京都エコノミック・ガーデニング 支援強化事業 <一般型> -新商品・新サービス開発や新分野進出 を支援する補助金制度- 平成27年度 応 募 要 領 公益財団法人京都産業21 はじめに(京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業とは) 1 趣 旨 京都経済を取り巻く状況は、様々な変化が進行しており、グローバル経済が大前提となった現在においては、 TPP 交渉、新興諸国における技術の高度化、為替変動等の要因に加え、電気料金問題、人口減少に伴う経済規模縮 小の懸念等、社会事情も京都企業の事業活動に大きく影響する状況にあります。 こうした中、京都経済の更なる活性化、発展のためには、精緻なものづくり技術の集積や、伝統に培われた文 化との融合や産学公連携などの京都の強みを活かしながら、地域の中小企業を地域でしっかり支援する産業政策 の展開が必要と考えています。 本事業はこのような考えのもと、地域の企業が成長する環境をつくる「京都版エコノミック・ガーデニング」 と称する産業育成施策の一貫として、京都府の補助を受けて創設したものです。 様々な業種・業態の京都企業の皆さまを対象に、販路開拓活動、小売サービスの商品開発、本格的な試作・研 究開発、設備投資等、より多くの事業計画に対応し、計画段階から本格展開まで一貫支援するパッケージ型の支 援制度を、伴走型支援の下で展開することで、京都企業の皆さまの活動を応援し、地域経済の活性化を図ること を目的としています。 2 制度概要 京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業は、多様な事業形態(企業単独やグループ)や事業化の段階(計 画~本格展開)に対応できるよう、以下の3つの支援メニューを設けています。複数年度にわたる段階的な活用 もできますので、企業の皆さまの実情に応じて、3つの支援メニューを適宜組み合わせてご活用ください。 ア 一般型 企業単独での新たな商品・サービスの開発や販路開拓、新分野進出等を支援(1年~2年)。 イ 研究開発型 企業間連携や産学連携などの共同研究グループを対象に、本格的な製品開発を支援(1年~3年) ウ 設備投資型 本格生産段階等で必要となる設備投資を支援(1年~2年) 2 京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業<一般型> 平成27年度応募要領 第1 応募資格、対象事業、補助率、評価内容等 1趣 旨 自社独自の強みを活かし、新商品・サービス・ビジネスモデル等(以下「商品等」という。 )の開 発、新分野進出等の新規事業に取り組む中小企業者を対象に、その推進に要する費用の一部を助成 するとともに、支援機関等による伴走支援を通じ、京都経済の次代を担う新産業・新事業の創出に より、地域経済の活性化を図ることを目的としています。 2応募資格 京都府内に本社又は事業所を置く中小企業者(別表1に掲げる個人又は会社及び別表2に掲げる 組合等)であって、新規事業に取り組むものです。但し、別表3に掲げる者は対象となりません。 また、中小企業応援隊(第2の2(3)記載)の継続的なサポートがあることが要件です。 3区 分 事業可能性調査コース 事業トライアルコース (注1)同一事業計画で、同じコースを複数回適用することはできません。 (注2)同一事業計画で、事業トライアルコースと<設備投資型>に同時に応募できます。 (注3)異なる事業計画であっても、同一年度に別表4の記載の補助事業の重複適用を受けることはできません。 4対象事業 自社の強みを活かした新規事業計画の見 自社の強みを活かした優位性又は差別化要素を備 極め及びブラッシュアップのためのテスト えた新規事業に関する需要開拓の取組であって、次 マーケティングの取組であって、次に掲げる に掲げるもの もの ・市場調査 ・試作・開発、商品等の改良 ・情報発信・広報宣伝 ・販路開拓 等 (注4)京都府内の本社又は事業所で実施する必要があります(一時的な販路開拓活動や実験店舗等を除く。)。 5対象経費 6対象期間 提案事業の実施に直接必要な経費のうち、別表5の記載の経費を基本とします。 原則として補助金交付決定日から 12 月間 原則として補助金交付決定日から 24 ヶ月間 (注5)補助対象期間内に、原則として発注・契約、納品・支払をしたものが支援対象です。 (注6)初年度に支払が発生することが必要です。 