富士フイルムメディカル ITEM 2015 http://fms.fujifilm.co.jp 主な展示製品 < ▶ テーマ ロングサイズ型DR 「FUJIFILM DR CALNEO GL」 Value from Innovation ● カセッテDR 「FUJIFILM DR CALNEO Smart C12」 ● テーマを「Value from Innovation」とし、モダリティでは 2014 年 12月から発売した DR 方式カセッテサイズ ●デジタルX線画像診断システム 「FUJIFILM DR BENEO- Fx」 デジタルX 線装置「CALNEO Smart」シリーズをはじめとし、各種の新製品を出展した ● ロングサイズ型DR 「FUJIFILM DR CALNEO GL」 デジタルマンモグラフィ搭載トモシンセシス 「SenoClaire」 ●統合診療支援プラットフォーム 「CITA Clinical Finder」 NEW 「FUJIFILM DR CALNEO GL」 は、 従来のフルサイズモ デル (17 17インチ) の約3倍に相当する17 49インチの ロングパネルで長尺撮影を可能にするDRである。これま で、複数回の分割撮影が必要だった全脊椎・全下肢の長尺 撮影が1ショットで撮影可能となった。また、患者の拘束 時間や被ばく量の低減も可能であり、 さらに撮影ワークフ ローの時間短縮にも貢献する。 同装置には、 従来型のFPDとは反対側のX線照射面側に 光センサー (TFT) を圧着した 「ISS 方式」 による間接変換方 式FPDを搭載。これにより、X線信号の散乱・減衰を大幅 に抑制し、少ないX線量でシャープな画像を実現してい る。さらに、同社独自のノイズ低減回路を搭載したことに より、撮影画像のノイズを低減。 透過時にX線が吸収され やすく、撮影画像のコントラストが低下する心臓や縦隔 部、骨盤などの低濃度部領域のノイズを大幅に抑制し、鮮 明に描出することができる。 カセッテDR 「FUJIFILM DR CALNEO Smart C12」 FUJIFILM DR CALNEO GL NEW 「FUJIFILM DR CALNEO Smart C12」は、独自開発の ノイズ低減回路と画像読取技術 「ISS方式」 のFPDを搭載、 さらに蛍光体としてX線エネルギーの変換効率が高い CsI (ヨウ化セシウム) を採用した、低線量で高画質なX線撮影 が可能なカセッテDRである。同DRは、狭い保育器の中 での新生児のX線撮影や、 四肢や頭部など撮影範囲を限定 したい場合の操作がしやすい四切サイズ (10 12インチ) 。 低線量で高画質なX線撮影が可能なため、特に小児領域の 撮影において期待されている。 また、同DRは、 高い抗菌性とその持続性を併せ持つ同 社独自の抗菌コート技術 「Hydro Ag」 を採用。銀系抗菌剤 を含有した超親水性膜で全面コーティングした抗菌仕様 で、 表面に付着した汚れが落としやすいなど、 清潔で衛生 的な使用が可能である。 デジタルX線画像診断システム 「FUJIFILM DR BENEO- Fx」 FUJIFILM DR CALNEO Smart C12 NEW 4月15日に発売されたばかりの、 デジタルX線画像診断 システム 「BENEO」 シリーズの最新機種 「FUJIFILM DR BENEO- Fx」 が展示された。同システムは、 同社独自の画 像読取技術 「ISS 方式」 によって少ないX線量でも高画質な 診断画像が得られるデジタルX線画像診断装置 「FUJIFILM DR CALNEO HC SQ」 を搭載。 画像診断をサポートする 新機能として、1回の撮影で角度を変えながらX線を連続 照射し、得られた複数の画像から断層画像を生成できるト モシンセシス機能を装備し、同機能を活用することによっ て微細骨折などが観察しやすくなる。 また、 同システムは、 X線の撮影操作、 撮影画像の確認や トモシンセシスなどの処理を1台のコンソールでオペレー ション可能。また、ボタン1つで撮影部位・目的に合わせ て、 FPDとX線管の位置合わせができるオートポジショニ ング機能も搭載しており、短時間でポジショニングの調整 FUJIFILM DR BENEO- Fx ができるなど、効率のよいワークフローを提供している。 統合診療支援プラットフォーム 「CITA Clinical Finder」 ITEM2015では、4月16日に発売が開始された統合診療支援プラット NEW フォーム 「CITA Clinical Finder」 が展示された。同システムは、 病院内の各診 療システムで管理されている診療データを1つのプラットフォームに集約・ 表示し、診療の場面に応じて簡単に目的の情報にアクセスできる環境を提供す るシステム。特長としては、 患者毎の診療プロセスの進捗状況を検索・表示す ることができる 「クリニカルフロー」 機能のほか、患者リストやメール、 カレン ダー (スケジュール) 等の業務機能をはじめ、検査画像や所見レポート、心電 図、3D画像解析、動画等の患者ごとの診療情報は、一つ一つの機能別フレーム (メディカル・ガジェット) として、ディスプレイ上に自由にレイアウトして閲 覧者毎のポータル画面を作ることが可能である。 同システムは、同社の医療 ITソリューション製品との連携が可能であるの はもちろん、一般的なWEBシステムや他社のシステムとの連携も可能である。 CITA Clinical Finder
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