トビタテ!留学JAPANの概要 平成27年6月13日 文部科学省 官民協働海外留学創出プロジェクト 船橋 力 1 自己紹介 1970年 横浜生 幼少期をアルゼンチン、 高校時代をブラジルで過ごす 1990年 上智大学経済学部経営学科入学 1994年 伊藤忠商事株式会社 入社 アジア等でODAプロジェクトを手がける 文部科学省官民協働海外留学創出 プロジェクト ディレクター 船橋 力 ふなばし ちから 2000年 株式会社ウィル・シード設立 代表取締役社長に就任、日本のトップ 350社の企業とやく60自治体、600校の 学校向けの体験型・参加型の教育プログ ラムを提供 2009年 世界経済フォーラムのYoung Global Leaderに選出 2012年 NPO法人TABLE FOR TWO International 理事に就任 2013年11月より現職 2 日本人留学生数の推移 ピークの2004年から約30%の減少 90,000 82,945 80,000 78,151 76,464 62,324 80,023 76,492 75,586 70,000 79,455 74,551 66,833 64,284 59,468 60,000 59,460 50,000 57,501 39,258 32,609 30,000 0 58,060 51,295 40,000 10,000 60,138人 59,923 55,145 20,000 75,156 26,893 18,066 15,246 22,798 14,927 17,926 15,335 15,485 1983 1988 1993 1998 2003 2008 2012 出典:OECD、IIE、ユネスコ文化統計年鑑等 3 トビタテ!留学JAPANの概要 トビタテ!留学JAPANは、 様々な留学支援制度を啓発キャンペーン 4 トビタテ!留学JAPANの目標 2020年までに日本人留学生倍増 (日本再興戦略 平成25年6月14日閣議決定) 全ての意欲ある若者に多様な海外留学の機会を 大学生等 高校生 6 → 12 万人! 3 →6 万人! 5 トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラムの目標 文部科学省初の官民協働プロジェクト による支援 学生日本代表を 海外へ派遣 民間からの寄附 10,000人 200億円 ※2020年までの目標 産学官の出身者から構成される 協働プロジェクトチームが事業を推進 6 幅広い企業からの支援 ※平成27年5月21日現在 144社・団体 7 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムの目的 多様な海外留学の機会を提供するために 必要な人材育成方針 主 “産業界を中心に社会で求められる人材”、 “世界で活躍できる人材”の育成 副 学生の海外留学を促進するという観点から、 各領域でリーダーシップを発揮する多様な人材を支援し、 海外留学の機運を高める 8 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム4つの特徴 ①多様な活動を支援 ②留学計画を支援 「世界に挑戦」、「専門的な職 業」、「社会貢献」等を焦点に した留学を支援します。 学校教育活動の一環として認め た留学計画を支援します。 ③審査の観点・方法 社会が求める人物像を反映した 審査を行います。 ④留学事前事後 のフォローが充実 留学中の支援だけでなく、事 前・事後の研修、留学後の高校 生ネットワークの構築をし、大 学生コミュニティと連携します。 9 高校生コース概要 4つの留学分野 平成27年度の支援概要 アカデミック分野 ○4分野を合わせて計300名を採択予定 プロフェッショナル分野 スポーツ・芸術分野 国際ボランティア分野 ○14日以上3か月以内(1か月以上を 推奨)の留学が支援対象 ○支援内容 ・奨学金:8~14万円/月(留学先で異なる) ・渡航費:10万円~20万円 ・授業料:30万円を上限として支給 ○スケジュール ・公募:平成27年1月~3月上旬 ・選考(書類+面接):3月中旬~4月 ・採否決定:5月中下旬 ・事前研修:6月13日 ・留学開始:6月15日より順次 10 日本代表プログラムの全体像 壮行会・事前事後研修という一連の流れを通じて、 留学における成長を最大化するとともに、 将来につながるネットワーク(仲間)を構築 壮行会 事前研修 トビタテ日本 代表生として の意識の醸成 留学での成長 を最大化する ための準備 (活動の目標 の明確化) 留学 事後研修 留学生 ネットワーク 留学の振り返り • 将来に渡って と成果の発表 学び会う仲間 とのつながり • 地域での留学 機運醸成活動 11 トビタテ日本代表生の3つの役割 • Global Leader 留学を通じて最大限に成長し、 将来の「グローバルリーダー」を目指す • Ambassador 留学期間中は、「日本のアンバサダー(大使)」 として日本の良さを発信する • Evangelist 留学生増加のため「留学のエヴァンジェリスト (伝道師)」として活動する 12 アンバサダー活動のイメージ 世界中に日本のファンを増やし、人脈を構築 派遣留学生 13 エヴァンジェリスト活動のイメージ 自分の経験を語り伝えることで、 留学機運醸成の一翼を担う トビタテ!留学JAPANの目標 展開イメージ 自分の地域や大学・学校等の教育 機関等で、留学の良さを発信 派遣留学生 東京オリンピック・パラリンピック 競技大会が開催される2020年までに 大学生の海外留学12万人 (現状6万人) 高校生の海外留学6万人 (現状3万人) への倍増 14 参考)大学等向け日本代表プログラム ○留学期間: ・28日以上2年以内(3ヶ月以上推奨)の計画 (1年以上の者は全体の1割程度を予定) 基本4コース 自然科学系、 複合・融合系人材コース 新興国コース 世界トップレベル 大学等コース 多様性人材コース 地域人材コース 15 参考)基本4コースの現状 平成26年度(第1期) 59カ国に留学 申請:1,700人(221校)⇒ 採用:323人(106校) [コース別内訳] ① ② ③ ④ 自然科学系、複合・融合系人材コース 新興国コース 世界トップレベル大学等コース 多様性人材コース 平成27年度前期(第2期) <申請> 517人 ⇒ 341人 ⇒ 329人 ⇒ 513人 ⇒ <採用> 159人 44人 61人 59人 46カ国に留学 申請:784人(173校) ⇒ 採用:256人(110校) [コース別内訳] ① ② ③ ④ 自然科学系、複合・融合系人材コース 新興国コース 世界トップレベル大学等コース 多様性人材コース <申請> 270人 92人 134人 288人 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ <採用> 119人 18人 43人 76人 16 参考)地域人材コースの現状 地域のグローバル化を促進するため、 地域の活性化に貢献するリーダー候補を育成 平成27年度は、7地域の事業を採択(各地域とも年間最大10名程度を採用予定) ※高校生は対象外 採択地域: (栃木県、三重県、岡山県、徳島県、 熊本県、大分県、沖縄県) 地域名 地域事業の名称 栃木県 とちぎグローバル人材育成プログラム (上級コース) 三重県 航空宇宙産業分野の企業へ就職をめざす 人材の留学支援 岡山県 おかやま若者グローバルチャレンジ応援 事業 徳島県 徳島県地域グローカル人材育成事業 熊本県 『熊本と世界をつなぐ』グローバル人材 育成事業 大分県 大分県地域グローバル人材育成・定着事 業 沖縄県 沖縄からアジアへトビタテ留学JAPANプ ロジェクト 17 最後に これからの時代に必要なことを 一言に集約するならば、 それは “自ら道を切り拓く力” 18 お願いしたいこと • 対外的な広報 -学校のホームページ、学校説明会等での告知 -プレスリリースを活用した新聞等の媒体へのアプローチ • 生徒の留学準備に対する支援 -“語学力の向上”や“日本の理解促進”に向けた支援 -留学先の事前調査 • 生徒への留学中の支援 -意欲の低下・ストレスに対する支援 -緊急の際の連絡体制づくり • 支給手続き 19
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