区 長 さ ん を 顧 問 に

発行所
ふれ愛センター度島
区長さんを顧問に
第14号
平戸市度島町1673
電 話25-2834
F A X 25-2447
度島新聞
編集委員会
四月 二 十七 日、 三 免 集
落 セン タ ーで 行わ れ た 総
会 にお い て、 特定 非 営 利
活 動法 人 度島 地区 ま ち づ
く り運 営 協議 会の 理 事 が
承認されました。
理事 長 は、 昨年 度 に 引
き続き、石田達美さんに、
副 理事 長 には 、浦 地 区 副
区 長の 堺 屋茂 春さ ん が 選
任 され 、 事務 局長 に は 、
昨 年度 副 理事 長の 本 岡 洋
一 さん が 選ば れま し た 。
部会 長 には 、生 活 環 境
部 会に 長 島初 美さ ん 、 健
康 福祉 部 会に は、 吉 木 喜
代 次さ ん 、安 心・ 安 全 部
会 には 、 井元 末廣 さ ん 、
地 域づ く り部 会に は 、 吉
新たに産業育成部会を
年齢に合わせて、 尿
検査や目と耳の検 査
も予定されています。
五月二十七日、母子健 センター度島で行われる
また、当日ふれ 愛
康相談が行われました。 ようになりました。
センターで受診出 来
当日は、保健センターか
日程は、七月九日(木)、 ない方は、指定医 療
ら保健婦さんが来島され、 十二月十日(木)となり 機関〔柿添病院、 北
お母さん達が、乳幼児を ます。主な内容としては、 川病院、平戸市民 病
連れて、来ていました。 (乳児検診の場合)①身 院〕での受診が無 料
今までは、北部公民館 体測定、②問診、③診察 で行えます。
で行われていた、乳児健 (小児科医)、④保険・ 〈問い合わせ先〉
康検査、一歳六ヶ月児検 栄養指導、⑤むし歯予防 平戸市保健センタ ー
診、三歳児検診がふれ愛 指導があります。他にも、
五七ー〇九七 七
原 直一 さ ん、 産業 育 成 部
会 には 、 森優 博さ ん が 就
任されました。
昨年 度の課題を
踏ま えて
昨年 度 との 違い は 、 先
ず 、区 長 さん に「 顧 問 」
の 席に 就 いて いた だ き 、
ま ちづ く り全 体の 相 談 役
と 、ご 意 見番 の役 を 担 っ
て いた だ くよ うに な り ま
し た。 昨 年度 まで は 、 普
段 から 地 区の 行事 等 で 忙
し い区 長 さん の立 場 に あ
る にも か かわ らず 、 ま ち
づ くり で は、 会長 、 副 会
長を任せられていました。
今 年度 か らは 、少 し で も
区 長さ ん の負 担が 減 る よ
会 」を 行 い、 その 中 で 、
こ れま で の、 まち づ く り
協 議会 の 成果 と、 今 年 度
の 取り 組 みに つい て ご 報
告 しま す 。十 年後 、 二 十
年 後の 度 島を どの よ う に
活 性化 さ せる か、 ま ち づ
く り協 議 会だ けで 進 め る
の では な く、 住民 一 人 一
人 のご 理 解と ご協 力 が 必
要となります。
五 月三 日、 九十 九 島
ベイサイドホテルフラッ
グスにおいて、
田中 健太郎さん
沙也美さん
永遠に
幸あれ
う にと の こと で「 顧 問 」
の 席を 設 ける こと と な り
ました。
また 、 新た に「 産 業 育
成 部会 」 が設 立さ れ ま し
た 。こ れ は、 以前 の ア ン
ケ ート に 「度 島で の 仕 事
が あっ た らい いの に 」 や
「 度島 の 産業 を活 か し た
い 」等 と 寄せ られ た 意 見
