「FD 活動報告会 2015」発表一覧

関西地区 FD 連絡協議会 第8回総会
「FD 活動報告会 2015」発表一覧
2015.5.23
本資料は、本日のポスター発表のタイトル・概要の一覧です。発表をお聞きになる際にご参照下さい。
また、本報告会では、各ポスター発表に対する参加者のみなさまからのコメントを受け付けておりま
す。本日の配布資料にコメントシートを同封しておりますので、各ご発表に対してのご意見・ご感想
など、是非お寄せ頂けますようご協力お願い申し上げます。
1501 大阪教育大学 『大阪教育大学における授業評価の取り組みについて』
牧 郁子
大阪教育大学では、FD 事業の一環として、教員ひとりひとりによる教学と授業の改善に役立てることを目
的に各学期の授業終了時に授業評価アンケートを実施している。 ここでは、全学的組織であるファカルテ
ィ・ディベロップメント事業推進委員会で実施してきた過去の授業評価アンケートのデータについて整
理・分析し、その結果として浮かび上がってきた成果とこれからの本学としての課題について報告する。
1502 大阪経済法科大学 『学修ポートフォリオ・学生カルテを用いた全学的修学支援の取組』
呉 志賢(大学教育開発支援センター)
大阪経済法科大学(以下、本学という)では、2008 年度に教職員が学生個々の出欠と成績データを閲覧す
ることのできる WEB システムを導入し、学生への修学支援に活用する取組を開始した。その後、システム
の機能改修・拡張を行い、現在は学内の各種データベースを統合し、いわゆる学修ポートフォリオと学生
カルテの機能を備えた学生情報統合システムとして運用している(本学では「キャリアポートフォリオ」
という名称で運用している)
。現在、全学的な活用促進のため、本システムを活用した修学支援の強化を重
要な取組として位置付け、その活用促進を図っている。 本発表では、
「キャリアポートフォリオ」の目的、
機能、運用方針、現時点での成果と課題について、特に初年次学生への修学支援の取組を中心に報告する。
1503 大阪人間科学大学 『学内の多部局との連携による自律的 FD の体制構築 ―大阪人間科学大学
における FD の取り組み―』
佐野秀行(人間科学部)
本学における FD は FD の原理論や授業の方法論などの学習会が中心であった。FD 委員会の議論を通じて、
FD は組織的な取り組みであるとともに教員が自発的に取り組み、教員の協同、支援を目的とするものだと
いう姿勢を明確にした。FD 委員会は学内の他の複数の委員会の業務のなかで教育改善に関わる事業を合同
で実施することで、多くの教員が関わるボトムアップ型の FD への移行を図った。学生、学生部と連携した
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学生調査、教務と連携したシラバスの展示等、より多くのステークホルダーの参加を呼びかける取り組み
を紹介する。
1504 大阪府立大学 『大阪府立大学における初年次ゼミナールの取組み』
上垣友香理・畑野 快・高橋哲也(高等教育推進機構)
大阪府立大学では学生の能動的な学びを促すために、少人数制でアクティブラーニングを積極的に授業デ
ザインに組み込んだ初年次ゼミナール(必修科目;2 単位)を導入し、学生調査、ルーブリック、ポートフ
ォリオシステムを活用したデータを用いてその効果を複合的に評価している。本ポスターセッションでは
その概要と成果の一部を報告する。
1505 追手門学院大学 『追手門学院大学における3つのポリシー再編の全学的な取り組みについて』
藤本祥之・岸岡奈津子(教育支援課・教育開発センター)
追手門学院大学の現行の3つのポリシーは、各学部が独自に策定したものであるため、大学としての統一
性に欠けており、3つのポリシー間の整合性にも課題がある。そこで教育開発センターが中心となり、2014
年7月から3つのポリシーを再編する全学的な取組みを進めている。学部ごとにワークショップ形式で議
論を重ね、2015 年1月には全ての学部で新ディプロマ・ポリシーの原案が策定された。2月には全教員が
参加する全学ワークショップが開催され(参加率 70%)
、学部ごとにチェックリストによるカリキュラムの
チェックとカリキュラム・マップの作成を行った。
1506 京都精華大学 『2014 年情報メディア論』
筒井 洋一(人文学部)
教員と、教員と一緒に15週授業を創る学外のボランティア(授業協力者)と授業に関心のある学外から
の授業見学者とが、学生の能動的な活動を促進し、学生自身が主体的な学びを獲得することを目標として
いるアクティブラーニング型授業である。授業では、個人の学びではなく、テーマや問題に対する課題解
決において、チームの取り組みを通じた協働的(collaborative)な学びを主体としている。また、授業プ
ロセスの中での変化を捉えて、学生がどこまで学んだかをリフレクションで確かめる形成的評価をおこな
っている。2013 年前期から 2015 年前期まで、のべ授業協力者は5期23名、のべ見学者は350名を記録
