伝統文化チラシ [PDFファイル/377KB]

 ■第一部 講演会 13:40 ∼
「刀匠 加藤慎平 語る」
名刀正宗に魅かれ日本刀の神髄に迫る日々
鎌倉時代の名工・五郎入道正宗。刀剣史の相州伝を
完成させた人物。正宗の刀は、初めから目指すと作者
の道を迷わすと言われ、絵画でいうと抽象画のようだ
と例えられる。そんな正宗に魅せられ、日々精進を繰
り返す日々。正宗と同じものを目指すのではなく現代
刀で正宗が持つ風格を表せるようにしたい。
今回の講演では、自身の生い立ちとともに、なぜ刀
鍛冶を目指すことになったのか、刀を作る工程や苦労
話、本年度の日本美術刀剣保存協会主催の新作名刀展
「短刀・剣の部」で特賞を受賞した話などを余すところ
なく語ります。
■アトラクション 14:30 ∼ 剣舞 「楠公を詠ず」
遊月流吟舞会 四代目宗家 鈴木遊月
■第二部 矢板が生んだ三大巨匠対談 14:45 ∼ 「伝統文化への想い」
コーディネーター 和気邁(伐木特殊技術保持者 市無形文化財)
刀匠 書家 加藤 慎平
鵤工舎
柿沼 翠流
小川 三夫
刀剣界最高峰と謳われた人
1936 年塩谷町生まれ。
手島右 氏に師事。書の芥
1947 年矢板市生まれ。
宮大工「西岡常一」の唯一
間国宝宮入行平に入門し、
川賞と言われる手島右
賞
の内弟子で、日本を代表す
平を名乗る最後の内弟子と
を受賞。ヨーロッパ巡回日
る宮大工。寺社建築専門の
なる。その後上林恒平に師
本の書展に招待出品。現在
建築会社「鵤工舎」の創始者。
事。市内に刀鍛冶場を構え
市内で書の普及に尽力中。
弟子と共に国土安穏寺、日
ている。新作名刀展特賞・
佐久市立近代美術館に作品
本寺ほか全国各地の寺院改
優秀賞、栃木県文化奨励賞
「命」収蔵。第1回マロニエ
修、再建、新築にあたると
1957 年塩谷町生まれ。
など受賞多数。
文化賞など受賞多数。
ともに後進の育成に努める。
表題 柿沼翠流書
6 20
月
日 ( 土) 13:00 開場 13:30 開会
矢板市文化会館大ホール
主催:矢板市 矢板市教育委員会 共催:矢板市文化協会 矢板市文化財愛護協会
後援:矢板市商工会 矢板市観光協会 エフエム栃木 下野新聞社 とちぎテレビ
※当日は、市の広報ラジオ番組「矢板時間」の収録を行います。
入場無料