株式会社ハローズ 2015年2月期 決算説明会 代表取締役社長 佐藤 2015年4月16日 利行 目次 1.第57期経営環境 2.第57期業績概況と取組み 3.長期ビジョン 4.第58期の取組み 5.第58期業績予想 第57期経営環境 ■外部環境 アベノミクス効果で景気回復基調 円安にともなう物価上昇 復興需要、五輪期待での資材高騰 ■国内個人消費 消費税率引上げにともなう駆け込み需要と反動減 簡便性商品への需要増加 少量目、低価格志向の継続 ■競争環境 商圏内でのディスカウント型SMの出店増加 他業態、異業種との食品販売競争 集客・価格競争の激化 1 第57期業績概況 ■2015年2月期の業績 第56期 14年2月末 百万円、% 第57期 前期比 伸び率 15年2月末 計画比 前期比 伸び率 計画値 計画比 営業収益 90,624 7.6 95,660 5.6 97,600 98.0 売上高 87,906 7.6 93,016 5.8 95,000 97.9 営業利益 3,047 19.5 3,445 13.1 3,330 103.5 経常利益 2,969 20.3 3,354 13.0 3,240 103.5 当期純利益 1,791 27.1 2,099 17.2 1,950 107.6 2 業績の推移 27期連続の増収 売上高(億円) 売上高 店舗数 経常利益 900 800 経常利益(億円) 30 経常利益 25 700 600 500 400 31 34 37 41 45 48 52 56 61 64 300 20 15 10 200 5 100 48期 49期 50期 51期 52期 53期 54期 55期 56期 57期 3 売上高の月次推移 ■既存店売上高の前年比 110% 増税後の 反動減 冷夏の 影響 競合店新規 OPの影響 105% 100% 95% 消費税増税前 駆け込み需要 90% 前期 売上高 当期 売上高 前年比 14/3月 4月 5月 13/3月 6,895 14/3月 7,283 105.6% 4月 6,734 4月 6,328 94.0% 5月 6,972 5月 7,045 101.0% 6月 6月 7,134 6月 6,969 97.7% 7月 7月 7,394 7月 7,203 97.4% 8月 8月 7,847 8月 7,675 97.8% 9月 9月 7,268 9月 7,025 96.7% 10月 10月 7,198 10月 7,099 98.6% 11月 11月 6,870 11月 7,058 102.7% 12月 15/1月 12月 14/1月 8,386 7,185 12月 15/1月 8,214 7,217 98.0% 100.5% 2月 2月 6,806 2月 6,754 99.2% 合計 86,693 合計 85,875 99.1% 4 第57期の取組み 北島店 平成26年6月6日 徳島県板野郡 新規出店3店舗 いずれも 600坪・標準店舗 円座店 夢前台店 平成26年11月23日 香川県高松市 平成27年2月6日 兵庫県姫路市 5 第57期の取組み ■第57期末時点の店舗展開 標準店舗 600坪型・・・66%、NSC・・・80% 類 型 別 店 舗 数 NSC 売場面積 県別 600坪 型 店 舗 類 型 450坪 型 300坪 型 広島 岡山 香川 愛媛 徳島 兵庫 広島 岡山 香川 広島 岡山 6 16 9 4 1 1 8 1 1 3 1 2015年2月期末現在 フリー 1 1 2 1 1 2 3 2 51 80% 13 20% 計 6 17 10 6 2 1 9 3 1 6 3 比率 42 66% 13 20% 9 14% 64 100% * 全体の80%超がNSCであり、売場面積450坪以上が86%である。 57期末で平均売面 539坪、店舗年齢 6.5歳。 