ニフティクラウド東西リージョン間におけるLifeKeeper for Linux

ホワイトペーパー FUJITSU Managed Infrastructure Service
パブリッククラウド導入・運用サービス
ホワイトペーパー
ニフティクラウド東西リージョン間における
LifeKeeper for Linux/DataKeeper for Linux
動作検証レポート
初版
株式会社富士通エフサス／サイオステクノロジー株式会社
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目次
1 本書の内容
3
1.1 将来における互換性
3
1.2 設定値の取り扱い
3
2 ニフティクラウドの概要
4
3 構成情報
5
4 ニフティクラウドの構築、設定
6
4.1 プライベートLANの作成
6
4.2 サーバーの新規作成
7
4.3 ディスクの作成
8
4.4 リージョン間VPN接続
10
4.5 OSの設定
12
4.6 MySQLの設定
13
5 LifeKeeper/DataKeeperによるHAクラスターの構築
15
5.1 LifeKeeperのインストール
15
5.2 コミュニケーションパスの作成
16
5.3 Broadcast Pingの無効化
16
5.4 IPリソースの作成
17
5.5 Data Replicationリソース階層の作成
18
5.6 MySQLリソース階層の作成
20
5.7 IPリソースとMySQLリソース間の依存関係の構築
21
6 LifeKeeper/DataKeeperの機能確認
22
7 参考資料
23
8 謝辞
24
9 お問い合わせ
25
10 免責事項
26
改訂履歴
2015年4月20日
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初版
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1 本書の内容
本書は、実際に行った検証作業の構成をベースとして記述したものです。LifeKeeper for Linux（以下、
LifeKeeper）/DataKeeper for Linux（以下、DataKeeper）をニフティクラウドの東西リージョン間で稼働させ、
HAクラスターシステムを構築する方法について、ご説明します。
1.1 将来における互換性
本書に記載されております内容は、2015年3月20日時点のニフティクラウド上で実施した検証結果に基づいてい
ます。将来におけるニフティクラウド及びLifeKeeper/DataKeeperの仕様変更について保証するものではありま
せん。必要に応じて最新のドキュメンテーションを参照し、適切な設定を行ってください。
1.2 設定値の取り扱い
本文書に記載されております設定値は、株式会社富士通エフサス及び、サイオステクノロジー株式会社にて行っ
た検証における設定値を記載したものです。本設定値での製品動作を保証するものではありません。システム環
境に合わせて、適切な設定を行ってください。
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2 ニフティクラウドの概要
ニフティクラウドは、仮想化されたサーバーリソースを必要なときに必要な分だけ、オンデマンドで借りられる、
純国産の「パブリック型クラウドコンピューティングサービス」です。お客様が提供されるサービスのサーバー環
境として「ニフティクラウド」をご利用いただけば、サービス稼働後の負荷状況に応じて、サーバーの台数やス
ペックを増やしたり減らしたりできるので、過剰投資のリスクを最小限に抑えられます。
ニフティクラウドとLifeKeeper/DataKeeperを組み合わせることで、HAクラスターを容易に構築でき、クラウド環
境におけるアプリケーション、サービスの高可用性が実現できます。
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3 構成情報
本構成ではLifeKeeper/DataKeeperを使って以下のような2ノード構成のActive/Standbyクラスターを構築します。
仮想サーバー構成
タイプ：mini
CPU：1vCPU
Memory：512MB
OS：Red Hat Enterprise Linux 6.3（64bit）
IPアドレス
グローバルIP×1
任意のプライベートIP×1
増設ディスク
100GB
データベース
MySQL v5.1.73
クラスタソフト
監視対象
LifeKeeper/DataKeeper v8.4
mysql_30-Apr-2015.lic
仮想IPアドレス
ファイルシステム
MySQL
全体の構成図
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4 ニフティクラウドの構築、設定
ニフティクラウド上に環境を構築する手順をご案内致します。
4.1 プライベートLANの作成
東西の両リージョンでプライベートLANの作成を実施します。プライベートLANの作成手順についてはニフティク
ラウドのヘルプページをご参照ください。
◆プライベートLAN作成
http://cloud.nifty.com/help/netsec/plan_new.htm
プライベートLAN作成手順で設定する項目は以下の通りです。
【東日本リージョン】
設定項目
設定値（例）
プライベートLAN名
PVLANEast
ゾーン
east-14
IPアドレス帯
192.168.1.0/24
料金コース
従量
【西日本リージョン】
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設定項目
設定値（例）
プライベートLAN名
PVLANWest
ゾーン
west-12
IPアドレス帯
192.168.1.0/24
料金コース
従量
