メディアリリース 2015 度第 1 四半期業績 2015 年 4 月 29 日 Page 1 of 10 クラリアント社、売上成長・キャッシュフローともに 2015 年度の順調なスタートを切 る 2015 年度第 1 四半期の継続事業からの売上は、前年同期の 14 億 9200 万スイスフラ ンから、現地通貨ベースで 4%増、スイスフラン換算で 2%減の 14 億 6500 万スイス フランに 特別項目控除前 EBITDA 利益率は前年度水準の 14.1% キャッシュフローは、2014 年度第 1 四半期の-5100 万スイスフランから 1400 万スイ スフランに改善 継続事業からの純利益は、3900 万スイスフランの純損失から 8700 万スイスフランの 純利益に 2015 年度の見通しを確認 最高経営責任者ハリオルフ・コットマンのコメント「クラリアントは、販売数量が伸びた ことにより、本年度の順調なスタートを切った。当社は、キャッシュフロー創出を 2015 年 度の最優先事項に掲げ、第 1 四半期において大幅な伸びを実現した。為替変動の増大、原 材料価格の上昇、また、特にヨーロッパ、中国における経済環境の低迷等にもかかわらず、 当社は、売上成長、収益性に対する目標達成に向かって順調に進んでいる」 2015 年度第 1 四半期業績 2015 年 4 月 29 日 Page 2 of 10 主要な財務数値 継続事業 第 1 四半期 単位:百万スイスフラン 2015 2014 %スイスフラン %現地通貨 売上 1,465 1,492 -2 4 206 210 -2 8 14.1% 14.1% 142 140 1 13 9.7% 9.4% 139 41 239 269 87 -39 87 -48 14 -51 17,208 17,003* 売上 0 66 非継続事業からの純利益 0 -9 特別項目控除前 EBITDA - 利益率 特別項目控除前 EBIT - 利益率 EBIT 継続事業からの純利益 当期純利益 1 営業キャッシュフロー 従業員数 1 1 非継続事業 1 非継続事業を含めた全グループ * 2014 年 12 月 31 日現在 2015 年度第一四半期 - 販売数量増で好調 2015 年 4 月 29 日ムッテンツ発 - スペシャリティケミカル分野の世界的リーダーの一 社であるクラリアント社は、本日、2015 年度第 1 四半期の継続事業からの売上が 2014 年 度第 1 四半期の 14 億 9200 万スイスフランに対し、14 億 6500 万スイスフランであったと 発表した。この数字は、現地通貨ベースで 4%増に当たる。この 4%の本業による成長は、 販売数量の 5%増、および販売価格の 1%減によるものであった。 2015 年度第 1 四半期における為替の大幅な変動、特にユーロ、ブラジルレアル、日本円が 対前年度比で弱含みであったことを踏まえると、現地通貨ベースでの売上成長は好調で あったが、スイスフラン換算では 2%減という結果となった。 クラリアントは、中南米において現地通貨ベースで 23%増の売上成長を達成した。アジア 太平洋の第 1 四半期の売上成長は、インドおよび中国からの貢献はなかったものの、小規 模経済国が原動力となり現地通貨ベースで 8%増を記録した。中東・アフリカ地域の売上は、 2014 年度第 1 四半期の高ベースと比較して現地通貨ベースで対前年度比 6%減であった。 北米の売上は、触媒ビジネスでの強い需要およびオイル&マイニングサービスの成長が継続 したことにより、現地通貨ベースで 3%の成長をもたらした。ヨーロッパは、現地通貨ベー スで 2%減であった。これは主に、顔料およびファンクショナルミネラルズがこの地域にお いて弱含みであったことによる。 2015 年度第 1 四半期業績 2015 年 4 月 29 日 Page 3 of 10 全ビジネス分野が第 1 四半期において現地通貨ベースでの実質売上成長を見せた。ケアケ ミカルズビジネス分野は、既存ビジネスベースで 4%の売上成長を記録したが、報告された 成長率は、専ら 2014 年度に低利益率製品を切り離したことにより前年同期並みであった。 触媒&エネルギービジネス分野の売上は、この分野の全てのビジネスが力強い伸びを見せた ことにより、現地通貨ベースで 26%増となった。天然資源ビジネス分野の売上は 8%増で あった。これはオイル&マイニングサービスが牽引したことによる。