事前協議 No. 事前協議項目 調整の方針(案) 1 21 提案日 平成15年8月11日 公共的団体等の取扱い 公共的団体等については、新市の一体性を確保するため、そ れぞれの実情を尊重しながら、統合又は再編の調整に努めるも のとする。 1 5町村に共通している団体は、できる限り合併時に統合で きるよう調整に努める。 2 5町村に共通している団体で、実情により合併時に統合で きない団体は、合併後速やかに統合又は再編できるよう調整 に努める。 3 独自の目的を持った団体は、現行のとおりとする。 安曇野地域任意合併協議会 関係項目 協議結果 留意事項:公共的団体等の取扱い参考資料 ○ 合併市町村の速やかな一体性を確立する観点から、合併特例法第 16 条第8項には、「合併関係市町村の区域内の公共的団体等は、市町村の合併に際 しては、合併市町村の一体性の速やかな確立に資するため、その統合整備を図るように努めなければならない」と努力義務が規定されています。 ここでいう、 「公共的団体等」とは、地方自治法第 157 条で規定する公共的団体等と同義で、農業協同組合、森林組合その他の協同組合、商工会、商 工会議所等の産業経済団体、青年団、婦人会等の文化事業団体など、公共的活動を営むものはすべて含まれ、法人格の有無は問わないものとされてい ます。また、同条では、普通地方公共団体の長は、当該区域内の公共的団体等の活動の総合調整を図るため、指揮監督することができることとされて います。 ○ 公共的団体のうち、市町村社会福祉協議会については、社会福祉法第 109 条において、1又は2以上の市町村に置かれることから、合併に伴い必ず 統合を行う必要があります。 ○ 商工会議所の地区は、原則として市の区域ですが、商工会議所法第8条の2において、市町村の廃置分合に伴う地区の特例があり、商工会議所の地 区を廃置分合後の新しい市町村の区域とするために定款変更や解散をするまでの間は、従前の区域とするものとされています。 商工会の地区についても、原則として1つの町村の区域ですが、商工会法第8条において、商工会議所法と同じく市町村の廃置分合に伴う地区の特 例があります。 2 部 五町村の主な公共的団体(1/4):公共的団体等の取扱い参考資料 会 行財政 豊科町 豊科町防犯協会 南安曇郡交通安全協会豊科 支部 交通安全母の会 交通安全推進協議会 穂高町 穂高町防犯協会 南安曇郡交通安全協会穂高 支部 交通安全母の会 交通安全推進協議会 穂高町消防連絡協議会 消防OB会「まとい会」 自主防災組織(9 地区) 豊科町女性団体等連絡協議 会 自治会(区)及び区長会 福祉環境 豊科町社会福祉協議会 手をつなぐ親の会 豊科町身体障害者福祉協会 老人クラブ連合会 安曇野シルバー人材センタ ー 豊科町保護司会 豊科町保健補導員OG会 豊科町食生活改善推進協議 会 豊科町遺族会 豊科町傷痍軍人会 南安曇郡医師会 南安曇郡歯科医師会 男女共同参画会議ほたか 地縁登録団体 (1 団体) 自治会(区)及び区長会 穂高町緑の学習会 穂高町社会福祉協議会 手をつなぐ親の会 穂高町身体障害者福祉協会 老人クラブ連合会 安曇野シルバー人材センタ ー 穂高町保護司会 穂高町保健補導員OB会 穂高町食生活改善推進協議 会 穂高町遺族会 穂高町傷痍軍人会 南安曇郡医師会 南安曇郡歯科医師会 三郷村 堀金村 明科町 三郷村防犯協会 南安曇郡交通安全協会三郷 支部 交通安全母の会 交通安全推進協議会 堀金村防犯協会 南安曇郡交通安全協会堀金 支部 交通安全母の会 交通安全推進協議会 明科町防犯協会 松本交通安全協会明科支部 消防OB会「まとい会」 消防OB会「まとい会」 三郷村男女共生いきいき会 地縁登録団体 (14 団体) 区長会 ほりがね村女性会議 明科町婦人団体連絡協議会 区長会 部落長会議 三郷村社会福祉協議会 心身障害者親の会 三郷村身体障害者福祉協会 老人クラブ連合会 安曇野シルバー人材センタ ー 三郷村保護司会 三郷村保健補導員会OB会 三郷村食生活改善推進協議 会 三郷村遺族会 三郷村傷痍軍人会 南安曇郡医師会 南安曇郡歯科医師会 堀金村社会福祉協議会 手をつなぐ親の会 堀金村身体障害者福祉協会 老人クラブ連合会 安曇野シルバー人材センタ ー 堀金村保護司会 堀金村保健補導員OB会 堀金村食生活改善推進協議 会 堀金村遺族会 堀金村傷痍軍人会 南安曇郡医師会 南安曇郡歯科医師会 明科町社会福祉協議会 知的障害者育成会 明科町身体障害者福祉協会 長寿会連合会 明科広域シルバー人材セン ター 明科町保護司会 交通安全母の会 交通安全推進協議会 明科町消防連絡協議会 消防OB会(小頭会、2つの OB会) 明科町食生活改善推進協議 