6 第57期の取組み ■庭瀬店、連島店の大型改装 リニューアルで店舗の魅力アップ 省エネ機器、床材変更でランニングコスト低減 その他15店舗の小改装 ■8月 岡山県立大学との共同開発弁当第2弾 「栄養バランス弁当」第2弾販売開始 お弁当・お惣菜大賞2015 「優秀賞」受賞 ■販売促進企画 価格据置宣言、500品目値下宣言、低価格最善選 7 第57期の取組み ■プライベートブランド商品開発 2015年2月末PB実績 第56期 品目数 売上高 構成比 (%) 第57期 品目数 増減 売上高 構成比 (%) 品目数 売上高 構成比 (%) ▲ 0.1 生鮮食品 141 1.2 147 1.1 +6 ドライグロサリー 651 6.3 684 6.5 +33 0.2 その他(ギフト詰合せ) - 0.6 - 0.6 - 0.0 PB商品合計 792 8.1 831 8.2 +39 0.1 8 長期ビジョン 瀬戸内商勢圏180店舗・3000億円構想 「地域一番お客様貢献店作り」・「元気が出る会社作り」 岡山商勢圏 兵庫商勢圏 早島物流センター 広島商勢圏 愛媛商勢圏 香川商勢圏 徳島商勢圏 9 第58期の店舗展開 岡山県 1店舗 広島県 2店舗 兵庫県 1店舗 愛媛県 1店舗 5店舗の新規出店 第58期末 計69店舗 10 第58期の店舗展開 NSC基本フォーマット(夢前台モデル) 敷地内 レイアウト スーパーマーケット 650坪 ドラッグストア 350坪 100円均一ショップ 250坪 11 第58期の店舗展開 投資コストを削減したNSCづくり(投資スキーム) ( ドラッグ バラエティ ハローズ 衣料等 4.5億円 デベ→ハローズ (土地転々借) ハローズ→デベロッパー会社 (土地転貸) *開発・造成費 投資コスト削減 キャッシュフロー改善 テナントリスクなし ) 地権者→ハローズ (土地賃借) 総投資額 約4.5億円 約6割ダウン ー 新 規 ス キ 土 地 転 貸 ・ 転 々 借 型 ( ム ) 土 地 転 貸 型 ドラッグ バラエティ ハローズ 4.5億円 ハローズ→出店者 (土地転貸) *開発・造成費 3億円 地権者→ハローズ (土地賃借) 総投資額 約7.5億円 建 物 賃 貸 型 ) ム 約3割ダウン ( ー 従 来 ス キ 衣料等 投資コスト削減 キャッシュフロー改善 テナント退去リスク有 ドラッグ バラエティ ハローズ 衣料等 (建物賃貸) 1億円 (建物賃貸) 1.5億円 4.5億円 (建物賃貸) 1億円 地権者→ハローズ (土地賃借) 投資コスト過大 キャッシュフロー悪化 テナント退去リスク大 *開発・造成費 3億円 総投資額 約11億円 12 物流戦略(ビジネスモデル概念図ロジスティクス観点) ハローズのSCM(良い品をより安く販売) 開発・調達 ◎PB委託製造 ◎PB開発輸入 情報共有 ◎早島物流センター ◎フローズンセンター ◎坂出低温センター 情報共有 エコセンター ◎24時間営業 ◎標準化店舗 ◎チェーン展開 NSCデベロッパー 低価格 ◎産地開発 店 舗 物流センター 高品質 ハローズのSCM(製造から販売までの一括プロデュース) 中間コストを削除し、お客様の要望に対応する→高品質低価格を実現 集荷・保管・配送 ○卸 ○市場 ○商社 ○仲買 販 売 中間 コスト 業 種 国内・海外 ○製造・食品メーカー ○農林・畜産・水産業 中間 コスト 製造・生産・収穫 ○小売業 高価格 機能 一般的な流通の仕組み(中間流通コスト発生→価格が高くなる) 顧 客 満 足 向 上 一 般 消 費 者 13 3000億円を見据えた物流戦略 西条IC 早島IC 112.2㎞ 1h24m 加古川北 114.6㎞ 1h26m 岡山商勢圏 早島物流センター 兵庫商勢圏 明石海峡大橋 広島商勢圏 瀬戸大橋 大鳴門橋 しまなみ海道 香川商勢圏 徳島商勢圏 愛媛商勢圏 いよ西条IC 120.1㎞ 1h32m 早島IC 121.1㎞ 1h39m 鳴門IC 14 商品開発(ハローズセレクション) 58期計画:170品目の開発 売上高構成比8.5% 