プラスチック&コー ティングビジネス分野の売上は、3 月における好調な需要が 2015 年度の出遅れを相殺し、 1%増であった。 売上総利益率は、販売数量の増加や原材料費が僅かに減少したことなどのプラスの影響によ り、前年度の 28.9%を上回り 30.8%であった。これらのプラス効果により、若干の値下げ、 為替の悪影響および棚卸資産の評価減を十分相殺することができた。棚卸資産のマイナス効 果は 2015 年度第 2 四半期にはプラスに転じると予想される。 継続事業からの特別項目控除前 EBITDA は、現地通貨ベースで 8%上昇し、前年度の 2 億 1000 万スイスフランに近い 2 億 600 万スイスフランとなった。前年同期比の EBITDA 利 益率は、第 1 四半期の為替の悪影響、特にスイスフランがユーロに対して大きく上昇したに もかかわらず、前年度水準の 14.1%を記録した。 ケアケミカルズ、触媒&エネルギー、および天然資源ビジネス分野が 2015 年度第 1 四半期 における EBITDA への絶対的な貢献度を増大した。プラスチック&コーティングビジネス 分野は、同四半期初めの出遅れによりマイナス影響を受けた。プラスチック&コーティング ビジネス分野の収益性は数ヵ月後には上昇すると予想される。 事業再編、減損および取引関連の費用を含めた特別項目は、2014 年度第 1 四半期の 9900 万スイスフランに対し、1300 万スイスフランに大幅に減少した。これは、2015 年度第 1 四半期の事業再編費が減少したことと、2014 年度第 1 四半期には ASK ケミカルズ合弁会 社の売却に関連した減損費用の 8400 万スイスフランが含まれていたことによる。 継続事業からの純損益は、前年度は 3900 万スイスフランの純損失であったことに対し、 8700 万スイスフランの純利益となった。 営業キャッシュフローは、正味運転資本の蓄積を低く抑えたため、前年同期の-5100 万スイ スフランに対し、1400 万スイスフランに改善した。 純負債は、2014 年度末に記録した 12 億 6300 万スイスフランに対し、11 億 7300 万スイス フランとなった。ギアリング(純負債÷非支配持分を含めた資本)は、2014 年度末の 46% から 50%に上昇した。 2015 年度第 1 四半期業績 2015 年 4 月 29 日 Page 4 of 10 確認された見通し - 業績(パフォーマンス)、成長およびイノベーションに注力 クラリアントは、商品価格や為替の不安定な状況を伴った厳しい環境が継続すると予想する。 新興市場は好調を維持するが、低水準であり、不安定さは増大すると予想する。米国では安 定成長が継続すると見ている。しかし、ヨーロッパの成長は依然として低調のままであると 予想する。スイスフラン高とユーロ安との複合効果は、絶対的な観点ではクラリアントの売 上および収益性に影響を及ぼすであろうが、相対的利益率の点ではほとんど影響はないであ ろう。 2015 年度においてクラリアントは、リーン・サービス・オーガニゼーションを導入するこ とによって経営の効率性を改善していく。そして、マーケティング・エクセレンスをさらに 高め、顧客価値を創出するイノベーションを引き続き市場に送り出す。 2015 年度においてクラリアントは、一桁台前半から半ばの現地通貨ベースでの売上成長を 予想する。当社は、2014 年度を上回る特別項目控除前 EBITDA 利益率およびキャッシュフ ロー創出の向上を見込んでいる。 クラリアントは、スペシャリティケミカル業界の一流企業としての地位を確保するという中 期目標をここに確認する。これは、16%から 19%の範囲の特別項目控除前 EBITDA 利益率 および同業他社の平均を上回る投下資本利益率(ROIC)に相当する。 2015 年度第 1 四半期業績 2015 年 4 月 29 日 Page 5 of 10 第 1 四半期ビジネス概況 ケアケミカルズビジネス分野(BU 機能化学品) 単位:百万スイスフラン Q1 2015 Q1 2014 %スイスフラン %現地通貨 売上 391 416 -6 0 特別項目控除前 EBITDA 70 67 4 14 17.9% 16.1% 58 55 5 16 14.8% 13.2% 58 55 5 16 - 利益率 特別項目控除前 EBIT - 利益率 EBIT 2015 年度第 1 四半期のケアケミカルズビジネス分野の売上は、2014 年度第 1 四半期に比 べ、現地通貨ベースでは横ばい、スイスフラン換算では 6%減であった。