アジアニューズレター - 西村あさひ法律事務所

アジアニューズレター
トピックス
コラム
Ⅰ.
ベトナム投資法及び企業法の改正 第 3 回(最終回)
Ⅱ.
中東 4 カ国の代理店規制の特色について
2015 年
5 月号
シンガポール新会社法(連載第 1 回)
Ⅰ. ベトナム投資法及び企業法の改正 第 3 回(最終回)
執筆者:武藤司郎、福沢美穂子、Truong Huu Ngu
1.
はじめに
本ニューズレターでは、先号に続き、投資法及び企業法の改正の中で、特に外国投資家の関心が高いと思われる M&A やコー
ポレートガバナンスに関する改正項目を紹介します。
2.
M&A 手続の簡素化
現行投資法 1のもとでは、外国投資家がベトナム国内企業の株式/持分の取得を行う場合は原則として投資証明書(Investment
Certificate)の発給又は変更が必要とされているため、取引完了までの手続に時間と手間がかかるほか、当該手続の実務上の対
応は管轄当局や申請時期によっても異なる場合があることから、これらの手続上の障害が多くの外国投資家の悩みの種とされて
きました。
新投資法 2によれば、外国投資家が既存のベトナム国内企業の株式/持分を取得する場合、(ⅰ)対象会社の事業が外国投資家
にとって条件付投資分野であるか、又は、(ⅱ)外国投資家が直接・間接に対象会社の定款資本の 51%以上を取得することとなる
場合に、当該対象会社を管轄する地方当局である計画投資局への登録が必要とされるのみとされました。
法令上、計画投資局は、上記の登録申請の内容が要件を満たした場合には、申請受理から 15 日以内に登録完了の通知を行
うものとされており、株式/持分取得者及び対象会社は、当該登録を経れば(又は、上記(ⅰ)(ⅱ)に該当しない場合は登録を経るこ
1
Law on Investment (Law No.59-2005-QH11)
2
Law on Investment (Law No.67-2014-QH13)
本ニューズレターは法的助言を目的とするものではなく、個別の案件については当該案件の個別の状況に応じ、日本法又は現地法弁護士の適切な助言を求めて頂く必要が
あります。また、本稿に記載の見解は執筆担当者の個人的見解であり、当事務所又は当事務所のクライアントの見解ではありません。
西村あさひ法律事務所 広報室
Tel: 03-5562-8352 E-mail: [email protected]
Ⓒ Nishimura & Asahi 2015
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となく)、各法令に基づく出資者変更手続を行えるとされています 3。
これにより、現行投資法では必要とされている投資証明書の発給又は変更手続が不要となるため、外国投資家にとってより迅
速かつ簡易な手続でベトナム企業への投資を行うことができるものと期待されています。
3.
株式会社の機関設計の柔軟化と累積投票の排除
「株式会社」は、外国投資家がしばしば投資の対象とする、ベトナムにおける会社形態の一つです。新企業法 4では、株式会社の
機関設計の選択肢を増やし、証券法に別途の定めがない限り、現行企業法 5で認められている下記①に加えて、下記②の機関設
計を選択できるようになりました 6。
①
株主総会、取締役会、監査役会及び社長(但し、株主数が 11 人未満であり、各株主が会社の株式総数の 50%未満を保
有する組織である場合は監査役会の設置は不要);
②
株主総会、取締役会及び社長(但し、取締役会メンバーの人数の少なくとも 20%は、当該会社又は子会社に現在又は過
去 3 年以内に在籍したことがないなど一定の要件を満たした者である必要があり、かつ、取締役会の下に内部の監査委員
会が設置されている必要がある)
また、現行企業法では強制適用とされていた取締役及び監査役の選任に関する累積投票も、定款でこれを排除できることとなり
ました 7。
4.
株式会社における株式譲渡制限
現行企業法では、株式会社の普通株式の譲渡は原則自由であり、例外として、設立時の発起株主が設立後 3 年以内に第三者
に株式を譲渡する場合に株主総会の決議が必要であることのみが法令上の譲渡制限として規定されていました 8。そのため、ベト
ナム側当事者との合弁契約の交渉の場において、日本側当事者が株式譲渡制限を主張すると、ベトナム側当事者から法令に違
反するとして拒否されることも多く、あるいは、裁判所において当該株式譲渡制限の規定が無効であるとの判断がなされる可能性
があることが指摘されてきました。
新企業法では、株式会社の定款で株式譲渡制限を規定できることが明記されたため、上記のような、ベトナム側当事者との合
弁契約において、より円滑な交渉を行うことが期待できるものと思われます(但し、当該譲渡制限が有効となるためには株券への
記載を要します) 9。
5.