を 反映 し た形 での 設 立 と
な りま し た。 「産 業 育 成
部 会」 は 、度 島の 特 産 品
開 発や 、 将来 的に は 、 度
島 で雇 用 が生 まれ る こ と
を理想としています。
他に も 、今 年度 は 、 女
性 の部 会 長が 誕生 し ま し
た 。こ れ は、 女性 の 意 見
が 反映 さ れる と言 う こ と
で は、 度 島に とっ て は 大
きな一歩かもしれません。
今 後は 、 女性 層、 若 年 層
に も柔 軟 な対 応が 出 来 る
よ うに 、 まち づく り 協 議
会 も島 民 の皆 様に ま す ま
す 浸透 し てい くよ う に 進
ま なけ れ ばな らな い の か
もしれません。
平成 二 十七 年度 の ま ち
づくり運営協議会がスター
ト し、 協 議会 から の ア プ
ロ ーチ と して 、六 月 に 全
島 民を 対 象に 「住 民 説 明
曜 しか 3 時に 飯盛 港 に 着
か なか っ たの が、 こ れ か
ら 毎日 ( 平日 に限 る ) 3
時 のフ ェ リー に合 わ せ て
飯 盛港 に 迎え に行 く よ う
になりました。
コミ ュ ニテ ィバ ス も 、
お おか た 皆様 に浸 透 し て
い ると は 思い ます が 、 や
は り狭 い 道な ども あ り 、
度 島全 体 をカ バー す る こ
と は困 難 なこ とで す 。 皆
様 のご 理 解を いた だ き な
が らこ れ から も乗 り 支 え
な どの バ ス運 営に ご 協 力
を お願 い しま す。 島 民 の
皆 様に は 、五 月十 五 日 に
変 更後 の 時刻 表を 配 布 し
て いま す 。詳 しく は そ ち
らを参考にしてください。
六月一日から時刻が変更されます
今年 の 一月 から 、 本 格
的 に運 行 が開 始さ れ た 、
コ ミュ ニ ティ バス の ダ イ
ヤ改正が行われます。
大幅に変更されるのが、
第6便(午後3時 分発)
の バス の 運行 が、 利 用 者
の 数が 見 込め ない た め な
くなります。
また 、 月曜 、水 曜 、 木
20
平成27年6月1日
聞
新
島
度
第14号
の 結婚 式が 行わ れま し
た。
ご主 人の 健太 郎さ ん
は 、長 崎県 諫早 市か ら
度 島に お婿 さん とし て
来られました。
また 、お 二人 には 、
ことね
長 女 田 中 琴 音 ちゃ ん
が、 昨年 十二 月三 日に
誕生されています。
お 二人 の幸 せと 、か
わい いお 子様 の健 やか
なる 成長 をお 祈り いた
します。
こ れか らの 度島 が楽
しみになりますね。
度 島の 中で も、 幟 を 立
て る 数が 決ま って い る 地
区 も あれ ば、 地区 に よ っ
て は 、幟 を立 てて は い け
な い 家も あっ たり と 、 わ
ず か 八百 人に 満た な い 島
でも、こういった風習は、
代々受け継がれています。
指摘してくださる方が、
煙 た がら れる よう な 時 代
に な って も、 これ が 度 島
今 年、 度島 の長 男 で 初 の 伝 統の 一つ かも し れ ま
節句を迎えるのは、
せん。
福畑裕士さん、里帆さん
長男 福畑 颯真 くん
(写真:右)
堺 屋 昌勝 さん 、靖 枝 さ ん
長男 堺屋 太陽 くん
(写真:下)
のお二人です。
他にも、中瀬琉杏くん、
冨 島 尊く ん、 森翔 平 く ん
の 三 人も 、初 めて の 節 句
を迎えます。
今年も、「 磯」のシ ー
ズンが到来しました!
