信用保証のご利用について(PDF:655KB)

信用保証のご利用について
業歴・所在地
法人の場合は、本店または事業所のいずれか、個人の場合は、現に居住している住居または事業所が茨城県内
にあれば、業歴を問わず対象となります。
ただし、業歴または所在地の定めのある保証制度の場合は、その定めによります。
企業規模
個人の場合は、
「常時使用する従業員数」が下表に該当すれば対象となります。
法人の場合は、
「資本金または出資金」もしくは「常時使用する従業員数」のいずれか一方が下表に該当すれば
対象となります。
業 種
資本金または出資金
常時使用する従業員数
製造業・その他
3億円 以下
300人 以下
卸売業
1億円 以下
100人 以下
小売業
5,000万円 以下
50人 以下
サービス業
5,000万円 以下
100人 以下
医療法人等
̶
300人 以下
ただし、次の業種については、下表のとおり基準を定めています。
業 種
ゴム製品製造業
資本金または出資金
常時使用する従業員数
3億円 以下
900人 以下
ソフトウェア業
3億円 以下
300人 以下
情報処理サービス業
3億円 以下
300人 以下
5,000万円 以下
200人 以下
自動車または航空機用タイヤおよびチューブ製造業
ならびに工業用ベルト製造業を除く。
旅館業
【注】1. 常時使用する従業員数には、個人事業主の家族従業員、臨時の使用人、会社の役員は含まれません。ただし、名目的には臨時雇いであっても、実質上、
常雇いの関係にある場合は含まれます。
2. 組合の場合は、当該組合が保証対象業種を営んでいること、またはその構成員の 2/3 以上が保証対象業種を営んでいればお申込みできます。
3. 資本金または出資金が上記の基準を超えている会社で、かつ、常時使用する従業員数が上記の基準の 9 割を超えている場合は、従業員数確認資料が必
要となります。
業種・許可等
ほとんどの業種が対象となりますが、農林漁業、金融業、保険業の一部、娯楽業の一部、風俗関連事業、非営利
団体、その他信用保証協会が不適当と認める業種は対象となりません。
また、許可等を必要とする事業については、その許可等を受けていることが必要です。
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| 茨城県信用保証協会 ディスクロージャー 2015
IBARAKI
GUARANTEE
2015
保証金額の最高限度額
個人・法人/ 2 億 8,000 万円
組 合/ 4 億 8,000 万円
ただし、国が定める保証制度は、制度ごとに保証限度額を定めています。
保証期間
運 転 資 金/ 10 年以内
設 備 資 金/ 15 年以内
運転・設備資金/ 10 年以内
ただし、保証期間の定めのある保証制度の場合は、各制度の定めによります。
資金使途
事業の経営に必要な運転資金または設備資金です。
生活資金など事業資金以外のものは対象となりません。
保証人
法人の場合は、代表者以外の方は原則として不要です。
個人の場合は、原則として不要です。
担保
必要に応じて提供していただきます。
また、融資対象不動産は、原則として担保を提供していただきます。
※担保を提供された場合、信用保証料率が原則年 0.1% 割引となります。ただし、保証制度により割引の対象とならない場合があります。
信用保証料
信用保証のご利用に際し、信用保証料が必要となります。
信用保証料率は、中小企業のみなさまの経営状況に応じて9段階に区分されています。
また、平成 19 年 10 月に導入された信用保証協会と金融機関との責任共有制度に基づき、責任共有制度の対象
となる保証については、借入金額に対して信用保証協会が 80% 相当を、金融機関が残り 20% 相当を負担してい
ます。
これにより、責任共有制度の対象となる保証については信用保証協会の負担する保証割合が軽減されるため、
信用保証料率は従来に比べて低くなっています。
当協会では、次頁のとおり、多くの割引措置を設けたきめ細かい信用保証料率体系で、中小企業のみなさまの
資金繰り円滑化に努めています。
※信用保証料の納付方法は、原則一括としていますが、中小企業の方から分割納付の申し出があり、信用保証協会が承認した場合は、分割納
付も可能です。
茨城県信用保証協会 ディスクロージャー 2015 |
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信用保証のご利用について
信用保証料率決定までの流れは、下図のとおりです。
中小企業のみなさま
リスク考慮型信用保証料率が適用される保証制度
リスク考慮型
信用保証料率
が適用されない
保証制度
貸借対照表を作成している方
貸借対照表を作成していない方
経営内容を
CRDデータで判断
一律の信用保証料率
CRDとは、中小企業の経営関連データを
蓄積した日本最大のデータベースです。
責任共有制度対象外
年1.35%
責任共有制度対象
年1.15%
責任共有制度対象外
カテゴリ
9
区
分
に
細
分
化
漓
(単位:年率%)
滷
澆
潺
潸
澁
澀
潯
潛
2.00
1.80
1.60
1.35
1.10
0.90
0.70
0.50
信用保証料率 2.20
(特殊保証) (1.87)(1.70)(1.53)(1.36)(1.15)(0.94)(0.77)(0.60)(0.43)
責任共有制度対象
(単位:年率%)
カテゴリ
漓
滷
澆
潺
潸
澁
澀
潯
潛
信用保証料率
1.90
1.75
1.55
1.35
1.15
1.00
0.80
0.60
0.45
提携保証
̶
̶
̶
̶
̶
0.85
0.64
0.468
0.315
所定の
一律料率
(特殊保証) (1.62)(1.49)(1.32)(1.15)(0.98)(0.85)(0.68)(0.51)(0.39)
※特殊保証とは、根保証割引、根保証電債割引、当座貸越根保証、事業者カードローンの保証です。
また、予約保証、一括支払契約保証、経営力強化保証は、別に定める信用保証料率が適用されます。
割引措置1
保証累計額割引
割引措置2
担保提供割引
割引措置3
中小企業会計割引
【責任共有制度対象】
保証累計額が800万円以下の場合、年0.1%を割引
【責任共有制度対象外】 保証累計額が800万円以下の場合、年0.1%∼年0.2%を割引
※リスク考慮型信用保証料率が適用される保証制度で、上記カテゴリの①∼⑤までが割引の対象となります。
担保を提供した場合、年0.1%を割引
※保証制度により割引の対象とならない場合があります。
「中小企業の会計に関する基本要領」のすべての項目について適用状況が確認できる会社、または
会計参与を設置している会社は、年0.1%を割引
※保証制度により割引の対象とならない場合があります。
信用保証料率の決定
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| 茨城県信用保証協会 ディスクロージャー 2015