高い顧客満足度でさらなる業容拡大へ ソニ フィナンシャルホ ルディングス

高い顧客満足度でさらなる業容拡大へ
「ソニー」×
「ソニー」
×「保険+銀行」
ソニ フィナンシャルホ ルディングス
ソニーフィナンシャルホールディングス
2014年度
(東証一部 証券コード:8729)
Sony Financial Holdings Inc. All Rights Reserved
目次
1. ソニーフィナンシャルグループの概要・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2. 連結業績の推移と計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
3. グループ各社の強みと成長戦略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
4. グループの健全性/配当方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
5 参考資料
5.
参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
Sony Financial Holdings Inc. All Rights Reserved
1 ソニーフィナンシャルグループの概要
1.ソニーフィナンシャルグループの概要
1.
1
Sony Financial Holdings Inc. All Rights Reserved
1
ソニーの金融事業の起源
ソニー・ライフケア設立
2013年末、M&Aにより介護事業へ参入
ソニーフィナンシャルホールディングス設立
日本初の生保・損保・銀行を傘下に持つ、
日本初の生保・損保・銀行を傘下に持つ
金融持株会社を設立
東証1部上場
2014
ソニー銀行営業開始
2007
インターネット専業銀行として、銀行事業へ参入
ソニー損保営業開始
2004
ダイレクト保険会社として、損害保険事業へ参入
2001
ソニー・プルデンシャル生命
(現ソニー生命)営業開始
1999
ソニーと米国のプルデンシャル社の合弁
にて「ライフプランナー※制度」とともに
生命保険事業へ参入
※「ライフプランナー」は、ソニー生命の
登録商標です
リーマン・ショック
1991
1981
日本版金融ビッグバン
ソニー生命に社名変更
1975
1950年代
後半
1987年プルデンシャル社との
年プルデンシャル社との
合弁解消
日本の生命保険業界に新風を巻き起こすべく、
プルデンシャル社との合弁事業設立に向け、本格的に始動
「ソニーグループに金融機関を持ちたい」という
盛田昭夫の夢は、この頃から始まった
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ソニー創業者の一人、盛田昭夫
2
グループの概要
生命保険事業
事業別資産構成
銀行事業
損害保険事業
23%
損害保険事業
2%
銀行事業
2013年度末
総資産額
8兆8千億円
75% 生命保険事業
※
※2014年4月1日に設立したソニー・ライフケアは、当社の非連結子会社です。
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3
2 連結業績の推移と計画
2.
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4
連結業績の推移
お客さまの支持を得て、着実に資産規模拡大
【総資産/純資産の推移】
(単位:億円)
総資産
純資産
88,413
80,961
72,414
65,971
60 010
60,010
49,774
39,170
53,136
4,354
43,237
3 478
3,478
32,822
2,630
2,701
2,616
1,828
2004
持株会社設立
2005
4,670
2006
2007
2,694
2,948
2,048
2008
2009
2010
2011
2012
2013 (年度末)
株式公開(東証1部上場)
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5
連結業績の推移と計画
安定的な利益創出
【経常利益の推移】
(単位:億円)
計画
843
860
億円
768 746 792 761
ソニー生命においてリスク管理方法の
見直しを実施 ポ トフォリオの入替え
見直しを実施。ポートフォリオの入替え
による有価証券売却益を計上。
+4%
(年率換算)
リーマンショック
445
342
金融市場の変動に左右されにくい、
安定的な利益創出構造へ変換
253
183
122
2004
持株会社設立
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
株式公開(東証1部上場)
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2014
2016( (年度)
[中期計画]
