管理サイクル>
統 合
<業務管理サイクル>
統 合
分析評価
年度予算予測
業務データ
購買
製造
物流
販売
サービス
マーケティング
グローバル経営
管理ダッシュボード
連結経営管理システム構想策定
お客様の課題
想定される効果
経営管理プロセスにおいて情報把握やプロセスに
課題が生じているが全体の計画が策定されていない
● プロジェクト実施の全体費用・効果の把握
●
●
現状の把握と課題解決の方向性を定義
他のプロジェクトを踏まえたスケジュールの策定
ご提供ソリューションの特長
● ERPのグローバル統合など、
IBM自身の経験を踏まえたグローバル経営基盤の計画策定
● 目標達成に向けた、
I
FRS対応や人財管理など多岐にわたる領域のソリューションを提供
KPI定義による見える化構想支援
お客様の課題
想定される効果
どのような指標を把握して管理していくかが明確に
定義されていない
●「コクピット・マネジメント」
の実現
●
●
経営目標達成にむけた経営管理プロセスの強化
指標標準化による経営情報の精度向上
ご提供ソリューションの特長
●
業界KPIテンプレートをベースとした短期1ヶ月での指標定義と今後の展開プランの作成
● KP
I定義、
およびそれらを活用するプロセス・システムを含めた構想の策定
グローバル経営管理ダッシュボード
お客様の課題
想定される効果
グローバルでの経営管理情報を適時に把握する仕組み
が整備されていない
● システム短期導入によるコスト削減
● システム活用定着化による管理プロセスの高度化
●
管理数値一元化によるレポート作成工数低減
ご提供ソリューションの特長
連結財務情報、予算策定、
シミュレーション、着地点管理といった経営管理プロセスに必須な機能を
1つのシステムで実現
● パッケージベースでのグローバル経営管理システムの短期・低価格での導入
●
グローバル経営管理ダッシュボード
■ ダッシュボードの主要機能
共通
連結セグメント別損益 ※オプションにより追加設定可能
■ 日本語および英語の表示が可能、
マスターの追加により他の言語
■ 会社軸、
事業軸、
地域軸、
顧客軸、
製品軸等を自由に設定可能
にも対応可能
■ 他の通貨でも表示が可能
■ 全てのデータで予実比較が可能
■ Webベースでの使用が可能
■ 配賦処理を豊富な関数のルール設定により可能
■ 連結標準原価設定による、
製品別連結原価計算が可能
予算策定・シミュレーション
■ ワークフロー機能により、
承認・ステータス確認の予算策定プロセス
経営ダッシュボード
■ 異常値に対するアラー
トシグナルの表示が可能
の自動化が可能
■ 四半期・半期単位での着地点管理が可能
■ インメモリ上に実装されたCognos TM1キューブにより、
リアルタイム
のシミュレーションが可能
※ Cognos TM1とは、グローバル経営管理ソリューションの中核となるIBMソフト
連結財務諸表
ウェアです。
■ 成長性、
収益性、
効率性、
生産性、
安全性の指標を標準出力
■ 簡易連結処理により、
P/L・B/S・C/Fの作成が可能
■ 計画レー
トと実績レートによる連結財務諸表の出力が可能
■ グローバル経営管理ダッシュボードの実現イメージ
子会社からの情報収集 ● セグメント別売上・原価情報 ● 単体財務諸表 ● 単体予算情報
グローバルベースでの詳細情報を把握といった過去の
情報だけではなく、予算策定・シミュレーションといった
未来の情報作成にも対応しています。
日本
ヨーロッパ
北米
計画・
実績情報
計画・
実績情報
Webによる多言語・
多通貨での情報開示
計画・
実績情報
コードマッピング機能
コードマッピング
による収集・集計
シミュレーション
予算策定
顧客
実現要件
地域
連結PL・BS・CF
連結セグメント別損益
● 経営ダッシュボー
ド
● 予算策定
● 着地点管理
● 損益シミュレーション
●
●
製品
連結財務諸表
連結セグメント別損益
連結KPI
グローバル経営管理システム
* IBM、IBMロゴ、ibm.com、および Cognos は世界の多くの国で登録された
International Business Machines Corporation.の商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点でのIBM商標リストについては www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。
* 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
「グローバル経営管理ソリューション」
についての詳細情報のお問い合わせは、
弊社営業担当員まで。
●このカタログの情報は2011年4月現在のものです。仕様は予告なく変更される場合があります。
●記載のデータはIBM社内の調査に基づくものであり、全ての場合において同等の効果が得られる
東京都中央区日本橋箱崎町19-21
〒103-8510 ことを意味するものではありません。効果はお客様の環境その他の要因によって異なります。●製品、
04-11 Printed in Japan
サービスなどの詳細については、弊社営業担当員にご相談ください。