平成26年度 下関商業高等学校(全日制) 学校評価書 校長( 新屋道春 )

様式1
平成26年度 下関商業高等学校(全日制) 学校評価書 校長(
新屋道春
)
1 学校教育目標
教育目標・・・・・・未来に富める人づくり
めざす学校像・・・・就職も進学も強い 元気下商 ~生徒が主役の活気あふれる学校~
チャレンジ目標・・・①国公立大学30名以上合格 ②公務員10名以上合格 ③就職100%内定・3年間は離職しない進路意識の涵養 スローガン「一歩前へ!」
中・長期目標・・・・地元で活躍・貢献できる商業人の育成
地域の中核として地域に開かれた商業の専門高校づくり
2 現状分析(前年度の評価と課題を踏まえて)
総務
総務部の業務の改善とSNSを使った情報発信など時代に即した情報発信の形を進める。
教務
教員研修は充実したものとなってきたが、授業力向上をめざしてその成果を教員間でより一層共有していく工夫が必要である。
生徒指導
進路指導
挨拶、入退室の礼法は身についてきているが、公共の場における社会的マナー、ルールの重要性、正しい服装に関しては継続的な指導が必要。
保健体育(保健)
今年度も基本的生活習慣の定着のため、家庭科教員や担任と連携を取っていきたい。又インフルエンザの予防・蔓延防止対策に更なる力を入れたい。
(体育)
全校集会等での集合・整列を整然と行い、服装指導については生徒指導部と担任団と連携して進めていきたい。
教育相談
生徒の諸問題の早期発見と未然防止のため、生徒へのアンケートの内容を改善し1ヶ月に1回実施するとともに、SCを適宜活用していきたい。保護者にご協力いただくアンケートの実施を通して、安全や人権に対する意識も高めていきたい。
図書
利用しやすい魅力的な図書館となるよう、図書館のレイアウトや配架に工夫を凝らしたり、「万古館だより」の内容を充実させたりしていく必要がある。「朝の読書」もより充実した時間となるような工夫をしていきたい。
情報
新教育課程への移行に対応する変更に速やかに対処し、校務システムを遅滞なく運用するとともに、新ネットワーク導入に対応するためにも、より多くの教員が情報を共有していくことが重要になると思われる。
2年
3年
生徒同士の明るく健全な人間関係をつくっていきたい。そのためにも互いの人格を認め合い、いじめや暴力はを許さず、また携帯等の正しい使い方を教えていきたい。
商業
新教育課程へいち早く対応するために、より一層の自己研修を進め、科目ごとの授業参観や研究授業を実施し、授業力の向上を計る必要がある。地元で活躍・貢献できる商業人の育成のために、ビジネスマナー徹底、実践力育成のため新しい取り組みが必要。
情報処理
情報処理科の方針を明確にし、新教育課程を踏まえた情報処理教育を一層強化したい。また、それに伴う高専連携や高大連携を模索していきたい。
業務改善
ICTを活用した業務の効率化を情報部とともにさらに、検討していく必要がある。組織についても既存組織の見直しを図り組織的な運営ができる体制を再検討していく。
2年連続で就職率100%を達成したが、毎年1年以内に数名が離職している現状が続いている。
進路指導・生活指導のために学期に1度の個人面談の他、日常的な懇談を実施したい。「礼」の繰り返しの指導と習慣化に努めたい。
3 本年度重点を置いて目指す成果・特色、取り組むべき課題
(1) 社会に貢献できる人間力の育成 ~部活動・学校行事等の飛躍~
(2) 基礎学力の向上
(3) ビジネスにおける実践力の練磨
(4) 保護者・地域との連携連携強化
(5) 安全安心で、快適な教育環境の整備
4 自己評価
評価
領域
重点目標
5 学校関係者評価
具体的方策(教育活動)
評
価
基
準
達成
度
重点目標の達成状況の診断・分析
学校関係者からの意見・要望等
評価
業務の洗い出しといくつかの業務に関する仕事手順をま
とめたが、マニュアルとして50%以上の完成には至らな
かった。
4:90%以上業務のマニュアルが作成できた。
・学校行事等の仕事を円滑に進めるため業務マニュア 3:70%以上の業務のマニュアルが作成できた。
ルを作成する。
2:50%以上の業務のマニュアルが作成できた。
1:50%未満の業務マニュアルの作成に終わった。
1
・総務関係のマニュアル作成に着手しており評価で
きます。
WEBページでの情報発信は、年間を通して行うことが
・今後は「使用できる、使用してもらえるマニュア
できた。
ル」の作成を心掛けていただきたいと思います。
SNSについては、準備は終わっているが、他校の状況
に鑑みると、効果や継続性の面から躊躇せざる得ない部
分もあり、一般公開に踏み切ることができなかった。
総 ・学校行事の円滑な
務 運営
4:WEBページやSNSを使っての情報発信ができ
・保護者や地域に向けて、情報を発信できるように、 た。
WEBページの内容を精選・整理する。
3:WEBページを使っての情報発信できた。
・SNSを使った情報発信を進める。
2:WEBページを使っての情報発信は概ねできた。
1:情報の発信はできなかった。
・校内研修体制の構築と実践
・時代に即した専門
教 高校(商業高校)と
務 してふさわしい教育
