＜研修活動資料＞キャンプ･ファイヤー準備片付け方法山形市少年自然の家１ . 準備（１）材料など＜自然の家で＞・丸太大 24 本中 20 本小１６本（1 時間半程度）・細薪（ソッペ）・灯油 2Ｌ（それ以上は実費）・金バケツ・営火長、火の巫女の衣装・ＣＤプレイヤー・アンプ・ドラム＜各団体で＞・トーチ棒・マッチ・新聞紙＊トーチの数の例：参加者 + 営火長 + 火の巫女 + 班長（２）場所・本館営火場（100 人用）・荒沼キャンプ場営火場（100 人用）・板橋沼キャンプ場営火場(200 人用) ① 火床（中心）の位置は、営火場の決められた場所にする。 ② キャンプファイヤーが気持ちよくできるよう、前もって清掃し、準備しておく。 ③ 参加者の座席は、丸太いすを置いて決めておく火床から最低６ｍはなれたところに設置する。 ④ 営火長の席は、北極星の輝く北に設置する。 a （３）営火北． ①材料・・・上記の通り丸太ｂ南細木 ②井桁の組み方 a．南北に向けて、一番太い丸太を２本おきます。細木を敷き並べる b．細木を上に少し隙間を開けて敷き並べます。 c．a に対して直角の位置から、丸太を必要な高さまで井桁に組み上げます。この時に、木片などを使い丸太が転がり崩れない様に工夫し固定させます。（上段へ進むに連れて細い丸太を内側に寄せ組む） d．井桁の中に残った細木を入れます。（下に細いものを入れ徐々に太いものを入れる） e．全体のバランスを調整して完了です。（雨天の場合は、シートを被せておく）細狭く細木を入れる丸太広く太着火ｃ丸太 ③トーチ棒〈材料〉・手ぬぐいなどの布切れ（木綿）＊化繊は使用しない。やけどの危険があるため・針金（鉄線か銅線）＊アルミは溶けてしまうので使用しない。・くぎ・木の棒長さは 80ｃｍ～100ｃｍくらい＊できれば生木が良い。なければ前日から水につけておくこと〈つくり方〉 ①材料を用意する。 ②手ぬぐいなどの布きれ（木綿）を針金でまく。 ③くぎを打って、布が落ちないようにする。〈ポイント〉＊トーチには前もって灯油をしみこませておく。（布の部分の 3 分の２を灯油に浸す）灯油をつけたら、30 分くらい置いてから使うこと。＊火がついたトーチを落としたり、振りまわしたりしないようにする。＊使い終わったトーチは、井桁に入れて燃やす。５、後片付け－後片付けは、参加者が退場してから行います－ ① イスを使用した場合は、元の場所へ戻します。 ② 火床の火を広げ、燃え残りが出ない様に全てを完全な灰にします。（水は掛けずに燃やし尽くす） ③ 就寝前に再度、火床を点検します。時々見回りを行って下さい。 ④ 火床やトーチ棒の灰や炭は、翌朝、明るくなってから片付けます。専用のホウキ・チリトリ・スコップを使用し、次の団体が気持ち良く使える様きれいに片付けます。 ⑤ 針金等は分別し、専用の灰捨て場（ドラム缶）へ処分します。 ⑥ 使用した物品、貸出しを受けた物品（衣装・バケツ・灯油容器など）を確認し返却します。 ★火を使う活動ですので、指導者の方は安全面に十分注意してください ★悪天候時の活動や、不明な点などありましたら『自然の家職員』までご相談ください。＜研修活動資料＞キャンプ・ファイヤー進め方山形市少年自然の家１、実施方法（１）役割 ①営火長全員を代表する人（服装に工夫を凝らす）・・・・・・・・・１名「営火長のことば」「夜話」を担当する。 ②司会者プログラムを進行する。・・・・・・・・・１～２名 ③火の巫女班長トーチを持って、入場の際、営火長を先導する（女の子）・・・・・・１～２名点火の際、班を代表して「誓いのことば」を担当する。・・・・・・全班長火の守（引率者）キャンプ・ファイヤーの雰囲気に合わせて、火の調節をする（２）プログラム ①キャンプ・ファイヤーの全体の流れとしては、次のようになる。