8.5 1100 1000 8.1 売 8.2 上 高 8.0 構 7.8 成 比 7.6 ( 1000品目 % ) 600 764品目 700 831品目 800 8.4 8.2 8.0 792品目 品 目 数 900 8.6 7.4 7.2 500 55期 56期 57期 58期 15 第58期の施策 具体的施策 内容 DVOSの運用 仕入原価の引き下げ デリカセンター改善 炊飯ラインの導入 現金外決済の導入 電子マネー(ハロカ)・クレジット EDLP販促企画 年間EDLP企画 棚割変更システム 商品回転率を基に棚割変更 自動発注の運用 発注精度の向上、店舗作業の軽減化 EIP連携強化 (島、エンド 等) 販売計画と店舗への納品法式の変更 レジ精算業務の省力化 レジ精算業務の効率化、生産性向上 商談システムの変更 14W・4W・1Wの商談システム 女性管理職の登用 優秀な人財の登用と環境整備 教育体制のブラッシュUP 階層別教育強化 効果 荒利益増加 売上高増加 生産性向上 売上高増加 生産性向上 新規取り組み課題 の着手 従業員の活性化 16 DVOS 現状 取引額20億円 ベンダー様A 取引額15億円 各サプライヤ ベンダー様B 取引額10億円 ベンダー様C 問屋便 問屋便 ハローズ 物流 センター 問屋便 DVOS運用 取引額35億円 集約 各サプライヤ ベンダー様A 取引額10億円 ・ベンダー様集約中間コスト削減 ・マスメリットにより原価低減 直接取引増加 ハローズ 物流 センター 貢献利益2億5千万円 17 SCM情報連携と52WMDシステム 店 舗 商品回転率 商品回転率 13・4・1W商談 EIPと連携 HLC 棚割システム 棚割システム 新商談システム EDLP売場 (WMS・TMSコスト削減) 物流ABC・KPI管理 入 荷 保 管 出 荷 最適発注 需要予測自動発注 WMS・ TMS 入荷データ LSP メーカー・ ベンダー様 ドライ統括部 生産性改善 積付け ケース繰上 出荷頻度 車両台数 需要予測 自動発注 棚割変更:12万人時減、自動発注:10万人時減、EIP:ドライ売上2%増 18 第58期 業績予想 新規出店、MD力強化、既存店の活性化 百万円、% 第58期 業績予想 前期比( %) 100,000 104.5 97,200 104.5 営業利益 3,672 106.6 経常利益 3,552 105.9 当期純利益 2,222 105.8 営業収益 売上高 19 瀬戸内商勢圏180店舗3000億円構想に向けて 第62期 2020年100店舗1500億円挑戦 第58期 1000億円達成 画 人財育成計画 計 組 織 開 発 営 N F 進 化 出 店 計 画 売上・ 利益計画 経 69店舗 20 ご照会先 ハローズ 電話 経営企画室 :086-483-2781 FAX:086-483-1117 ホームページ http://www.halows.com/ 当資料は、あくまで株式会社ハローズをより理解していただくためのものであり、当資料に記載されたいかなる情報 も、弊社株式の購入や売却を勧誘するものではなく、またこれらに関する投資アドバイス目的で作成されたものでもあ りません。また、当資料に記載されている弊社の計画、戦略、確信等のうち、歴史的事実でないものは、将来の実績 等に関する見通しです。 これらは、現在入手可能な情報から得られた株式会社ハローズの経営陣の判断に基づくものであり、経営環境の変 動等のリスクや不確定な要因を含んでおります。そのため、実際の業績につきましては、これらの見通しと大きく異な る結果となることがあり得ます。従いまして、投資に関する決定は、ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 21 MEMO 22
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