ORCA PROJECT （別冊）紹介状作成プログラム FOR 地域医療連携 MI_CAN 連携マニュアル平成２７年０６月０１日公益社団法人日本医師会目次アプリケーション連携 ...................................................................................................................................................... 2 連携アプリケーションの起動設定................................................................................................................................. 3 連携設定 ..................................................................................................................................................................... 3 SignedPDF Client ORCA（医師資格証対応電子署名ソフト） ................................................................................... 5 すごい位置合わせとの連携 ........................................................................................................................................... 7 DocDesk との連携 ......................................................................................................................................................... 8 DocuWorks との連携 .................................................................................................................................................... 9 連携ソフトについて ........................................................................................................................................................ 10 SignedPDF Client ORCA ........................................................................................................................................... 11 すごい位置合わせ PRO6 ............................................................................................................................................. 13 DocDesk ...................................................................................................................................................................... 15 DocuWorks .................................................................................................................................................................. 17 1 アプリケーション連携 ※本書に記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 ※本文中および図中では、TM、R などのマークを記載していない場合があります。 MI_CAN は、市販の各種アプリケーションと連携することで、より便利な使い方ができます。連携したアプリケーションの機能で MI_CAN に登録されているデータを適切に管理し、診療情報の有効活用を行うことが可能となります。 2 連携アプリケーションの起動設定連携の機能を利用するには、予め〔MI_CAN（メインメニュー）〕画面から《システム設定》の〈ランチャー設定〉で、連携の設定を行っておきます。連携設定連携するアプリケーションは、〔ランチャー設定〕画面で設定します。アプリケーションは 10 種類まで設定可能です。タイトルと略称は任意の名称を入力できますが、略称に入力した名称が帳票作成の画面でアプリケーション起動ボタンの名称になります。「実行ファイル欄」には、起動するアプリケーションがインストールされたフォルダにある実行プログラムを指定します。 3 帳票作成時帳票作成の画面で帳票作成時に別のアプリケーションを呼び出す場合は、〔患者基本情報〕画面の右上にある「◀」をクリックします。表示された〔ランチャー〕画面のボタンをクリックすると連携されたアプリケーションが起動します。 PDF 作成時作成した文書は、[PDF 作成]ボタンをクリックすることで PDF ファイルに出力することができ、PDF ファイルに関連づけられたソフトウェアで表示されます。（Adobe® Reader®がインストールされている環境では Adobe® Reader®で表示されます）。 4 SignedPDF Client ORCA（医師資格証対応電子署名ソフト）帳票作成の画面で、PDF 作成時に別のアプリケーションを起動する場合は、《システム設定》の〈電子署名設定〉で予め設定しておきます。MI_CAN では、作成された PDF ファイルを日本医師会電子認証センターが発行する医師資格証に対応した署名ソフト（SignedPDF Client ORCA 等）に引き渡す場合に設定します。「紹介状作成時パラメータ」と「診断書作成時パラメータ」は、SignedPDF Client ORCA を使用する場合、帳票毎に電子署名の署名位置が異なる場合に設定します。パラメータの詳細は、電子署名ソフトのマニュアルをご覧ください。予め MI_CAN と電子署名ソフトを連携しておくと、紹介状や診断書にタイムスタンプ付き電子署名を付与することができます。電子署名を付与した PDF 文書は、ｅ文書法や「診療録に貼付等する書面の電磁的記録による保存」に則った原本として取り扱うことができます。電子署名を付与したい帳票を作成後、[PDF 作成]ボタンをクリックします。作成した帳票の電子署名処理画面が開きます。 5 メニューから「署名」をクリックするとパスワード入力画面が開きますので、パスワードを入力します。署名済み PDF ファイルの保存先を指定します。自動でタイムスタンプが取得され処理が終了します。署名の確認メッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。 6 すごい位置合わせとの連携帳票作成の画面ですごい位置合わせの起動ボタンをクリックして操作画面を開きます。