内容のさらなる充実
1
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
ことができた。
3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げる
ことができた。
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
3
・研修体制は昨年度に比べて充実してきた。オープン
3 キャンパスでは、外部の方が参観され、教師はそこから
刺激を受けることにより授業への取り組みが進んだ。
・オープンキャンパスの更なる活性化を期待しま
す。
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
ことができた。
・新教育課程のスムーズな移行と教育内容のより一層 3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げる
の充実
ことができた。
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
B
3
新教育課程に応じて、授業展開の工夫が各教科でなされ
ている。
A
・就職進学に対応できる生徒の育成
(1)正しい服装・容儀の指導の徹
底を図る。
(2)挨拶の習慣を身につけさせる。
(3)授業開始の時間厳守をさせる。
(4)入退室の礼法を身につけさせる。
(5)ルールを守ることを身につけさせる。
(6)社会的マナーを守ることを身につけさせる。
生
・ビジネスマナー
徒
をとおして、規範意
指
識を持つ生徒の育成
導
・環境美化の推進
(1)掃除当番の徹底を図る。
(2)ゴミの分別の徹底を図る。
(3)月1回の大掃除の徹底を図る。
(4)クリーン作戦(学校周辺の
奉仕活動)の充実を図る。
(5)ワックス掛け等の充実を図る。
2
・本年度より全員掃除となり、掃除の徹底及びワックス
掛け等の充実は図れた。 しかし、ゴミの分別・月1回
の大掃除・クリーン作戦に関しては、課題が残る。生徒
会と連携をとり、生徒意識の向上・委員会活動の活発化
を図る必要がある。
4
・社会のニーズ及び進 路決定に必要な情報の発信を
推進する。
4:進路情報を適宜発信できた。
3:進路情報を学期に1回程度発信できた。
2:進路情報をあまり発信できなかった。
1:進路情報をまったく発信できなかった。
2 ・今年度中に進路ニュースを発信する予定
・集合時の指導項目 を身に付けさせる。
(1)時間を厳守する。
(2)私語はしない。
(3)正しい服装で臨む。
(4)ちきんとした礼儀作法を身に付ける。
(5)人の話を正確に聞く。
4:指導項目を、全てが身につけさせることができた。
3:指導項目を、3つ以上が身につけさせることが
できた。
2:指導項目を、1つ以上が身につけさせることが
できた。
1:指導項目を、身につけさせることができなかった。
進
・進路選択を主体
路
的に取り組む生徒の
指
育成
導
保
・健やかな心と体の
健
育成と自他への安全 ・日常生活での保健指導の充実を図る。
体
意識の高揚
(1)健康診断において、自らの健康課題を考え
育
させる。
(2)治療勧告等の徹底指導を行う。
(3)学校保健委員会の充実を図る。
(4)学校・家庭・地域の連携を図る。
(5)健康の保持増進と生活習慣病の予防に関心を
持たせる。
2
4:全ての項目を達成することができた。
3:項目を3つ以上達成することができた。
2:項目のうち、1つ以上達成することができた。
1:全ての項目を達成することができなかった。
2
・挨拶の習慣と入退出の礼法は身についてきているが、
服装容儀の徹底・時間厳守・ルールを守る・社会的マ
ナーを守ることに関しては、課題が残る。繰り返し粘り
強く指導していく必要がある。
4:かなりの成果をあげ、生徒の進路意識が向上した。
3:少なからずの成果をあげ、生徒の進路意識が
やや向上した。
2:あまり成果があがらず、生徒の進路意識も
あまり向上しなかった。
1:成果があがらず、生徒の進路意識の向上が
みられなかった。
・前年度に引き続き、キャリア教育の段階的指導に
より生徒の進路意識の向上を図る。
教
人
育
権
相
教
談
育
・
4:指導項目を、全て身につけさせることができた。
3:指導項目を、3つ以上身につけさせることができ
た。
2:指導項目を、1つ以上身につけさせることができ
た。
1:指導項目を、身につけさせることができなかった。
4:自己管理について、十分考えさせることができた。
3:自己管理について、ある程度考えさせることが
できた。
2:自己管理について、あまり考えさせることができ
た。
1:自己管理について、全く考えさせることが
できなかった。
4:アンケート回収が95%以上かつ生徒の諸問題を早期
発見しSCを活用して防止または解決ができた。
3:アンケートの回収率が90%以上あり、生徒の諸問題
・生徒の諸問題の早期発見と未然防止のために、毎月
の早期発見に役立った。
一回(5、6、9、10、11、1、2月)の学校