企業情報の透明化
新企業法では、ベトナムで企業登録証明書(enterprise registration certificate)の発給を受けた企業は、企業登録証明書の記載
内容に加えて、事業目的、(株式会社の場合は)発起株主及び外国籍株主のリスト、会社印の印影サンプル等の情報を、誰もがオ
ンラインでアクセス可能な国家企業登録情報ポータルに公開することが義務づけられました 10。また企業は、社長、監査役及び(株
3
新投資法 26.3 条。なお、その後の出資者変更手続とは、例えば、有限会社の場合は企業登録書(Enterprise Registration Certificate)の変更、株式会社(上場会社を除
く)であって外国籍の出資者が変更する場合は事業登録局への通知(新企業法 29 条、32 条)などを意味します。
4
Law on Enterprises (Law No.68-2014-QH13)
5
Law on Enterprises (Law No.60-2005-QH11)
6
新企業法 134 条。
7
新企業法 144.3 条。
8
現行企業法 87.5 条及び 84.5 条。
9
新企業法 126.1 条。
10
新企業法 33 条及び 44 条。
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式会社の場合は)取締役に変更があった場合には、5 日以内に管轄の事業登録局へ通知を行うこととされています 11。
更に、株式会社は、ウェブサイトがある場合は当該ウェブサイトで、定款並びに取締役、監査役及び社長の経歴等の情報に加
え、株主総会で承認された年次財務レポート等の情報を公開しなければならないとされています 12。
これらの法改正により、企業情報の透明化が促進されることが期待されますが、実務上の運用は今後の状況を確認する必要が
あると考えられます。
6.
おわりに
約 10 年振りとなる投資法及び企業法の改正により、ベトナムにおける事業環境及び投資環境がより一層改善されることが期待
されています。現在、新投資法及び新企業法の施行細則を定めるいくつかの政令の草案が公表されていますが、改正法の施行
と同時に、全ての施行細則が整備されるとは限らないため、今後の実務の運用については、当局の対応を含め注視する必要が
あると考えられます。
むとう
しろう
西村あさひ法律事務所 ハノイ事務所 弁護士
[email protected]
1994 年弁護士登録。2005 年ニューヨーク州弁護士登録、2012 年ベトナム外国弁護士登録。
1996 年~2000 年まで国際協力事業団の長期専門家としてベトナム司法省に駐在。2012 年~2013 年 Asia Pacific
International Law Firm(APAC)への出向を経て 2013 年より当事務所ハノイ事務所駐在。
武藤 司郎
ふくざわ
み ほ こ
西村あさひ法律事務所 弁護士
[email protected]
2000 年弁護士登録。2011 年ベトナム外国弁護士登録。2012 年 1 月まで当事務所ホーチミン事務所に駐在し、ホー
チミン日本商工会労働雇用委員会委員を努める。ベトナムを中心とする東南アジアにおける案件に携わる。
福 沢 美穂子
チ ョ ン
フ ゥ グー
Truong Huu Ngu
西村あさひ法律事務所 ホーチミン事務所 フォーリンアトーニー
[email protected]
ベトナム社会主義共和国弁護士登録。ホーチミン市のロゴス法律事務所など約 4 年の実務経験を経て、2011 年に西村あ
さひ法律事務所ホーチミン事務所入所。
監修: 小口光(ハノイ事務所/ホーチミン事務所代表)
11
新企業法 12 条。
12
新企業法 171.2 条。
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Ⅱ. 中東 4 カ国の代理店規制の特色について
執筆者:松下由英
一般に、中東では現地の代理店保護のための法規制が厳しいと言われますが、国によってルール及び規制の程度は様々で
す。今回は、サウジアラビア、カタール及び UAE(フリーゾーンを除く)の代理店規制と、これらの国と異なる枠組みのトルコの 4 カ
国を取り上げ、①契約期間中(適用法と登録制度)及び②契約終了時(終了要件と補償)について、それぞれのルールの特徴的な
部分を紹介します。
1.