7補 助 率 補助対象経費の1/2以内 (注7)補助金は予算の範囲内で交付し、申請多数の場合等は、補助金減額又は不採択となることがあります。 8支援規模 9評価内容 100 万円以内 (1)テストマーケティングの目的妥当性 100 万円以上 1,000 万円以内 (1)新規事業の実現性 ①提案事業者の課題・強みが明確で、新商品等の開 発等の新規事業の目的が合致しているか。 ①想定する市場が明確で、そのアプローチ方法について具体 的に検討しているか。 ②新規事業の課題・強みが明確で、テストマーケテ ィングの目的が合致しているか。 ②商品等の特性(機能・性能等)・価格等について具体的に 想定し、競合商品等との優位性又は差別化要素があり、現 在及び近い将来の市場動向から見て妥当であるか。 (2)テストマーケティングの実施体制 ③生産の方法・設備・材料確保、商品等の販売・広報、人材 ①試作品等の開発の方法・時期・規模等について具 体的に検討しているか。 の確保・育成等について具体的に想定し、補助対象期間内 に販売開始できる見込みがあるか。 ②テストマーケティングの方法・時期・規模等につ いて具体的に検討しているか。 (2)新規事業の持続性 ①予想売上高・経費等が妥当で、収益・採算が見込めるか。 ③補助対象期間終了時の到達目標について具体的 に検討しているか。 ②既存事業を含む提案事業者の事業全体から見て、新規事業 を継続するための経営資源(体制、資金等)、マネジメン ト力を有する、又はその確保のための戦略を有するか。 (3)新規事業への発展性 (3)新規事業の発展性 ①商品等の特性(機能・性能等) ・価格等について 具体的に説明できるレベルであり、競合商品等と の優位性または差別化要素があるか。 ①新規事業が提案事業者の課題を補うか、又は既存事業との シナジー効果を生むか。 ②地域経済の活性化、新規雇用創出等に寄与することが期待 されるか。 (注8)評価内容(1)(2)に重点を置いて評価します。 (注9)評価内容(1)に重点を置いて評価します。 (注 10)次の提案事業者(詳細は別表6)には審査の過程で考慮します。 10 採択予定 ・元気印認定、経営革新承認を受けたものの計画期間中の計画 ・元気印認定、経営革新承認(平成 19 年度以降)、知恵の経営認証を受けたものの新規事業計画 20 件程度 10 件程度 3 第2 実施手続 3 1全体フロー 次のとおり、事業の提案、審査を経て採択し、各年度別に交付申請及び実績報告を行っていただ きます。また、現地レビュー又は中間評価並びに事後評価を行います。 事業者 ① ② ③ ④ 提 採 交 交 ( 概 案 択 付 付 算 申 決 払 請 定 ) 応援隊 経由 ⑤ 実 績 報 告 ⑥ 額 の 確 定 ⑦ 精 算 払 事業可能性調査コース 2年度目 (③~⑦繰り返し) ⑧現地レビュー ⑨中間評価 事業トライアルコース 2年度目・3年度目 (③~⑦繰り返し) 推薦書添付 ⑩ 事 後 評 価 公益財団法人京都産業21 2応募手続 (1)募集期間 平成27年5月1日(金)~7月13日(月) (2)提案書類 別表7記載の書類を提出してください。様式は次の URL からダウンロードできます。 (公財)京都産業 21 ホームページ http://www.ki21.jp/eg_ippan/ (注 1)提案書及び事業計画書等の作成書類は、A4判、片面印刷で提出してください。 記入は内容の正確を期すため、Word、Excel を使用し、判読し易く作成してください。 提案書及び事業計画書は日本語で作成してください。 (注2)提出書類は評価、採択、管理等の本事業に必要となる一連の業務遂行のためにのみ利用し、 提案事業者の秘密は保持します。なお、提案書等の返却はいたしません。 (注3)提出書類に不備がある場合又は受領後の精査の結果、応募資格がないことが判明した場合には、 評価対象とならないことがありますので、ご注意ください。 (3)提 出 先 中小企業応援隊(最寄りの商工会・商工会議所、京都府商工会連合会、 京都府中小企業団体中央会、公益財団法人京都産業21) <郵送不可> 本補助制度では、対象事業が適正かつ効果的に進められるように、中小企業応援隊の継続的な サポートがあることを要件としています。事業計画、支援計画等についてよくご相談ください。 