2:アンケートの回収率が80%以上あり、生徒の諸問題
生活アンケートを生徒に実施し、SCと協力して初期
の
問題解決の方策を担任団に提供する。
発見につながったが、解決に導けなかった。
1:アンケートの回収率が80%未満にとどまり、生徒の
・安全で安心でき、
諸問題の発見に至らなかった。
お互いに人権を尊重
できる教育環境と生
4:生徒の安全と人権に対する意識を高揚させ、関係諸
活の確保
部署と連携して生徒の安全と人権の確保ができた。
・安全と人権について、保護者と生徒が共に考え回答
3:生徒に安全と人権に対する意識付けができ、保護者
するアンケートを学期に一回実施し、家庭で考える
や生徒の安全や人権に関する情報を集約できた。
機会を提供するとともに、学年単位での人権教育を
2:生徒の安全と人権への意識に変化が見られ、安全と
年一回実施し、個々の安全と人権を尊重する心を育
人権に関して情報を得たが解決に至らなかった。
てる。
1:生徒の意識に変化が見えず、また安全と人権に関す
る情報が十分に入手できなかった。
・全学年の制服が新制服に変更された背景もあるか
と思われますが、服装マナーは向上していると思わ
れます。
・引き続き、規範意識の醸成に努力されることを期
待します。
・学年別の目標(1年:知る・2年:見る・3年:進路
実現に向けて取り組む)達成に向けて、例年の倍以上の
キャリアガイダンス(各学年:学期2、3以上)を実施
し、生徒の進路意識の徹底を図る。
・学校全体として、挨拶の徹底(朝lhr時、管理棟) ・面接指導やシンポジウムに取組まれており大いに
評価できると思われます。
を図る。
・大学との連携により進路意識の向上が伺われま
す。更なる進度化を期待します。
3
・集合時の指導については、各担任の協力の下、以前よ
・傾聴姿勢に指導を要する生徒に普通の生徒が引き
りも良くなっている。まだ一部の生徒の傾聴姿勢につい
込まれないよう、繰り返し繰り返し粘り強い指導を
て指導を要する部分があるが次年度に向けての課題とし
期待します。
たい。
3
・感染症集団発生の予防対策を早めに実施し、生徒への
注意喚起ができた。
・生徒の安全・健康に対する意識向上を図るため、委員
会活動や保健だより、掲示物などを通じて働きかけた。
・疾病治療は保健体育部と協力して根気強く行い、目標
達成に近づきつつある。
3
アンケートの回収率は毎回ほぼ100%に達し、生徒の
諸問題の早期発見と対応に大いに役立った。またスクー
ルカウンセラーを活用して未然防止や解決に至った例も
多い。
B
A
A
・アンケートを毎月実施されている努力を大いに評
価します。
・今後は取組のマンネリ化等に注意する等、引き続
き取組んでいただき、成果の上がることを期待しま
す。
アンケートの実施により、保護者と生徒で共に学校内外
3 の安全や人権について考える機会を提供し、情報を集約
して、担任団の指導に役立つことが出来た。
A
・図書館環境の
整備及び蔵書
の管理
・書庫及び閲覧室を常に整備し、また定期的に
蔵書点検を行いながら、蔵書を管理する。
4:蔵書の点検・整理・管理が大変よくできた。
3:蔵書の点検・整理・管理がよくできた。
2:蔵書の点検・整理・管理があまりできなかった。
1:蔵書の点検・整理・管理が全くできなかった。
・「万古館だより」を定期的に発行し、新着図書・
推薦図書の案内を行う。
・1年次「朝の読書」の記録を取る。
4:「万古館だより」を定期的に発行し、貸出冊数
は大幅に増加した。
3:「万古館だより」を定期的に発行し、貸出冊数
は増加した。
2:「万古館だより」の発行が不定期になり、
貸出冊数はあまり増加しなかった。
1:「万古館だより」の発行が遅れ、貸出冊数
は増加しなかった。
図
書
・図書貸出冊数の増
加
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
ことができた。
・コンピュータシス
・コンピュータシステムの更新に伴う問題点に対し、 3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げ
テムの更新に伴う問
コンピュータ導入委員とともにスムースに対応する。 ることができた。
題点への対応
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
3
・年度当初・途中において、書架の点検を行い、配置も
随時見直すなど、それぞれの項目についてよくできた。
・「万古館だより」を定期的には発刊していただけ
れば、生徒の読書率も向上するのではないかと思わ
れます。無理のない程度にご検討してください。
B
・新システムについての検証体制の構築を進めるとと
もに、システムに不具合がでた場合の迅速・適切な
対応をよろしくお願いします。
A
・非常にまじめでおとなしい学年という印象です。
・自分という殻から脱出できないとすると、進級し
てから本当の自分が表れてきます。ぜひ良い方向に
指導されることを期待します。
B
概ね落ち着いた態度で、この一年を過ごすことができた
ように思う。生徒指導・成績においても良好であった。