前四半期と同様に、 この低い伸びは、2014 年度に低利益率製品への関与の度合いを下げたことによるもので あった。この影響を除くと、実質的な売上成長は現地通貨ベースで 4%増であった。 既存ビジネスベースでのケアケミカルズビジネス分野は、全ビジネスが伸びを示し、特に パーソナルケア、農薬ビジネスおよび航空ビジネスが最も顕著な成長を見せた。融氷ビジ ネスは、僅かではあるがヨーロッパの好ましい気候条件やスカンジナビアの Aerochem 社 の買収によって利益を享受した。ケアケミカルズの販売数量の伸びは、建築ビジネス、航 空ビジネスおよびベース製品の値下げにより一部相殺された。 しかし、特別項目控除前 EBITDA 利益率は、前年同期の 16.1%から 17.9%に上昇した。棚 卸資産の評価減による悪影響は、パーソナルケア、農薬ビジネスおよび航空ビジネスが大 きく貢献した売上構成のプラス効果によって十分相殺された。 2015 年度についてケアケミカルズビジネス分野は、パーソナルケア、農薬ビジネスおよび ホームケアにおいて堅調な売上成長が継続すると予想する。航空ビジネスは、成功裏にかつ 順調に進められた Aerochem 社との統合から引き続き利益を享受していくであろう。同社は、 スウェーデン、ノルウェーおよびデンマークの航空業界に融氷液を提供している企業であり、 このビジネスにおいて主導的な地位を確保している。 ケアケミカルズビジネス分野は、GlucoTain等の新規の革新的製品や持続可能ソリュー ションを引き続き市場に送り出していく。この GlucoTainは、糖型で無硫酸塩の界面活性 剤の部類に属し、マイルドで自然な肌や髪の毛を作り出す製品に使用する調合剤用の革新的 ソリューションを提供する。 2015 年度第 1 四半期業績 2015 年 4 月 29 日 Page 6 of 10 触媒&エネルギービジネス分野 単位:百万スイスフラン (BU 触媒、エナジー・ストレージビジネス) Q1 2015 Q1 2014 %スイスフラン %現地通貨 売上 138 120 15 26 特別項目控除前 EBITDA 25 24 4 17 18.1% 20.0% 12 10 20 50 8.7% 8.3% 20 10 100 138 - 利益率 特別項目控除前 EBIT - 利益率 EBIT 触媒&エネルギービジネス分野の売上は、2014 年度同期に比べ、現地通貨ベースで 26%増、 スイスフラン換算では 15%増であった。これは、潜在需要が好調であったことや、2 件の 発注が 2015 年度第 2 四半期から第 1 四半期にシフトしたことによる。北米の成長が最も顕 著であったが、他の全地域も同様に力強い伸びを示した。 過去数四半期と同様に、出荷時期と出荷量により成長率は地域ごとに大きく異なっていた にもかかわらず、基本的な需要パターンは触媒ビジネスにおいては有利な状況が継続した。 2015 年度第 1 四半期においては、スペシャルティ触媒、石油化学および合成ガスの全ての ビジネスが少なくとも一桁台後半の成長を記録した。石油化学ビジネスの成長が最も顕著 であったが、これは、同ビジネスが、米国において新たに操業を開始するプロパン脱水素 (PDH)工場への供給によって利益を享受したことによる。 2014 年 10 月 29 日、クラリアントは、触媒&エネルギービジネス分野に係るエナジー・ス トレージ事業を英国企業であるジョンソン・マッセイ社に売却することに同意した。この 売却は 2015 年 2 月 28 日に完了した。触媒&エネルギービジネス分野は、2015 年度第 2 四 半期から、分野名を触媒ビジネス分野に変更する。 触媒&エネルギービジネス分野の 2015 年度第 1 四半期における特別項目控除前 EBITDA 利益率は、前年同期の 20%から 18.1%に減少した。この減少は、いくつかの一時的影響が、 好調な実質的業績を上回ったことによる。同ビジネスは、一年を通じて EBITDA への貢献 度をさらに均等に割り当てることにより、2015 年度の目標とする収益性を達成できると見 込んでいる。 2015 年度の成長は、石油化学に対する需要およびプロパン脱水素(PDH)ユニットや、特 にガス駆動スチームクラッカーを含む、米国でのいくつかの新プロジェクトによって牽引 されていくと見ている。