契約期間中(適用法と登録制度)
(1)
代理店法と対
象事業
(2)
代理店登録制
度と登録要件
(3)
(4)
(5)
(1)
代理店の登録
義務
代理店法の適
用範囲
登録による契
約期間中の効
果
サウジアラビア
①委託代理店、②ディ
ストリビューター、③フラ
ンチャイジーを対象とす
る
国籍要件を満たす必要
有り
有り
カタール
原則として①委託代理
店のみを対象とする
UAE
①委託代理店、②ディ
ストリビューター、③フラ
ンチャイジーを対象とす
る
登録制度有り
国籍要件に加えて独占権が必要
無し
(有り?)
登録の有無にかかわら 登録している代理店のみに代理店法が適用され
ず代理店法が適用され る
る
①他の代理店の登録ができない
②他の者の代理店活動について登録代理店が手
数料等を請求できる
③登録代理店以外の
者による輸入ができな
い
トルコ
代理店法は存在せず、
商法が適用される。商
法は原則として①委託
代理店のみを対象とす
る
(登録制度無し)
(登録制度無し)
登録の有無にかかわら
ず商法が適用される
(登録制度無し)
代理店法と対象事業
サウジアラビア及び UAE においては、①委託代理店(代理店が代理人として活動し、本人が法的な売主になる場
合)、②ディストリビューター(代理店が法的な売主となる場合)、及び③フランチャイジーは、その名称にかかわらず、
代理店法の対象とされています。
カタールでは、代理店法の適用対象事業は①委託代理店のみとなっていますが、法的な性格が委託代理店に近い
と判断されれば、②ディストリビューターや③フランチャイジーにも代理店法の適用があり得ます。トルコには代理店
法はありませんが、①委託代理店については商法が適用され、法的な性格が委託代理店に近いと判断されれば、こ
れ以外にも商法の適用があり得る点はカタールと同様です。
(2)
代理店登録制度と登録要件
サウジアラビア、カタール及び UAE では、代理店法に基づく登録制度があります。サウジアラビアでは、登録するた
めには、代理店が国籍要件(同国籍の自然人か同国籍の自然人が持分の 100%を有する法人であること、以下同
じ。)を満たす必要があります。カタール及び UAE では、登録代理店は国籍要件を満たし、かつ独占的な代理店でな
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ければなりません。
(3)
代理店の登録義務
サウジアラビアでは、例外なく代理店に登録義務があるのに
対し、カタールでは登録義務はなく、当事者が合意によって委
託代理店の登録を行うかどうかを決めることができます。
UAE では、少なくとも国籍要件を満たす独占的な代理店には
登録義務があるというのが法律の文言に従った素直な解釈で
すが、実務上は、政府関連の入札手続の場合を別にして登録
義務はない、という解釈に基づいて運用するケースも見られま
す。この考え方によれば、カタールと同様、代理店を登録するか
どうかは当事者の合意の問題になります。
(4)
【世界遺産に登録されているアヤソフィア】
代理店法の適用範囲
サウジアラビアでは、全ての代理店に登録義務が有り、国籍要件を満たす者のみが登録可能です。つまり、代理店
として適法に活動できるのは国籍要件を満たす登録代理店に限られる一方、登録の有無にかかわらず代理店法が
適用され無登録の代理店は代理店法に違反します。
これに対して、カタール及びUAEは、代理店法の適用範囲を、代理店の登録と関係させていることが特徴として挙げ
られます。具体的には、登録代理店にのみ代理店法が適用される(同法に基づく保護が与えられる)ため、登録がない
代理店(例えば国籍要件を満たさない場合)であっても代理店法に違反しないという整理です 13 。カタール及びUAEで
は、無登録の代理店については、代理店法ではなく、商法などが適用されます。
(5)
登録による契約期間中の効果
サウジアラビア、カタール及び UAE では、登録代理店が存在する場合には、その登録が抹消されるまで、別の代理
店を登録することができません。なお、カタール及び UAE では、登録がなくても代理店活動ができるため、新たな代
理店(無登録代理店)と契約することは可能です。ただ、新たな代理店(無登録代理店)が輸入して販売した商品に関し
て、登録代理店は、その手数料相当額の支払いを請求することができます。
更に、UAE では、登録代理店以外の者(新たな代理店及び本人)が輸入しようとした商品は経済省又は登録代理店
の同意が無い限り税関で留め置かれるという、代理店側に非常に強い保護が与えられています。
13
但し、上記(3)のとおり、UAE における登録義務の有無については複数の解釈がある点に留意が必要です。
Ⓒ Nishimura & Asahi 2015
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2.
