JAGO機関紙月刊大崎大地 /JAGO機関紙「２０１5年 4月１日発行一部 100円（寄付）」【発行者】大崎大地塾 JAGO機関紙【編集人】緒川仁美・緒川正和【住所】東京都江戸川区船堀5-7-3 【電話】０３－３６８８－６８８１【ＨＰ】 www.jago.jp 【投稿専用Ｅmail】 [email protected] JAGOはギャンブルを「やらないやらせない」依存症について考える克服支援機関です！ JAGO代表大崎大地３月は、１日（日）１９：５７分フジテレビ「ニュースな晩餐会」ギャンブル依存症問題の放送からはじまり、１５日は、埼玉地区で初の地区セミナーが開催され１７日には、同じく埼玉県立高校で約４００名の生徒さん対象の「ギャンブル依存症問題講演」が、はじめて開催されました。２２日は、パチンコ依存症から派生する諸問題で福岡へ行ってきました。不幸を量産するパチンコなどのギャンブルが「隠れ依存症家族」を量産しています。このままでは、未来がとても心配で危機感を覚えます。さらに、極めつけは、１１日に北海道の人口５、０００名ほどの小さな町で、パチンコ事情を取材したときのことです。パチンコに負けたご婦人が借金返済と軍資金欲しさに３、０００円売春をしているという事実です。現在、女性の依存症者数は７５～９０万人くらいとされていますが、全国津々浦々まで調査したなら、とんでもない数が弾き出されるようで怖い気さえします。子をもうけ育てる女性までもが依存症に・・・。人しての感情を持ち合わせないパチンコ業界の底知れない恐怖を感じます。《お知らせ！》 2015・3・31日 JAGO認定コンサルタント合格者発表遠方より半年間、大崎大地講座へ通い続けた母と子の努力が実りました。・山崎深雪様・山崎勇貴様 JAGO副代表全国家族会指導長奥山敬子桜の開花と共に春がやって来ました。依存症者や家族にも本当の春が早く来て欲しいものです。 3月17日（火）代表や仲間と共に八潮高校を訪問し、ギャンブル依存症のお話をさせて頂きました。体育館に集合した400名の生徒の皆さんは真剣に耳を傾けてくれました。始めに奥山から以下の事を伝えました。 ①ＪＡＧＯの目的：ギャンブルの存在を否定し、依存症者や家族を救う事 ②ギャンブルとは：公営ギャンブルだけではなく身近な宝くじも立派なギャンブルで株取引もギャンブルである ③なぜギャンブルがいけないのか：額に汗して働かず、偶然の勝利を期待しお金を得ようとするため ④ギャンブル依存症は：９４％がパチンコ・パチスロで発症している。遠隔操作もあり、頑張っても勝てない ⑤なぜギャンブル依存症になるのか：一度でもビギナーズラックを経験すると、脳が快楽を覚え一生記憶される脳は非常に優秀で、悲しい事・辛い事は消す力を持っているが、快楽は一生忘れる事がない。このしくみは、人間が生きていく為に必要な機能です ⑥ギャンブル依存症にならない為には： ◆ギャンブルの怖さを知る ◆ギャンブルに近づかない・やらないこの後、依存症者の経験談や母親としての辛く悲しい思いを聞いて頂きました。そして、TV「ニュースな晩さん会」を見て頂き、代表から話をしました。最後に生徒さんや先生から質問を受け、 70分の講演を終わりました。将来、生徒の皆さんがギャンブルと対峙した時、この講演を思い出し決して手を出さないで欲しいと切に思いました。またアンケート調査で、生徒さんが家族のギャンブルで困ったり悩んだりしている人が1割以上いる事が分かりました。子どもながらに家族を心配する胸中を思うと切なくなります。これからも多くの学校で講演会を開催して頂く事が、国の繁栄の礎になる事は間違いありません。今後の予定・５月２４日（日） 3時半より街宣活動（船堀セミナー後）・７月１２日（日）ボランティアフェスティバル（タワーホール船堀にて） JAGO大崎大地と歩む２０１５年！＊＊＊特集＊＊＊ 2015年３月17日9：00 埼玉県立八潮高校ギャンブル依存症問題講演会この国で、初の生徒さん対象の講演が開催されました。生徒さんの真剣な症状と体験を話された皆様の緊張感がとても好印象で聞く者の心を打ちました。さらに講演終了後、主催者様よりご感想が届きました。校長大堀良博様良博様様々な体験者の身を裂くようなお話の中、母親の立場から、最愛のお子様が墜ちていく様を切ない気持ちで語られた様子には、心を打たれました。この様な思いを、人前で語るだけでも大変なはずなのに・・・、同じ思いを繰り返させないために、今日を第一歩として、我々にも出来ることを、ささやかながら始めていこうと思います。貴重なお時間を、私たちのために割いて頂き、ありがとうございました。