中小企業 (公財)京都産業21 企画総務部補助金支援グループ 電話 075-315-8935 〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町 134 京都府産業支援センター内 応 援 隊 その他の 相 談 先 3評価方法 (公財)京都産業21北部支援センター 電話 0772-69-3675 〒627-0004 京都府京丹後市峰山町荒山 225 最寄りの商工会・商工会議所、京都府商工会連合会、京都府中小企業団体中央会 京都府山城広域振興局農林商工部商工労働観光室 電話 0774-21-2103 〒611-0021 宇治市宇治若森 7 の 6 京都府南丹広域振興局農林商工部商工労働観光室 電話 0771-23-4438 〒621-0851 亀岡市荒塚町1-4-1 京都府中丹広域振興局農林商工部商工労働観光室 電話 0773-62-2506 〒625-0036 舞鶴市字浜 2020 京都府丹後広域振興局農林商工部商工労働観光室 電話 0772-62-4304 〒627-8570 京丹後市峰山町丹波 855 京都府商工労働観光部ものづくり振興課 電話 075-414-4851 〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入る 事業可能性調査コース 事業トライアルコース 書面評価 書面(1 次)評価、プレゼンテーション(2 次)評価 (注4)外部有識者等で構成される意見聴取会で行います。意見聴取会は非公開で行われ、評価経過及び結果に関する お問い合わせには応じられません。また、評価において、必要に応じて(公財)京都産業21又は京都府関係者等 がヒアリング等を実施することがあります。また、その際、追加資料の提出を求めることがあります。 4採 択・ 資金支援 5伴走支援 進捗管理 6実 績 (1)採択された提案事業者には補助金交付申請に基づき補助金を交付決定します。なお、事業採択及 び補助金交付決定により必ずしも資金支援額が確定するものではありませんので注意願います。 (2)支払は精算払を基本としますが、必要に応じて概算払を請求することができます。請求額は、採 択後に計画を基に個別協議の上決定し、事業終了後の完了検査に合格する必要があります。 (3)その他、別表8記載の留意事項にご留意ください。 (1)事業期間中、中小企業応援隊が多方面にわたる情報提供、経営戦略・事業方針に係る助言、広報 やマッチングなど、事業計画の実現に向けたきめ細やかな支援を行います。 (2)その他、別表9記載の現地レビュー、中間評価、事後評価等も行います。 (1)各年度末及び補助事業終了後に、実績報告書を提出していただきます。 (2)成果の帰属については、別表 10 記載の留意事項のとおりとします。 4 別表1 対象となる個人又は会社 資本金基準、従業員基準のいずれか一方を満たす個人又は会社(注1) <資本金基準> 主たる事業を営んでいる業種(注 2) 資本金の額又は 出資の総額 製造業、建設業、運輸業その他の業種(下記以外) 3億円以下 ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及びチュ 3億円以下 ーブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く) 卸売業 1億円以下 サービス業(下記以外) 5千万円以下 ソフトウェア業又は情報処理サービス業 3億円円以下 旅館業 5千万円以下 小売業 5千万円以下 (注1)株 式 会 社 、 合 同 会 社 、 合 名 会 社 、 合 資 会 社 、 相 互 会 社 、 有 限 会 社 (注2)統計法(平成19年法律第53号)第2条第9項に規定する日本標準産業分類による。 (注3)常時使用する従業員には、事業主、法人の役員、臨時の従業員を含まない。 <従業員基準> 常時使用する 従業員の数(注 3) 300人以下 900人以下 100人以下 100人以下 300人以下 200人以下 50人以下 別表2 対象となる組合等 (1) 企業組合 (2) 協業組合 (3) 事業協同組合、事業協同小組合、協同組合連合会 (4) 商工組合 (5) その他の法律により設立された組合及びその連合会 (6) 有限責任事業組合 (注) 組合事業のうち、営利目的で実施する事業が補助対象となる。 別表3 対象とならない者 次のいずれかに該当する者は対象となりません。 (1)いわゆる「みな ア 発行済株式の総数又は出資金額の2分の1以上が同一の大企業(別表1に該当しない会社)の所有に し大企業」に該当 属している。 