すごい位置合わせと連携すると、すごい位置合わせで作成した帳票の入力欄に、MI_CAN から内容を転記することができます。また、CSV 出力機能と連携させることで、出力したデータを反映させた状態でフォームを開くことができ、入力の手間を最低限にすることができます。操作は、すごい位置合わせの操作方法に従ってください。注意：本マニュアルに掲載されている説明用画像は、すごい位置合わせ PRO６の画面です。すごい位置合わせ PRO ６以降のバージョンでは、該当のバージョンの操作方法に従ってください。 7 DocDesk との連携帳票作成の画面で DocDesk の起動ボタンをクリックすると DocDesk が起動します。 DocDesk と連携すると DocDesk で管理された画像を MI_CAN の画像添付欄にドラッグ＆ドロップしてコピーすることができます。また、MI_CAN で作成した帳票を DocDesk で管理することもできます。操作は、DocDesk の操作方法に従ってください。ドラッグ＆ドロップ 8 DocuWorks との連携帳票作成の画面で DocuWorks の起動ボタンをクリックすると DocuWorks が起動します。 DocuWorks と連携すると DocuWorks で管理された画像を MI_CAN の画像添付欄にドラッグ＆ドロップしてコピーすることができます。また、MI_CAN で作成した帳票を DocuWorks で管理することもできます。 DocuWorks の操作については、製品の操作説明書をご覧ください。ドラッグ＆ドロップ 9 連携ソフトについて MI_CAN と連携可能なアプリケーションソフトウェアをご紹介します。また、ORCA プロジェクトでは、連携ソフトウェアを随時募集しています。ご希望の方は、[email protected] までご連絡ください。 10 SignedPDF Client ORCA  日本医師会電子認証センターが発行する医師資格証（HPKI カード）に対応した、PDF 文書に電子署名を付与するソフトです。  署名の形式は、署名者の署名にタイムスタンプを付与した、タイムスタンプ付き電子署名となります。  印影位置の異なる文書フォーマットそれぞれに、印影位置を設定することができます。設定した印影位置指定はパラメータで指定します。  汎用的な署名ランチャツールを同梱していますので、SignedPDF Client ORCA を直接起動できない場合も容易に署名を行う環境を構築できます。「日医 HPKI SignedPDF Verifier」は下記の URL から無料でダウンロードできます。 http://www.jmaca.med.or.jp/download/signature_download.html 【利用条件】  外部のタイムスタンプサービスに接続しますので、インターネット接続が可能な WindowsPC が必要です。  1 日に署名可能な回数に制限があります。（最大 50 回/日） 11 ※参考事務連絡通知「書面に代えて電磁的記録により作成、縦覧等又は交付等を行うことができる医療分野に係る文書等について」「医療情報システムにおける標準化の推進について」において、医療情報システムの安全管理に関するガイ第 4.1 版（6.12 章）において、次の３項目の条件を満たした場合、「電子的に作成等された場合であってドラインも、書面（紙媒体）によるものとみなして取り扱う」とされています。また、「診療録に貼付等する書面の電磁的記録による保存について」においても、「電磁的記録により保存した書面を、診療録に貼付等された書面とみなして取扱うことが可能。とされています。すなわち、医師資格証を用いてタイムスタンプを付与した PDF 文書は、紙で作成した医療文書と同等とされ、文書の原本として取り扱うことができます。医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第4.1版【C．最低限のガイドラインタイトルのみ抜粋】（１）厚生労働省の定める準拠性監査基準を満たす保健医療福祉分野PKI認証局もしくは認定特定認証事業者等の発行する電子証明書を用いて電子署名を施すこと（２）電子署名を含む文書全体にタイムスタンプを付与すること。（３）上記タイムスタンプを付与する時点で有効な電子証明書を用いること。【販売元】株式会社電算 http://www.densan-ginza.co.jp/ （本社）銀座本社〒104-0061 東京都中央区銀座 8-10-5 電算本社ビル TEL：03-3572-5977 ※製品の詳細は、株式会社電算にお問い合わせください。「SignedPDF Client ORCA」は株式会社電算が販売するソフトウェアです。【製造元】株式会社〒247-8520 テクノウェア神奈川県鎌倉市上町屋 325 TEL：0467-41-3517 日本医師会 FAX：0467-41-3964 電子認証センター〒113－0021 東京都文京区本駒込 2－28－8 文京グリーンコート 17 階 TEL：03-3942-7050 12 すごい位置合わせ PRO6 13 ※平成 26 年 9 月 30 日時点で、すごい位置合わせ PRO７がリリースされております。詳細については、株式会社シルバースタージャパンのオフィシャルサイト（http://www.ichiawase.jp/）をご覧ください。 14 DocDesk 「DocDesk（ドックデスク）」は、既にデータ化されている Office 文書ファイル（Word や Excel、PowerPoint 等）や PDF ファイルと紙文書をまとめて管理することができる文書管理ソフトウェアです。紹介状や診断書の PDF をまとめて管理し素早く検索できます。スキャンした文書・帳票を PDF で保存し、検索も可能です。スキャナから取り込んだ紙の文書・帳票などを、簡単に PDF ファイルに保存することができます。ここで作られる「透明テキスト付き PDF」は、見た目は元原稿の画像ですが、OCR（文字認識処理）が施され、テキストの情報が埋め込まれています。たとえば紙の紹介状や診断書をたくさん「透明テキスト付き PDF」で「DocDesk」に保存すると、その書面に書かれている日付・氏名・病名などの内容をキーワードに検索することができるのです。紙文書の取込は、「フォルダ監視機能」を使用することで複合機やスキャナからの取込を容易とし、高精度な活字文書 OCR エンジンを使用して透明テキスト付き PDF ファイルに自動変換することも可能です。また、多種多様な文書や帳票を取込む際には、付属される自動分類ソフトウェア「DocDesk Sorter（ドックデスクソーター）」を使用することで、効率的な分類・仕分けを実現します。「DocDesk」で管理するデータは、紙文書をファイル保管するようにフォルダに分けて管理が可能です。各種データは、文書の内容をサムネイル（縮小画像）表示が可能なため、視覚的に目的のデータを探すことができます。文書だけで無く写真画像も同時に管理が可能です。 15 登録したデータは、メールソフトやファクシミリ、スマートフォン/タブレット端末などへ転送しての活用が可能です。スマートフォン/タブレットでデータ活用を可能にする無償アプリ「DocMobile（ドックモバイル）」に転送して PDF や画像を持ち出すことが可能です。メディアドライブ株式会社（英文名 Media Drive Corporation） http://mediadrive.jp/products/docdesk/index.html （本社）〒104-0041 東京都中央区新富 2-3-4 NJK ビルお問い合わせ：営業部パッケージ営業グループ TEL：03-5541-9660（代表）/FAX: 03-5541-9652 E-Mail: [email protected] 16 DocuWorks DocuWorks のご案内 17 18 日本医師会総合政策研究機構（日医総研）〒113-8621 東京都文京区本駒込 2-28-16 19 日本医師会館 6F