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4.2 サーバーの新規作成
東西の両リージョンでサーバーの作成を実施します。サーバーの作成手順についてはニフティクラウドのヘルプ
ページをご参照ください。
◆サーバーの作成
http://cloud.nifty.com/help/basic/server_new.htm
サーバー作成手順で設定する項目は以下の通りです。
【東日本リージョン】
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設定項目
設定値（例）
ゾーン
east-14
イメージ名
Red Hat Enterprise Linux 6.3（64bit）
サーバー名
DBSVEast
グローバルIPアドレス
IPアドレスを利用しない
プライベートLAN
PVLANEast
IPアドレス
192.168.1.0/24
選択タイプ
mini
料金コース
従量
SSHキー
新規に作成したSSHキー
ファイアウォール
FWEast
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【西日本リージョン】
設定項目
設定値（例）
ゾーン
west-12
イメージ名
Red Hat Enterprise Linux 6.3（64bit）
サーバー名
DBSVWest
グローバルIPアドレス
IPアドレスを利用しない
プライベートLAN
PVLANWest
IPアドレス
192.168.1.0/24
選択タイプ
mini
料金コース
従量
SSHキー
新規に作成したSSHキー
ファイアウォール
FWWest
4.3 ディスクの作成
4.2で作成したサーバーに対してディスクを追加します。作成手順についてはニフティクラウドのヘルプページを
ご参照ください。
◆ディスクの作成
http://cloud.nifty.com/help/basic/disk_new.htm
ディスク作成手順で設定する項目は以下の通りです。
【東日本リージョン】
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設定項目
設定値（例）
ディスク名
DBDISKEast
ゾーン
east-14
タイプ
Disk200A：オンライン向け
容量
100
サーバー
DBSVEast
料金
従量
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【西日本リージョン】
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設定項目
設定値（例）
ディスク名
DBDISKWest
ゾーン
west-12
タイプ
Disk200A：オンライン向け
容量
100
サーバー
DBSVWest
料金
従量
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4.4 リージョン間VPN接続
東西リージョン間をVPNで接続します。
（1）VPNゲートウェイの作成
VPNゲートウェイの作成手順についてはニフティクラウドのヘルプページをご参照ください。
◆VPNゲートウェイ作成
http://cloud.nifty.com/help/netsec/vpngw_new.htm
VPNゲートウェイ作成手順で設定する項目は以下の通りです。
【東日本リージョン】
設定項目
設定値（例）
VPNゲートウェイ名
VPNGWEast
ゾーン
east-14
タイプ
vpngw.small(1拠点)
料金コース
従量
ネットワーク
192.168.1.0/24
【西日本リージョン】
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設定項目
設定値（例）
VPNゲートウェイ名
VPNGWWest
ゾーン
west-12
タイプ
vpngw.small(1拠点)
料金コース
従量
ネットワーク
192.168.1.0/24
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（2）VPNコネクションの作成
VPNコネクションの作成手順についてはニフティクラウドのヘルプページをご参照ください。
◆作成（L2TPv3/IPsec VPN（L2VPN）で接続する場合）
http://cloud.nifty.com/help/netsec/vpncn_new_l2.htm
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4.5 OSの設定
4.2で作成したサーバーのOSの設定を行います。
（1）日本語環境を利用するためにyumコマンドを利用して関連するrpmパッケージをサーバーにインストールし
ます。
#yum groupinstall "Japanese Support"
（2）LifeKeeper GUIを利用するために、yumコマンドを利用してX Window Systemに関連するrpmパッケージを
サーバーにインストールします。
#yum groupinstall "X Window System" Desktop
（3）ファイアウォール設定を変更します。
LifeKeeperは特定のポートを使用するため、下記の資料を参考にOSのファイアウォール設定を変更します。
◆ファイアウォールを使用した状態でのLifeKeeperの実行
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/8.4.0/LK4L/TechDoc/index.htm#user_guide/using_lifekeeper_linux/
maintenance_tasks/running_lifekeeper_firewall.htm#kanchor183
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4.6 MySQLの設定