生徒指導部主任牧田実様親がパチンコにはまってしまい、学校に必要な費用をパチンコにつぎ込んでしまう。そして、生徒の就学が困難になってしまう。がんばって高校を卒業し、進学や就職を決め前途洋々な教え子が、軽い気持ちで始めたパチンコからギャンブル依存症になり、うそと借金を重ねて、人生と家族を壊していってしまう。アンテナを広げれば、そんな事が身近でありました。ギャンブル依存症の怖さと、誰でもなってしまう恐ろしさをしっかりと理解し、不幸な生徒や教え子をこれ以上つくらないために、教育機関で初めて、それも公立高校で講演会を開催しました。依存症克服に苦しんでいる方や、大事な息子さんがギャンブル依存症になってしまったお母さんの生の声も聞け、生徒や教員も共に考えさせられ、依存症の恐ろしさが実感できました。今後もいろいろな学校でこのような講演会を開催していただき、ギャンブルを必要としない若者が増えることを切に願います。本日は、ほんとうにありがとうございました。渉外部主任村田陽様「ギャンブルは不要」「自己責任ゼロ」「絶対に手を出さない」といった明快なメッセージをいただけました。なので、「パチンコくらい」「少しくらい」と思っていた生徒も、間違いなく「パチンコは怖いものだ」と痛感したはずです。ギャンブル依存症に苦しんできた本人、そして家族が、その切実な心境を告白することは、勇気のいることだったと察しますが、未来を担う青少年の健全育成のためには、極めて有意義な講演会でした。ありがとうございました全国の皆さんと手を繋ごう３月１３日家族会家族会から家族会家族は、一日も早く克服させたいという思いから、セミナー参加を先走ってしまいがちだが、はじめは気軽に仲間作り程度の誘い方が良いのではないか。克服を焦り、思いの先走りにならないことを心がけセミナー参加を勧めて見ては如何でしょうか？質問：本に「一度沢庵になったら、大根には戻れない。一度ピクルスになったら胡瓜には戻れない」と書かれていたが本当か？答え：脳は一度体験した快感は一生記憶されると脳科学者は言っている。今後も本人のセミナー参加を促して行きましょう。大崎大地：如何に、ギャンブル依存症の立ち直り（克服）が困難かを物語っている言葉と思いますが、しかし人間には、不可能を可能にできる秘められた力があります。その秘められた力を発揮しましょう。 ●秘められた力＝不幸の要因を断じて許さない勇気です ★パチンコが下火になっても、また次次の物が出て来ると思われる。（金の亡者たちの罠・依存症ビジネス）厳しい大人（家族）の監視の目と次世代への人間教育で、次の物次の物の繁殖を食い止めましょう。次の物家族の勇気と団結が強ければ、金の亡者たちを追放できます。次の物次の物たちが、仕掛ける罠（依存症ビジネス）を見抜き、希望に満ち溢れた若者が闊歩できる地域社会構築のためにも、いま私たち大人の頑張りが必要です。江戸川地区セミナー＆運営長会議セミナーと運営長会議が重なったことで仙台、富山、長野、東海地区からも各運営長さんも参加し、多数の参加者の一言発言などもあり有意義な時間を共有できました。依存症の克服作業には時間がかかります、しかし毎回参加されているご家族たちには、笑顔も見られ克服を実感できました。信じ諦めないで克服作業のセミナーへ参加を続けてください。運営長会議では、地方の偏見から、依存症を隠すという習慣が根付いていることなど話し合われ街宣など含め積極的な活動の必要性が話し合われました。 JAGOギャンブル依存症コンサルタントが新たに２名の方が誕生し奥山副代表より認定書授与もあり盛り上がりました。山崎深雪様山崎勇貴様山崎勇貴様が代表で認定証を授与しました・・・各地区セミナー開催だより・・・仙台地区セミナー仙台地区セミナーよりセミナーより「釣り師」昨年6月から仙台地区セミナーに参加しはじめ 9か月になろうとしています。パチンコがきっかけで借金をして朝から晩までパチンコ店で過ごす毎日でした。家族関係も自ら悪くし自分の居る場所も無いように思っていました。そんなときJAGO仙台地区セミナー参加を兄が勧めてくれました。はじめは参加せずに逃げ出したい気持ちで一杯でしたが「逃げたら自分自身の気持ちに負ける」そう言い聞かせ仙台地区セミナーを運営されている河東さんにお会いしました。今は家族といくつかの約束をし、パチンコをしていていなかったころの自分を取り戻し始めていると感じています。仙台地区セミナーに参加される仲間、支えてくれる人がいる安心感、そして何より大切な時間を使って一緒に参加をしてくれる家族に感謝しています。JAGO仙台地区セミナーに続けて参加できるのは河東さんの優しい人柄だと思います。