会 明科町遺族会 明科町傷痍軍人会 塩筑医師会 塩筑歯科医師会 2 五町村の主な公共的団体(2/4):公共的団体等の取扱い参考資料 部 会 福祉環境 経済 豊科町 豊科町福祉連合会 豊科町日赤奉仕団 豊科町商工会 豊科町観光協会 南安曇勤労者互助会 豊科町勤労者協議会 JAあづみ 豊科町営農支援センター 穂高町 穂高町福祉連合会 穂高町日赤奉仕団 穂高町商工会 穂高町観光協会 南安曇勤労者互助会 穂高町勤労者協議会 JAあづみ 穂高町営農センター 豊科町米消費拡大推進協議 穂高町生活改善グループ連 会 絡協議会 農村女性学習会 いきいきファーマーズ 三郷村 堀金村 三郷村福祉連合会 三郷村日赤奉仕団 三郷村商工会 三郷村観光協会 南安曇勤労者互助会 堀金村福祉連合会 堀金村日赤奉仕団 堀金村商工会 堀金村観光協会 南安曇勤労者互助会 JAあづみ 三郷村営農支援センター JAあづみ 堀金村営農支援センター 三郷村生活改善グループ連 絡協議会 農業・農村男女共同参画推進 協議会 穂高町消費者の会 加工研究会 明科町 明科町母子寡婦福祉協議会 明科町赤十字奉仕団 明科町商工会 明科町観光協会 筑北勤労者互助会 明科町勤労者協議会 JA松本ハイランド 明科町営農支援センター 明科町農業技術者連絡協議 会 明科町生活改善グループ連 絡協議会 輝く農村女性の会 明科町消費者の会 野菜共同営農組合 塩川原柿特産協議会 認定農業者連絡協議会 豊科町有害鳥獣駆除対策協 議会 豊科町猟友会 南安曇郡森林組合 豊科町畜産協議会 穂高町有害鳥獣駆除対策協 議会 穂高町猟友会 南安曇郡森林組合 みどりの少年団 三郷村有害鳥獣駆除対策協 議会 三郷村猟友会 南安曇郡森林組合 三郷村酪農協議会 堀金村有害鳥獣駆除対策協 議会 堀金村猟友会 南安曇郡森林組合 みどりの少年団 明科町柿の会 明農会 明科町有害鳥獣駆除対策協 議会 明科町猟友会 筑北森林組合 みどりの少年団 明科町畜産振興協議会 2 五町村の主な公共的団体(3/4):公共的団体等の取扱い参考資料 部 会 豊科町 穂高町 三郷村 堀金村 明科町 堀金村生産森林組合等連絡 協議会 経済 三郷村黒沢山林組合 平部落山林組合 塔の原部落山林組合 東川手地区山林組合 穂高西部生産組合 南原地区水利組合 川西土地改良区 梓川土地改良区 勘左衛門堰土地改良区 中信平左岸土地改良区 梓川土地改良区 勘左衛門堰土地改良区 中信平左岸土地改良区 梓川土地改良区 勘左衛門堰土地改良区 中信平左岸土地改良区 拾ヶ堰土地改良区 烏川土地改良区 拾ヶ堰土地改良区 第二拾ヶ堰土地改良区 新田堰土地改良区 拾ヶ堰土地改良区 豊科町外2町重光堰土地改 良区 矢原堰土地改良区 西穂高土地改良区 橋爪土地改良区 穂高土地改良区 烏川土地改良区 拾ヶ堰土地改良区 第二拾ヶ堰土地改良区 豊科町外2町重光堰土地改 良区 矢原堰土地改良区 有明土地改良区 高瀬川右岸土地改良区 中原土地改良区 等々力土地改良区 2 五町村の主な公共的団体(4/4):公共的団体等の取扱い参考資料 部 会 豊科町 経済 建設 教育 穂高町 三郷村 堀金村 信州山葵組合 虹鱒生産組合 穂高温泉旅館組合 早春賦歌碑管理委員会 穂高町観光地を美しくする 会 あずみ野太鼓同好会 信州安曇野穂高太鼓 アルプス白鳥の会 豊科玉ねぎ元気くんをPR する会 中曽根川河川愛護団体 穂高川河川愛護会 豊科町の景観を考える会 景観形成住民協定締結地区 景観と町づくり協議会 連絡協議会 山麓排水組合 豊科町芸術文化協会 穂高町文化協会 豊科町体育協会 穂高町体育協会 豊科町スポーツ少年団 豊科町PTA連絡協議会 地区子ども会育成会 穂高町スポーツ少年団 穂高町PTA連絡協議会 地区子ども会育成会 豊科町連合婦人会 ガールスカウト 穂高町連合婦人会 穂高人形・御舟祭保存会 明科町 わさび組合 明科花の会 明科龍神太鼓 御宝田白鳥の会 河川愛護団体(4地区) 三郷村芸術文化協会 三郷村体育協会 三郷村青少年育成指導者連 絡会 三郷村PTA連絡協議会 地区子ども会育成会 三郷村スポーツ指導員連絡 協議会 女性学級 堀金村芸術文化協会 堀金村体育協会 明科町芸術文化協会 明科町体育協会 堀金村スポーツ少年団 堀金村PTA連絡協議会 地区子ども会育成会 明科町スポーツ少年団 明科町PTA連絡協議会 地区子ども会育成会 明科町スポーツ指導員協議 会 ガールスカウト 3 先進事例:公共的団体等の取扱い参考資料 市町村名等 合併(予定)年月日 (長野県:千曲市) 更埴市・戸倉町・上 平成 15 年 9 月 1 日 山 田 町 合 併 協 議 会 (予定) 【法定】 (長野県:東御市) 平成 16 年4月1日 東部町・北御牧村合 (予定) 併協議会【法定】 (東京都) 西 東 京 市 平成 13 年 1 月 21 日 (香川県) 平成 15 年 4 月 1 日 東 か が わ 市 調 整 方 針 公共的団体の統合については、新市の速やかな一体性を確保するため、各団体の実情を尊重しながら統 合整備に努めるものとする。 