平成 27 年 4 月 8 日 関係各位 志摩市総務部 検査契約課 工事成績評定の運用について(お知らせ) 平成 17 年度に「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が施行され、発注者の責務と して「工事成績評定」を含む発注関係事務を適切に実施し、その評価資料が次の発注に有 効活用されるよう適切に保存することが法的に義務付けされました。 このことにより、志摩市では平成 21 年度から志摩市発注の建設工事等について、「志摩 市建設工事成績評定要領」に基づき工事成績評定を行っているところです。 つきましては、工事成績評定の運用にあたり平成 27 年度の実績から平成 28 年度の格付 け要素に取り入れることとします。 (変更点) 格付け時に過去一年間の工事検査評定点の平均点に基づき加減算をすることにより格付 基準の総合評定値を総合点(総合評定値(P)+工事成績による点数①−指名停止期間による 点数②)に変更する。 総合点=総合評定値(P)+工事成績による点数①−指名停止期間による点数② ①工事成績による点数 市が発注標準に基づき発注した建設工事のうち、土木一式工事、建築一式工事、電気工 事、管工事、舗装工事、水道工事、下水道工事を対象とし、対象期間(格付年度の前年度一 年間)に完成認定を受けた工事種別ごとの評定点の平均点(小数点以下切り捨て)に応じた 【別表 1】の加減点数の欄に掲げる点数。 【別表1】 項 目 平均点の区分 加減点数 50 点未満 −40 50 点以上∼55 点未満 −30 55 点以上∼60 点未満 −20 工事検査評定点の平均点 60 点以上∼65 点未満 −10 (格付年度の前年度一年間に 65 点以上∼70 点未満 0 受けた工事検査評定点の建 70 点以上∼75 点未満 10 設工事種別ごとの平均点) 75 点以上∼80 点未満 20 80 点以上∼85 点未満 30 85 点以上∼90 点未満 40 90 点以上 50 ※対象期間内に受注した工事が無い場合は、工事成績による点数の加減は無いものとする。 ※発注標準(別表)における工事種別以外の工事及び下水道宅内配管工事は対象外とする。 ※建設工事共同企業体により施工された工事の評定点については、構成員それぞれに同得 点の評定点があるものとする。 ②指名停止期間による点数 対象期間(格付年度の前年度一年間)に指名停止を受けた月数(1 か月未満の期間は 1 か月と する)の累計を5倍した点数を減算する。ただし、減算は 120 点を上限とする。 三重県又は志摩市からの指名停止が対象となる。 (適用時期) 平成 27 年度以降に発注された建設工事の工事成績及び志摩市建設工事等指名停止措置要 綱に基づく措置期間を平成 28 年度の格付けに反映させる。
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