サポート ニュース 【お知らせ】 サーバセキュリティ バージョン 10.00 および 10.01 においてスキャナマネージャが起動できない問題について 2015 年 6 月 11 日 17:00 2015 年 6 月 12 日 17:30 (暫定対処) 2015 年 6 月 16 日 11:00 (正式対処) 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃よりエフセキュア製品をご愛顧いただきまし て誠にありがとうございます。 このたび、弊社の Windows の製品バージョン 10.00/10.01 で使用する Scanner Manager Update の最新版 (fsav_1000_bin 2015-06-08_01 以降) を適用すると、一部の環境においてスキャナマ ネージャが正常に動作しない問題が発生しました。 この問題で弊社製品をご利用のお客様に多大なご迷惑、ならびに、ご不便をおかけしましたことを 深くお詫びします。 [事象] サーバセキュリティ バージョン 10.00 および 10.01 において、Scanner Manager Update の最新版 (fsav_1000_bin 2015-06-08_01 以降) を適用すると、一部の環境でスキャナマネージャが正常に動 作しない問題の発生が確認されました。 この問題が発生すると、Windows のサービス FSGKHS が開始できなくなります。 [影響] リアルタイムスキャン、および、マニュアルスキャンが動作しなくなり、マルウェア保護ができなくなり ます。 [対象製品] クライアントセキュリティ 10.00 アンチウィルス ワークステーション 10.00 サーバセキュリティ 10.00, 10.01 [発生条件] 以下の条件に該当した場合発生します。 1) 製品のインストール時に、「ディープガード」もしくは「ブラウザ保護の」オプションを無効にし て製品をインストールした場合 かつ、 Page 1 of 3 2) Scanner Manager Update fsav_1000_bin 2015-06-08_01 以降を適用した場合 [原因] Scanner Manager Update fsav_1000_bin 2015-06-08_01 での内部設計の変更で、スキャナマネー ジャにあるファイルが必要になりました。このファイルは、インストール時のオプションである「ディー プガード」や「ブラウザ保護」を有効にした状態(デフォルトで有効)でインストールを行うことで ORSP を介してシステムに自動的に導入されます。 このため、「ディープガード」や「ブラウザ保護」オプションを無効にして製品をインストールした場 合、このファイルがシステムにありませんので、スキャナマネージャが正常に動作しなくなります。 注意: 「ディープガード」や「ブラウザ保護「オプションのデフォルト設定は有効になっています。 従って、デフォルト設定で製品をインストールした場合は今回の事象は発生しません。 [暫定対処] 自動更新や手動更新ファイル fsdbupdate9.exe による更新では、設計上、対象サービスが正常に 動作している必要があります。今回の事象によりスキャナマネージャが正常に動作しない状況にな りますので、この状況では新たな自動更新や手動更新では問題を解決できません。 現在の事象に対する対処として、インストール時のオプションブラウザ保護を有効にして、製品のイ ンストーラを再実行してください。運用上、不要なオプションはインストール後に無効にしてくださ い。 以下はナレッジベース (KB) 上のサーバセキュリティの対処例です。 サーバーセキュリティ バージョン 10.00 および 10.01 でスキャナーマネージャが動いていない問題 への対処方法 [正式対処] スキャナマネージャが停止している今回の問題が発生してしまっている場合の対処として HOTFIX FSAV951-18 をご用意しました。 以下のナレッジベース (KB) をご参照ください。 HOTFIX FSAV951-18 サーバーセキュリティ バージョン 10.00 および 10.01 でスキャナーマネー ジャが動いていない問題への対処方法 この問題は、上記のバージョン以外では発生しません。最新版への更新も検討していただくようお 願いします。 Page 2 of 3 不明な点がある場合は、弊社サポートセンターまでお問い合わせください。 お問合せフォーム http://www.f-secure.com/ja_JP/web/business_jp/support/support-request Page 3 of 3
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