2013 環境レポート ENVIRONMENTAL REPORT 姫路市 書写山 圓教寺 CONTENTS 目次 主な製品紹介 ごあいさつ 会社概要 環境負荷概要 環境方針 環境保全体制 環境目的・目標 環境マネージメントの状況 環境法規制の遵守 環境保全活動 環境に配慮した輸送 ・・・・01 ・・・・02 ・・・・03 ・・・・05 環境に配慮した生産活動 グリーン調達の推進 環境影響低減に配慮した製品の研究開発 ・・・・07 環境負荷低減に資する製品・サービスの状況 社会活動・地域社会との協調・貢献 ・・・・08 環境会計 ・・・・04 主な製品紹介 船舶・海洋電機システム ・主軸駆動発電システム ・電気推進システム ・パワーエレクトロニクス応用製品 ・各種発電機 ・補機用電動機 ・送風機(遠心式送風機、軸流送風機) ・サブマージポンプ用電動機 発電・産業システム(制御システム,コンプレッサー含む) ・常用・非常用発電システム (ディーゼル、ガスエンジン、ガスタービン、小水力他) ・コージェネレーションシステム ・パッケージ型常用自家発電設備 ・非常用自家発電設備(パワーユニット) ・発電装置の運転状態を24時間遠隔監視 ・配電・監視制御システム、ソフト応用システム ・パワーエレクトロニクス応用システム ・汎用コンプレッサ ・中・高圧コンプレッサ 2013環境レポート 01 ごあいさつ 全従業員で環境への負荷の低減に積極的に取り組みます。 西芝電機は、東芝グループの一員として「あらゆる製品を通して豊かな価値を創造す ると同時に、ライフサイクルを通じて環境負荷を低減して地球との共生を図り、持続 可能な地球の発展に貢献すること」を環境経営ととらえ、「“かけがえのない地球” を、健全な状態で次世代に引き継いでいくことは、現存する人間の基本的責務」とい う認識に立って、全従業員が環境保全活動を推進しております。 当社は、事業活動に伴う資源、エネルギー、廃棄物、化学物質などを2015年度の目 標値を目指し、環境負荷を低減すると共に、環境影響低減に配慮した製品の提供を通 じて、環境保全に努めてまいります。その為の仕組みとしてISO14001規格の環境 マネジメントシステムを導入し、継続的な環境活動を推進しております。 この環境報告書は、私たち西芝電機の2012年度環境保全活動の内容と成果をまとめ たものです。この報告書が当社と皆様とのコミュニケーションツールのひとつとして 有意義なものになればと考え今回発行することとなりました。 ご一読いただき、ご理解をいただくとともにご意見をお聞かせいただければ幸いにご ざいます。 代表取締役社長 【西芝環境スローガン】 「環境はきれいな地球のたからもの」 会社概要 ○名 称:西芝電機株式会社 ○設 立:昭和25年(1950年)2月 ○事業内容:発電システム,船舶・海洋電気システム 制御システム,産業機器システム ○売 上 高:約200億円 ○従業員数:約710名 ○敷地面積:151,465㎡ 環境負荷概要 投 入 事業プロセス 排 出 エネルギー 温室効果ガス(CO2) 電 力/794万kWh A 重 油/7kl 灯 油/ 45kl L P G/ 10t 都市ガス/251千㎥ ガソリン/2kl 軽 油/2kl 総排出量/3,511トン 用水 水環境への負荷 水 道 水/ 14k㎥ 工業用水/ 146k㎥ 排水量/84k㎥ 化学物質 大気への負荷 NOx(窒素酸化物)/80kg ば い じ ん /0kg 化学物質 取扱量/35トン 排出量/32トン 資材、原材料 廃棄物 鉄 銅 総 排 出 量/3,755トン 再資源化量 /3,750トン 埋 立 量 / 5トン /7,565トン / 654トン 2013環境レポート 02 環境方針 当社は、発電システム、船舶・海洋電機システム、制御システムおよび産業機器等の開発・製造拠点として、サービスを含 む環境調和型製品の提供により顧客と社会に貢献します。 また、当社は豊かで美しい瀬戸内海、世界文化遺産姫路城と近接しており、「”かけがえのない地球環境”を、健全な状態 で次世代に引き継ぐことは、現存する人間の基本的義務」との認識に立ち、環境保全活動を次の方針で推進します。 1.環境への取り組みを経営の最重要課題の一つとして位置付け、積極的な環境保全施策を展開します。 (1)経済と調和させた環境活動を通じ、環境マネジメントシステムの継続的な改善・向上を図ります。 (2)事業活動、製品及びサービス(敷地外で行う発電機据付・工事・調整試験含む)に関わる環境側面について 生物多様性を含む環境への影響を評価し、環境負荷の低減、汚染の防止などに関する環境目的および目標を 設定し、環境活動を推進します。 (3)環境保全に関する法規制及び当社が受入れを決めた外部の要求事項を守り、さらに法規制値より 厳しい自主基準値を定め遵守します。 (4)グループ会社、関係会社を含め全員で環境保全活動に取り組みます。 2.開発・設計段階より、環境配慮活動に取り組み、環境調和型の製品・システムの提供を行います。 (1)エネルギー効率の向上や消費電力の低減によるCO2排出量の削減 (2)小型化、軽量化等による資源投入量の削減 (3)モジュール化や解体性向上等による再使用・再利用・再資源化の容易化 (4)グリーン調達ガイドラインの取り組みによる特定化学物質の削減及び代替化 3.事業プロセスにおいて、次の環境配慮活動に取り組み、環境負荷低減に努めます。 (1)生産設備、動力供給設備等に使用する電気・ガス・重油等の削減によるCO2排出量の削減 (2)大気・水域への特定化学物質排出量の削減 (3)ゼロエミッションの継続及び廃棄物総発生量の削減 4.地域・社会との協調連帯により環境活動を通じて社会に貢献します。 (1)相互理解の促進のために、積極的な情報開示とコミュニケーションの実施 (2)地域社会の環境活動に参画と協力 環境保全体制 ◆環境保全体制図 環 境 経 営 責 任 者 環 境 保 全 責 任 者 代表取締役社長 取締役(生産調達担当) 地 球 環 境 会 議 議 長:代表取締役社長 事務局:生産調達部長 技術責任者 取締役(技術・品質担当) 内部監査委員 地球環境会議 実 行 委 員 会 リーダー:環境保全責任者 サブリーダー:技術責任者 メンバー:フェロースペシャリスト 各部門長 事 務 局:技術管理担当長 生産企画担当長 グループ長、課長、構内駐在会社 指導・支援ライン 任命・指名ライン 審議・諮問ライン 実行ライン 環境目的・目標 当社では、2015年度までの中期計画(環境目的)を立て、活動を推進しております。 エネルギー起源CO2排出量削減 2010年度基準で2015年度に原単位(CO2排出量/生産高)で10%削減 ゼロエミッションの継続と2010年度実績基準で2015年度に原単位(廃棄物 廃棄物総発生量の削減 総発生量/生産高)を5%削減 化学物質の取扱量削減 2010年度基準で2015年度に原単位(取扱量/生産高)を30%削減 環境調和型製品の提供 環境調和型製品の売り上げ比率を2014年度に80%に拡大 2013環境レポート 03 環境マネジメントの状況 <環境保全システム> <環境マネジメントシステム> 環境保全システムとして「Plan(計画)」→「Do(実施及び運用)」→ 「Check(点検及び是正)」→「Action(マネージメントレビュー)」の PDCAサイクルにより、継続的な改善に繋げています。 ISO14001認証の有効期間は3年間となっています。認証の登録を 継続するため、外部審査機関(LRQA)により毎年2回活動状況 チェックのための審査(サーベィランス審査)を受けています。 当社は、1999年8月にISO14001環境マネジメントシ ステムの認証を取得し、システムの運用を通じて環 境保全活動の継続的改善及び汚染防止に取り組 んでいます。 Plan 目的・目標、及び 環境保全推進計画 Action Do 継続的改善 経営層による見直し 実施及び運用 Check 点検及び是正 西芝及び西芝グループはISO14001の認証を取得しています。 環境法規制の遵守 <環境に関する規制の遵守状況> 当社が該当する環境法令(大気・水質等)に関しては、法規制により厳しい自主管理基準値を設定して遵守に勤めていま す。遵守状況は当社環境・生産企画担当が分析データを基に確認を行うと共に東芝総合環境監査システムやISO14001 審査など外部審査機関から遵守の確認が行われています。 (pH) 10 自主管理基準 法規制値 pH (mg/ℓ) (ppm) 100 14 12 9 80 8 60 自主管理基準 8 7 40 法規制値 6 6 20 5 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 NOx測定値 自主管理値 協定値 10 COD 4 2 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 2010/9 2011/1 2011/5 2011/9 2012/1 2012/5 2012/9 環境保全活動 環境保全活動が適正に推進されているかの監査を定期的に実施しています。具体的には東芝総合環境監査システムや ISO14001外部審査、社内内部監査により実施しております。環境リスクの高い施設・作業に対しては万が一事故が発 生した場合にもすぐに対応できるように、定期的に事故を想定して訓練を実施しています。 異常想定訓練 東芝総合環境監査 環境に配慮した輸送 当社は、東芝ロジスティクス(株)と連携して、出荷先及び納期が 同じ製品を同一トラックに混載し輸送することで、輸送効率を向上 させ輸送時のCO2排出量の削減に取り組んでいます。 トン -CO 2 1,000 CO2排出量 CO2削減率 100% 800 80% 600 400 200 672 663 5% 6% 4% 2010年度 2011年度 2012年度 586 60% 40% 0 20% 0% 2013環境レポート 04 環境に配慮した生産活動 地球温暖化防止 ■エネルギー起源CO2排出量と原単位の推移 エネルギー起源CO2排出量の削減 当社では、エネルギーを起源としたCO2排出量の 削減活動を従来より、省エネルギー推進活動とし て継続的に推進しております。 主な取り組みとして、計画的にエネルギー効率の高い設 備を導入(省エネタイプへの更新)、空調の設定温度管理、 設備停止時の電源OFFやエネルギー多使用施設(乾燥 炉、工場エアー等)の運用管理効率運転等によりCO2削 減を図っています。 生産高原単位 (2010年度比)(%) (棒グラフ:t-CO2) 100 8,000 (折線グラフ:指数) 目標:10%削減 93 7,000 90 100% 77 6,000 80% 5,000 3,487 4,000 60% 3,511 3,000 40% CO2排出量 (t-CO2) 2,000 1,000 20% 0 0% 2010 2011 2012 2013 2014 2015 (年度) 資源の有効活用 最終処分量の削減 当社は2004年度にリサイクル率99.3%を超えゼロエミッ ションを達成しました。現在は、ゼロエミッション(99.7%)を継 続する活動に取り組んでいます。 廃棄物総発生量の削減 循環型社会形成に向けた資源有効活用の一環としてリ サイクルを含む総排出量削減活動を推進しています。特 に、鉄屑・銅屑に関しては歩溜り向上に取り組んでいま す。 ■廃棄物総排出量と原単位の推移 (棒グラフ:トン) 8,000 ■リサイクル率の推移 生産高原単位 (2010年度比)(%) 100 (折線グラフ:指数) 目標:5%削減 98 7,000 95 (%) 100% 84 6,000 80% 99.0 5,000 4,000 98.0 60% 3,755 3,400 97.0 3,000 40% 廃棄物総発生量 (トン) 2,000 96.0 20% 1,000 0 95.0 94.0 0% 2010 99.9% 99.3% 100.0 2011 2012 2013 2014 2015 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 (年度) 化学物質の管理 ■削減対象物質の取扱量と原単位の推移 取扱量の削減 事業活動のプロセスのなかで、化学物質の適切な管理 に取り組んでいます。 PRTR法(化管法)の第1種指定化学物質および 当社が指定した化学物質に該当する化学物質 について自主的な取り組みとして使用化学物質の代替 化やプロセスの改善により取扱量の削減を進めていま す。 (棒グラフ:トン) 100 100 90 80 71 70 54 60 50 (折線グラフ:指数) 生産高原単位 (2010年度比)(%) 100% 目標:30%削減 70 50 40 60% 32 30 40% 化学物質取扱量 (トン) 20 10 80% 20% 0 0% 2010 2011 2012 2013 2014 2015 (年度) 事例1 電力見える化による工場全体の節電活動 「電力の見える化」により工場全体での節電活動を 加速しています。