また学校行事へも意欲的に取り組んでいたようだ。一部
厳しい生徒指導を要した者や、部活動等での人間関係の
・第2学年の特性もあり「進路」はまだ先という感
拗れがあった。
覚の生徒が多いのはやむを得ないところでもありま
す。
・第2学年の進路意識の向上が学校評価に大きく影
響するということを考慮すれば、2年生に力を注が
なければならないと思われます。更なる指導の強化
を期待します。
総合学習の時間は、積極的に取り組む生徒と、まだ自分
の将来のイメージが描けない生徒との差が大きく、取り
組む姿勢にもギャップが見られた。
B
・授業や学校行事を通して、高校生としての基本的な学
力と社会に出てから役立つ能力を身に付けさせることが
できた。
・商業実践やチャレンジショップなどの授業を通して、
生徒に意識を持たせることはできたが、実生活のなかで ・チャレンジショップなどの取組を通じてビジネス
マナーを学ぶことができたのではないかと思われま
活かせるまではいかなかった。
す。
・進路と各種検定試験とは直接連動しないものもあ
るかと思われますが、両立させて取組まれることを
期待します。
・生徒により面談の回数は違うが、面談を通してきめ細
やかな進路指導は出来た。
・目的意識をしっかり持っている者は、検定試験に積極
的にチャレンジしていたが、自分の進路に検定を必要と
しない者は検定試験を受ける意識が低かった。
B
「万古館だより」を随時発行し、館内の新刊、推薦図書
4 もポップ、展示などを積極的に工夫することで、利用者
の増加につながり、貸出冊数も増加した。
4 特に大きな混乱もなく、移行を完了できた。
情
報
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
・校務用システムの ・校務用ソフトの本格運用を継続し、問題点に対処す ことができた。
新学習指導要領への る。
3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げる
対応
・新教育課程の進行に伴う校務システムのスムースな ことができた。
変更に努める。
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
・さわやかな挨拶や身だしなみを整えさせて、
商業高校生としてのビジネスマナーを身に付
第
けさせる。
1 ・日常生活での実践 ・折りにふれて個人面談を実施し、生徒の心の
学 的態度の育成
変化も見逃さない指導をしていく。
年
・授業を大切にし、年度末に欠点保有者を出さ
ない指導をしていく。
・部活動や資格取得を奨励する。
4:重点目標がかなり達成できた。
3:重点目標がある程度達成できた。
2:重点目標があまり達成できなかった。
1:重点目標があまり達成できなかった。
4:生徒に積極的に働きかけ、目標をかなり達成する
ことができた
3:生徒に積極的に働きかけ、目標をある程度達成
・下商生としての自 ・明るく健全な人間関係を確立させると共に、校則や
することができた
覚をもち、充実した きまりを守る大切さを意識させる。
2:生徒に積極的に働きかけたが、目標をあまり達成
学校生活をおくる生 ・毎日の授業を大切にさせると共に、部活の積極 的
できなかった
徒の育成
な参加や資格取得を勧めていく。
1:生徒に積極的に働きかけたが、目標が全く達成
第
できなかった
2
学
4:生徒に進路目標を見つけさせることが、かなりでき
年
た
・「総合的な学習の時間」の時間や夏休みの体験
3:生徒に進路目標を見つけさせることが、ある程度
・キャリア教育を充
学習を通して、進路意識を高めさせる。
できた
実し、自分の進路に
・進路指導部と連携を図り、自分の進路を主体的に
2:生徒に進路目標を見つけさせることが、あまりで
ついての目標を確立
考えさせる。
きなかった
1:生徒に進路目標を見つけさせることが、全くでき
なかった
・社会人として働く上で必要な幅広い教養と
行動を授業や学校生活を通して身につけさせる。
・新社会人になるた
・企業が商業高校卒業生に期待する能力
めの必要な知識と態
(コミュニケーション能力・プレゼンテーション
度の育成
能力・情報処理能力 など)を生徒に意識させ、
第
その能力の育成に努める。
3
学
年
・生徒との面談は3回以上実施し、納得のいく
・充実した高校生活
進路選択への支援を行う。
の集大成となる指導 ・検定で、1級取得を積極的に奨励し、卒業時
3種目1級60人を目標とする。
3
4:重点目標がかなり達成できた。
3:重点目標がある程度達成できた。
2:重点目標があまり達成できなかった。
1:重点目標があまり達成できなかった。
4:重点目標がかなり達成できた。
3:重点目標がある程度達成できた。
2:重点目標があまり達成できなかった。
1:重点目標があまり達成できなかった。
新科目名への対応において、年度当初ややトラブルが発
3 生した点を除き、校務システムの運用はスムースに行っ
ている。
3
3
2
3
3
・全体的におとなしい学年と思われる。基本的生活習慣
の定着が見られる生徒が多く、遅刻・欠席も少なく、落
ち着いた学校生活を送っている。