する場合 イ 発行済株式の総数又は出資金額の3分の2以上が複数の大企業の所有に属している。 ウ (2)不正経理・受給 及び税の滞納等が ある場合 (3)その他 大企業の役員又は職員を兼ねている者が役員総数の2分の1以上を占めている。 国や他の自治体等による補助金等において不正経理や不正受給を行ったことがある場合及び法人税等 の滞納がある場合は原則応募資格がありません。 次のいずれかに該当するときは対象となりません。 風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号)に定める風俗営業を営む と認められるとき。 イ 役員等(個人である場合はその者を、法人である場合はその役員又は事業所の代表をいう。以下、同 じ。)が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 23 年法律第 77 号。以下「暴力団対 策法」という。)第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)であると認められる とき。 ウ 暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員が経営に実 質的に関与していると認められたとき。 エ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもっ て、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められるとき。 オ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直接的あるいは 積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与していると認められるとき。 カ 役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認められるとき。 キ 下請契約又は資材、原材料の購入契約その他の契約にあたり、その相手方がイからカまでのいずれ かに該当することを知りながら、当該者と契約を締結したと認められるとき。 ク 対象事業者が、イからカまでのいずれかに該当する者を資材、原材料の購入契約その他の契約の相 手方とした場合(キに該当する場合を除く。)に、 (公財)京都産業21が対象事業者に対して当該契 約の解除を求め、対象事業者がこれに従わなかったとき。 ケ 本社又は事業所の府外移転を行う(検討開始を含む。 )ことが明確なとき。 ア 5 別表4 重複適用できない補助事業 (1) 中小企業R&D支援事業 (2) みやこ構想セカンドステージ加速化推進事業 (3) 中小企業開業支援事業 (4) 京都産業立地戦略21特別対策事業(同一事業所内の設備投資で、受給後5年を経過しない場合) 別表5 補助対象経費 補助対象経費は、提案事業の実施に直接必要な経費のうち、次のものを基本とします。 費目 例示 報償費 専門家謝金、技術コンサルタント料 旅費 専門家旅費、役員・従業員旅費(販路開拓にかかるものに限る。) 、アルバイト旅費(事業実施に伴 う短期アルバイトに限る。 ) 需用費 消耗品費、印刷製本費、 役務費 通信運搬費、広告料、手数料(知的財産権等の導入に要する経費等)通訳料、翻訳料、保険料、 委託料 市場調査・試作設計・実験・試作・試験検査等の委託(大学等との研究研究を含む。 ) 、デザイン料、 外注加工費、システム(プログラム)開発、ホームページ制作 使用料及び 展示会等の会場費・出展料、機械装置・工具器具の借上・保守修繕、構築物(土地、建物及び建物 賃借料 附属設備を除く。 )の借上・保守修繕、店舗・貸会場(販路開拓・実験店舗等に使用するものに限 る。 )の借上・保守修繕、ソフトウェア・パソコン等機器導入費(事業実施に直接必要なもの) (注 1)補助対象期間終了日が展示会期間中となる場合には、別途、ご相談ください。 (注 2)補助対象期間中に支払ったリース料又は割賦料の総額を補助対象経費とします。なお、利息 等相当分は除きます。 (公財)京都産業 21 の設備リースの他、民間リース会社等を利用する場 合も同様の取扱いとします。 原材料費 試作等のための原材料費 財産購入費 機械装置・工具器具の購入・保守修繕、構築物(土地、建物及び建物附属設備を除く。 )の購入・ 備品購入費 保守修繕、ソフトウェア・パソコン等機器導入費(事業実施に直接必要なもの) 賃金 アルバイト賃金(事業実施に伴う短期アルバイトに限る。) (注 1)原則として補助対象期間中に発注・契約、納品、支払をしたものが対象です。 (注 2)親会社・子会社等への発注・外注を行うことは、原則として認められません。 (注 3)法人税法第 42 号第1項では、 「国又は地方公共団体の補助金又は給付金その他政令で定めるこれらに順ずる もの」で取得又は改良する固定資産を、いわゆる「圧縮記帳」の対象としていますが、本補助金は当てはま りません。 (注 4)一般事務など提案事業に直接関連しない間接的業務に伴う事務機器・ソフトウェア・外注費等の経費、量産 や本格販売など事業化段階における経費は補助対象外です。 [対象経費に含まれないもの(例)] ア 量産及び生産設備の増強等を目的とする設備投資(機械装置、器具の購入等。量産及び生産設備の導入・ 増強等については、別途、京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業<設備投資型>のご活用につき ご検討ください。 ) イ 土地、建物及び建物附属設備の購入、建造、改良、据付け、借用、保守又は修繕に要する経費 ウ 労務費、振込手数料、借入れに伴う支払利息、公租公課(消費税等)、建物の登記費用・官公署に支払う 手数料等 エ 飲食・接待費、税務申告・決算書作成等のための税理士等に支払う費用、その他公的資金の使途として 社会通念上、不適切と認められる費用 オ 華美なもの(必要以上に高価な什器、美術品等) カ 人件費(事業実施に伴う短期的なアルバイトを除く) キ 申請事業に直接関連しない業務に伴う建物・設備・ソフトウェア資産(顧客データベース、総務財務シス テム等)等 ク 事務機器(机、椅子、キャビネット等で直接申請事業の用に供しないもの) 6 別表6 注 12 記載の認定等企業 ・京都府中小企業応援条例に基づく研究開発等事業計画の認定(以下「元気印認定」という。 )及び中小企業の 新たな事業活動の促進に関する法律に基づく京都府知事による経営革新計画の承認(以下「経営革新承認」と いう。 )を受けた事業者であって、計画期間中のもの ・京都府中小企業「知恵の経営」実践モデル企業認証制度に基づく知事の認証、元気印認定及び経営革新計画承 認(平成 19 年度以降)を受けた者であって、新規事業計画を提案するもの 別表7 提案書類 ○印の書類を3部(正1部、副2部)提出してください。(◆)の書類は、1部は原本(押印したもの)が必要 です。コースごとに提出書類が異なるのでご注意ください。 書 類 名 ①事業可能性調査コース ②事業トライアルコース 法人・組合 個人事業者 法人・組合 個人事業者 ○ ○ ○ ○ ○ ○ - - - - ○ ○ ○ ○ - - - - ○ ○ ○ ○ ○ ○ 提出書類チェックシート 提案書(様式C1号-1) (◆) (◆) 作 提案書(様式C1号-2) 成 経費一覧表(様式C2号-1) 書 類 経費一覧表(様式C2号-2) 担当者連絡票(様式C3号) 推薦書(中小企業応援隊が作成) (様式C4号)(◆) 添 付 資 料 京都府中小企業「知恵の経営」実践モデル企業認証制度 に基づく認証を受けた知恵の経営報告書の写し、京都府 中小企業応援条例に基づく認定を受けた研究開発事業 計画の写し、又は「中小企業の新たな事業活動の促進に 関する法律」に基づき京都府知事から承認を受けた経営 革新計画の写し <該当する場合のみ> 法人登記簿謄本(履歴事項全部証明書。発行後3ヶ月以 内のもの) (◆) 直近1期分の決算書(貸借対照表、損益計算書、販売費 及び一般管理費の内訳書、製造原価報告書)の写し 直近1期分の確定申告書の写し 納税証明書(府税に滞納が無いことの証明書) (◆) (発行後3カ月以内のもの) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ - ○ - ○ - - ○ - ○ ○ ○ ○ ○ 別表8 採択に関連する留意事項 ア 事業の適正な進行管理を図るため、本事業の趣旨に合わない反社会的な行為や公的資金の投入にふさわしく ない資金使途が判明した場合、又は事業の継続・成果が期待できないと判断された時は、直ちに資金支援の打 ち切り等を行います。 イ 採択案件は、提案事業者との事前調整を経た上で、プレス発表など必要に応じて提案事業所名等を公表する 場合があります。 ウ 採択案件に係る経理について、その収支の事実を明確にした証拠書類を整理し、補助事業終了年度の翌年度 から5年度間は保存しなければなりません。 