ダイキンの環境取組み 2015年6月2日 ダイキン工業株式会社 CSR・地球環境センター 室長 藤本悟 ダイキン工業の紹介 概要 ①創業 1924年 大阪市で創業 ②資本金 850億円 ③従業員数 連結 56,240名 単独 6,733名 (2014年3月末現在) ④連結子会社 210社 (国内29社、海外181社) ( 2014年3月末現在) 2013年度実績 ⑤業績動向 売 上 高 営業利益 2014年度実績 17,831億円 19,400億円 1,551億円 1,900億円 2 ダイキン工業の紹介 事業内容 3 ダイキン工業の紹介 200社を超える拠点 4 背景 空調とエネルギ、地球温暖化 ダイキンの 事業範囲 業務 ビル 熱源 30% 熱搬送 12% 給湯2% エネルギー消費内容 その他 20% 照明コンセント 13% 住宅 空調 47% 冷蔵庫 20% 家庭のピーク電力内訳 5 背景 フロンの気象影響は全体の10~20% 6 環境取り組みテーマ 省エネ、温室効果ガス削減が最大のテーマ 環境に貢献することで会社も成長する そのために 製品・技術による省エネ・温室効果ガス削減 工場等での温室効果ガス削減 グリーンハートの取組、社会貢献 推進のためのグローバルEMSの推進 7 環境取り組みの基本方針 事業見直しの方向性(2007年) 持続可能な道 融合 部分 環境 開発 提携 買収 撤退 事業 8 環境推進スキーム 経営計画、環境行動計画、環境マネジメント 理念 経営計画 FUSION15 環境行動計画2015 グローバル環境マネジメント 日本 中国 アジオセ 米国 欧州 環境会議 環境会議 環境会議 環境会議 環境会議 9 環境推進スキーム 環境行動計画2015の目標、計画 10 製品・技術を通じた環境貢献 世界におけるインバータエアコンの推進 快適性と省エネを両立するインバーター 快適と省エネを両立するインバーター 無駄 無駄 ノンインバータ機 インバータ機 無駄 無駄 11 製品・技術を通じた環境貢献 世界におけるインバータエアコンの推進 12 製品・技術を通じた環境貢献 世界におけるインバータエアコンの推進 中国最大手の格力電機と戦略的協業 13 製品・技術を通じた環境貢献 世界におけるR32冷媒の普及 世界的に新冷媒。漏洩防止管理の方向へ 14 製品・技術を通じた環境貢献 世界におけるR32冷媒の普及 R32の温暖化影響は現行冷媒の1/3~1/4 15 製品・技術を通じた環境貢献 環境貢献効果(推定) 2012年11月、世界初のR32エアコンを発売 16 工場での環境推進 大胆な目標設定と実績 2005年から、2010年1/2、15年1/3、20年1/4 (万t-CO2) 1/3 1/4 17 工場での環境推進 グリーンハートファクトリ 見える化の効果(社会とのかかわりを重要視) 温室効果ガスの削減(エネルギー起源) 100 2005 2008 2010 太陽光発電 の導入 工場緑化 80 社会との関わり 60 温室効果ガスの削減(フロ 40 ビオトープ 20 0 リスク対策 排出物の削減(排水) 化学物質の削減 排出物の削減(排出物) 18 グリーンハート推進 “地球をはぐくむ森”プロジェクト【記念行事】 世界7箇所で、地球上で人類が生存していく上で不 可欠な自然を守り育て、未来につなげる。 19 グリーンハート推進 環境教育、地域活動 20 EMS推進 環境影響評価とEMP 工場等における温室効果ガス、廃棄物、水、化学物質 等の低減だけでなく、本来業務と環境活動の一体化 の考え方のもと、間接的な影響についても積極的に取 り上げ、環境影響評価を行っている 著しい環境側面とした本来業務は、EMPやアクション プランに取り上げ、環境を改善する取組みとして活動 を行っている 21 EMS推進 環境影響評価とEMP 本来業務として取り上げている著しい環境側面の例 ・環境イノベーション事業の拡大 ・地球環境に貢献する商品の提供 ・環境配慮・貢献型商品の技術開発 具体的取組み例 ・高効率機器の開発・省エネ機器の拡販 省エネ機器の普及によるCO2排出削減 ・輸送の効率化によるCO2排出量削減 輸送効率の向上、モーダルシフトの実施 ・グリーン調達の推進 取引先へのサポート 22 EMS推進 内部環境監査 ・グループ内の各組織より、内部環境監査員を選出 ・2014年度は、92名の監査員で監査を実施。 内部監査員の役割 内部監査員は、監査の実施だけではなく、監査の経 験を自組織にフィードバックする役割も担っている ・他の組織の活動を知ることにより、自組織の活 動に生かす ・自組織の効果的な取組みを、被監査組織にアド バイスする 23 EMS推進 内部環境監査 内部監査の年間スケジュール 5月 内部監査の方針決定 当年度の監査のポイント決定(その時の課題等) 7月 内部監査員研修 監査のポイントを中心に全員参加の研修会を実施 10~11月 内部監査実施 研修会の様子 24 EMS推進 内部環境監査 2012~2014年度の内部環境監査の結果(拠点数約160) 2012年 2013年 2014年 重⼤な不適合 5 3 0 軽微な不適合 43 37 24 改善事項 229 194 157 合計 277 234 181 81 151 160 161 188 196 アドバイス 良い点 きめの細かい監査と共に、アドバイスや良い 点を挙げることで、組織の環境取組の向上に 役⽴てている 25 ありがとうございました 26
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