行政の動き / 標準化情報 標準化情報 1. 鉄道車両関係の JIS の情報 当工業会が審議団体となっている鉄道車両に関係する JIS の制定・確認・改正・廃止情報及び 原案作成作業中の規格への取組み状況は、当工業会のホ-ムペ-ジを参照してください。 ( ホ-ムペ-ジアドレス http://www.tetsushako.or.jp/ 鉄車工について / 出版物紹介 /2015 年 (474 号 )) 1.1 次の 15 件の制定・改正規格は、2015 年 1 月 20 日に官報公示され、発行された。 - JIS E 4311 :鉄道車両-ブレ-キ部品-試験通則 ( 追補改正 ) - JIS E 4502 - 1:鉄道車両-車軸-第 1 部:品質要求 ( 改正 ) - JIS E 4502 - 2:鉄道車両-車軸-第 2 部:寸法要求 ( 改正 ) - JIS E 4504 :鉄道車両-輪軸-品質要求 ( 改正 ) - JIS E 5003 :鉄道車両-直流避雷器 ( 改正 ) - JIS E 5010 :鉄道車両-交流避雷器 ( 改正 ) - JIS E 5012 - 1:鉄道車両-電力用コンデンサ-第1部:紙及びフィルムコンデンサ(制定) - JIS E 5012 - 2:鉄道車両-電力用コンデンサ-第2部:アルミニウム非固体電解コンデ ンサ(制定) - JIS E 5012 - 3:鉄道車両-電力用コンデンサ-第3部:電気二重層キャパシタ ( 制定 ) - JIS E 5303 :鉄道車両-ディ-ゼル機関試験方法 ( 改正 ) - JIS E 5402 - 1:鉄道車両-一体車輪-第 1 部:品質要求 ( 改正 ) - JIS E 5402 - 2:鉄道車両-一体車輪-第 2 部:寸法要求 ( 改正 ) - JIS E 6102 :鉄道車両-交流主電動機 ( 改正 ) - JIS E 6103 :鉄道車両-永久磁石同期機 ( 制定 ) - JIS E 7104 :鉄道車両-旅客用腰掛 ( 改正 ) 1.2 次の 1 件の規格原案は、JSA の規格調整分科会での点検コメントの再調整版を入手し、1 月 下旬に回答を提出した。 - JIS E 4411( 仮 ):鉄道車両-直流電源用蛍光灯電子安定器 ( 制定 ) 1.3 次の 1 件の規格は、規格原案を 1 月末に JSA に提出した。 - JIS E 6302 :鉄道車両-パンタグラフ ( 改正 ) 1.4 次の 2 件の規格は、規格原案を 2 月末に JSA に提出した。 - JIS E 4118 :鉄道車両-ブルドン管圧力計 ( 改正 ) - JIS E 5006 :鉄道車両-電子機器 ( 改正 ) 1.5 次の 1 件は、審議中であり規格原案を 4 月末に提出する予定である。 - JIS E 5302 :鉄道車両-推進軸 ( 改正 ) 1.6 次の 1 件の規格は、原案作成作業を継続している。 - JIS E 5008 :鉄道車両-電力変換装置 ( 改正 )2015 年 10 月まで 1.7 次の規格は、前回の改正から 20 年を経過し、規定内容が製造実態と相違する個所が多くなっ ているので、2014 年 11 月末に JSA に公募の手続きを行い、本年 4 月から改正作業を行うこと が合意された。現在、準備会を開始。 - JIS E 5301 :鉄道車両-放熱器 ( 改正 ) 鉄道車両工業 474 号 2015.4 50 2. 鉄車工規格 (JRIS) 関係の情報 鉄車工規格の発売中及び作成中の規格情報は、当工業会のホ-ムペ-ジを参照してください。 また、発売中の規格の申込用紙は、ホ-ムペ-ジからダウンロ-ドすることができます。 ( ホ-ムペ-ジアドレス http://www.tetsushako.or.jp/ 規格 /JRIS 規格 ( 中段 )「注文書」 をダウンロ-ドしていただき、ご記入の上、メ-ル又はファックスで当工業会にお申し込みくだ さい。) 2.1 鉄車工規格の区分 ( この区分紹介は、毎号に表示する。) 当工業会では、近年の欧州各国の規格戦略に遅れをとらないように、鉄道車両業界で必要とす る鉄車工規格を、次の五つの分野に分けて積極的に整備している。 D シリ-ズ:特定の鉄道事業者と製造者とで開発した製品及びシステムが実証され、他の事業 者への活用が期待できる技術分野 ( デファクト標準をベ-スとする規格 ) E シリ-ズ:主として廃止 JIS のうち鉄道車両業界で継続して使用する技術分野、及び派生分野 J シリ-ズ:主として旧国鉄の規格 (JRS) のうち鉄道車両業界で継続して使用する規定内容、及 び関連する規格体系に属する技術分野並びに派生分野 R シリ-ズ:多くの鉄道事業者及び製造者が標準的に採用している技術分野 W シリ-ズ:多くの鉄道事業者及び製造者が使用する各種の作業標準分野 2.2 鉄車工規格の登録・発行・見直し -1月~ 3 月に発行したハンドブックはない。 -2014年度の5年・定期見直し作業を踏まえ、鉄車工規格審査会の審議によって、3月3日付で、 5 件を“確認”の処理を行い、14 件は軽微な改正を行う追補 1 を発行した。 -引き続き、次の 5 件は規格全体を改正するため原案を鉄車工規格審査会で審議中であり、4 月には改正版を発行する予定。 JRIS R 0104:鉄道車両-ステンレス鋼板被覆鋼管及びステンレス鋼管 ( 改正 ) JRIS R 0122:鉄道車両-握り棒 ( 改正 ) JRIS R 0125:鉄道車両-絶縁袋ナット ( 改正 ) JRIS R 0133:鉄道車両-屋根昇降用足掛及び手掛け ( 改正 ) JRIS R 0136:鉄道車両-圧着端子及び圧着スリ-ブ ( 改正 ) 2.3 鉄車工規格の D シリ-ズ 次の 2 件の規格原案を作成中。 JRIS D 1002:鉄道車両-制御指令伝送装置 ( 改正 ) JRIS D 1010:鉄道車両-自動電気連結器-機構内蔵式 ( 改正 ) 2.4 鉄車工規格の J シリ-ズの制定・改正状況 次の 2 件の規格は、個別の規格作成部会を設置して審議を進めている。 JRIS J 0406:鉄道車両-車軸の強度計算方法 ( 制定 ) JRIS J 0588:鉄道車両-車上子結合度試験器 ( 制定 ) 2.5 JRIS 整備部会の各部会で、E、R 及び W シリ-ズの規格原案を作成中。 -車体 JRIS E 4200 :密着式自動連結器 ( 制定 ) JRIS R 1006 :鉄道車両-妻かもい点検ふたの設計標準 ( 制定 ) JRIS R 0219 - 1:鉄道車両-側窓-第 1 部:窓構造 ( 制定 ) JRIS R 0219 - 2:鉄道車両-側窓-第 2 部:窓ガラスの品質 ( 制定 ) 51 鉄道車両工業 474 号 2015.4 標準化情報 -ぎ装 JRIS R 0111 :鉄道車両-配管用管押さえ及び管支え ( 改正 ) JRIS R 0206 - 2:鉄道車両-ぎ装設計標準-屋根上ぎ装 ( 制定 ) JRIS R 1043 :鉄道車両-配管の識別表示 ( 制定 ) -電気機器 JRIS R 1621 :鉄道車両-電気式戸閉めシステム ( 制定 ) JRIS R 1651 - 1:鉄道車両- LED 式客室照明灯-第 1 部:性能要求 ( 制定 ) -ブレ-キ JRIS E 5501 :鉄道車両-空気笛 ( 改正 ) JRIS R 1115 :鉄道車両-ユニットブレ-キ ( 制定 ) JRIS R 1605 :鉄道車両-圧力調整弁 ( 制定 ) JRIS R 1606 :鉄道車両-中継弁 ( 制定 ) -台車 JRIS E 4110 :鉄道車両-フェノ-ル樹脂製ブシュ ( 制定 ) JRIS E 4206 :鉄道車両-空気ばね ( 制定 ) JRIS R 1113 :鉄道車両-補助排障器用ゴム板 ( 制定 ) JRIS W 0307 :鉄道車両-作業標準-台車塗装要領 ( 制定 ) 2.6 次の規格は、JIS E 6002 の発展形と位置づける JRIS を作成するため、臨時の JRIS 作成 部会を設置して、原案作成作業を開始した。 JRIS R 1060 :鉄道車両-車両性能一般規則 ( 制定 ) 2.7 JRIS の 5 年定期見直し JRIS 整備の各部会で、次の件数の規格に対し、2015 年度の 5 年・定期見直し作業の準備を 始めた。 -車体部会 :10 件 -ぎ装部会 :12 件 -電気機器部会 : 7 件 -ブレ-キ部会 : 2 件 -台車部会 : 2 件 会員会社各位 一般社団法人 日本鉄道車輌工業会 鉄車工規格申込書について 従来、本誌に鉄車工規格申込書を掲載しておりましたが、ホームページから申込書がダウン ロード出来るため、申込書の掲載を中止させていただきました。 規格を購入希望の方はホームページアドレス http://www.tetsushako.or.jp/ 規格 /JRIS 規格 ( 中段 )「注文書」をダウンロードしていただき、ご記入の上、メール又はファックスで当 工業会にお申し込みください。 よろしくお願いいたします。 鉄道車両工業 474 号 2015.4 52
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