全設備の電力使用量を毎日計測し 電力需要シミュレーションを行って設備の稼動調整 を行った結果、2012年度の夏季使用電力を2010 年度比で30%ピークカットし、夏季使用電力を279 MWh(12%)削減することができました。 人感センサー照明 LED照明+人感センサー 電力使用量 (kWh) 60,000 50,000 10年度実績(累計) LED照明 40,000 実績値(日ごと) 30,000 20,000 12年度実績(累計) 202工場 ポンプ回路 電灯回路 105工場 101工場 10,000 試験回路 201工場 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 (日) 2013環境レポート 05 事例2 LED照明の採用 事例3 ライトダウンキャンペーンへの参画 111工場の照明器具の老朽更新に伴いLED照明を採用しました。 蛍光灯照明に比べCO2排出量を年間4トン削減することができま した。 環境省が実施するブラックイルミネーション(2012年6月21日)、 七夕ライトダウン(2012年7月7日)に参加し、サインを消灯しました。 ゲストセンター棟サイン 消灯前 消灯後 LED照明 製品の環境配慮 環境調和型製品の提供 地球環境保全のため、環境調和型製品(ECP※1)の創出、特定15物質(例:アスベスト、PCB、オゾン層破壊物質、他) を含まない製品作りを推進しています。 また、環境効率指標「ファクターT※2」を導入し、各機種毎にファクターを算出しています。 これにより、製品のライフサイクルにおける環境影響を金額ベースで捉えること(LCA手法)ができると共に、商品価値 を機能・品質から定量的に算出すること(QFD手法による)ができ、環境配慮製品の積極的な創出のための指標として 活用しています。 2012年度 2012年度 2013年度 2014年度 2012年度は目標1.12に対し実績1.15と目標を達成できました。 目標 ECP売上高比率 ※1 ECP:Environmentally Conscious Products 事例 特定15物質 不含有製品 実績 目標 目標 80.0% 98.9% 80.0% 80.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 東芝グループ エクセレントECP認定製品 【エクセレントECP】 ECP基準(=東芝環境品質)に適合し、製品リリース時に主要環境性能No.1を達成している製品 船舶用電気推進装置 インバータ制御システム、発電機、推進電動機 ●省資源(床面2.1m2→1.7m2) 質量(2.0トン→1.5トン) ●省エネ(燃費20%改善) 始動に必要な発電機を1台に減らせるオンリーワン製品 グリーン調達の推進 当社は「グリーン調達ガイドライン」の基準に沿っ て、お取り引き先各社様の自己評価を基にお取 り引きを優先するようにしています。 また、「グリーン調達ガイドライン」に基づき環境 負荷が小さい製品・部品・原材料の調達を推進し 環境に調和した商品づくりを行っています。 「グリーン調達ガイドライン」は弊社ホームページ に掲載しています。 2013環境レポート 06 環境影響低減に配慮した製品の研究開発 変化した社会状況や顧客ニーズを基に研究・開発に取組んでいます。また、環境影響低減に配慮した製品 の研究開発は「製品環境アセスメント」システムにより企画・開発し、検証・評価を行っています。 IEC規格盤 IEC規格のVCB盤の開発にあたり、西芝にとって新規開発 の為、他社商品をモデルに製品重量と体積の目標を設定。 モデル機に比べて、重量を28%削減、体積を48%削減し ました。 船用標準中型ディーゼル発電機 船用標準中型ディーゼル発電機の設計および製造方法を 改良することで、より軽く、より材料使用量の少ない発電機 を開発しました。製造に必要な材料は従来の同容量発電機 に比べ総重量で約10%削減しました。(片軸受機種) 環境負荷低減に資する製品・サービスの状況 電動ウインチ用電動機 電動ウインチ用電動機のモデルチェンジを行いました。 