契約終了時(終了要件と補償)
サウジアラビア
カタール
登録代理店契約は終了する
(1)
登録契約の期
間満了
(2)
登録契約の契
約違反による解
除
登録契約終了
時の補償・賠償
(3)
登録代理店契約の解除は可能
原則不要
一定の場合に必要
UAE
登録代理店契約は原則
として継続する(終了のた
めには重要な正当理由
が必要)
登録代理店契約の解除
のためには重要な正当
理由が必要
原則必要
トルコ
委託代理店契約は終了
する
委託代理店契約の解除
は可能
一定の場合に必要
なお、トルコには代理店法及び登録制度がないため、商法が適用される委託代理店契約を取り上げています。
(1)
登録契約の期間満了
サウジアラビア及びカタールでは、期間満了によって登録契約は終了します。トルコでも、委託代理店契約は契約
期間満了によって終了します。これに対して、UAE では、合意された契約期間が満了したとしても、それだけでは代理
店契約を終了できない点が特徴的です。具体的には、登録代理店が契約継続を望む場合、本人は更新を拒めず、契
約更新を拒むためには、「重要な正当理由」がなければなりません。重大な正当理由は、当然ながら事案に応じて考
慮されますが、例えば、一般的には代理店側の重大な過失・故意による競合製品の取り扱いなどの契約違反、代理
店契約の一方的な譲渡が挙げられます。また、契約で規定された最低販売量の未達というのも、「重要な正当理由」
に該当する場合があると考えられています。
(2)
登録契約の契約違反による解除
UAE では、契約違反を原因とする契約解除についても、上記の「重大な正当理由」が必要とされています。
(3)
登録契約終了時の補償・賠償
カタール及びトルコでは、(ⅰ)代理店が開拓した顧客によって本人が相当の利益を受けたこと、(ⅱ)具体的な事案に
基づき契約終了時に補償を行うことが公正であること、などの要件を満たす場合、代理店は契約終了時に補償請求
が可能です。また、UAE では、契約終了により損害が生じた場合にはその賠償が必要となり、代理店は、契約の終了
により失った利益部分を損害として賠償を請求することが可能です。
これに対して、サウジアラビアでは、代理店法には補償に関する規定はないものの、補償条項を含む「モデル代理
店契約」の登録を求めることによって、代理店の権利を保護していたという経緯があります。ただ、現在では、モデル
契約を強制する度合が緩和されており、例えば補償条項を定めない代理店契約の登録も受け付けられる例が増えて
います。
まつした
よしひで
西村あさひ法律事務所 弁護士
[email protected]
2007年弁護士登録。国内外 M&A、一般企業法務、金融レギュレーション、及び中東を中心とした新興国案件に携わ
る。2014年9月から Pekin & Pekin 法律事務所(イスタンブール)に出向を経て、現在は東京事務所にて勤務。
松下 由英
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コラム: ~シンガポール新会社法(連載第 1 回)~
昨今、アジア諸国において会社法の改正が進められていますが、シンガポールでも会社の制度設計の柔軟性と
コーポレート・ガバナンスの強化を目的とする会社法の改正が昨年 10 月に可決され、今年の 7 月 1 日から一部施
行されることが公表されました。今回の改正は大改正になっており、その内容を把握することはシンガポールに進出
しビジネスを行う上で非常に重要となります。他方、シンガポールの会社法は、もともと英国の会社法をベースに起
草されており、米国の会社法に近い日本の会社法には見慣れないものも数多くあります。そこで、改正事項を含めシ
ンガポールの会社法の全体像の解説を連載で行います。
シンガポールの改正会社法の施行は二回に分けて実施されることになりました。200 項目を超える改正事項のうち
約 40%が 7 月 1 日から施行され、残りの部分は 2016 年第1四半期に施行される予定です。改正会社法の施行が
二段階に分けられたのは、シンガポールの会社の企業情報等の登録を行う会計・企業規制庁(ACRA)のオンライン
登録システム(BizFile)の改良作業に時間を要することによります。従って、原則として、会社法の改正事項のうち、
BizFile と直接関係のないものは 7 月 1 日から施行となり、BizFile と関連するものは 2016 年第 1 四半期中から施行
