十日町市 地域おこし協力隊募集 要項 十日町市は、新潟県の南西に位置し、国宝の火焔型土器や魚沼産コシヒカリ、へぎそば、 きもの、日本三大薬湯のひとつである松之山温泉など、全国に誇れるものが数多くありま す。 市街地の中央を日本一の大河・信濃川が滔々と流れ、棚田やブナ林といった美しい景観 が残り、四季折々の季節感を楽しむことができる自然豊かなまちです。 しかし、日本全土を取り巻く少子・高齢化の影響により、あらゆる面での担い手不足が 中山間地域の過疎化を進行させ、集落機能の維持が困難な状況を惹き起こしています。ま た、十日町市に残る日本の原風景とも言うべき美しい棚田や社会・文化、伝統芸能等の良 さを守り、次世代に継承していくための仕組みが揺らぎ始めています。 そこで、十日町市では、さまざまな課題を抱える高齢化集落に、平成 21 年度より都市部 の意欲ある人材を「地域おこし協力隊」として積極的に誘致しています。 現在 17 名の協力隊が中山間地域の担い手となり、地域の主体性を尊重しながら、自分の 能力や特技を活かして集落の支援活動に携わっています。 ついては、地域の将来を担う人材として、新たな視点で地域を見つめ、地域住民と連携 して、地域の活性化を支援する「地域おこし協力隊」を募集します。 募集概要 1.業 務 概 要 下記の地区において、地区が求める 地域おこし 活動に従事していただきま す。 (1)活動地区と期待される主な支援活動 ①十日町地域/水沢地区 継続 a.構成集落 漆島・池沢・野中・鍬柄沢・当間・大石・南雲・中在家・水沢 市ノ沢 の9集落 b.地区が期待する支援業務及び活動 ○集落支援(道普請、堰普請) ○高齢者支援(買い物・病院送迎、日常作業手伝い、雪かき) ○地区行事支援(春祭り・秋祭り、その他イベント) ○地域発展支援 ◇農業-農業生産・集落営農の仕組みづくり ◇六次産業化-米・野菜など特産物の加工、特産物やその加工品の PR・販路開拓 ◇観光交流-地域資源や観光交流施設を活用した イベントの企画運営 への支援 ◇福祉-住民の共助による高齢者支援の仕組づくり ◇その他-1名の現役協力隊と連携した活動 1 ②川西地域/白倉地区 新規 a.構成集落 大白倉・小白倉の2集落 b.地区が期待する支援業務及び活動 ○移住者の受入を視野に入れた、 「山菜採り」 ・ 「稲刈交流」事業の 発展的 な取組への支援 ○米、野菜、山菜などの販路拡大に向けた取組への支援 ○高齢者世帯の巡回や高齢者サロン(お茶のみ会)等の開催 ○「紅葉引き」 「バイトウ」など集落伝統行事を通した交流事業の企画支 援 ○交流 人口増加のための 地域内施設「キャンパス白倉」の活用方法の検 討 ③松代地域/北山地区 新規 a.構成集落 田野倉・莇平(あざみひら)・仙納・名平(なびろう)の4集落 b.地区が期待する支援業務及び活動 ○耕作放棄地の利活用と農林業の六次産業化の取組への支援 ○農林業の生産技術・経営の継承による自然環境の 保全と土地荒廃の防 止・抑制への取組 ○高齢者世帯の巡回・生活支援と農林業支援による生き甲斐づくり ○地区行事や共同作業への参加・支援(道普請・お祭り) ○大地の芸術祭「明後日新聞社」など外部団体との交流への支援 ○北山地区の地域資源・魅力の掘り起しと情報発信 (2)共通活動(地区の実情により業務内容は異なります) ○農林業への従事活動 ○水源・環境保全活動 ○地域行事等の支援活動 ○住民の生活支援活動 ○都市との交流支援活動 ○十日町市里山プロジェクト地域復興支援員と連携した地域おこし活動 ○その他市長が必要と認める活動 2.募 集 対 象 ○3大都市圏内の都市地域 ※ 1 、または地方都市(条件不利地域 ※ 2 を除く) にお住まいで、活動期間中 、十日町市に 住民票を異動 することができる 方 ※1 「3大都市圏内の都市地域」とは 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、 京都府、 大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部をいう。 