・集合態度・整列状況等もよく、授業・集会等の開始も
スムーズに行うことができた。
・全商簿記実務検定2級・全商電卓検定3級・
全商商業経済検定3級・全商ビジネス文書実
1年
務検定3級・全商情報処理検定2級の合格レ
・簿記・ビジネス基 ベルの知識・技術を全員に身につけさせ、目
礎・情報処理
標級を取得することを目指す。
の基本3教科の
資格取得校内表彰該当生徒が前年を上回ること
理解と習得
を目指す。
・服装・挨拶などを含め、ビジネスマナーの必
要性を理解させ身につけさせる。
商
業 2年
科 ・簿記上位級のチャ
レンジと選択教科
への意欲的な取り
組み
・必修科目「会計」、選択科目「原価計算」を合
わせて全商簿記検定1級取得へ全力で取り組ま
せる。選択教科に関しても意欲的に取り組ませ
1つでも多くの資格取得を目指す。
・資格取得校内表彰該当生徒が前年を上回ること
を目標とする。
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
ことができた。
3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げる
ことができた。
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
・総合実践、課題研究等の授業を通して、礼法指導
マナー教育、専門性の強化を行い、社会の即戦力
となる生徒を育成する。
・全商検定1級3種目以上合格を目指し、最後まで
資格取得の重要性を説き努力させる。
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
ことができた。
3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げる
ことができた。
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
・全商情報処理検定(ビジネス情報部門・
1学年
プログラミング部門)の両方で2級合格レベルの
・情報に関する基礎
知識・技術を全員に身に付けさせ、全員が
的な知識・技術の
目標級を取得することを目指す。
定着
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
ことができた。(合格率80%以上)
3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げる
ことができた。(合格率79~70%)
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
(合格率69~50%)
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
(合格率50%以下)
・全商情報処理検定(ビジネス情報部門・
2学年
プログラミング部門)の両方で1級合格レベルの
・情報に関する専門
知識・技術を全員に身に付けさせ、全員が
的な知識・技術の
目標級を取得することを目指す。
取得
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
ことができた。(合格率70%以上)
3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げる
ことができた。(合格率69~60%)
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
(合格率59~50%)
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
(合格率50%以下)
・課題研究をプログラミング・Webページ作成
チャレンジショップの3分野で
3学年
実施する。
・より進んだ分野を
・それぞれの分野で自ら学ぶ態度を育成し、
自主的に学ぶ
より高いレベルの知識・技術を身につける。
意欲・態度の育成
・ITパスポート試験合格率50%以上を目標に高度な
情報に関する知識や技術を取得させる。
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
ことができた。
3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げる
ことができた。
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
3年
・実社会に即戦力
として通用する
生徒の育成
情
報
処
理
科
学校の組織等
・教職員の協力
体制の確立
・教職員一人ひとりが情報を共有し、学校教育
目標達成に向た協働体制を強化する。
日常的な業務
業
・校内ネットワーク (LAN)のさらなる活用を図り、
務
情報の共有を図り業務の負担軽減に努める。
・事務処理等の効率
改
化
善
勤務状況
・教職員の外出時における連絡と所在確認の把握
を図る。
・外出時の連絡の徹
・業務時間記録表から教職員の健康管理に努める