6
ソニー生命の資産運用方針の転換
利益安定化への取組み
超長期債の構成比率を高めて、金利リスク変動の抑制を図る
ソニー生命の資産運用の考え方
 お客さまへ将来にわたって確実に保険金等のお支払ができるよう、十分な支払能力確保を最優先
 長期間にわたる契約である生命保険の特性を踏まえて、超長期の国債を中心に投資
 金利や株価の変動による影響を抑制し、企業価値の安定的な成長に寄与
一般勘定資産残高
(2007/3末)
(2014/3末)
その他
株式
10%
公社債
54%
転換社債
14%
契約者貸付3%
外国証券 2%
株式
1%
その他
2%
公社債
92%
(主に期間10年以上の超長期債)
<デュレーション>
資産(債券):
約8年
負債
: 約30年
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約20年
約
年
約30年
7
3 グループ各社の強みと成長戦略
3.
グル プ各社の強みと成長戦略
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8
ソニー生命
保有契約高推移と計画(個人保険・個人年金)
大手生保の保有契約高の伸びが停滞するなか、死亡保障を中心に年率約4%の着実な成長を実現。
中期計画では、2016年度に保有契約高43兆円超を目指します。
(単位:兆円)
37.7
39.0
24.7
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
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2016 (年度末)
(中期計画)
9
ソニー生命
着実な契約獲得による高い成長性
〈業界順位(個人保険)/2014年9月末現在〉
保有契約高
新契約高
(単位:億円、%)
順位
会社名
[前年度末]
実績
(前年度末比)
シェア
(前年度末増減)
※転換による純増減を含む。
順位
会社名
[前年度末]
(単位:億円、%)
実績
(前年同期比)
シェア
(前年度末増減)
1 [1]
A社
1,480,898
(98.2)
17.3
(▲0.3)
1 [2]
A社
35,981
(100.2)
11.0
(1.2)
2 [2]
B社
1,247,147
(97.4)
14.6
(▲0.4)
2 [1]
B社
33,657
(99.1)
10.3
(▲0.6)
3 [3]
C社
908,734
(97.7)
10.6
(▲0.2)
3 [5]
20,738
(112.4)
6.4
(0.7)
4 [4]
D社
764,438
(96.8)
8.9
(▲0.3)
4 [7]
C社
18,827
(126.6)
5.8
(1.0)
5 [5]
ソニー生命
394,388 (102.1)
4.6
(0.1)
5 [3]
D社
17,958
(65.2)
5.5
(▲3.2)
6 [7]
E社
365,678 (108.4)
4.3
(0.3)
6 [8]
E社
17,549
(111.8)
5.4
(0.6)
7 [6]
F社
349,316 (100.5)
4.1
(0.0)
7 [4]
F社
17,540
(86.8)
5.4
(▲0.4)
8 [8]
G社
320,848 (100.5)
3.7
(0.0)
8 [10]
G社
15,189
(
(125.4)
)
4.7
( )
(0.5)
9 [9]
H社
318,976 (102.6)
3.7
(0.1)
9 [9]
H社
14,879
(100.8)
4.6
(0.0)
10 [10]
I社
265,069 (102.2)
3.1
(0.1)
10 [6]
I社
14,157
(65.1)
4.3
(▲1.2)
ソニー生命
(注) かんぽ: 民営化時の既契約は簡易生命保険管理機構に承継されており、上記の保有契約高は新会社分のみの数値。
(出所)2014年9月末実績における各社公表資料に基づき当社作成。
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10
ソニー生命
生命保険だけがもつ機能、「死亡保障」提供へのこだわり
万一のことが起こった時に、かけがえのない家族を経済的に守るための合理的な「保障」を
コンサルティングを通じ提供しています。
サ
グを通じ提供
ます
〈年換算保険料(保有契約)〉
[ソニー生命]
2.4%
個人年金保険
[業界全体]
24.0%
27.6%
医療保障・生前給付保障等
[第三分野]
個人年金保険
73.6%
死亡保障・養老保険
[第一分野]
49.7%
死亡保障・養老保険
22 7%
22.7%
医療保障・
生前給付保障等
※2013年度末、個人保険・個人年金を対象として各社公表資料より作成。
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11
ソニー生命
競争優位性の源泉はここに!
人生の伴走者としての信頼感がご契約へ
〈ライフプランナーは生命保険・金融のプロフェッショナル〉

