平成27年度大学院法学研究科博士課程後期課程一般入試 出題の意図 【外国語】 問題 筆答試験では大学外に著作権がある外国語文献のみが使われますので、著作権法の規定により本サイトでは表示できません。ただし教 務係にて閲覧することは可能です。 【第1問】 本問は,専攻分野に関わらず,法学・政治学の研究を進めていく上で,最低限の前提となる英文読解力およびそれを分かりやすい正確な日本語 で表現する能力を試すものである。原文は,社会科学の基本問題を取り扱った文章として,公平性に関する論文のイントロ部分であり,本テーマ に関する前提知識がなくとも十分に読み解ける内容である。 英語 出題の意図 【第2問】 本問は、法的ルールが所得分配に与える効果を、法的ルールの選択において考慮すべきかどうかという問題について論じる文章である。法学・ 政治学の研究を行うために最低限必要な英文読解力、および、それを分かりやすい正確な日本語で表現する能力を試すものである。 問題 ロシア語 筆答試験では大学外に著作権がある外国語文献のみが使われますので、著作権法の規定により本サイトでは表示できません。ただし教 務係にて閲覧することは可能です。 ロシアの法や政治状況に関連する比較的平易な文章を所定の時間内に翻訳してもらうことにより、ロシア法の研究を行うにあたって必要なロシ ア語の文章、資料の読解力が、ある程度備わっているかどうかをみる。第一問は、刑事訴訟法の解説書からの抜粋だが、これは刑事訴訟法に 関する細かい専門知識を前提としているわけではなく、司法制度に関するロシア語の基本用語を理解しているかどうかという角度からの出題で 出題の意図 ある。第二問は、プーチン大統領のクリミア編入直後の演説からの抜粋である。「プーチン言説」として読んでみると、現在のロシアの指導者が何 を考えているのかを伺うことのできる興味深い内容である。文章自体は特に難解ではなく、ソ連史の基礎知識があれば、主張内容は把握可能で あろう。
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