4.3で追加した増設ディスクをMySQLのデータ格納場所としてMySQL設定を行います。
合わせて以下のドキュメントもご参照ください。
◆設定上の考慮事項
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/8.4.0/LK4L/MySQL/index.htm#recovery_kits/mysql_recovery_kit_docum
entation/configuration_considerations.htm%3FTocPath%3D%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E4%B8%8A%E
3%81%AE%E8%80%83%E6%85%AE%E4%BA%8B%E9%A0%85%7C_____0
（1）yumコマンドを利用し“mysql-server”と”mysql”に関連するrpmパッケージをサーバーにインストール
します。
#yum install mysql mysql-server
（2）4.3で追加したディスクにMySQLをインストールするための準備を行います。
追加したディスクをフォーマットしてから、ファイルシステムを作成しマウントしてください。
#fdisk /dev/sdb
#mkfs.ext4 /dev/sdb1
#mount –t ext4 /dev/sdb1 /var/lib/mysql
（3）MySQLのデータディレクトリ(/var/lib/mysql)に存在するすべてのファイル権限と所有者を適切に
設定します。
#chown –R MySQLUser:MySQLGroup /var/lib/mysql
#chmod 755 /var/lib/mysql
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（4）MySQLを新規にインストールする場合は、サンプルMySQLデータベースを初期化してください。
#mysql_install_db
（5）コマンドラインから、MySQLを起動させます。
#su – MySQLUser
$/etc/rc.d/init.d/mysqld start
（6）mysqlクライアントで接続して、MySQLが実行中であることを確認してください。
$mysql -u MySQLUser
データベースサーバー2（Standby）で、以下の（7）から（9）を実施します。
（7）yumコマンドを利用し“mysql-server”と”mysql”に関連するrpmパッケージをサーバーにインストール
します。
$yum install mysql mysql-server
（8）4.3で追加したディスクにMySQLをインストールするための準備を行います。
追加したディスクをフォーマットしてください。
#fdisk /dev/sdb
（9）MySQLのデータディレクトリ(/var/lib/mysql)に存在するすべてのファイル権限と所有者を適切に設定しま
す。
#chown –R MySQLUser:MySQLGroup /var/lib/mysql
#chmod 755 /var/lib/mysql
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5 LifeKeeper/DataKeeperによるHAクラスターの構築
作成した仮想サーバーにLifeKeeperをインストールし、HAクラスターを構築します。
5.1 LifeKeeperのインストール
（1）各仮想サーバーに、LifeKeeperをインストールします。
インストールの手順についてはLifeKeeper for Linuxスタートアップガイド（v8.4用）をご参照ください。
◆LifeKeeper for Linuxスタートアップガイド（v8.4用）の「3 LifeKeeper for Linux v8.4のインストール」
http://lk.sios.com/?p=3371
（2）セットアップが完了しましたら、LifeKeeperを起動します。
#lkstart
（3）LifeKeeper GUI管理画面を開きます。
#lkGUIapp
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5.2 コミュニケーションパスの作成
（1）コミュニケーションパスを作成します。
コミュニケーションパスの作成手順についてはLifeKeeper for Linuxスタートアップガイド（v8.4用）をご
参照ください。
◆LifeKeeper for Linuxスタートアップガイド（v8.4用）の「5 クラスタシステムの作成」
http://lk.sios.com/?p=3371
5.3 Broadcast Pingの無効化
（1）Broadcast Pingの無効化の設定をします。
#vi /etc/default/LifeKeeper
変更内容
変更前
NOBCASTPING=0
変更後
NOCCASTPING=1
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5.4 IPリソースの作成
LifeKeeper GUI管理画面より、IPリソースを作成します。IPリソースの作成手順についてはLifeKeeper for Linux
スタートアップガイド（v8.4用）をご参照ください。
◆LifeKeeper for Linuxスタートアップガイド（v8.4用）の「5 クラスタシステムの作成」
http://lk.sios.com/?p=3371
リソース作成ウィザードで設定する項目は以下の通りです。
設定項目
設定値（例）
Please Select Recovery
Kits
IP
Switchback Type
Intelligent
IP Resource
192.168.1.20
Netmask
255.255.255.0
Network Interface
eth1
IP Resource Tag