死亡保障を中心に合理的な保険商品をオーダーメイドで提供。

生活環境やライフプランの変化にともなう、保障内容の見直し、
生活環境やライフプランの変化にともなう
保障内容の見直し
ご契約後のきめ細かいコンサルティングフォロー。
〈成長ドライバー = ライフプランナー数×生産性〉
ライフプランナー生産性
プ
産 ※
ライフプランナー末人員数
109
100
4,066
10
4,500名超
112
102
4,216
4,121 4,133
11
12
13
15
16(年度)
※2010年度に新しくお預かり保険料(新契約年換算保険料(社内管理ベース))を100として指数化。
ソニーライフ・エイゴン生命の商品を含む。
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12
ソニー損保
ダイレクト自動車保険No.1堅持に加え、商品ラインアップ拡充へ
ダイレクト自動車保険売上No.1に安住することなく、商品ラインの拡充にも注力していきます。
ダイレクト自動車保険で12年連続 売上No.1※1
800
運転特性を保険料に反映させる
新しい自動車保険の発売※2
ソニー損保
700
※2
600
500
A社
400
C社
300
200
100
D社
E社
F社
G社
H社
0
(年度)
97979898999900000101020203030404050506060707080809091010111112121313
(年度)
※1.「インシュアランス」および各社公表資料等に基づく自動車保険の元受正味
保険料の推移。当社作成。
※2. 2015年2月23日より発売。
運転特性とは、加速・減速の発生状況を指します。
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13
ソニー損保
高い顧客満足度とお客さまの声に対する取組み
お客さまのご意見・ご要望に対する取組みを
正直に公開しています
1位
『日経ビジネス』2014年11月3日号
2014年版アフタ サ ビス満足度調査
2014年版アフターサービス満足度調査
4年連続 自動車保険部門 第1位
1位
価格.com
価格.com
「自動車保険 満足度ランキング2014」
「自動車保険 満足度ランキング2014」
総合満足度 第1位
ダイレクト損保初、「ISO10002」への適合を宣言しました
2011年4月1日付で、国際規格に適合した苦情対応マネジメント
システムを構築したことを宣言しました。
これからも、従来から取組んでいる「お客さまの声」を真摯に受け
※ソニー損保のウェブサイト「コエキク改善レポート」トップページ
とめて業務品質改善やお客さま満足向上に活かす活動を、推進
とめて業務品質改善やお客さま満足向上に活かす活動を
推進
していきます。
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14
ソニー銀行
ネットバンクならではの低コスト構造で、合理的なレート提示と利便性を提供
ソニー銀行のWebサイト画面
ソ
銀行のWebサイト画面
販売チャネル
 インターネット中心
 対面(住宅ローンプラザ)
 預金(円・外貨)
主要商品
 住宅ローン
 投資信託、FX
投資信託 FX
 各種決済サービス
 主に個人の資産運用ニーズに対応
 外貨取引 :24時間可能、市場実勢に
特徴
近いレートを提示
 住宅
住宅ローン:繰上げ返済手数料不要
ン 繰上げ返済手数料不要
自由度の高い返済方法
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15
ソニー銀行
開業以来、預金と住宅ローンを中心とした貸出は順調に拡大
預金残高
20,000
(円預金+外貨預金)
貸出金残高
12,000
,
10,574億円
18,900億円
10,000
8,000
15,000
6,000
10 000
10,000
4,000
5,000
2,000
0
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 (年度末)
0
01 02 03 04 05 06 07 08 09
10
11 12 13 (年度末)
〈個人外貨預金残高で邦銀トップシェアへ向けて〉 〈生涯にわたる資金需要をサポート、貸出残高拡大へ〉
「外貨ワールド®」のさらなる進化
「貯める、ふやす」の充実に加え「使う」機能の強化
「商品性の強化」と「リアルチャネル活性化」
・信用力に応じた金利設定
・ソニー生命のライフプランナーとの連携強化
・不動産業者との提携強化、提携先拡大
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16
ソニー銀行
高い顧客満足度
1位
『第11回日経金融機関ランキング』調査
8年連続
第1位
※日本経済新聞
本経済新聞 2015年2月1日(日)付記事
年 月
( ) 記事
※日経ヴェリタス 2015年2月1日(日)付記事
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17
4 グループの健全性/配当方針
4.
グル プの健全性/配当方針
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18
グループの健全性と格付情報
高い財務の健全性
※2014年3月末より、バーゼルⅢベースへ移行しています。
格付情報
(2014年12月2日現在)
A1
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19
配当方針
配当基本方針
利益配分については、グループ各社における適切な健全性の確保と成長分野への投資の
ための内部留保を確保したうえで、安定的な配当の実施を基本方針としています。
その上で、中長期の収益拡大に応じて配当を安定的に増やしていくことを目指し、中期的な
配当性向目標を当期純利益の30%~40%とします。
配当推移と次期配当
1株当たり配当金
110.64
103 6
103.6
95.9
93.11
30
55.76
25
20
15
40円
75.43
70.63
15
126.44円
1株当たり当期純利益
15
20
増配(予想)
増配
増配
増配
08年3期
09年3期
10年3期
11年3期
12年3期
13年3期
14年3期
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15年3期
(予想)
20
5 参考資料
5.
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21
介護事業への参入
長期的に、既存3事業に次ぐ『第4の柱』を目指す
お客さまに、一生涯にわたって 、安心して豊かに、尊厳をもって暮らしていただくために、質の高い
介護サービスと生活基盤を提供してまいります。
これまでの動き