四月二十九 日の解禁 日
には、少し肌 寒い気候 で
したが、多く の島民の 方
が、ウニをめ がけて、 海
に入られていました。
毎年ささや かれてい る
のが、収穫量 の減少と 、
中身が詰まっていない
(身が小さい)と言うこ
とです。
気温も上がり、海に入
るのに抵抗が少なくなっ
てきましたが、今年は、
六月一日~三日(しらつ
き)と六月十六日~十八
日の計六日間となりまし
た。度島の海を存分に味
わってください。
五月十三日、五月 十四日の両日、度島 地区特 定健
診(集団検診)が行われました。
十三日は、三免地 区の方を対象に、集 落セン ター
で行われ、三十五名の受診がありました。十四日は、
浦、中部を対象に、約八十名の方が受診されました。
この集団検診は、 四十歳から七十四歳 の平戸 市国
民保険加入者の方を 対象に、平戸市保健 センタ ーが
行いました。検診では、身体測定、血圧測定、採尿・
採血、問診などの項目で行われ、生活習慣病である、
高血圧症、脂質異常症、
糖尿病、肝臓病、心臓
病、脳卒中などを未然
に防ぐように指導等も
あります。
また、検診結果説明
会が、六月二十四日
(水)午前九時半~午
後四時にふれ愛センター
で行われます。受診さ
れた方は、ご参加くだ
さい。
しらつき
①五月三十日(土)~
六月 四日(木)
② 六 月二 十八 日 (日 ) ~
七月 三日(金)
グラウンドゴルフ
日時:六月六日(土)
午前八時受け付け開始
場所:丸島公園
参加費:二百円
(大人のみ)
※ 当 日、 七時 四 十五 分 に
臨 時バ ス が郵 便局 前 を 出
発 しま す 。皆 様ご 利 用 く
ださい。
市役所職員をかたる
不審電話多発中!
現在 、 市内 で市 役 所 職
員 や社 会 保険 事務 所 職 員
を かた る 不審 電話 が 相 次
いでいます。
詐欺 の 疑い があ り ま す
ので十分ご注意ください。
かずみ
よしのり
水谷 佳敬 医師
代診日:五月二十七日
五月二十八日
長 崎医療 センタ ー (大 村市)
産婦人科勤務
みずたに
山崎 一美 医師
代診日:五月二十六日
五月二十九日
長 崎医療 センタ ー (大 村市)
内科勤務
やまさき
五 月二 十五 日~ 五 月 二
十 九 の間 、朝 と夕 方 に ヘ
リ コ プタ ーの 音が し て い
ま し た。 遠方 から 、 濵 田
先 生 不在 の際 に、 代 診 の
先 生 が空 を飛 んで 来 て く
ださいました。
今 回来 島さ れた 先 生 方
は 、 なが さき 地域 医 療 人
材 支 援セ ンタ ーか ら の 斡
旋 を 受け て、 離島 の 医 師
が 不 在に なる と、 「 し ま
す け っと 団」 や青 州 会 病
院 な どの ネッ トワ ー ク か
ら派遣されます。
今 回 いら して いた だ い た
先生を紹介します。
診療所
だより
日 程: 七 月十 八日 ( 土 )
場所:度島小中学校
体育館
内 容: た くさ ~ん の 箱 か
ら いろ ん な遊 びが 飛 び 出
し ます 。 手作 り楽 器 の 鳴
りものあそび、身体を使っ
た 表現 遊 び、 箱を 使 っ た
マ ジッ ク ショ ー、 そ し て
おはなしも・・・。
何 もな く ても 仲間 が い る
と 、そ こ から あそ び が 生
まれます!笑いが、歌が、
そして踊りが生まれます!
