「第３回国連防災世界会議『東北防災・復興パビリオン』におけるブース展示業務委託」企画コンペ実施要領１．趣旨この要領は、青森県（以下「県」という。）が実施する「第３回国連防災世界会議『東北防災・復興パビリオン』におけるブース展示業務」（以下「本業務」という。）に係る受託候補者を選定するための企画コンペに関し、必要な事項を定めるものです。２．業務に関する事項（１）業務の目的県では、東日本大震災（以下「震災」という。）後、中長期的な復興の方向性として、平成２３年１２月に「青森県復興ビジョン」を策定し、単なる復元にとどまらず、震災をバネとして、今までよりも進化した地域社会を形成していくこと等、創造的復興を目指し、各種復旧・復興施策を推進してきたところです。今般、平成２７年３月に、第３回国連防災世界会議（以下「防災会議」という。）が仙台市において開催されることとなり、県も仙台市及び東北各県等とともに「第３回国連防災世界会議仙台開催実行委員会」（以下「実行委員会」という。）に参画し、震災の教訓や復興状況、東北の魅力等を国内外に広く情報発信することとしております。本業務は、防災会議期間中にパブリック・フォーラムとして実行委員会が開設する『東北防災・復興パビリオン』（以下「展示会場」という。）において、国内外から見込まれる多くの来場者に対して、ブース展示による県の創造的復興に向けた取組等に係る情報発信を行うことにより、県の復興施策の理解を深めていただくとともに、被災地全体の復興の加速化を図ることを目的としております。（２）業務の内容県の創造的復興に向けた取組等を情報発信するため、次の①～③の業務を実施すること。創造的復興に向けた取組等については、以下の事例を参考にしてください。 ○ 青森県復興プラン・青森県復興ビジョン ○ 防災公共及び防災公共推進計画 ○ 青森県ロジスティクス戦略 ○ 三陸復興国立公園・みちのく潮風トレイル・三陸ジオパーク ○ その他、震災からの復旧・復興のために実施された又は実施されている取組等 -1- 」（実実施に当たっては、参考資料１※「各県展示出展に関するガイドライン（案）行委員会作成。以下「ガイドライン（案）」という。）に従ってください。（実行委員会作成）にまた、参考資料２※「東北防災・復興パビリオン展示計画案」示された、展示会場全体の展示構成を考慮した内容としてください。 ① ポスターデータの作成「各県・市ブースポスター」について」（実行委員会作成。以下「ポ・参考資料３※「スターフォーマット」という。）の仕様に従い、ポスターデータの原稿を６枚分作成すること。・６枚のうち１枚は青森県の概要について、残りの５枚は県の創造的復興に向けた取組等について、説明文、図版及び図版のキャプションを作成すること。・掲載内容の詳細については、委託契約締結後に県と協議を行った上で決定することとし、企画提案時においては、ラフデザイン程度のもので可とする。・ポスターフォーマットの仕様に従い、説明文を英訳すること。・説明文、図版及び図版のキャプションの配置やポスターの印刷は実行委員会で行います。・平成２７年２月６日（金）までに原稿を実行委員会へ提出する予定であるため、県には、協議・校正も含め、平成２７年２月４日（水）までに納品すること。・納品されるデータについての著作権は、県に帰属するものとする。 ② パンフレットの作成・搬入・ ①で作成するポスターの詳細を取りまとめたパンフレットを５，０００部（日本語版３，０００部、英語版２，０００部）作成し、展示会場に搬入すること。・掲載内容の詳細については、委託契約締結後に県と協議を行った上で決定することとし、企画提案時においては、紙面構成がわかるラフデザイン程度のもので可とする。・パンフレットの大きさはＡ４サイズとし、見開き４ページ又は６ページの中綴じ製本とすること。・用紙はマットコート紙９０ｋ等、風合い・手触りのよいものとし、４色刷りとすること。・印刷物のほか、二次利用可能な形式による電子ファイルを保存したＣＤ－ＲＯＭを１枚納品すること。・納品されるデータについての著作権は、県に帰属するものとする。 -2- ③ 展示物の作成・搬入・撤去・ ①及び②で周知する内容のほか、本県における震災からの復興に向けた取組等を周知する展示方法について、自由に企画提案すること。・周知する内容の詳細については、委託契約締結後に県と協議を行った上で決定することとし、企画提案時においては、展示イメージがわかるラフデザイン程度のもので可とする。・日本語による表現のほか、世界各国からの来場者に対応するため、内容の一部概要を英語に翻訳し、併記すること。・展示物については、実行委員会が定める日時に、搬入及び撤去を行うこと。・展示物は、②で作成するパンフレットの設置と併せて、展示物設置スペースに収まること。（設置スペース：幅 1900ｍｍ×奥行き 700ｍｍ×高さ 700ｍｍ×２箇所ガイドライン（案）参照）・デジタル機器等を使用する場合は、100Ｖ・1500Ｗのコンセント２口までとする。（コンセントの口数については、タップ等の使用により増設可。）・充電式のデジタル機器については、展示会場以外の場所で充電できる体制を確保すること。・展示物については、展示会場に人員を配置する等、展示期間中のトラブル等に対処できる体制や盗難等に備えた管理体制をとること。・平成２７年１月３０日（金）までに展示仕様計画を実行委員会へ提出する予定であるため、必要となる情報を県に提供すること。【※注意事項】」参考資料１「各県展示出展に関するガイドライン（案）参考資料２「東北防災・復興パビリオン展示計画案」「各県・市ブースポスター」について」について参考資料３「これらの資料はホームページ上に掲載することが出来ないので、直接交付又は電子メールによる交付を受けてください。