考える事・・・今はゲームセンターにもパチンコやパチスロが設置されているらしいです。パチンコ台もパチスロ機もパチンコ店に設置しているものと同じ台だそうです。もしかしたら子供達もギャンブル依存症になっているかもしれません。・パチンコ店を無くすことは出来ないと思う。であればパチンコ台やパチスロ機を作っているメーカーや工場を無くせばどうだろうか？新たしいパチンコ台やスロット機が無くなれば、パチンコ店に行く人は自然と飽きて行かなくなり、やがてパチンコ店は閉店になると思います。借金をしてパチンコしていた時期に新台を入れずに営業していたパチンコ店は客もやがてこなくなり閉店になった。仙台市 Uさん --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------はじめてお母様と参加されてから9か月が経ち、継続して参加頂いています。パチンコをしなくなってからは趣味だった釣りを始めて、有意義な時間を使うことが出来ているとおっしゃっていました。はじめて参加された頃に比べて表情も明るくなり穏やかさを感じています。大崎大地の「大切な人をパチンコから取り戻すために」の書にもあるように、パチンコ依存症から派生する諸問題で人間関係、家族関係が破綻し、そして人格までも変えてしまう恐ろしい病であることを改めて実感しました。これからも不幸を量産する依存症の撲滅を願い仙台地区セミナーを続けます。仙台地区運営長河東淳子 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------「パチンコチェーンストア協会政治分野アドバイザー」の国会議員の皆様へパチンコ反対を訴える痛々しい少女の映像！パチンコ反対国会議員の皆様が、この映像から何をお感じになられたのかアンケートにご協力お願いします。 [email protected] で受け付けています。ご協力よろしくお願いします。 JAGO代表大崎大地 JAGO地区セミナー開催案内克服のための必読書！ ★各地区詳細は、JAGOホームページトップ面の「セミナー開催案内」を参照ください！１２３４５６７江戸川地区セミナー８渋谷地区セミナー９大崎大地講座１０全国家族会セミナー１１仙台地区セミナー１２神奈川地区セミナー多摩地区セミナー長野地区セミナー大阪地区セミナー東海地区セミナー富山地区セミナー福岡地区セミナーセミナーで教材として役立ててください全国の依存症問題の協力者や施設などへ１０００冊の献本をスタートさせました。現在７００冊献本できました。皆様のご協力ありがとうございますまた。献本にご寄付くださったBさんさんへ感謝です。さん初の埼玉地区セミナー埼玉地区セミナーを開催から埼玉地区セミナー埼玉地区運営長斉藤仁斎藤運営長は、依存症の悲惨さに気づきいち早く埼玉地区のセミナー開催を決めました。石黒副代表は体験から依存症が如何に恐ろしいものか話し、一人で考えるのではなく JAGOへ参加して、みなさんの前で話すことから克服が始まると力説しました。調査チームからは、依存症の学習の大切さと実態把握の大切さについて話がありました。大崎代表も参加され参加者皆様の労をねぎらうともに、生まれたときはみな幸せであったものが、世界から見ても多すぎるギャンブルで、多くの人が不幸になっているとして、パチンコなどの廃絶を求める話がありました。参加者の皆様からは、依存症者を抱え、どうしていいか悩んでいる。と切実な様子が語られました。この埼玉地区も全国と変わらない同じ悩みを抱えていることが浮き彫りとなりました。今後は、斉藤運営長を中心に、問題解決へ向けたセミナーが開催されることを期待します。 ☆多摩地区多摩地区セミナー多摩地区セミナーを通して、大崎代表に報告したい内容セミナー ◎新規でご家族の方２人参加された方がいました。既に代表との面談を済まされて初めてのセミナー参加でした。 ◎女性の依存症者の方で久しぶりに参加された方がいました。以前より克服の意欲が感じられ、私たちも引き続き支援していこうと思っています。 ◎多摩セミナー開催当初から参加頂いている親子の方も順調にギャンブルをやらない生活を続けられていると伺い嬉しく思いました。 ◎依存症ご本人の方でセミナーで他の方の話を聞き家族はこんなに辛い思いをしていたんだと気づいた。自分がやめて終わる問題じゃないと気づいたと語られていました。 ◎その他、利他行動の大切さ、広い視野で周りの依存症をなくす行動をしなくては、ＪＡＧＯに繋がったことで明るい気持ちになれた、などの意見も聞かれました。