介護事業への参入(2013年11月)


介護付き有料老人ホーム「ぴあはーと藤が丘」を運営する
「シニア・エンタープライズ」(現ライフケアデザイン)を
100%子会社化。
100%子会社化
「ソニー・ライフケア」設立(2014年4月)

SFグループの介護事業を統括する持株会社を設立。
今後の展開

新設ホーム第1号を2016年春に開業予定


「ぴあはーと藤が丘」で培われたノウハウを活用し、
ライフケアデザインを運営主体として、介護付き有料老人
ホームを祖師谷(東京都世田谷区)に新設予定。
資本提携を含む戦略的提携を推進

パートナー企業との提携による成長の加速を目指す。
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22
所有者別株式分布状況
(2014年3月31日現在)
発行済株式の状況
金融商品取引業者
1.06%
外国人
27.66%
発行済株式総数
435,000,000株
一般法人※
60.12%
ソニー㈱を除く所有者状況
一般法人
般法人
0.29%
金融商品取
引業者
2 65%
2.65%
個人・その他
7.54%
金融機関
20.36%
金融機関
8 14%
8.14%
個人・
その他
3 02%
3.02%
外国人
69.16%
※一般法人のうち60.00%は
ソ
㈱ 保有
ソニー㈱の保有
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23
米国会計原則による当社グループ連結業績
中期経営計画において、約1,800億円超への成長を見込む
(単位:億円)
2,000
1,800億円超
1,780
1,703
1,600
1,422
1,200
800
400
0
2012年度
2012年度
2013年度
2013年度
2014年度
2014年度(計画)
2015年度
2016年度
2016年度(計画)
保有契約が増加傾向にある生命保険会社の期間損益については、米国会計原則に 基づく営業利益が
日本会計基準に基づく経常利益を上回る傾向があります。その主な要因は次の2点。
 保険契約債務等の計上基準の差異
 新契約獲得費用の繰延・償却(米国会計原則のみ)
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24
生命保険事業の企業価値をはかる指標 「MCEV」
ソニー生命のMCEVの推移
(単位 億 )
(単位:億円)
修正純資産
修正純資産
保有契約価値
保有契約価値
14,000億円超
14,000
12,213
12,000
10 000
10,000
8,940
9 135
9,135
1010/3
10.3末
3末
11 11/3
11.3末
3末
10,415
10,647
12/3
12.3末
12
3末
1313/3
13.3末
3末
8,000
6,000
4,000
4 009
4,009
2,000
0
0909/3
09.3末
3末
14/3
14.3末
14
3末
16 3末(計画)
16.3末(計画)
MCEV ( 保有契約価値 + 修正純資産 )
◆保有契約価値:評価時点で保有している契約から見込まれる
将来利益の現在価値。
将来利益の現在価値
◆修正純資産 :貸借対照表に計上される純資産に、負債に計上
されている株主に帰属する内部留保や、資産の
含み損益などを加えたもの。
※2014年3月末のMCEVの詳細につきましては、当社ホームページ「ソニー生命の2014年3月末市場整合的エンベディット・バリュー(MCEV)の計算結果」を
ご覧ください。
http://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/management_vision.html
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25
「EV」ってなに?
決算情報だけでは企業評価できないの?
生命保険会社では、一般的に保険契約期間の長い商品を販売するため、財務会計上の収益と費用を認識する
タイミングにズレが生じます 具体的には 費用に いては契約期間の初期に販売手数料などの多くの費用が発
タイミングにズレが生じます。具体的には、費用については契約期間の初期に販売手数料などの多くの費用が発
生するのに対し、収益については契約期間にわたって少しずつ保険料として回収されます。そのため、契約の初
期においては費用が収益を上回り、会計年度で見る収支では損失となりますが、時間の経過とともに費用が減少
し、利益が発生する仕組みとなっています。
下記イメージ図参照
<一般的な生命保険契約の損益発生イメージ図>
契約日
1年目
利益の発生
2年目
損失の発生
したがって、新契約の獲得が好調であれば、新契約を獲得した会計年度の費用負担が増加し、単年度の業績を
表す財務諸表上の利益が減少しますが 将来年度の利益は増加することになります
表す財務諸表上の利益が減少しますが、将来年度の利益は増加することになります。