底
4
4:かなり重点目標が達成でき、相当の成果を上げる
ことができた。
3:ある程度重点目標が達成でき、やや成果が上げる
ことができた。
2:あまり重点目標を達成することができなかった。
1:まったく重点目標を達成することができなかった。
4:教職員が目標を共有し、協力体制が十分できた。
3:教職員が目標を共有し、協力体制がほぼできた。
2:教職員が目標を共有したが、協力体制が不十分で
あった。
1:教職員が目標を共有したが、協力体制が
できなかった。
4:校内ネットワーク(LAN)の活用により、業務負担が
十分軽減できた。
3:校内ネットワーク(LAN)の活用により、業務負担が
ある程度軽減できた。
2:校内ネットワーク(LAN)を活用したが、業務負担の
軽減にあまりつながらなかった。
1:校内ネットワーク(LAN)を活用したが、業務負担の
軽減とならなかった。
4:教職員の外出連絡及び所在確認がほとんどできた。
3:教職員の外出連絡及び所在確認がある程度できた。
2:教職員の外出連絡及び所在確認があまりできなかっ
た。
1:教職員の外出連絡及び所在確認がほとんどできな
かった。
3
・1学年については、各科目において基礎・基本の定着
を図るなかで、資格取得に向けた授業展開にも取り組ん
でいる。各科目とも、授業だけでなく、遅進者に対する
個別課外にも積極的に取り組んだ。1月から2月にかけ
て簿記・情報処理・商業経済等の資格取得のため、7限
目の授業を設け成果をあげた。
3
・2学年については、1学年で学んだ基礎・基本を土台
として、より高度な知識・技術の修得に取り組んだ。そ
れぞれの興味・関心や進路に応じて多様な選択科目を設
置し、それぞれの科目で、1つでも多くの資格取得を目
指した。1月から2月にかけて会計・原価計算・ビジネ
ス情報・商業経済等資格取得のため、7限目の授業を設
け成果をあげた。
3
・3学年は、総合実践、課題研究等の授業を通して、社
会の即戦力となる生徒を育成するよう取り組んだ。最終
学年として、取得できる資格は取得させ、商業で学んだ
知識や技術を活かせる即戦力の育成に力を入れていきた
い。
3
全商ビジネス情報部門2級合格率は80.0%を達成すること
ができた。なお、プログラミングに関しては3年間を通
しての情報処理科としてのプログラミング教育を見直し
た結果、1年次におけるプログラミング部門2級の受験は
任意受験とした。受験した生徒の合格率は66.7%であっ
た。
情報に関する基礎的な知識・技術の定着は図れたが、生
徒によっては苦手意識を持っており、それらを解決する
ことが今後の課題である。
3
全商ビジネス情報部門1級合格率は82.8%を達成すること
ができた。昨年度は2年次で64.3%、一昨年度は2年次で
26.7%であり、近年まれにみる高い合格率となった。し
かし、プログラミングに関しての基礎基本の定着が図れ
ておらず1級の指導をするにはいたらなかった。そのた
め1年次の復習を主とした実技の内容や、実際に社会で
役立つプログラミングの使用方法を指導した。プログラ
ミング部門1級は4名受験し3名合格となった。
4
課題研究は各々の分野で生徒が熱心に取り組んだ。結果
として授業評価も高く、重点目標を達成することができ
た。また、ITパスポート試験合格率は60.7%を達成
し、それだけでなく基本情報技術者試験も2名合格する
ことができた。いずれも近年では非常に優秀な成績を修
めることができた。
・組織的なキャリア教育のさらなる推進と各種資格
取得率の向上に向け取り組んでください。
・今後も地域との連携の強化等を積極的に取り組ん
でください。
B
・組織的なキャリア教育のさらなる推進と専門性の
高い資格取得への取組をお願いします。
・情報処理科としての帰属意識を高めるとともに、
意欲的な学びができるよう支援をよろしくお願いし
ます。
B
3
・本年度から「いじめ防止・根絶」に向け「生徒連絡協
議会」を毎月開催するとともに、「基礎学力検討チー
ム」を立ち上げるとともに、全教員を対象とし「ビジネ
スマナーに関する指導力の向上」のための研修会を開催
するなど学校教育目標達成に向た協働体制を強化するこ
とができた。
3
・校内ネットワークを使っての業務遂行は、順調に機能 ・部活において自家用車を使用して遠征等される場
しており、各担当者の業務負担軽減に繋がるとともに、 合も多いかと思われます。緊急連絡体制が確立され
ているか等、各部において再確認をされることをご
ペーパーレス化に貢献した。
検討ください。
B
・概ねできている。
3
・業務時間記録表等から個別に声かけをしている。
6 学校評価総括(取組の成果と課題)
【総務】日常の業務や各種行事は滞りなく進めることができた。学校行事等の仕事を円滑に進めるため業務マニュアルを作成する予定であったが、完成させることはできなかった。
【教務】各教科・先生方の授業への取り組みが熱心に行われ、各先生方が日々研鑽に努めている。オープンキャンパスは、3日間実施することが定着し、中学校の先生や保護者の方も参加頂き充実したものとなった。