儀式の火楽しく静粛に儀式の火親睦の火第一部第二部静粛に第三部＊一部と三部は儀式であるから、私語はつつしみ、静粛に。二部はエネルギーをぶっつけて、盛り上がるようにする ②プログラムの一例順序集合内容備考・時間を決めておき、グループごとに集合整出し物の練習の時点で、ルー列する。ルについて徹底させておく。・司会者は、キャンプ・ファイヤーのルールについて説明する。（次の注意を忘れずに） ○私語はしない（1 部と 3 部） ○係以外は懐中電灯を使用しない ○係の指示に従う第入場一部・静かに井桁を一周する井桁を囲み円陣・営火長が北極星の方向へ立つので空ける夜の話・静かな歌をうたう「遠き山に日は落ちて」など・歌詞～⇒ハミング営火長入場・火の巫女がトーチを持って先導する。円の内側を一周して（火の巫女は 2 名程度）営火長の話・開式のことば（火に関する話を感慨こめて手短に）分火営火長は、各班長のトーチに分火する。離れた場所で、巫女のトーチ巫女は営火長を照らすにのみ点火する。巫女は営火長のトーチに点火トーチは点火したら炎を肩の高さよりも上に保つ誓いのことば点火班長は班を代表して、団結の誓いをする所定の場所（班長に前もって指示）短くはっきりと井桁の所定の場所に点火順序内容第炎の歌「燃えろよ燃えろ」を歌う一心の歌・静かな心にしみるような歌から、力強く部第トーチの動き備考歌詞～⇒ハミング明るい励ましになるような歌をうたう。出し物・グループごとに「出しもの」を演じる。二・司会者は盛り上がるよう営火長巫女の火は消すに配慮する部・やじを入れない静かな歌夜話・静かな雰囲気の歌を歌い、心を静める火の守りは火勢を落として・営火係Ｃは、火勢を落としていくいく・営火長による閉会のことば全員起立（印象に残る心の糧となるようなもの）第ﾄｰﾁ･ｻｰﾋﾞｽ ①営火長より分火してもらう三営火長⇒各班長⇒班員部＊右まわりに順次点火終わりのことば営火長退場全員退場全員にトーチを渡す。私語は慎む司会は感謝と別れの挨拶を述べる･営火長、火の巫女は会場を一周して退場。今日の日はさようなら・決められた順序に従って退場する（全員トーチは井桁に入れて燃や思いをこめて退場無言でトーチをみつめながら）す私語は慎む＊風向き注意＊＊トーチ使用時の注意＊＊・人に近づきすぎないように気をつける・トーチを振りまわさない・怖がって落とさない・下げない２、営火長のことば（例）（１）第 1 部儀式の火山形市少年自然の家のキャンプ場は、今静かに夜のとばりに包まれようとしています。この大自然のふところに抱かれ、私たちは最後の集いの夜を持とうとしています。風の音、虫の声、小枝のささやき・・・・・。自然の声のすばらしさを、こんなに身近に聞くことが、私たちにはあったでしょうか。私の手で静かにゆれている、この炎。毎日の暮らしの中で、ほとんど省みられることのない炎のなんと美しいことでしょう。人類の発展太古の昔から見守ってきたこの炎を、私たちは大自然の中にあって、もう一度見直し、その火の価値を再認識したいものです。これからのひととき、大自然の中で聖なる炎を中心として心の輪を広げ、楽しく意義ある時間にしようではありませんか。（２）第３部夜話遠い昔、羊飼いたちは夜になると夜空に広がる星をながめて、静かな草原の夜をたき火を囲みながら、語り合い、歌い明かしました。その頃の人たちにとって、火は自分の身を守る武器であり、不思議な神様の贈り物だと思っていました。火を使って人間はその便利さを知り、それによって人間の生活は変わり、文化も進歩してきました。その後、お祭りをするようになった人間は、神様の前に火をささげることを忘れませんでした。営火のつどいも、そのようななごりを残す活動のひとつです。真っ赤に燃え上がった炎や星空に高く舞い上がった火の粉がみなさんの心の奥にきざまれ、歌い、踊った友だちとのひとときが、たのしい思い出として、いつまでも残ることをお祈りします。 ★悪天候時の活動や、不明な点などありましたら『自然の家職員』までご相談ください。《第一部》《第二部》 1 ．　集合《第三部》 8 ．　楽しい歌とゲーム 9 ．　営火長がトーチに点火 2 ．　夜の歌　「遠き山に日は落ちて」 10 ．　代表者へ分火 3 ．　営火入場 11 ．　各自のトーチへ分火 4 ．　点火の言葉 12 ．　営火長の言葉 5 ．　点火 13 ．　歌 6 ．　歌　「燃えろよ燃えろ」「今日の日はさようなら」 7 ．　営火長の言葉遠き山に日は落ちてやまひお 1 とお遠き山に　日は落ちてほしそら星は空を　ちりばめぬきょうわざお燃えろよ燃えろもも 1 燃えろよ　燃えろよほのおもひこころかるてんかぜすずいざや　楽しき　まどいせんもび 2 闇に燃えし　かがり火はほのおいましず炎　今は　静まりてやす眠れ　安く　いこえよときゆさそうごとく　消え行けばもりつつふかき森に　包まれてたのゆめみいざや　楽しき　夢を見んゆめあすひきぼうみちゆめ明日の日を　夢みて希望の道をゆうたのねむとも天までこがせ風は涼し　この夕べやみたいつまでも　絶えることなく友だちでいようこ火の粉を　まきあげやす 1 炎よ　燃えろ今日の業を　なし終えて心　軽く　安らえば今日の日はさようならてて 2 照らせよ　照らせよまひる真昼のごとくほのおうずまやみよてあかあつととり空を飛ぶ　鳥のようにじゆういきょうひ今日の日を　さようならひ闇夜を照らせもも 3 燃えろよ　燃えろよそら自由に生きる炎よ　渦巻きまたあう日まで 3 ハミング 4 しん明るく　熱くひかりねつ光と熱とのほのおもとなる炎も大切にしようも 4 燃えろよ　燃えろよほのおも炎よ　燃えろひこ火の粉を　まきあげてん信じあう　よろこびをたいせつみ夢を見ん 2 天までこがせきょうひ今日の日は　さようならひまたあう日までひまたあう日まで《第一部》《第二部》《第三部》１．集合１０．楽しい歌やゲーム１１．静かな歌「君をのせて」２．入場１２．営火長の言葉３．夜の歌「遠き山に日は落ちて」１３．キャンドルサービス４．営火長入場１４．終わりの言葉５．営火長の話１５．別れの歌６．分火「今日の日はさようなら」７．誓いの言葉１６．営火長退場８．点火１７．全員退場９．心の歌「ふるさと」遠き山に日は落ちて遠き山に日は落ちて星は空をちりばめぬ今日のわざをなし終えて心軽く安らえば風は涼しこの夕べいざや楽しきまどいせん闇に燃えしかがり火はふるさとうさぎおいしこぶなつりしゆめはいまもわすれがたきかのやまかのかわめぐりてふるさとあの地平線かがやくのはどこかに君をかくしているからたくさんのひがなつかしいのはあのどれか一つに君がいるからいかにいますつつがなきやあめにかぜにおもいいずるちちははともがきつけてもふるさとさあでかけようひときれのパンナイフランプかばんにつめこんでこころざしをいつのひにかやまはあおきみずはきよきはたしてかえらんふるさとふるさと炎今はしずまりて眠れ安くいこえよとさそうごとく消え行けばふかき森に包まれていざや楽しき夢を見ん君をのせて父さんがのこしたあついおもい母さんがくれたあのまなざし地球はまわる君をかくしてかがやくひとみきらめくともしび地球はまわる君をのせていつかきっとであうぼくらをのせて今日の日はさようならいつまでも絶えることなく空を飛ぶ鳥のように友だちでいよう自由に生きる明日の日を夢見て今日の日はさようなら希望の道をまたあう日まで父さんが残した熱い想い信じあうよろこびを母さんがくれたあのまなざし大切にしよう地球は回る君を隠して今日の日はさようなら輝く瞳きらめく灯火(ﾄﾓｼﾋﾞ) またあう日まで地球は回る君をのせていつかきっと出逢う僕らをのせてまたあう日まで山形市少年自然の家Ｈ２５．