ip-192.168.1.20
ターゲット（セカンダリ）ノードへのExtend時に設定する項目は以下の通りです。
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設定項目
設定値（例）
Target Server
DBSVEast
Switchback Type
Intelligent
Template Priority
1
Target Priority
10
IP Resource
192.168.1.20
Netmask
255.255.255.0
Network Interface
eth1
IP Resource Tag
ip-192.168.1.20
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5.5 Data Replicationリソース階層の作成
LifeKeeper GUI管理画面より、Create Resource Hierarchyを選択し、Data Replicationリソースを作成します。
Data Replication作成手順についてはSIOS Protection Suite for Linux 8.4.0 テクニカルドキュメンテーションをご
参照ください。
◆インストールと設定
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/8.4.0/LK4L/TechDoc/index.htm#datakeeper/installation_configuration.
htm%3FTocPath%3DDataKeeper%7C%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC
%E3%83%AB%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3%E6%A7%8B%E6%88%90%7C_____0
リソース作成ウィザードで設定する項目は以下の通りです。
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設定項目
設定値（例）
Please Select Recovery
Kits
Data Replication
Switchback Type
Intelligent
Server
DBSVEast
Hierarchy Type
Replicate Existing Filesystem
Existing Mount Point
/dev/lib/mysql
Data Replication
Resource Tag
datarep-mysql
File System Resource Tag
/dev/lib/mysql
Bitmap File
/opt/LifeKeeper/bitmap__var_lib_mysql
Enable Asynchronous
Replication
No
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ターゲット（スタンバイ）ノードへのExtend時に設定する項目は以下の通りです。
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設定項目
設定値（例）
Target Server
DBSVWest
Switchback Type
Intelligent
Template Priority
1
Target Priority
10
Target Disk
/dev/sdb1
Data Replication
Resource Tag
datarep-mysql
Bitmap File
/opt/LifeKeeper/bitmap__var_lib_mysql
Replication Path
192.168.1.14 - 192.168.1.17
Mount Point
/dev/lib/mysql
Root Tag
/dev/lib/mysql
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5.6 MySQLリソース階層の作成
LifeKeeper GUI管理画面より、MySQLリソースを作成します。MySQLリソースの作成手順についてはMySQL
Recovery Kit のドキュメンテーションをご参照ください。
◆MySQL Recovery Kit のドキュメンテーション
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/8.4.0/LK4L/MySQL/index.htm#recovery_kits/mysql_recovery_kit_docum
entation/installation.htm%3FTocPath%3D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%8
3%BC%E3%83%AB%7C_____0
リソース作成ウィザードで設定する項目は以下の通りです。
Please Select Recovery
Kits
MySQL Database
Switchback Type
Intelligent
Server
DBSVEast
MySQL Excutable
Location
/etc
MySQL Data Directory
/usr/bin
Database tag
mysql
ターゲット（セカンダリ）ノードへのExtend時に設定する項目は以下の通りです。
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Target Server
DBSVWest
Switchback Type
Intelligent
Template Priority
1
Target Priority
10
Location of my.cnf
/etc
