政治言語の変遷 - 北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院

北海道大学国際本部留学生センター主催 大学院メディア・コミュニケーション研究院附属東アジアメディア研究センター共催 第 33 回 多文化交流セミナー 政治言語の変遷 −大隈重信から安倍晋三まで− 講師:東 照二 氏(立命館大学教授) 政治家のことばをとりあげ、大隈重信から安倍晋三までの歴史的変遷をたどってみたい。そして、
そういったことばの変遷が今日の私たちの生活にとって、どういう意味をもたらすのかを考察するこ
ととする。その理論的支柱となるのは、「反知性主義」そして「言語的巻き込み手法」であり、この
二つの理論の兼ね合い、バランスを考えることにする。 特に、安倍政権で、戦後70年の日本が大きな変化の時期を迎えている今日、政治家の話すことば
を通事的に分析し、その背後にあるメカニズムを理解することは、私たち一人一人の「政治参加」
(投
票、評価、運動)にとって、大きな意味があるといえる。日本はどこから来て、どこへ向�かって行く
のか、いわば「時空」(時間と空間、年代と場所)を超えて、政治言語を考察してみることとする。 コメンテーター:藤野 彰 氏(東アジアメディア研究センター・教授) 記 と き: 22001155 年8月8日(土) 1100::3300~1122::0000 ※ 講演の最後に、質疑応答の時間を設けます。 ところ: 北海道大学国際本部留学生センター2FF 大講義室 参加費: 無 料 ※ 事前のお申し込みは必要ありません。当日会場へ直接お越しください。 お問い合わせ先:鄭 惠先(チョン ヘソン) jjuunngg@@ooiiaa..hhookkuuddaaii..aacc..jjpp,, TTEELL:001111--770066--88001111(直通) ∞∞∞∞∞ 講師プロフィール ∞∞∞∞∞ 東 照二(あずま しょうじ) 11995566年、石川県生まれ。早稲田大学第一文学部英文科卒業。ユタ大学大学院にて言語学
修士、テキサス大学オースチン校大学院にて言語学博士号を受ける。現在、立命館大学・
ユタ大学言語文学部教授。専門は社会言語学。 著書に『歴代首相の言語学を診断する』((研究社、22000066年))、『言語学者が政治家を丸裸に
する』((文藝春秋、22000077年))、『人を惹きつける「ことば戦略」』((研究社、22000099年))、『オ
バマの言語感覚』((NNHHKK出版、22000099年))などがある。