苅田町新地方公会計制度導入支援業務実施要領

苅田町新地方公会計制度導入支援業務実施要領
1
プロポーザルの目的
本町は、
「今後の地方公会計の整備推進について」(平成 26 年 4 月 30 日総務省自治財政局長通知)等を
受け、総務省から示された「統一的な基準」
(複式簿記)による財務書類(貸借対照表、行政コスト計算書、
純資産変動計算書及び資金収支計算書)の作成、公表を行う予定である。当該財務書類の作成、分析及び
活用を適切且つ効果的・効率的に実施するため、専門的知識を有する者に当該支援業務を委託することと
しており、その委託にあたって事業者を選定するため公募型プロポーザルを実施する。
2
委託業務の内容
(1)業務名
苅田町新地方公会計制度導入支援業務
(2)委託期間
契約締結の翌日から平成28年3月31日まで
(3)業務内容
「統一的な基準」
(複式簿記)による財務書類の作成、分析及び活用に対する支援
詳細は別紙「苅田町新地方公会計制度導入支援業務仕様書」のとおり。
(4)概算事業費
本業務に係る費用は、8,964,000円(消費税及び地方消費税の額を含む)以内とする。
(5)事務局
苅田町役場企画財政課財政担当(以下「事務局」という。
)
住所
〒800-0392
福岡県京都郡苅田町富久町1-19-1
TEL 093-434-1113
FAX 093-436-3014
メールアドレス [email protected]
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プロポーザルの係る日程等
実施スケジュールは、以下のとおりとする。ただし、各項目の日程については、適宜調整できるものと
する。
参加意向申出書受付期間
平成27年3月25日~平成27年4月3日
参加資格確認結果通知書送付
平成27年4月7日
提案書受付期間
平成27年4月8日~平成27年4月21日
書類審査
平成27年4月22日
提案書プレゼンテーション
平成27年4月24日
選定結果通知書送付
平成27年4月28日
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参加条件
(1)参加資格
参加する者は、以下に示す各号すべてを満たす者とする。
ア
本業務の遂行にあたり、専門的かつ十分な能力を有し、会計士および税理士の資格を有する者
イ
参加の申込日において、地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第167条の4に該当しない者
であること。
ウ
参加の申込日において、法令に基づく営業停止処分をうけていない者であること。
エ
参加の申込日において、会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)又は民事更生法(平成 11 年法律第 255
号)に基づき、更生手続又は再生手続の開始の申し立てがなされていない者であること。
オ
参加の申込日において、自己の不渡手形又は不渡小切手により、銀行当座取引を停止されていない者
であること。
カ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第2条第2号に規定する暴
力団及びその利益となる活動を行う者でないこと。
キ
国税、都道府県税並びに市町村税を滞納していない者であること。
ク
過去3年以内(平成 23 年度~平成 25 年度)に本事業と同等の業務実績があること。
ケ
苅田町登録業者名簿に登録されていること。
コ
当該業務に関し、主たる事業所等を本県に有する者であること。
(2)共同事業体による応募について
当該事業について、単独で担えない場合、複数の事業者による応募ができるものとする。その場合は、
次の事項に留意すること。
ア
共同提案者は、それぞれ参加意向申出書(様式1)及び営業概要書(様式任意)を提出すること。
イ
必ず幹事者を決め、幹事者は、当自治体と共同企業体との正確な意思伝達役を務めること。
ウ
当該事業において、契約となった場合は、幹事者を契約相手方とする。
エ
全ての共同提案者は、4参加条件(1)のア~コに該当することを必要とする。
オ
共同提案者に属する者は、当該事業について複数の共同提案者に所属することはできない。また、共
同提案者に属しながら自らが単独で応募することはできないものとする。
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参加表明手続
(1)申込期間