そ して 仲 間の 輪が 拡 が り
ま す! わく わく ど き ど
き する 「 あそ び」 の 空 間
をお楽しみください♪
劇団風の子
5月14日~18日の4泊5日の行程で「やねだん」へ集落支援員として研修に行っ
てきました。「やねだん」とは、鹿児島県鹿屋市にある柳谷地区という人口30
0人ほどの小さな集落です。そこには、いわゆる、「区費」というものがありま
せん。これからは、その集落の方が亡くなった場合、葬式代を無料にしようとい
う取り組みがなされています。
それを可能にしているのが、「自主財源」の確保です。一人のリーダー(柳谷
自治公民館長 豊重哲郎氏)を中心に集落全員で約10年の月日をかけて、「自
主財源」を確保できるようになりました。今では、多い時では、月に数百万円の
収入があります。一つの自治会が月に数百万円売り上げているのです。その第一
歩目が、芋植えでした。鹿児島で有名なサツマイモを植えて、それを売り、地域
の財源にしたのです。ここで大事なことが、「誰がやるか?」です。やねだんの
リーダーは子供達に目をつけました。子供がやれば、自然と大人が付いてくる。
こうして、住民を一つにしていったのです。
お金がない集落にある財源、それは「人財」
です。その地域にとって「人」は「財(た
から)」なのです。「やってやれないこと
はない」そのリーダーの口癖です。
度島も、島民が一丸となって取り組めば
「やってやれないことはない」と考えさせ
られ、実り多い研修となりました。
4月27日度島地区まちづくり運営協議会の総会が行われ、平成27年度の事業計
画(案)が承認を受けました。
生活環境部会
①古紙回収事業(環境の美化、ごみの減量・リサイクル)②美化活動事業(環境
の美化、ごみの減量・リサイクル)③花いっぱい事業
健康福祉部会
①度島運動会弁当配布事業、②たくしま大楽(高齢者の生きがいづくり)③度島
全島民グラウンドゴルフ大会開催事業(市民の健康づくり)④グラウンド整備事
業(市民の健康づくり)
安心安全部会
①危険箇所等に看板を立てる事業(防犯及び防災)②シニアカー運転講習会事業
③外灯の整備事業(防犯及び防災)
地域づくり部会
①おいでまっせ!華まつり(島民の絆を強くするためのイベント作り)②おかえり
なさい!イルミネーション(島民の絆を強くするためのイベント作り)
産業育成部会
今年度新設のため、協議中
事務局業務
①子ども劇場開催事業(子育て支援事業)、②度島まちづくり塾開催事業(青少
年の健全育成事業及び生涯学習事業)③コミュニティバス運営事業
おりがみ 陶芸とは 、粘土質で できた折り 紙で鶴
などを折り 、それを 専用の窯で 焼いてでき たもの
がおりがみ 陶芸です 。オランダ 商館で開か れたお
りがみ教室をきっかけに「度島でやってみないか」
というお話 をいただ き、それを 度島で広め ること
が出来ないかと思い、有志を募って始めました。
早速、五 月十七日 に体験会を 開きました 。折る
までの体験 ではあり ますが、体 験者の中に は鶴を
折るのが何 十年ぶり という方も いて悪戦苦 闘して
おられました。後日、
焼き上がった鶴や亀、
兜をみて充分満足し
ていただけたと思い
ます。今回は、それ
ぞれ鶴、亀、兜を製
作しましたが、おり
がみで折れる範囲の
動物だったり小物入
れなどもできます。
皆さん、自分で作っ
てみませんか。
平成27年度まちづくり事業計画
平成27年6月1日
聞
新
島
度
第14号
六月に入り、水
辺では「おんじょ
こ」の鳴き声が聞
こえてきました。
記事にもしまし
たが、「やねだん」
へ研修に行ってき
ました。そこで、
地元の方のお話を
聞く機会があり、
み ん な声 をそ ろえ て 「 や
ねだんはいいとこです。」
と言っていました。また、
や ね だん には 、高 校 生 は
三 人 しか いま せん が 、 そ
の 高 校生 も「 やね だ ん は
い い 所で す。 将来 は 都 市
部 に 住む より もや ね だ ん
に住みたいです。」と言っ
て い まし た。 実際 に 、 若
い 方 (二 十代 ~三 十 代 )
の 人 が帰 って きて 、 農 家
を 継 いだ りし て暮 ら し て
います。
そ して 、や ねだ ん に は
「 活 気」 があ りま し た 。
ご 年 配の 方も お元 気 で 、
寝 た きり の方 はほ と ん ど
い な いそ うで す。 い わ ゆ
る 「 ぴん ぴん ころ り 」 を
実践していました。
度 島で も、 元気 な 年 配
の方がたくさんいらっしゃ
い ま す。 こう いっ た 先 人
達 の 知恵 を今 の若 者 達 と
共 有 する のが 村社 会 の い
い と ころ であ ると 思 い ま
す 。 伝統 行事 と共 に そ う
し た 村社 会が 代々 受 け 継
がれることを祈ります。
編集後記