【生徒指導】挨拶の習慣と入退出の礼法に関しては、身についている。服装容儀の徹底・時間厳守・ルールを守る・社会的マナーを守るに関しては、少しずつではあるが成果は上がっているが、教員の意思統一を図り、粘り強く指導していく必要がある。本年度より
全員掃除となり、掃除の徹底及びワックス掛けの徹底は図れた。ゴミの分別・月1回の大掃除の徹底・クリーン作戦に関しては、改善していく必要があり、生徒会と連携をとり、生徒意識の向上・委員会活動の活性化を図る必要がある。
【進路指導】キャリア教育推進委員会を3回実施。基礎学力アップをメインテーマに。PTAによる接指導等参加等総力を挙げて、4年連続就職100%を達成。
・横浜国立大学(一般推薦)・関西大学(商業科推薦)等難関大学に合格実績。
・来年度は更なる幅広い進路開拓に取組む必要がある。そのためにガイダンスの充実等キャリア教育の推進が必要。
【保健体育】(体育)集会指導については、より踏み込んだ指導の必要性を感じるが、保健体育の教員だけでなく全教員が一致して指導することが全体の向上につながると思われる。
【保健体育】(保健)保健指導については、集団感染予防の注意喚起や対策を早めに呼びかけることで蔓延を防止したい。
【教育相談・人権教育】前年度よりの「月一回アンケート」を「学校生活アンケート」とし、担任団、生徒指導部、保健室と情報を共有する機能を構築できた。また、生徒指導部と連名で学期に一度の「学校安全アンケート」を実施し、保護者が校内外の安全や人権
について考える機会を提供し、諸問題の早期発見と未然防止に努めた。スクールカウンセラーと協力して、生徒の心や人間関係の諸問題を解決に導く事例が多く見られた。スマートフォンとネット環境の普及により、生徒の心のトラブルは深夜や教師の目に触れない
バーチャル圏内で発生することが多い。対応が難しいのが現状である。
【図書】図書館環境の整備及び蔵書の管理、利用者の増加などの目標はほぼ達成できている。今年度は1年生の「朝の読書」において、力を入れて指導し、読書週間の定着、万古館利用者の増加につながった。
【情報】校務システムは順調に運用されている。新しいコンピュータシステムへも情報処理科、校内ネットワーク委員と協力して対応できている。
【第1学年】大きな生徒指導上の問題もなく、商業高校生としての意識を高め成長している学年であり、頭髪服装指導でも良好な態度で臨んでいる。授業態度も良好であるが、十分な学習効果の上がっていない生徒がおり2学期には多数の欠点者が出てしまった。家
庭学習習慣・より効果的な学習方法の指導を図りたい。
【第2学年】頭髪服装検査で指導を受ける者、遅刻欠席の目立つ者、成績不振者など、気になる生徒に対して目前に控えた就職・進学に向けて、自覚と改善を図りたい。そうはいいながらも、大多数の生徒は健全な学校生活を送っているようなので、それを見守ってや
りたいと考える。
【第3学年】進路指導部の尽力もあり、生徒の進路先がほぼ決定した。進学では安定志向が強く国立大学受験者がいないのは残念だったが、ほぼ例年通りの合格者をだすことが出来た。就職は、担任が生徒の適正に見合った業種を探したことや、1回目が不採用だった
生徒でも進路指導部が少しでも早く次の仕事を見つけてくれたことが成果として表れたと思う。学年全体が自分の将来を真剣に考えた時期にも、なかなかピンと来ない生徒が数名いた。3年に上がる前に進路意識をしっかり持たすことが大切と思う。進学する生徒につ
いては、安易な指定校推薦ではなく、困難でも難しい大学を受けるチャレンジ精神を待たせていくべきである。
【商業】・1年 商業に関する科目の基礎・基本の充実をはかる中で検定取得にも力を入れて取り組んだ。7時間目の授業を約1カ月間実施し、簿記や情報処理の各検定試験で80%以上の合格率を達成することができた。
・2年 1年で学んだ基礎基本をベースに、各科目に応じて検定試験上位級にチャレンジした。全商簿記検定1級合格者が110名と昨年57名からほぼ倍増した。近年、1級取得者は減少傾向にあったが、今年度に限って言えば大幅な増加となった。検定取得が目
的ではないが、知識・技術が定着しているかどうかを図るひとつの目安として、合格率向上に努め、この数値を維持することが今後の課題といえる。
・3年 総合実践や課題研究チャレンジショップなどを通して、実社会に即戦力として通用する人材の育成に取り組んだ。全商3種目以上合格者は、最終的に33名となった。一昨年度の取得者は過去最高の61名だったことと比較すると、生徒数が40名減少して
いることも考慮しても大幅な減少といえる。
【情報処理】1年生は、簿記・情報処理・プログラミングという商業科目において、基礎基本の定着をある程度図ることができた。しかし、検定合格率や授業評価を考えると今後も改善の余地が残っている。
2年生は、簿記会計分野・ビジネス情報分野共に近年まれにみる優秀な成果を収めた。また、楽天IT学校や高専連携を継続して行うことができた。
3年生は、ITパスポートの合格率や課題研究での熱心さや高い授業評価から、より進んだ分野の自主的に学ぶ意欲・態度の育成を達成することができたと評価できる。昨年度まで実施していた高大連携・高専連携も見直すことができた。さらに、情報処理科をPRす