電磁ブレーキの見直し、電動機部品の共用化により部品 点数を削減し、従来の電動機に比べ全長で約18%、質量 で約32%の低減を実現しました。 高機能型デジタルAVR 来機種に比べて重量・体積を削減。 (重量64.9%減、体積62.9%減) また、電子パーツ類にRoHS適合品を採用し、 特定化学物質も削減しました。 高圧軸発電装置 船内の電力需要の増大に伴い、大容量軸発電装置を実現 する上で、従来の軸発電装置では電流が大きくなることより 使用電線量が増加、電流増加による損失が大きくなる、設 置スペースも大きくなる、などの問題が生じる。高圧化によ るダイレクトオンライン方式で、課題を解決した。また、小 型・軽量化となっており、船舶に搭載する機器の重量低減と いう点からも船舶航行の省エネに貢献できる。 インバータ式電動バランサー 船舶において居住環境を快適にするために、推進用エンジ ンが発生する振動を打ち消すバランサー(消振機)のニー ズが増加しています。 当社の従来のバランサーは、電磁式継手と一定速の電動 機を用いていましたが、今回インバータで電動機の回転数 を制御する新方式を採用した結果、従来機に比べ大幅な小 型、軽量化(本体重量軽減39%)を実現した上に、消費電 力も従来機の46%低減することができました。 2013環境レポート 07 社会活動・地域社会との協調・貢献 ■地域コミュニケーション活動・社会貢献活動の状況 地域住民、近接企業や行政との連携・強調を図り、当社の環境保全活動への取組を説明しています。 具体的な活動として周辺道路・公園のクリーンアップ活動、中高生による工場見学や「トライやるウィーク」(体験学習)の受 入れなどを実施しています。 道路・公園の清掃作業 地元中学生,高校生工場見学 トライやるウィーク,インターンシップ ■生物多様性の保全と生物資源の持続可能な利用の状況 当社は東芝グループの一員として、「150万本の森づくり」 活動、自然観察指導員の育成を通じて地球環境保全や生 物多様性の保全に取組んでいます。 ・自然観察指導員:1名 東芝150万本の森づくり ●ジャコウアゲハの呼び込み活動 生物多様性の保全活動の一環として姫路市蝶に指定され ている『ジャコウアゲハ』がすみやすい環境づくりを姫路市 と協力・連携して取り組んでいます。 ジャコウアゲハの幼虫の食草である「ウマノスズクサ」を 栽培し拡大させていきます。 ウマノスズクサ 姫路ジャコウアゲハを見守る会会長をアドバイザー として協力をお願いしました。(工場内現状調査風景) ■環境教育 当社は環境教育として、階層別教育、職能別教育、 その他専門教育を実施しています。 1.新入社員環境導入教育 2.従業員環境教育 3.管理者環境教育 4.設計・営業技術者環境教育 5.環境特定作業従事者教育(異常想定訓練含む) 6.内部環境監査員教育 新入社員環境導入教育 環境会計 当社は「環境会計」を導入し、環境保全に係るコストとその効果を定量的に把握するとともに、その結果を環境経営の指標とし て活用しています。 環境費用 分類 ①公害防止コスト ②地球環境保全コスト ③資源循環コスト ④管理活動コスト ⑤研究開発コスト ⑥社会活動コスト 効果 分類 A)実質効果 B)みなし効果 C)リスク回避効果 内容 大気、水質、土壌汚染防止など 温暖化防止、オゾン層保護など 資源の有効利用、廃棄物削減など 環境教育、EMS維持管理、分析費など 環境調和型製品開発など 地域への支援活動など 合計 単位:百万円 2011年度 2012年度 42 26 27 12 24 24 10 12 59 117 <1 <1 162 191 内容 電気料金、水道料金など削減で直接金額表示できるもの 排水、排ガスなど環境負荷物質を金額換算したもの 土壌・地下水等の汚染防止を目的とした投資効果を金額換算したもの 合計 単位:百万円 2011年度 2012年度 109 117 68 57 7 8 184 182 2013環境レポート 08 本社 〒671-1280 姫路市網干区浜田1000番地 Tel:(079)271-2448(代) Fax:(079)271-2305 http://www.nishishiba.co.jp/
© Copyright 2024 ExpyDoc