利用者視点での新たな価値創造とICT 2015年２月富士通株式会社西川仁とグローバル Copyright 2015 FUJITSU LIMITED 自己紹介と内容 ◆自己紹介西川仁現在：富士通法務ｺﾝﾌﾟﾗｲｱﾝｽ知的財産本部シニアエキスパート経験：グローバルSE・コンサル 20年人材開発部７年知財部 8年 ◆本日の内容 ①３５年の会社生活で何が大きく変化したのか？ ②新しい時代にむけたアプローチとは ③学生の皆さんにむけた提言 Copyright 2014 FUJITSU LIMITED 特許からみた世界の｢日本｣米国登録特許 ◆2014年 ◆2013年順位企業順位企業 1 IBM 1 IBM 2 サムスン電子 2 サムスン電子 3 キャノン 3 キャノン 4 ソニー 4 ソニー 5 マイクロソフト 5 マイクロソフト 6 パナソニック 6 東芝 7 東芝 7 クアルコム 8 ホンハイ精密 8 グーグル 9 クアルコム 9 LG電子 10 LG電子 10 パナソニック 11 グーグル 11 アップル 12 富士通 12 GE 13 アップル 13 富士通 2 この３５年で変化してきたこと超多様化集団から個、集中から分散こんな時代からこんな時代へ！組織の理屈（縦社会）⇔ 個人のライフスタイル全国放送・宣伝 ⇔ インターネット ◆モノづくりで勝負 ◆コトづくりで勝負大型計算機システム ⇔ スマートフォン ◆答が予測できた ◆トライ＆エラーオープン・フラット化自前から共創、「隠す」からオープン ◆競走相手固定 ◆想定外のプレーヤ自社投資・自社開発 ⇔ 世界のみんなでいいものを（OSS等）系列・下請けピラミッド ⇔ パートナーシップ、協業水平連携 ◆国内需要.. ◆グローバル市場.. 組織の役割遂行 ⇔ 組織横断の事業プロデュース価値観の変化物・金から共感・貢献 Japan as No1、バブル ⇔ 震災、絆、ソーシャルネットワーク会社人間 ⇔ 地域貢献、ボランティア、志 3 Copyright 2015 FUJITSU LIMITED この変化を加速したのは？ ◆ＩＣＴの進化どこでも誰でも簡単に情報にアクセスできる個人や素人でもアイデア次第でいろんなことができる ※3Dﾌﾟﾘﾝﾀものづくり、ネットビジネス起業 ◆グローバル化マーケットに国境がなくなった知恵やアイデア入手に国境がなくなったしかし、これらは特別な人の仕事だった！ 4 Copyright 2015 FUJITSU LIMITED この３５年で変化してきたことこんな時代から ◆モノづくりで勝負 ◆答が予測できた ◆競走相手固定 ◆国内需要.. こんな時代へ！グローバル化ＩＣＴの進化 5 ◆コトづくりで勝負 ◆トライ＆エラー ◆想定外のプレーヤ ◆グローバル市場.. Copyright 2015 FUJITSU LIMITED 皆さんが社会にでたらこんなマインドの人こんなマインドの人 ◆モノで勝負だ ◆コトで勝負だ ◆いつものやり方で ◆プロトで試したい ◆いつもの競走相手と ◆新規参入だ ◆まずは国内.. ◆当然グローバル.. あなたのお客様はこっちあなたの上司かも 6 Copyright 2015 FUJITSU LIMITED なにをすべきか商売の原理原則!? Product Portfolio Management 仕組みプロト価値コストと収益エース変えることを恐れない好奇心芽ICTと種グローバルは問題児のこと当然枯実金の成る木と思う 7 負け犬 Copyright 2015 FUJITSU LIMITED どうアプローチしたらいいのか？ ■視座を高くしていろいろな「知」を集めてみる好奇心、変えたいというマインド、他者との対話 ■新たなスキルを磨いてみる発想力、ストーリー編集力、巻き込む力 ■ユーザとしていつものITを使い倒してみるプロトタイピング急にはできない。少しの時間でも自分を磨いて！ 8 事例：知財活動のイノベーション ■仕事の視座を上げてみると遠くが見える Why 会社を「知」で強くする What 未来を他社を自社を特許を How 考える知る 9 知るとる Copyright 2015 FUJITSU LIMITED 事例：知財活動のイノベーション ■エンドユーザがITを使い倒せると.. 業務担当がほんの少しExcelで武装するだけで仕事の生産性を飛躍的に上げられた検索特許特許DB １１００万件１万件会社を「知」で強くする EXCELマクロ特許スコア処理を自分で作る注目企業のアイデア、動き未来を他社を自社を特許をとる考える知る知る 10 Copyright 2015 FUJITSU LIMITED 阻害しているものは自分の意識かも? 固定観念現在のビジネスお客様・既存のやり方・業界の常識・過去の成功体験苦手意識と他人任せ・英語、ITは苦手・誰かが変えてくれる 11 新しいビジネス新しいお客様 Copyright 2015 FUJITSU LIMITED 最後に学生の皆さんへ提言いざという時に向けマインドを鍛えておこう ◆答えのないことを「考えること」を避けない普段の「プチ考える」を習慣化例：仕事や勉強のWhyを書いてみるそして未来の自分のWhyは？ What How WHY ◆ICTと英語は得意でなくてもいいが苦手にするな・マーケットに国境が無くなってきた・ビジネス変化スピード・道具の進化とパーソナライズ 12 Copyright 2015 FUJITSU LIMITED