るためのパンフレットを業者に印刷を任せた質の高いものを配布することができた。進路の決定した3年生が後輩に話しをする「3年生から学ぶ会」を実施することもできた。今後も、新教育課程の実施及び情報処理科に入学してくる生徒の変化に伴った教育内容を継
続して模索する必要がある。また、情報処理科としての帰属意識を高め、より意欲的に学ぶ生徒を育成することが課題である。
【業務改善】・今年度から立ち上げた各種協議等の取組により情報入手体制や情報共有体制の強化とともに学校教育目標達成に向けた組織的な取組が実現した。
・新システム導入により事務処理の効率化が図られたが、システム自体のさらなる改善がなされるよう情報部との連携強化を図りたい。
・教職員の綱紀保持に関する意識の高揚を継続して図っていく。
7 次年度への改善策
【総務】次年度は業務マニュアルを完成させたい。
【教務】来年度は、全学年新教育課程に移行するのでそれに対応した研修の充実に努めたい。
【生徒指導】社会的マナー及びルールーの重要性と正しい服装・容疑に関しては、教員の意思統一を図り継続的に指導する。環境美化に関しては、生徒会と連携をとり、生徒意識の向上・委員会活動の活発化を図る。
【進路指導】進路のしおりを来年度は冊子にして全教員・三年生に配賦予定。三年生には手帳を持たせる予定。
【保健体育】(体育)(保健)各担任や生徒指導部とのより連携の強化。
【教育相談・人権教育】今年度「スマートフォン等の使用に関するアンケート」を実施し、実態の把握に努めた。次年度はさらに踏み込んで、インターネット上に限らず、行動や発言に伴う責任と結果について想像力を働かせることを啓発する機会を持つ必要がある。
【図書】「朝の読書」のアンケートを実施した結果、「朝の読書」を肯定的にとらえ、その理由として「本が好きだから」というこたえが多く見られた。しかし、実際には習慣的に読書する生徒は限られていることも伺える。来年度も1年生から「朝の読書」指導を
より強化していきたいと考えている。
【情報】新指導要領の全面的実施に伴うマニュアルの一部改訂を行う。また、個人情報を扱う部署であることから、他部署との連携や業務分担に関する検討を行う。
【第1学年】ビジネスマナーを重視した生活指導を今年度同様に継続したい。学校行事、部活動と中心学年としての積極的な行動ができるように、きめ細かく生徒面談・相談を行い、心身の変化に対応していきたい。将来の進路を見据えた学習・検定取得ができるよ
うに、授業への取り組み・態度を育てたい。
【第2学年】学年集会等を増やして、学校を代表する学年になるという自覚を持たせ、それに恥ずかしくない言動が取れるよう指導していきたい。進路を眼前にして、精神的にバランスを崩すものもいるだろうから、指導とケアを行いたい。
【第3学年】生徒とは少しでも多く会話をすることが、生徒の進路実現につながっていく。ホームルーム経営をするうえで、少しでも早く生徒が置かれている状況を正確につかめるようにしたい。
【商業】新教育課程2年目。各科目とも手探りで授業を進めてきたが、1年間の流れや新検定試験の傾向もつかめてきたので、各科目と教員間で情報を共有し、商業に関する基礎・基本の定着に努めていきたい。近年、全商検定試験1級取得者が増加傾向にあった
が、今年度は各学年とも減少傾向に転じている。新教育課程の導入にともない、検定試験の難易度が若干上がっているが、それを出来ない理由とすることなく、今後、生徒のモチベーションを向上させるための仕組み作りとして検定取得者一覧を校内に掲示する掲示
板の設置、長期休業中を使った検定対策課外授業(部活動引退後の3年生や部活動未加入生徒を対象。)の実施などを検討していきたい。入学してきた生徒を一人前に育てることは大前提だが、より多くの中学生が下関商業高校を希望するための取り組みを行い、学
力や向上心のより高い生徒を入学させる取り組みも引き続き考えていきたい。
【情報処理】ビジネス情報分野の授業(とりわけプログラミング教育)を中心に、新教育課程と生徒の現状を踏まえた教育内容を打ち出し早急に実践する必要がある。引き続き、2年次での簿記検定1級、情報処理検定ビジネス情報部門1級の全員取得を目指していき
たいと考える。プログラミングに関しては、検定にとらわれることなくプログラムを作る楽しさを教え生徒の意欲を高める教育を行いたい。そのための独自の教材開発が必要である。さらに、3年間を見通して3年次に専門的な授業内容(Webプログラミング、情報
処理に関する国家資格等)を設定していきたい。楽天IT学校や高専連携に関しては、生徒の実情に合わせて柔軟に授業を変更させていきたい。また、情報処理科としての独自の取り組みを行うことを通しての帰属意識の向上、専門的な学びへの知的好奇心の向上を
図りたい。
【業務改善】・教職員間の連携のさらなる強化とジョブローテションによる学校組織の活性化。
・新システムの改善点の調査と、システム改善に向けての迅速な対応。
・教職員の綱紀保持に関する意識の高揚を継続して図っていく。
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