し、2016 年第三週現在400名を越えた。
1507 京都聖母女学院短期大学『地域密着型「共創」モデルの実践』
山成昭世・荒牧裕一・黒田健二・渡邊慶一
京都聖母女学院短期大学では、それぞれの学科・コースの特徴を生かした地域密着型の取組を行っていま
す。これらは学生が主体となり、地域と密着したフィールドワークや研究活動を重視しながら、企画・推
進・実践しています。教育・保育・生活の場の課題を見つけ、解決するために地域と「共創」した事例を
報告します。
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1508 京都府立大学『京都三大学「教養教育共同化」は平成 27 年度さらに進化します』
児玉英明
京都工芸繊維大学、京都府立大学、京都府立医科大学の京都三大学は、各大学の特徴・強みを活かしたカ
リキュラムを提供し、学生の多様な関心に応え、総合的に物事を観察し、的確に判断できる能力と豊かな
人間性の涵養を図っていくため、平成 26 年度から全国初となる教養教育共同化をスタートしました。平成
27 年度は内容をさらに充実し、進化します。
1509 京都薬科大学『グローバル時代の薬学教育を目指した FD 活動』
秋葉 聡・坂本 尚志・高野 江里・佐原 和美・近藤 利彦・後藤 直正
①授業改善策は学生による授業評価アンケート等を参考に教員が個々に思案するが、自身の経験のみでは
独善的な策となり学習効果の向上に繋がらない場合がある。 ②複数の教員で担当するオムニバス形式の講
義科目や、順次性がある関連講義科目間において、各講義内容の棲み分け、重複性、順次性の確認は、教
員間の事前協議やシラバスのみでは不十分である。 本学ではグローバル人材育成に関する幾つかの外国語
教育プログラムを設定している。しかし、薬学領域の英語教育としては講義形式の授業と研究室での英文
原著論文の読解が主であった。しかし、英語は生きた言葉であることから、薬学英語を言葉として活用す
る機会を設けることが「フォーマシスト・サイエンティスト」を目指した薬学英語教育を集大成する場と
なると考えた。
1510 甲南女子大学 『修学サポートのためのポートフォリオ』
大友章司・信時哲郎
大学生の学習習慣の改善は喫緊の課題である。2012 年のベネッセ教育総合研究所「大学生の学習・生活実
態調査報告書」では、1週間の授業以外の勉強時間は平均 2.4 時間とも言われ、国際的な水準を大きく下
回っている。甲南女子大学心理学科においては、カリキュラム改正とともにポートフォリオ作成を導入し、
①自発的な学習習慣を身につけること、②修学に必要な大学生活を確立すること、③目的をもって学ぶ意
識を形成すること、の3点を目指した改革に取り組んだ。成果は少しずつ表れ、心理学科以外でもポート
フォリオを導入する学科が増え、学生たちの意識改善と共に教員の間でも教育に対する姿勢 が少しずつ変
わってきている。
1511 神戸松蔭女子学院大学 『社会活動を通じての FD への取り組み』
黒崎 優美・青谷 実知代・久津木 文
本学は、キリスト教主義に基づく「愛の心」をもって社会に貢献できる自立した女性の育成を目指してい
る。その一環として、地域との連携事業を推進し学生の社会活動を支援している。本発表では、それらの
活動の一部として、地元自治体神戸市灘区と連携した“まちづくりチャレンジ”企画、および旅行会社主
催等による観光復興企画に参加し、学科での学びを生かしながら地域活性化に取り組む 3 つの活動内容を
紹介する。2015 年度には、社会活動を包括的に支援する地域連携支援室を設置し、さらなる推進を図って
いるところである。
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1512 聖和短期大学 『授業改善に向けた「授業評価アンケート」の検討』
聖和短期大学 FD 検討会
聖和短期大学 FD 検討会では、2012 年度より授業改善の取り組みの一環として、学生からの授業に対する評
価がより適切に反映されるアンケートの作成を目指して、これまでの授業評価アンケートの見直しに着手
し、専任、非常勤教員に対する質問紙による「授業評価アンケート」に関する調査を経て、2013 年度に学
生による「授業評価アンケート」の改訂を行った。
1513 千里金蘭大学
『地域で学ぶ・こどもと学ぶ「キッズシティすいた」 ー地域連携・協働学習のための実践ー』
谷村綾子(生活科学部児童学科)
千里金蘭大学児童学科では、地域連携行事「あそびのひろば」プログラムに取り組んでいる。学生の学び・
成長および地域貢献というミッションをより明確にした形で推進するため、特に初年次教育を視野に入れ
ながら 2 日間にわたる「キッズシティすいた」を実施した。こどもがこどものためのまちを創造する、と
いう体験学習の取り組みの発祥はドイツのミニ・ミュンヘンである。
(主催:千里金蘭大学児童学科
催:吹田市民公益活動センター「ラコルタ」