このような収支構造の特徴から、生命保険会社の企業価値は、財務会計上の数値を主とした決算情報だけでは
正しく測ることができません。そこで、「既に保有している保険契約から将来発生する利益や損失」も加味した指標
として開発されたのが、EV (Embedded Value、エンベディッド・バリュー) です。
EVは、ヨーロッパを中心とする海外において生命保険会社を多面的に評価するツールとして浸透しており、日本
でも上場生命保険会社を中心に、決算情報に加えてEV情報が公表されています。
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26
グループのROE
当社グループでは、会計上の経常収益、経常利益、当期純利益等の指標に加え、連結修正ROE、
保険事業(生命・損保)における修正ROE、銀行事業におけるROEを重視しています。
(単位:億円)
2010年度
ソニー生命
ソニ
生命
ソニー損保
ソニー銀行
連結
MCEV
修正ROE
当期純利益
修正ROE
修
当期純利益
ROE
修正ROE
2011年度
2012年度
2013年度
2016年度
(計画)
9,135
10,415
10,647
12,213
14,000超
(3.8%)
14.1%
3.3%
14.9%
7-8%
12
12
14
16
-
5.5%
%
((1.2%)
%)
((0.1%)
%)
9.8%
%
約10%
約
%
15
23
8
35
-
2.7%
2.9%
4.3%
4.8%
約6%
(3 1%)
(3.1%)
13 1%
13.1%
3 3%
3.3%
14 2%
14.2%
8%
連結修正ROE:以下の分子を分母で除した値として算出
分子:ソニー生命修正ROE算出分子+ソニー損保修正ROE算出分子+ソニー銀行ROE算出分子
分母:ソニー生命修正ROE算出分母+ソニー損保修正ROE算出分母+ソニー銀行ROE算出分母
ソニー生命
ソニー損保
ソニー銀行
(連結)
修正ROE:以下の分子を分母で除した値として算出
分子:年間MCEV増加額に配当額を加えた値
分母:(前年度末MCEV-配当額+当年度末 MCEV)の平均値
修正ROE:以下の分子を分母で除した値として算出
分子:当期純利益+異常危険準備金繰入額(税後)+価格変動準備金繰入額(税後)
分母:(純資産の部+異常危険準備金(税後)+価格変動準備金(税後))の期中平均値
ROE:当期純利益を純資産の部の期中平均値で除した値
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上場来株価推移
【ソニーフィナンシャルホールディングス(8729)】
(単位:円)
(年)
【TOPIXとの騰落率比較】
(単位:%)
― ソニーフィナンシャルホールディングス
ソニ フィナンシャルホ ルディングス
― TOPIX
(年)
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会社概要
(2014年3月末現在)
商号
ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社
証券コード
8729(東証一部)
採用されている
株価指数
日経225(日経平均株価指数)、TOPIX(東証株価指数)、
JPX日経インデックス400
決算期
毎年3月31日
毎年
月
事業内容
生保・損保・銀行・その他の保険業法および銀行法の規定により
子会社とした会社の経営管理およびそれに附帯する業務
設立
2004年4月1日
本社
東京都港区南青山1-1-1
代表者
代表取締役社長 井原 勝美
資本金
19,900百万円
総資産(連結)
従業員数(連結)
8,841,382百万円
8 150名
8,150名
グループ会社
連結子会社5社、持分法適用関連会社2社
単元株
100株
発行済株式数
435,000,000株
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免責事項:
このプレゼンテーション資料は本説明会用としてのみ作成したものであります。
記載されている、当社グル プの現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関す
記載されている、当社グループの現在の計画、見通し、戦略、確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関す
る見通しです。将来の業績に関する見通しは、将来の営業活動や業績、出来事・状況などに関する説明における「確信」、「期
待」、「計画」、「戦略」、「見込み」、「予測」、「予想」、「可能性」やその類義語を用いたものに限定されません。口頭または書面
による見通し情報は、現在入手可能な情報から得られた当社グループの経営者の判断にもとづいています。実際の業績は、
様々なリスクや不確実な要素により、これら業績見通しと大きく異なる結果となりうるため、これら業績見通しに依拠することは
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