公示日から平成27年4月3日(金)までの午前8時30分から午後5時まで。
(但し、土曜、日曜、祝日は除く)
(2)提出場所
上記2(5)に同じ。
(3)参加意向申出書の提出
①本プロポーザルに参加の意向のある事業者は、次の書類を提出すること。
イ 参加意向申出書(様式1)
・幹事者以外の共同提案者は、
(様式1)の添付資料6及び7は不要とする。
ロ 営業概要書(様式任意)
・会社名、本店所在地、支店等所在地、代表者、設立年月日、資本金、年間売上高、
従業員数(本店支店等別)
、主な業務内容等を記載すること。
ハ 体制図(様式任意)
・共同事業体により業務を実施する場合には、幹事者を明記し、業務の役割分担等が分かるような
体制図を作成すること。
ニ 業務実績書(様式2)
・直近3年以内に実施した本委託契約に類する業務について、実施業務内容等の実績が分かるもの
を作成すること。
②申出書等の交付場所
苅田町役場ホームページ上
(4)提出した書類について説明を求められた場合は、これに応じなければならない。
(5)参加資格確認結果の通知
参加意向申出書により、事務局にて、本プロポーザルへの参加資格の有無を確認し、「参加資格確認
結果通知書」をファクシミリにて応募者に通知する。
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質問の受付と回答
(1)この説明書の内容等に関する質問を次のとおり受け付ける。
ア
受付期間
公示日から平成27年4月3日(金) までの午前8時30分から午後5時まで。
(ただし、土曜、日曜、祝日は除く)
*受付期間を過ぎた質問は、原則回答しない。
イ
受付場所
上記2(5)に同じ。
ウ
受付方法
質問書(様式3)に記入の上、
持参、
FAX又はE-mailのいずれかの方法で提出すること。
(持参以外の場合は到達確認を行うこと)
(2)前記(1) の質問に対する回答は、ファクシミリ又はEメールで行う。また、質問内容によって、公平
性の観点から応募者全てに回答すべき事項があれば、質問者以外にも質問と回答の内容を周知する場合
もある。
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選定方法
提案書の審査は、苅田町新地方公会計制度導入支援業務委託プロポーザル審査委員会(以下「審査会」と
いう) が行う。
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提案書類の提出
参加意向申出書を提出し、本プロポーザルへの参加資格が認められた応募者は、一次審査・プレゼンテ
ーション等に必要な書類を作成し、期限までに提出すること。
(1)提出書類
ア
提案書(鏡)(様式4)
イ
提案書(様式任意)
ウ
作業スケジュール表(様式任意)
エ
参考見積書(価格は、8,964千円を上限とする。:様式任意)
次年度以降のランニングコストにかかる見積書および見積明細書は別途作成し、提出のこと。
(2)提出部数等
ア
提出部数
上記提案書を一綴りにしたものを正本1部、副本6部提出すること
イ
書式体裁
大きさはA4判とし、ページ数は自由とする。(資料やイメージ図など、見やすくする
ためA3判を使用する場合は、A4判の大きさで三つ折りにすること)
ウ
その他
企画提案書は1者1提案とし、2以上の企画提案書が提出された場合は失格とする。
(3)提出期限及び提出場所
ア
提出期限
平成27年4月21日(火) 午後5時まで
イ
提出場所
前記2(5)に同じ。
ウ
提出方法
持参又は郵送(郵送の場合は、書留郵便その他発送の事実を証することができる方法で提
出期限までに必着のこと)で提出すること。
(4)提案書一次書類審査(応募者多数の場合)
ア
開催期日
平成27年4月22日(水) (予定)
イ
開催内容
提出された提案書に基づき、上記7(1)の審査会が審査し、ヒアリング審査の対象者
を選出する。
ウ
合否の連絡 ヒアリングの対象者となった提案者については、参加意向申出書に記載してある担当者
(幹事者) に平成27年4月23日(木) までに通知する。
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提案書プレゼンテーションについて
(1)実施日
平成27年4月24日(金)
(2)実施場所
苅田町役場内会議室
(3)出席者
本プロポーザルに関する責任者及び本業務従事予定者を含む3名以下とする。
(4)その他