2 ※2 「 条 件 不利 地 域 」 と は 次のA~Gいずれかの対象・指定地域を有する市町村をいう。 A.過疎地域自立促進特別措置法(みなし過疎、一部過疎を含む) B.山村振興法、C.離島振興法、D.半島振興法 E.奄美群島振興開発特別措置法 、F.小笠原諸島振興開発特別措置法 G.沖縄振興特別措置法 ○地方公務員法第 16 条に規定する一般職員の欠格条項に該当しない方 ○心身ともに健康 で、地区 住民と協力しながら 、地域おこし活動に取り組 むことができる方 ○普通自動車運転免許を有 し、日常的に運転している 方(*日常生活を送 る上で自動車が必要です。自家用車をお持ちの方は持ち込みをお勧めし ます) ○パソコンの操作(メール送受信、ワープロ及び表計算)ができる方 ○年齢・性別は不問とする 3.募 集 人 員 4.勤 務 地 4名 ○十日町地域 1名 継続 ○川西地域 2名 新規 ○松代地域 1名 新規 十日町市内の支所・公民館を活動拠点とします。 (1)十日町地域/水沢地区:水沢公民館(十日町市馬場丁 1342 番地) (2)川西地域 /白倉地区:川西支所地域振興課 (十日町市水口沢 12 番地) (3)松代地域 /北山地区:松代支所地域振興課 (十日町市松代 3252 番地1) 5.勤 務 日 及 び 勤 務 時 間 (1)勤務日は原則、月曜日から金曜日までとします(土日勤務あり) (2)週 35 時間勤務(7時間/日)を基本とします (標準勤務時間:午前9時 00 分から午後5時 00 分まで) 6.雇 用 形 態 及 び期 間 (1)十日町市嘱託職員(非常勤特別職)として、市長が委嘱します (2)雇用期間は、平成 27 年4月1日から平成 28 年3月 31 日までとします (年度ごとの委嘱・任用となり、最長3年まで任用を更新する場合があり ます) (3)隊員としてふさわしくないと判断した場合は、任用期間中であってもそ の職を解くことができるものとします 7.報 酬 月額 160,000 円(12 月から翌3月の間は月額 180,000 円とします) *賞与、その他の手当等は支給しません 8.待 遇 及 び 福 利 厚 生 (1)住居費用を家賃に応じて、月額 30,000 円を上限として支給します (2)活動用軽自動車、パソコンを貸与します (3)厚生年金・健康保険及び雇用保険に加入します。労働保険には加入しま せんが、代替支援があります 3 9.休 日 ・ 休 暇 (1)休日は、土曜日・日曜日・祝日及び年末年始とします (但し、休日に出勤した場合は同一月内での振替対応を原則とします) (2)年次有給休暇あり(今回は 12 日 84 時間を付与します) 10.定 住 支 援 十日町市の定住支援施策の一部を紹介します。 【就農希望者相談窓口の設置:農林課】 新規就農者への家賃補助、国県補助事業により農業機械・施設整備を した場合の上乗せ補助や農業実習の受入支援を行っています。 【創業・ベンチャー企業の支援:産業政策課】 「新規ビジネス応援助成金」等の新規創業支援や、 「新商品等開発支援事 業」等により新商品開発や新分野への進出を支援します。 【協力隊定住支援制度の創設:企画政策課】 ① 住環境整備補助事業 協力隊住宅の住環境の整備・向上を目的に、居住する住居の改修・補 修に要した経費について、50 万円を上限(補助率 10 分の9)に、家屋 所有者に補助金を交付します。 ② 資格取得等支援補助事業 定住のために必要な資格取得等に要した経費の全額(上限 20 万円)を 隊員本人に交付します。 ③ 定住促進助成事業 退任 した協力隊を確実に定住につなげるために 、 退任日から起算して 前後6か月に住居を取得又は改修した場合に補助金を交付します。 [住宅取得] 住宅の取得に要した経費の 10 分の1を助成します。 新築住宅-上限 60 万円 * 、中古住宅-上限 20 万円 * [住宅改修] 新築住宅は市内施工業者の施工等に限ります 先述の①「住環境整備事業」を準用し、家屋所有者に補 助金を交付します。ただし、協力隊任用 期間内に同事業を 活用している場合は補助対象としません。 11.応 募 方 法 (1)提出書類 ①申込用紙(指定様式)※市ホームページからダウンロードください。 ②履歴書(市販のもの) ③市町村が証明した活動期間を明らかにする書類(任意様式 ※ 3 ) ※3 十日町市以外の市町村で地域おこし協力隊として 2年以上活動し、 解嘱から2年以内の方のみ提出してください。 (2)申込受付期間 平成 26 年 12 月 22 日(月曜日)から平成 27 年1月 23 日(金曜日)まで (*当日の消印有効) なお、履歴書をはじめ提出いただいた書類は返却しません。 4 12.選 考 方 法 (1)第1次選考 書類選考結果を1月 30 日(金曜日)までに応募者全員に文書で通知しま す。 (2)第2次選考 第1次選考合格者を対象に、 受入地区代表者 ・世話役との面談、行政面 接官による個人面接を行います。 ①選考日:平成 27 年2月8日(日曜日) ②会 場:十日町市役所本庁舎(新潟県十日町市千歳町3丁目3番地) *面接選考のために必要な交通費等は、個人の負担とします。 (3)最終選考結果報告 選考結果は、2月 13 日(金曜日)を目途に面接参加者全員に文書にて通 知します。任用内定後、地区世話役との顔合わせ、住居の確認などを経て、 平成 27 年4月1日の委嘱・着任となります。 13.問 合 せ ・ 〒948-8501 応 募 先 新潟県十日町市千歳町3丁目3番地 十日町市総務部企画政策課 協働推進係(担当:小林秀幸) 電話:025-757-3693(ダイヤルイン) E-mail:[email protected] 14.そ の 他 (1)「申込用紙」は、下記サイトよりダウンロードいただけます。 十日町市公式ホームページ 「地域おこし協力隊(平成 27 年4月1日付け任用)」を募集します http://www.city.tokamachi.lg.jp/page/10030400109.html (2)十日町市では、新潟県の『にいがたで「暮らす・働く」応援プロジェク トモデル事業』を活用し、 インターン研修生の受け入れを行っています。 インターン研修を希望される場合は 、「13.問合せ・応募先」までお問い合 わせください。 ※予算上、受入 可能人数に限りが あるため、インターン研修の受入 をお 断りする場合があります。予めご了承ください。 ○研修期間 概ね1か月(延長も可能) ○研修時間 週 35 時間のフレックスタイム制を原則とします ○休日 週2日(作業の状況に応じて変動します) ○必要な資格 普通自動車運転免許 ○滞在費 不要(ただし、食費は実費負担とする) ○傷害保険 下記補償内容の傷害保険に受入 窓口を担当する団体に て加入します。 ◇死亡・後遺障害:1,000 万円 ◇入院:3,000 円/日 ◇通院:2,000 円/日 5 ○その他 情報発信活動費として生活補助費を支給します。 ◇ブログ等での研修内容の情報発信:3万円/月 ◇外部視点での地域課題等のレポート提出:2万円/月 自家用車をお持ちの方は、持ち込 みをお勧めします。た だし、スタッドレスタイヤを装着する等、雪道 への対応 をお願いします。 ○受入窓口 特定非営利活動法人十日町市地域おこし実行委員会 担当:事務局長 多田朋孔(ただ・ともよし) 電話:025-761-7009 E-mail:[email protected] 6
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