さらに同ビジネスは、CATOFINのオンパーパスのオレフィン生 産ユニットの効率性を大幅に向上させることが証明されている熱媒素材(HGM)コンセプ トのような、顧客に付加価値をもたらすイノベーションを提供することにより成長を促進 していく。2015 年度第 1 四半期に HGM コンセプトは、中国の寧波市にある Ningbo Haiyue New Material 社のプロパン脱水素(PDH)工場において、PDH に対する優れた 効能を初めて確認した。 2015 年度第 1 四半期業績 2015 年 4 月 29 日 Page 7 of 10 天然資源ビジネス分野(BU オイル&マイニングサービス、BU ファンクショナルミネラ ルズ) 単位:百万スイスフラン Q1 2015 Q1 2014 %スイスフラン %現地通貨 売上 317 314 1 8 特別項目控除前 EBITDA 51 47 9 16 16.1% 15.0% 42 37 14 20 13.2% 11.8% 43 -53 - - - 利益率 特別項目控除前 EBIT - 利益率 EBIT 天然資源ビジネス分野の売上は、2014 年の第 1 四半期に比べ、現地通貨ベースで 8%増、 スイスフラン換算では 1%増であった。水処理ビジネスの売却分を考慮に入れると、実質的 売上成長は、現地通貨ベースで 13%増であった。 オイル&マイニングサービスは、現地通貨ベースおよびスイスフラン換算ともに前年同期比 で二桁台の成長を達成した。成長は、他の地域からの需要だけでなく中南米の強い需要に よっても牽引された。オイルサービス、マイニングソリューションおよびリファイナリー サービスの全部門で力強い伸びを示した。 ファンクショナルミネラルズの売上は、前述の水処理ビジネスの売却の影響により前年度 水準を下回った。しかし、実質的売上成長は好調を維持し、特に北米、中南米において力 強さを示した。過去数四半期と同様に、精製ビジネスが大幅な伸びを記録した。鋳造添加 剤ビジネスは、大半の地域で力強い伸びを示したにもかかわらず前年度水準を下回り、排 出量削減型の鋳造添加剤等の新製品を導入したが、現在進行中のヨーロッパおよび中国で の低迷を相殺できなかった。 天然資源ビジネス分野の 2015 年度第 1 四半期の特別項目控除前 EBITDA 利益率は、前年 同期の 15%から 16.1%に上昇した。この上昇は、優れた製品ミックスが起因している。 2015 年度以降に関して天然資源ビジネス分野は、成長が継続していくことを期待する。 ファンクショナルミネラルズは、新興地域への選択的投資を行うことにより新興市場に付 随する成長に注力していく。例として、Companhia Brasileira de Bentonita 社(CBB)の 残り 50%の株式の取得等がある。 オイル&マイニングサービスは、現地通貨ベースでの売上成長が継続していくと予想される。 しかし、原油価格の下落が事業(特に探査ビジネス)の短期的な成長動態に幾分か影響を 及ぼす可能性もある。 2015 年度第 1 四半期業績 2015 年 4 月 29 日 Page 8 of 10 プラスチック&コーティングビジネス分野 剤) 単位:百万スイスフラン (BU 顔料、BU マスターバッチ、BU 添加 Q1 2015 Q1 2014 %スイスフラン %現地通貨 売上 619 642 -4 1 特別項目控除前 EBITDA 84 97 -13 -7 13.6% 15.1% 65 77 -16 -10 10.5% 12.0% 64 77 -17 -11 - 利益率 特別項目控除前 EBIT - 利益率 EBIT プラスチック&コーティングビジネス分野の売上は、前年同期比で、現地通貨ベースで 1% 増、スイスフラン換算で 4%減であった。2015 年度の需要は緩やかにスタートしたが、四 半期を通じて徐々に上向き、3 月は好調であった。特に、中南米およびアジア太平洋での需 要は好調であったが、ヨーロッパおよび北米は前年度水準を下回った。 顔料ビジネスの全ビジネス部門は前年同期を下回った。これは、成熟市場、特にヨーロッ パのコーティングビジネスが低迷したことによる。北米は前年度を下回った。これは、建 設業界に悪影響を及ぼした気候条件の影響や多少の在庫調整により弱含みのスタートで あったが、当該四半期に改善した。