Location of MySQL
executables
/usr/bin
Database tag
mysql
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5.7 IPリソースとMySQLリソース間の依存関係の構築
LifeKeeper GUI管理画面より、Create Dependencyを選択し、IPリソース（ip-192.168.1.20）とMySQLリソース
（mysql）との間に依存関係を作成します。
この設定により、リソースが一緒に移動し、適切な順序で起動/停止することが保証されます。
依存関係の作成方法については、以下のURLをご参照ください。
◆リソース依存関係の作成
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/8.4.0/LK4L/TechDoc/index.htm#administration/administrator_tasks/cre
ating_resource_dependency.htm
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6 LifeKeeper/DataKeeperの機能確認
本構成で、LifeKeeper/DataKeeperの以下の機能について、正常動作を確認しました。
（1）データベースサーバー1（Active）で指定しているNICを停止させた場合に、自身の復旧動作が行われること
（2）データベースサーバー1（Active）で起動しているMySQLのプロセスが停止した場合に、自身の復旧動作が
行われること
（3）（1）、（2）の復旧に失敗した場合に、データベースサーバー２（Stadby）へリソースのフェイルオーバー
が行われること
（4）データベースサーバー1（Active）が異常終了した場合に、データベースサーバー２（Stadby）へリソース
のフェイルオーバーが行われること
（5）コミュニケーションパスが切断された場合に、フェイルオーバーが行われないこと
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7 参考資料
LifeKeeper UserSite
http://lk.sios.com/
LifeKeeper for Linuxスタートアップガイド（v8.4用）
http://lk.sios.com/?p=3371
SIOS Technical Documentation
http://jpdocs.us.sios.com/
LifeKeeper・DataKeeper
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/8.4.0/LK4L/TechDoc/index.htm
Documentation for Linux Recovery Kits for v8.4.0
http://jpdocs.us.sios.com/linuxarks.php?ver=8.4.0
MySQL Recovery Kit管理ガイド
http://jpdocs.us.sios.com/Linux/8.4.0/LK4L/MySQL/index.htm
ニフティクラウド
http://cloud.nifty.com
ニフティクラウドドキュメント
http://cloud.nifty.com/doc/
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8 謝辞
検証に際して、ニフティ様よりニフティクラウドの利用をご承認いただき、また環境構築や設定、テストケースの作
成に際して多大なるご支援をいただきました。御礼を申し上げます。
ニフティクラウド
http://cloud.nifty.com/
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9 お問い合わせ
本書の記載内容についてのお問い合わせ先
■LifeKeeper製品の導入を検討中のお客様
弊社パートナー営業部までお問い合わせください。
お問い合わせメールフォーム
https://www.sios.com/products/bcp/lkdk/contact/
■LifeKeeper製品をご購入済みのお客様
弊社LifeKeeper製品サポート窓口までお問い合わせください。
購入後のお問い合わせ
https://www.sios.com/products/bcp/lkdk/contact/support_lk.html
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• 本書に記載された情報は予告なしに変更、削除される場合があります。最新のものをご確認ください。
• 本書に記載された情報は、全て慎重に作成され、記載されていますが、本書をもって、その妥当性や正確性につ
いていかなる種類の保証もするものではありません。
• 本書に含まれた誤りに起因して、本書の利用者に生じた損害については、株式会社富士通エフサスおよびサイオ
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行為により本書の利用者に生じた一切の損害について、株式会社富士通エフサスおよびサイオステクノロジー株
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あらかじめご了承ください。お問い合せの不着及び延着に関し、株式会社富士通エフサスおよびサイオステクノ
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【著作権】
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FAX: 03-6401-5112
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