という整理になります。
7 月 1 日から施行される改正事項のうち、日系企業にとって特に重要な改正事項は、①会計監査義務が免除され
る小会社の導入と、②非公開会社の財務支援禁止規制の撤廃になります。前者①の小会社とは、非公開会社のう
ち、(ⅰ)年間売上高が 1,000 万シンガポールドル以下、(ⅱ)総資産が 1,000 万シンガポールドル以下、又は(ⅲ)従業
員数が 50 人以下、という 3 つの要件のうち、2 つを充足する会社をいい、小会社に該当すると会計監査義務が免除
されます。後者②は、会社が自社の株式の譲渡取引等に関し、原則として、財政的な支援をしてはならないという規
制がありますが、改正により、非公開会社に関しては、この規制が撤廃されることになります。その結果、名義書換を
するために必要となる印紙税の支払いを対象会社に行わせること、対象会社の資産を担保とする対象会社の株式
の買収資金の調達を行うこと等が可能となります。これらの改正により、小規模会社の進出が促進され、また企業買
収もより円滑に行われることが期待されています。
西村あさひ法律事務所 シンガポール事務所
佐藤 正孝
論文・書籍情報
◆
論文 「富裕層の海外移住と出国時課税制度(いわゆる「出国税」)の創設」
執筆者:太田洋
◆
◆
掲載誌:Website「法と経済のジャーナル Asahi Judiciary」
書籍 「Next Market を見据えた食品企業のグローバル戦略」
著者:鈴木多恵子
出版社:ぎょうせい
書籍 「Q&A 新・韓国家族法(第 2 版)」
著者:金映珉
出版社:日本加除出版
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西村あさひ法律事務所 海外事務所のご案内
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ジラポン・スリワット、アティターンポーン・
ウワンノ、トモヨシ・ジャイオブオーム
アピンヤー・サーンティカセーム
中島あずさ(首席代表)、大石和也(代表)
前田敏博(首席代表)、野村高志(代表)
ハノイ事務所
ホーチミン事務所
ジャカルタ事務所*
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Tel: +62-21-2933-3617
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小口光(代表)、武藤司郎
廣澤太郎
グエン・テイ・タン・フォン
ブイ・ヴァン・クワン
小口光(代表)、大矢和秀
平松哲、ヴ・レ・バン、ハー・ホアン・ロック
チョン・フゥ・グー、マイ・ティ・ゴック・アン
カオ・チャン・ギア、ファン・ティー・ビック・フィン
*提携事務所
町田憲昭
シンガポール事務所
ヤンゴン事務所
Tel: +65-6922-7670
E-mail: [email protected]
Tel: +95-(0)1-382632
E-mail: [email protected]
久保光太郎(共同代表)、山中政人(共同代表)
佐藤正孝、宇野伸太郎、内藤雅子、仮屋真人、煎田勇二、眞榮城大介、吉本智郎
イカング・ダーヤント(インドネシア法弁護士)、シャロン・リム(マレーシア法弁護士)
ディーパク・シンマー(インド法弁護士)、メリッサ・タン・スー・イン
湯川雄介(代表)、チー・チャン・ニェイン
スェー・イェ・ミィン・ミャッ
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ド、中国、台湾、香港、韓国等を含むアジア諸国との間の、国際取引を幅広く取り扱っております。例えば、一般企業法務、企業買収、エネルギー・天然資源関
連、大型インフラ、プロジェクト・ファイナンス、知的財産権、紛争処理、進出及び撤退等の取引について、同地域において執務経験のある弁護士が中心とな
り、同地域のビジネス及び法律実務を熟知した、実践的な法律サービスの提供を行っております。本ニューズレターは、クライアントの皆様のニーズに即応すべ
く、同地域に関する最新の情報を発信することを目的として発行しているものです。
Ⓒ Nishimura & Asahi 2015
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