・教育支援人材認証協会「あそびのたね」事業
共
協力:NP
O法人cobon)
1514 相愛大学 『人文系学部におけるキャリア支援科目の活動事例』
高木 学(人文学部 キャリア支援科目担当チーム)
ここでは相愛大学人文学部が平成25年度から新たに導入したキャリア支援科目について紹介する。本学
人文学部では、1年次~3年時にかけて社会人基礎力養成とキャリア意識涵養を目的とした「キャリア支
援科目」を合計7科目(うち必修3科目6単位)設置している。座学的な講義・文献精読などが主体とな
る人文学系において、従来弱いとされてきたキャリア教育および課題発見型の取り組み、グループワーク
を必修として課すことで、社会人としての「前に踏み出す力」
「考え抜く力」
「チームで働く力」を伸ばす
ことを企図している。
1515 宝塚大学
『造形芸術学部における FD 活動の取り組み-芸術教育と芸術を学ぶ環境の向上について-』
植松陽一・岩城晶子・北太久也・山本恭子(造形芸術学部 FD 委員会)
宝塚大学造形芸術学部では、芸術教育と芸術を学ぶ環境、そして教員力の向上を目的とし、2012 年度に FD
委員会を組織した。そして 2013 年度には、FD・SD 委員会に名称を変え、教員だけでなく教職員全体の機能
向上へと視野を広げ、大学力の全体的な向上を目指して様々な取り組みを行ってきた。委員会発足以来、
毎月1回の定例会を行いながら、今日まで活動を継続している。 本発表では、2014 年度の取り組みをふり
返り、本学の教育環境の整備・向上に対し、FD 委員会およびその活動が寄与したことと、それぞれの課題
について考察する。2014 年度の本学での FD・SD 活動には、以下に述べる5つの柱があった。すなわち、①
高校の現場から芸術系大学へのニーズを知ること、②芸術系大学としてのカリキュラムの在り方について
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検討すること、③教員の教授力を高めること、④安心・安全な教育環境の維持および向上に対して高い意
識をもつこと、⑤大学の主役である学生の生の思いを知ること、であった。
1516 帝塚山大学 『自己省察としての文章表現「パーソナル・ライティング」の教育実践』
谷美奈
多くの大学がアカデミック・ライティングに関する科目を設置している。これらに見られる特徴は,専門
学術的な知識やスキルの提供を教育的に有用であると考えているところにある.だが、そのためにテクニ
カルな文章指導に限定されているとするならば、文章表現教育の現代的意義が見失われるおそれがある。
「大学生の文章力低下」を追求すれば、
〈自己〉と〈世界〉の双方にまたがる認識の起点というべき〈私〉
がうまく機能していないこと、すなわち「学びの主体の未形成」という問題につきあたらざるをえない。
本発表では、この問題に取り組むための有力な手掛かりとして、帝塚山大学で実践している、自己省察と
しての文章表現「パーソナル・ライティング」の教育実践を紹介する。
1517 天理大学 『授業評価アンケートの結果分析とその活用』
島田拓司・佐々木保孝(FD 委員会)
本報告では授業評価アンケートの分析結果、特に 2012 年-2013 年に実施した学生の授業満足度の要因の統
計分析結果と、授業評価アンケート結果のフィードバックとしての「FDリフレクションペーパー」の結
果を報告する。
1518 長浜バイオ大学『学習支援と FD の関わり』
長谷川 慎・高橋敏宏・福崎優太(学習・就業力支援センター)
長浜バイオ大学では、初年次教育の充実のために 2010 年度から学習支援センターを開設し、学生の学習を
支援している。
本発表では、
学習支援センターの紹介とともに学部 FD 推進へ果たす役割について報告する。
1519 湊川短期大学 『本学における教育改革とアクティブ・ラーニング』
足達哲也・尾﨑剛志(人間生活学科)
本学の教育の質保障実現に向けて、アクティブ・ラーニングを中心とした教育改革を進めており、平成 26
年度「私立大学等教育活性化設備整備費補助金」の助成を受け、本学 2 号館 1 階をラーニング・コモンズ
として、設備環境を整備した。
「発想の場」
、
「練り上げの場 1」
、
「練り上げの場 2(集中コーナー、グルー
プワーク)
」
、
「キッズルーム」
、
「プレゼンルーム」を整備し、これらの場を活用した講義や研究活動等の教
育実践を進めた。この整備が、学生の主体的学びの促進及び全学生の授業外学修時間の増加に寄与してい
る。
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1520 桃山学院大学『山学院大学における FD の課題と FD 研修を通した取り組み』
松端克文
桃山学院大学で抱えている教学上の課題に連動した FD 研修について概観し、FD 研修を通した組織的な取り
組みについて振り返る。
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