・プレゼンテーション時間については、1者あたり説明30分、質疑応答15分以内を予定している。
・正式な開催日時・場所等については、ヒアリング対象者に別途通知する。
・プレゼンテーションにおいて、パソコン、プロジェクター等を利用する場合は、提案者側で準備する
こと。
(5)評価項目及び配点、得点化、同点の場合の措置
ア 評価項目及び各項目の配点(合計100点)は次の①から④とする。
評価項目
①
評価基準
運営
事業の実施方針
配点
30点
・固定資産台帳、全体財務書類、連結財務書類
作成の事業実施方針の確認
事業の具体性
・各事業の具体的な進め方の確認
日程計画の妥当性
・スケジュールの現実性の確認(打ち合せの
時期、苅田町と業者の業務役割分担等)
②
支援体制
30点
事業実施体制
・組織的な運営体制が整っているかの確認
勉強会
・発生主義複式簿記の基礎、財務書類の見方等
についての勉強会の実施
専門技量
・事業を行ううえで、必要とされる専門知識
や経験を有しているかの確認(経験ある
会計人等)
保守、メンテナンス
・後年度の財務書類の作成、固定資産台帳の整
備支援(再評価を含む)、継続的コンサルテ
ィングの確認
③
業務実績
・複式簿記の委託事業についての実務実績
30点
④
企画力
・新地方公会計制度「統一的な基準」の理解度
10点
事業の目的、趣旨の理解
イ
の確認
得点化方法
各項目の評価は、前項に示す配点が付された評価項目毎に、次のとおり5段階で評価し得点化する。
評 価 内 容
配 点 方 法
A
特に優れている
配点の100%
B
AとCの中間程度
配点の80%
C
優れている
配点の50%
D
CとEの中間程度
配点の30%
E
優れているといえない
配点の10%
(6)最優秀提案の選定
ア
審査会において、得点の総計が最も高い提案をした者を最優秀提案者として選定する。ただし、審査
会において、本業務を実施する目的、内容に鑑み、得点の総計が最も高い提案内容が、当自治体の求
める最低限の水準に達していないと判断された場合においては、この限りではない。
イ
得点の総計が最も高い提案をした者が2者以上いる場合には、見積書の金額が安価な方を最優秀提案
者として選定する。
10 選定結果の通知
選定結果は、すべての参加者に書面により通知する。なお、電話、FAX、E-mailによる質問審査経
過に関する質問一切は回答しない。また、審査結果について異議申し立ては受け付けないものとする。
11 契約の方法等
(1)最優秀提案者として選定された者と随意契約をする予定である。
(2)契約を締結する場合においては、契約締結日までに契約金額の100分の10以上の契約保証金を納
付しなければならない。ただし、保険会社との間に当自治体を被保険者とする履行保証保険を締結し
て、当自治体に提出したときは、契約保証金の納付を免除する。
(3)別紙「苅田町新地方公会計制度導入支援業務仕様書」は、
本件業務の最低要求水準を示したものであり、
特定された提案書の内容については、すべて契約書にその内容を記載(添付) し、その履行を確保する
ものとする。
(4)最優秀提案者が正当な理由なく契約を締結しないときは、その決定を取り消すとともに、次順位の者
を最優秀提案者として選定し、見積合わせを実施のうえ、随意契約とする。
12 その他
(1)提案及び契約手続きにおいて使用する言語及び通貨は、それぞれ日本語及び日本国通貨とする。
(2)参加意向申出書がその提出期限までに到達しなかった場合は、提案書は提出できない。
(3)参加意向申出書及び提案書の作成及び提出に要する費用は、提出者の負担とする。
(4)提出された参加意向申出書及び提案書等は返却しない。
(5)提出期限後における参加意向申出書及び提案書の差し替え及び再提出を認めない。参加意向申出書及
び提案書について虚偽の記載をし、その他不正な行為をした場合は、失格となること及び指名停止そ
の他の措置を講ずることがある。
(6)提出されたに係る参加意向申出書及び提案書内容は、最優秀提案者選定の目的以外に提出者に無断で
使用しない。ただし、開示請求があったときは、法人等の競争上又は事業運営上の地位を害すると認
められるものなど不開示情報を除いて開示請求者に開示する。
(7)公募型プロポーザルに参加しようとする者は、審査会の委員の選任後から本契約案件の受託候補者決
定の公表までの間において、本契約案件に関して直接、間接を問わず自らを有利に又は他者を不利に
するように働きかけることを禁ずるものとし、この禁止事項に抵触したと認められる場合は、参加資
格を失うことがある。