新興市場の売上は上昇し、特に中南米が好調であった。 アジアは全体的に上向きであったが、インドおよび東南アジアにおける好調な需要、中国 における弱含みの需要と様々であった。 マスターバッチビジネスの需要は 3 月に回復し、2015 年度初めの出遅れを取り戻した。包 装および消費財部門の売上は増加した。特に医療スペシャルティ部門の売上は好調であっ た。地域別売上では、中南米およびインドや中国が牽引したアジアが最も顕著であり、二 桁台の力強い成長を記録した。ヨーロッパの売上は横ばいであったが、北米は、主に第 1 四半期の寒冷な気候が起因し、僅かに減少した。 添加剤ビジネスは、電気器具や電子機器用ハロゲンフリー難燃剤の需要の回復が継続した ことにより、難燃剤の売上において力強い伸びを示した。ワックスおよびポリマー添加剤 の売上は、前年度水準を若干下回った。 プラスチック&コーティングビジネス分野の特別項目控除前 EBITDA 利益率は 13.6%とな り、前年度を下回った。これは、為替の変動、棚卸資産の評価減によるマイナス影響およ び第 1 四半期初めの需要の低迷によるものであった。収益性は 2015 年度第 2 四半期には上 昇すると予想される。 今後、プラスチック&コーティングビジネス分野は、成熟市場が好転していくと見ており、 成長が加速していくと予想する。クラリアントは、4 月、ドイツのニュルンベルクで開催さ れたヨーロッパ・コーティングショー2015 に、全世界の塗料およびコーティング業界用に、 Ecotain認定の持続可能製品の部類として数多くの持続可能かつ革新的な価値創造ソ リューションを出展した。添加剤におけるイノベーションへの注力は、Licoceneワックス でさらに評価された。このワックスによって、プラスチックおよびコーティング製造にお ける持続性が促進され、様々なアプリケーションの環境プロファイルが改善される。これ に対して「2015 年ドイツ経済イノベーション賞(Innovation Prize of German Economy 2015)」の候補にノミネートされている。 2015 年度第 1 四半期業績 2015 年 4 月 29 日 Page 9 of 10 CORPORATE MEDIA RELATIONS INVESTOR RELATIONS K AI R OLKER U LRI CH S TEINER Phone +41 61 469 6363 [email protected] Phone +41 61 469 6745 [email protected] S TEF ANI E N EHLSEN S IEGFRIED S CHWIRZER Phone +41 61 469 6363 [email protected] Phone +41 61 469 6749 [email protected] www.clariant.com Clariant is a globally leading specialty chemical company, based in Muttenz near Basel/Switzerland. On December 31, the company employed a total workforce of 18,099. In the financial year 2013, Clariant recorded sales of CHF 6.076 billion for its continuing businesses. The company reports in four business areas: Care Chemicals, Catalysis & Energy, Natural Resources, and Plastics & Coatings. Clariant’s corporate strategy is based on four pillars: managing businesses for profitability, research & development and innovation, growth in emerging markets, and repositioning of the portfolio.
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