＜技術資料＞２００５．８ＦＤＳニュー各色Ｒ１のご紹介東洋インキ株式会社プリンティング技術統括部技術 3 部 ECS 事業統括部 UV インキ販売部１．特長 (1)ドライオフセット印刷、樹脂凸版印刷を前提としたシールラベル用ＵＶインキです。 (2)非吸収性難接着原反に対し、良好な接着性を示します。 (3)ＵＶ硬化性に優れ、硬化不良等によるトラブルの低減等、生産性の向上が図れます。 (4)硬化皮膜が強靱であり、耐摩擦性、スクラッチ性に優れます。 (5)従来品「ＦＤＳニュー各色Ｒ」比、機上安定性が向上しています。（弊社製従来品比）２．性能一覧インキ調子ＩＲＳＲ UV硬化性 (m/分 ) ＦＤＳニュー黄Ｒ１９．０１５．０８０４～５５４～５ＦＤＳニュー紅Ｒ１９．０１６．０７０４～５５４～５ＦＤＳニュー藍Ｒ１９．０１６．０７０４～５５４～５ＦＤＳニュー墨Ｒ１９．０１８．０５０４～５５４～５ｽｸﾗｯﾁ性耐摩擦性接着性５段階評価：（優）５～１（劣）＜測定条件＞・インキ調子：ＩＲ（ﾀｯｸ値） /30℃ ･1分、ＳＲ（ﾌﾛｰ値） /25℃ ･1分（半径値）・ＵＶ硬化性： 120W/cm空冷メタハラランプ１灯、厚盛り条件下にて硬化するコンベアスピード（ 0.4cc盛強 /全面相当）・スクラッチ性：爪による引っ掻き耐性・耐摩察性：サザーランド・ラブテスター２０回摩擦／４ポンド・接着性：手持処理ＰＥＴ、ＰＰ原反に対する接着性をセロテープ剥離にて評価３．補助剤 (1)ＦＤレジューサーＯＲ（粘度調整剤）：最大添加量３％＊２％添加にて、季節型が約１ランク軟調化します。 (2)ＦＤコシキリン（腰切り剤）：最大添加量５％＊フローを出したくない場合に、使用します。＊３～４％添加にて、季節型が１ランク軟調化します。 ※補助剤の過剰添加は、硬化性不良、スクラッチ耐性不良、接着性不良等に繋がりますので、避けて下さい。 ※異なるＵＶインキとの相溶性は有しておりませんので、混合は避けて下さい。 ※本データは、弊社の限られた条件下に於けるテーブル試験結果であり、全てを保証するものではありません。特に、各種非吸収性難原反に対する接着性は、各種基材の処理状態により異なりますので、実用の前に、必ず本機による品質確認をお願い申し上げます。４．設定色主な設定色及び設定季節型は以下の通りです。ＦＤＳニュー各色Ｒ１設定季節型設定色イ型ロ型ハ型硬調品標準軟調品黄 ○ ○ 紅 ○ ○ 藍 ○ ○ 墨 ○ ○ ○ コンク墨 ○ ○ ○ 赤黄 ○ 不透明黄 ○ 透明黄 ○ ○ 金赤 ○ ○ 赤 ○ 草 ○ ７９草 ○ 紫 ○ ３６群青 ○ ３８藍 ○ ○ プロセス耐性黄 ○ プロセス耐性紅 ○ 耐光金赤 ○ 耐性金赤Ｓ ○ 耐性赤 ○ 耐性紅 ○ 超耐光黄 ○ ○ シルバーメジウム ○ ○ 紺藍メジウム ○ ○ ○ ○ 白 ○ ○ ○ コンク白 ○ ○ ○ シルバー ○ 以上、宜しくご検討頂きます様、お願い申し上げます。