エ 購入した機器類、商品開発における試作品等は、補助事業以外の目的には使用できません。事業終了後に生 産設備としての利用や製品としての販売は、予め(公財)京都産業21の許可を得ることで可能です。 オ 補助事業者は、本事業により取得した財産を(公財)京都産業21理事長の承認を 受けないで、補助金の交 付の目的に反して使用し、譲渡し、交換し、貸し付けし、又は担保等に供することはできません。 カ 補助事業者は、補助事業が終了した後であっても、取得価格または効用の増加価格が50万円以上の取得財 産を処分しようとするときは、(公財)京都産業21理事長の承認を受けなければなりません。財産処分を行っ た際、当該取得財産を処分したことによる収入があったときは、その収入の全部又は一部を納付しなければな りません。 7 別表9 進捗管理に関連する留意事項 (1) 現地レビュー(進捗ヒアリング。事業可能性調査コース) 年1回程度、採択事業者を訪問し、事業進捗状況等について確認します。その際、事業計画の大幅な変更が 認められる場合や計画全体の大幅な遅延等が予測される場合には、支援継続にあたり計画変更を求めたり、資 金支援の打ち切り、支援金額の減額がなされることがありますので、ご留意ください。 なお、実施時期は採択事業者と協議の上、決定します。 (2) 中間評価(事業トライアルコース) 事業進捗状況等について、外部有識者等で構成される評価委員会によって中間評価を行います。 その際、事業計画の大幅な変更が認められる場合や計画全体の大幅な遅延等が予測される場合には、支援継 続にあたり計画変更を求めたり、資金支援の打ち切り、支援金額の減額がなされることがありますので、ご留 意ください。 なお、実施回数は年1回程度とし、実施時期は採択事業者と協議の上、決定します。 (3) 事後評価(ステップアップ制度) 補助事業期間終了時には、事業可能性調査コースについては(公財)京都産業21によって、事業トライアル コースについては外部有識者等で構成される有識者会議によって、それぞれ当初の事業計画等に基づき達成度 等の事後評価を行います。 なお、事業トライアルコースに引き続いて<設備投資型>を活用する全体事業計画を提出していた事業者 が、事後評価において優秀な評価を得た場合、<設備投資型>補助金の審査において配慮します(事業トライ アルコースへの事業提案時において、あらかじめ<設備投資型>の将来的な活用について記載しておくことが 必要です。 ) 。 (4) フォローアップ評価 補助事業終了年度の翌年度から5年間は、その後の事業化の進捗事業や成果の波及効果などについて所定の 様式により、報告することが必要となります。 なお、ステップアップにより他コースの採択経過がある等、重複している報告が必要な場合は、報告を一本 化します。 (6) その他 ア 京都府中小企業応援条例に基づく認定制度の適用 事業トライアルコースで採択された事業計画は、事業者からの申請に基づき、「京都府元気印中小企業認 定制度」に基づく認定を受けることができます。 イ 設備投資補助について 設備投資補助については、 「京都エコノミック・ガーデニング支援強化事業<設備投資型>」の応募要領 に記載するスキームを適用します。ただし、<一般型>とのパッケージ申請((3)のステップアップ制度に よる適用又は同一年度適用)の場合は、補助要件等の一部変更がございます。詳しくは<設備投資型>応募 要領をご確認ください。 別表 10 成果に関連する留意事項 補助事業の実施により発生した特許権等の知的財産権など成果の帰属先は、以下の全ての項目を遵守していた だくことを条件に、提案事業者(補助事業者)となります。 ア 知的財産権に関して出願・申請の手続きを行う場合、遅滞なく(公財)京都産業21に報告すること。 イ 相当期間活用しておらず、かつ正当な理由がない場合に、(公財)京都産業21が特に必要があるとして要請 するときは、第三者への実施許諾を行うこと。 ウ 事業トライアルコースについては、補助事業終了年度の翌年度から起算して5年度までの期間に事業化等に より発生した利益について、支援金額を上限として、(公財)京都産業21との調整により本補助金の寄与率等 を考慮した基準納付額を算出の上、その1/2を (公財)京都産業21に納付すること。 8
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