公共的団体等については、新市の一体性を確保するため、当該団体の実情を尊重しながら、統合又は再 編に向け、次のとおり調整に努める。 1 共通の目的を持った団体は、できる限り合併時に統合できるよう調整に努める。 2 共通の目的を持った団体で、諸般の事情により合併時に統合が困難な団体は、合併後速やかに、統合 又は再編できるよう調整に努める。 3 独自の目的を持った団体は、現行のとおりとする。 公共的団体等は、新市の速やかな一体性を確立するため、それぞれの実情を尊重しながら統合整備に努 めるものとする。 1 2市に共通している団体は、合併時に統合するよう調整に努めるものとする。 2 2市に共通している団体で、実情により合併時に統合できない団体は、合併後速やかに統合するよう 調整に努めるものとする。 3 2市に共通している団体で、統合に時間を要する団体は、将来統合するよう調整に努めるものとする。 4 2市独自の団体は、現行のとおりとする。 公共的団体については、新市の一体性を確保するため、それぞれの実情を尊重しながら、統合整備につ いて次のとおり調整に努める。 1 3町に共通している団体は、できる限り合併時に統合できるよう調整に努める。 2 統合に時間を要する団体は、将来の統合に向けて検討が進められるよう調整に努める。 3 独自の目的を持った団体は、現行のとおりとする。 4 関係法令等(1/2):公共的団体等の取扱い参考資料 ○地方自治法 (昭和 22 年法律第 67 号) 第 157 条 普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体の区域内の公共的団体等の活動の綜合調整を図るため、これを指揮監督することができる。 2 前項の場合において必要があるときは、普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体の区域内の公共的団体等をして事務の報告をさせ、書類 及び帳簿を提出させ及び実地について事務を視察することができる。 3 普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体の区域内の公共的団体等の監督上必要な処分をし又は当該公共的団体等の監督官庁の措置を申請 することができる。 4 前項の監督官庁は、普通地方公共団体の長の処分を取り消すことができる。 *用語解説 【公共的団体等】 公共的団体等とは、農業協同組合、森林組合、漁業協同組合、生活協同組合、商工会議所等の産業経済団体、老人ホーム、育児院、社会福祉協議会、 社会福祉団体、赤十字社等の厚生社会事業団体、教育団体、青年団、婦人会、文化団体、スポーツ団体等の文化事業スポーツ団体など、公共的な活動を 営むものはすべてこれに含まれ、公法人でも私法人でもよく、また、法人でなくても良い。 (行政実例 昭和 24 年1月 13 日 昭和 34 年 12 月 16 日) 公共的団体等とは、公共的団体等の事務所が当該地方公共団体の区域内にあるときにはもちろん、たとえ公共的団体等の主たる事務所はほかの地方公 共団体の区域内にあっても、その支部なり、出張所が当該団体内に設けられているもの、さらには、支部又は出張所も設けられていないが、その公共的 団体の活動が明らかに当該普通地方公共団体の区域内において行われているというようなものも含まれると解するのが妥当。 (学説「逐条地方自治法」 ) 【公共的団体等の活動】 公共的団体等の活動とは、その団体本来の公共的活動をいう(逐条地方自治法)のであって、公共的団体の内部組織(たとえば、役員の選任行為)には及び 得ないと解すべきである。 (行政実例 昭和 29 年7月 26 日) 【綜合調整を図るため、これを指揮監督する】 公共的団体相互間の総合調整を図るためばかりでなく、これら公共的団体の産業、経済、文化、社会の各般にわたる事業活動をして当該普通地方公共 団体の行政との間に適切な調和と協力を保たしめるためにも公共的団体を指揮監督することができるものと解される。(行政実例 昭和 24 年1月 13 日) ○市町村の合併の特例に関する法律 (昭和 40 年法律第6号) (国、都道府県等の協力等) 第 16 条 国は、都道府県及び市町村に対し、自主的な市町村の合併を推進するため、必要な助言、情報の提供その他の措置を講ずるものとする。 (第2項∼第6項省略) 7 公共的団体は、合併市町村の建設に資するため必要な措置を講ずるように努めなければならない。 8 合併関係市町村の区域内の公共的団体等は、市町村の合併に際しては、合併市町村の一体性の速やかな確立に資するため、その統合整備を図るよう に努めなければならない。 ○商工会法 (昭和 35 年法律第 89 号) 4 関係法令等(2/2):公共的団体等の取扱い参考資料 (地区) 第7条 商工会の地区は、1の町村の区域とする。ただし、商工業の状況により必要があるときは、1の市又は隣接する2以上の市町村の区域とする ことができる。 2 商工会の地区は、他の商工会の地区又は商工会議所の地区と重複するものであつてはならない。 (市町村の廃置分合に伴う地区の特例) 第8条 商工会の設立後にその地区たる市町村について廃置分合があつた場合において、その商工会(その商工会が廃置分合後の市町村の区域の一部 をその地区の全部又は一部とし、その地区が隣接する他の商工会と合併した場合(以下この条において「隣接商工会との合併の場合」という。 )にあっ ては、当該合併後存続する商工会又は当該合併によって成立した商工会。以下この条において同じ。 )の地区を廃置分合後の市町村の区域とするための 定款の変更をし、又はその商工会が解散するまでの間は、前条第1項の規定にかかわらず、その商工会の地区は、廃置分合前の市町村の区域(隣接商 工会との合併の場合にあっては、当該合併前の各商工会の地区のすべてを合わせた区域)とする。 ○社会福祉法 (昭和 26 年法律第 45 号) (市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会) 第 109 条 市町村社会福祉協議会は、1又は同一都道府県内の2以上の市町村の区域内において次に掲げる事業を行うことにより地域福祉の推進を図 ることを目的とする団体であって、その区域内における社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活動を行う者が参加し、かつ、 指定都市にあってはその区域内における地区社会福祉協議会の過半数及び社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が、指定都市以外の市 及び町村にあってはその区域内における社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が参加するものとする。 一 社会福祉を目的とする事業の企画及び実施 二 社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助 三 社会福祉を目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成 四 前三号に掲げる事業のほか、社会福祉を目的とする事業の健全な発達を図るために必要な事業 2 地区社会福祉協議会は、1又は2以上の区(地方自治法第 252 条の 20 に規定する区をいう。 )の区域内において前項各号に掲げる事業を行うこと により地域福祉の推進を図ることを目的とする団体であって、その区域内における社会福祉を目的とする事業を経営する者及び社会福祉に関する活動 を行う者が参加し、かつ、その区域内において社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の過半数が参加するものとする。 3 市町村社会福祉協議会のうち、指定都市の区域を単位とするものは、第一項各号に掲げる事業のほか、その区域内における地区社会福祉協議会の相 互の連絡及び事業の調整の事業を行うものとする。 4 市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会は、広域的に事業を実施することにより効果的な運営が見込まれる場合には、その区域を越えて第1 項各号に掲げる事業を実施することができる。 5 関係行政庁の職員は、市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会の役員となることができる。ただし、役員の総数の5分の1を超えてはならな い。 6 市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会は、社会福祉を目的とする事業を経営する者又は社会福祉に関する活動を行う者から参加の申出があ ったときは、正当な理由がなければ、これを拒んではならない。
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