電子メールによる交付を希望する場合は、件名に「国連防災世界会議企画コンペ参考資料請求」、本文に法人名と担当者名を明記の上、３の（５）に記載するメールアドレスあて請求してください。なお、実行委員会の調整により、内容は今後変更になる場合があります。（３）展示会場宮城県仙台市青葉区春日町２－１せんだいメディアテーク１階 -3- （４）展示物等の搬入・撤去展示物等の展示会場への搬入は、平成２７年３月１２日（木）又は１３日（金）、撤去は同１８日（水）又は１９日（木）を予定しています。（ガイドライン（案）参照）時間帯、場所及び方法については、実行委員会の決定に従ってください。（５）委託期間委託契約締結日から平成２７年３月３１日（火）まで（６）委託金額上限額金２，０３９，０００円（消費税及び地方消費税相当額を含む。）３．公募に関する事項（１）応募資格応募資格を有する者は、次に掲げる要件を全て満たす者とします。 ① 青森県内及び宮城県内に本社、支社又は営業所があり、受託業務について十分な業務執行能力を有し、適正な経理執行体制を有すること。 ② 地方自治法施行令（昭和２２年政令第１６号）第１６７条の４及び青森県財務規則（昭和３９年青森県規則第１０号）第１２８条の規定により、一般競争入札に参加できない者でないこと。 ③ 参加届出書の提出期限の日から契約締結までの間に、知事の指名停止の措置を受けていないこと。 ④ 会社更生法（平成１４年法律第１５４号）に基づき更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法（平成１１年法律第２２５号）に基づき再生手続開始の申立てがなされている者（更生手続開始又は再生手続開始の決定後、知事の確認を受けている者を除く。）でないこと。 ⑤ 暴力団（暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律（平成３年法律第７７号）第２条第２項に規定する暴力団をいう。）でないこと。 ⑥ 法人税、消費税及び地方消費税並びに法人事業税を滞納していない者であること。 ⑦ 事業の実施に関して類似の事業実績があること。（２）応募方法 ① 参加の届出企画コンペへの参加を希望する場合は、企画提案書等の提出に先立ち、提出期限までに参加届出書（様式１）を提出してください。 -4- ② 企画提案書等の提出各提出書類を提出期限までに、提出してください。 ①、②いずれの書類も、県総務部生活再建・産業復興局（県庁北棟４階）に直接持参するか郵送してください。直接持参される場合の受付時間は、土・日・祝日を除く、９時から１７時（各書類の期限日にあっては１５時）までとします。郵送による場合は、書留郵便等により、提出期限までに必着のこと。ファックスや電子メールでの提出は受け付けません。（３）提出書類等提出書類提出部数提出期限（様式１）１部平成２６年１２月２５日（木） ② 企画提案提出書（様式２）１部 ③ 企画提案書（様式任意）１部 ④ 経費積算書（様式任意）１部 ① 参加届出書平成２７年１月１５日（木） ※ 企画提案書には、企画提案内容のほか、事業の実施体制及び類似の事業実績が分かるものを記載すること。 ※ 企画提案書の表紙以外には会社名、会社のマーク、その他提案者が特定できるものを記載しないこと。（４）企画コンペに関する質問本公募に関する質問がある場合は、平成２６年１２月１９日（金）１５時までに、「企画コンペに係る質問書（様式３）」により、ファックス又は電子メールによりお問い合わせください。質問への回答については、ファックス又は電子メールにより質問者に回答するとともに、県総務部生活再建・産業復興局ホームページに掲載します。（５）提出先及び問い合わせ先〒０３０－８５７０青森市長島１－１－１県庁北棟４階青森県総務部生活再建・産業復興局担当森ＴＥＬ：０１７－７３４－９５８０ＦＡＸ：０１７－７３４－８０９６メール：[email protected] -5- （６）審査方法企画提案書の提出期限後、書面審査を実施します。（プレゼンテーションは実施しません。）（７）選考基準審査委員会の各委員が提出された企画提案書及び経費積算書を、別に定める評価基準により評価した点数を合計した総合点数で評価を行います。企画提案の審査項目は、以下のとおりです。 ① 総合的な企画力 ② 提案内容の実現性 ③ 過去の実績等（８）選考結果採否に関わらず、提案者全員に対して、選考後速やかに文書により通知します。審査結果に関する問い合わせ、異議申し立ては、一切受けません。４．契約に関する事項（１）委託契約の締結受託候補者（採択された提案者）と県との間で業務の詳細について協議を行い、受託候補者が提出した企画提案書等をもとに本業務の業務委託仕様書を作成し、契約を締結しますが、この協議の際に、提出された企画提案書の内容を一部変更する場合があります。受託候補者と協議が整わない場合は、次点の提案として評価された者と協議の上、契約を締結する場合があります。委託契約の締結に当たっては、地方自治法や青森県財務規則をはじめとする諸規定に基づき、委託契約を締結します。（２）事業の完了報告本業務完了後は、速やかに次の書類等を提出してください。 ① 成果品（本業務における各種制作物） ② 実績報告書（様式任意）（３）その他本業務の成果品等は、原則として県に帰属します。 -6- ５．留意事項・本企画コンペへの参加に要する一切の費用は、全て提案者の負担とします。・提出後の提出書類の差替え、修正、追加等は認めません。・提案数は、１者１提案とします。・提出された企画提案書等は、受託候補者の審査にのみ使用し、返却はしません。・本業務の取組状況や成果については、県のホームページや広報誌等で公開する場合があります。 -7-