記者発表会 Press Conference - JIAM2016 OSAKA 国際アパレル機器

記者発表会 Press Conference
2015年03月27日(金)中国・東莞 DTC 2015会期中 於、嘉华大酒店
一般社団法人 日本縫製機械工業会
th
27 March, 2015, during DTC 2015 in Regal Palace Hotel – Dongguan, China
Japan Sewing Machinery Manufacturers Association
一般社団法人日本縫製機械工業会
専務理事 湯原 孝志
Takashi Yuhara - Managing Director
Japan Sewing Machinery Manufacturers Association
(株)ナードイン ターナショナル
讯通展览公司
代表 中川 敦夫
Mr. Raymond Chau
Paper Communication
Mr. Atsuo Nakagawa
Exhibition Services
Naad International
JIAM 2016 実行委員長補佐役
中野 昭
Mr. Akira Nakano
Assistant Chairman
JIAM 2016 Executive Committee
中国語通訳
Translator
◆JASMA・湯原専務理事 挨拶
「JIAM 2016 OSAKA 国際アパレル機器&繊維産業見本市」は、-革新的ソリューションと高度加工技術- をテ
ーマに 2016 年 4 月 6 日から 9 日までの 4 日間、インテックス大阪で開催いたします。DTC 展に出展されてい
る中国、台湾、アセアン諸国を初めとするアジア地域の皆様にぜひ JIAM に出展や来場していただきますようお
願いいたします。私からは JIAM2016OSAKA の魅力についてお話ししたいと思います。
その前に JASMA についてご説明させていただきますと、1992 年に 4 団体(工業用、家庭用、部品、輸出)
が統合されて現在に至っています。JASMA は、JIAM 展を 3 年~4 年毎に開催しておりますが、この他に、小学
生、中学生、高校生を対象にして、ミシンを使った作品を募集して表彰する事業を毎年実施しています。子供達
にミシンを使ったモノ作りの楽しさを通して、ミシンを身近なモノにしてもらおうという試みを今年で 35 回重
ねています。いつも驚かされるのですが、想像性豊かなすばらしい作品が多数集まっています。
これまでの JIAM については、日本発の最新技術の縫製機器を出展対象とした国際見本市であり、日本での開
催は過去9回実施し、シンガポールで1回実施しました。中国、東南アジアなど世界各国から縫製業者が来場の
前回 JIAM2012 の実績は 2,700 人です。
繊維産業を取り巻く状況ですが、世界のアパレル製品生産の概ね 50%を占めていた中国からアセアン地域を
中心としたアジア各国に移ってきています。人件費の問題や労働力の確保など課題はあるものの、世界全体で考
えると、アパレル製品生産は、今後も人口の増加や経済成長によって、ゆるやかに拡大していくと思っています。
そういう意味で繊維素材、染色加工、縫製機械に対するニーズはむしろ高まっていくのではないかと考えていま
す。
今回の JIMA2016 OSAKA は、名称を「国際アパレル機器&繊維産業見本市」と変更したように、アパレル・
繊維産業・服飾・生活空間に亘る繊維加工全般を出展対象として開催します。今回のテーマ「革新的ソリューシ
ョンと高度加工技術」については、例えば、新素材やデザインに対応するミシン、延反機、裁断機などの他、情
報技術を活用した CAD/CAM 製品、プリンテング製品など革新的な技術をもった製品やソリューションが多数出
品されます。生産拠点であるアジアの国々における人件費上昇や人手不足に対する課題解決に答えられる自動化
や省力化のニーズにお答えすることができると考えております。また、同時に繊維産業に係わる、副資材やアパ
レル関連の併催展の開催も予定しておりますので、出展者と来場者双方にビジネスマッチングの機会があると思
います。
現在、JIAM2016 OSAKA の主催者企画としてテーマゾーン、セミナー/シンポジュームを検討しています。
繊維産業に係わる方々の課題やニーズに応えることが可能な展示会となると考えております。是非とも、出展、
ご 来 場を い ただ けま す よう お願 い 申し 上 げま す。 最 後に 、 この よう な 機会 をご 提 供い た だいた Paper
Communication INC を初め、関係者各位に感謝申し上げるとともに、この場にお集まりの皆様の益々の発展を
お祈りしまして私の挨拶と致します。
PPC・Mr. Raymond から「開催概要等詳細については、お手元に配布したパンフレットを参照していただきた
い」旨を申し伝え、質疑応答に入った。
Q:出席の記者から「世界各地で開催されている展示会とこの JIAM との違いや開催の狙いは何か?」
A:本年 5 月に開催される『Texprocess』はドイツやイタリアメーカーが欧州市場を見据えており、9 月に上海
で開催される『CISMA 2015』は世界最大の展示会で来場対象は中国が主であり、この DTC 展は地域性(皮革な
ど)を踏まえた展示会である。そして来年 5 月には米国で『Texprocess Americas』が開催されるが、この JIAM
2016 の展示規模は約 2 万 4,000 平方メートルで、来場予定者数は 3 万人を予定。とりわけ、南アジアや東南ア
ジアを中心とした海外からも 5,000 人の来場者誘致を目指している。JIAM 2016 へは JUKI, Brother, Pegasus,
Yamato, Kawakami, Hashima など JASMA 主要メンバーがこぞって出展し、日本の革新技術、製品を体感できる
場として開催する。また『国際副資材総合展』と『FBS 展』などの関連見本市の併催を予定しており、RFID に
特化した併催展も検討中である。
また、『展示特別支援制度』では、開催テーマに沿った革新的な自社新製品・技術・サービスの実演・展示を
目的として出展する企業や新規出展企業を対象に、無償小間の提供などの支援を実施する。また、早期割引は
2015 年 6 月末までである」と付け加え、最後に「JIAM 2016 は来年 4 月に開催するが、4 月の大阪は桜が満開
で素晴らしい。Day Time は展示会、アフターファイブは綺麗な桜が楽しめます」と申し添えた(中野)。
写真提供:近代縫製新聞社
DTC 2015 第 16 回東莞国際繊維及び製衣産業展
The 16th China (Dongguan) International Textile & Clothing Industry Fair
JASMA ブース
写真提供:近代縫製新聞社