４テント設営の手順テント収納バッグ内容 ① ★準備するもの（板橋キャンプ場管理棟より運搬） ⑤ テント収納バッグ① ②インナーテント：１張り／ ③フライシート：１張り ④ポール：銀ポール２本＋黒ポール１本＋灰ポール１本 ④ ⑤ぺグ：ﾍﾟｸﾞ 10 本（9 本＋予備 1 本）＋ﾊﾝﾏｰ１本ブルーシート： 1 枚／ ② ③ 板橋キャンプ場管理棟銀マット：２枚１．決められたテントサイトの場所を確認し、ブルーシートを敷きます。 ※テント入口の位置を決める。２．インナーテント（テント本体）を広げ、銀ポールをスリーブに通し立ち上げます。 ※ポールの先端が友達の顔などに当たらないよう注意します。 ① ･･･入口を表す ② 銀ポールをスリーブに通すフックで固定四隅を一斉に持ち上げるピンランタンマークが付いてる箇所が入口銀ポールは２人組でピンに差し込む（４ヶ所）３．黒ポールと灰ポールをピンに差込みます。（裏口側）灰ポール黒ポールはフライシートをかぶせた後の前室となります黒ポール（入口側）灰ポールをピンに差込む灰ポール黒ポール黒ポールをピンに差込む ※黒ポールはテントに立て掛けて置く４．フライシートを被せます。（インナーテントに横から被せる）フライシート裾のフックをリングにかける（４ヵ所）内部：黒ポールフライシート内部にて黒・灰・銀ポールをマジックテープでとめるフック黒ポールの場合フック５．テントをペグにて固定し完成です。緑地に『Ｃｏｌｅｍａｎ』のロゴがある面が入口側 ●ペグは、グランドシート側面 3 ヶ所ずつ（６ヶ所）フライシート入口（２ヶ所）、裏口（１ヶ所）計９ヶ所に打込み固定します。ペグペグを打込む角度は６０～９０°くらい ※ポール袋、ペグ袋はテント収納バックに入れてテントの中へ置きます。フライシートそ状入の態口後での、ペフ入グァ口をスを打ナ開込ーけみをる閉めた山形市少年自然の家テント撤収の手順テント収納バッグ内容 ★板橋キャンプ場管理棟へ返却するものテント収納バッグ① ②インナーテント：１張り／ ③フライシート：１張り ④ポール：銀ポール２本＋黒ポール１本＋灰ポール１本 ⑤ぺグ：ﾍﾟｸﾞ 10 本（9 本＋予備 1 本）＋ﾊﾝﾏｰ１本ブルーシート： 1 枚／ ① ⑤ ② ③ ④ 板橋キャンプ場管理棟銀マット：２枚 ★事前に、別紙『テント点検カード』の項目に従ってテントを確認します。午前９時以降、雨や夜露でテントが濡れている場合は、撤収の判断を含め自然の家職員の指示に従っていただきます１．フライシートのファスナーを閉め、ペグを全て引き抜きます。 ⇒ ペグの数を確認し袋に収納します。２．フライシートの留具をはずし、折り畳みます。 ① 屋根側･･･入口を表す ② 屋根側屋根側両端を内側へ折り ③ 込み長方形にする屋根側屋根の四隅（三角のヒダ）を持ち中央を内側に折り込みながら半分にする ⑥ ⑤ 半分に折る両端を内側へ折る ④ 屋根側中の空気を抜きながら巻く３．黒ポールと灰ポールをはずします。 ⇒ 後ではずす銀ポールといっしょに袋に収納します。 ※ポールの先端が友達の顔などに当たらないよう注意します。４．インナーテント（テント本体）の入口を全開し、銀ポールをはずし、折り畳みます。 ① ② 出入口側出入口側出入口側 ③ ④ 半分に折る銀ポールを抜く両端を内側へ折る出入口側出入口側前後出入口下部のファスナーをあけておく ⇒ 折り畳む際の空気抜き部となる ⑤ 中の空気を抜きながら巻く５．テント収納バッグに収納し返却します。バッグのファスナーは力任せに閉めずに２人で協力する出入口側ブルーシートや銀マットも折り畳み返却する返却する板橋キャンプ場管理棟 ※テント返却の際に、別紙『テント点検カード』を管理棟の村長さんへ渡してください。山形市少年自然の家シュラフ（寝袋）とインナーシーツの使い方 ★準備するもの ●シュラフひとり 1 つ ●インナーシーツひとり１枚シュラフインナーシーツ準備の仕方１袋からシュラフを取り出し広げます。シュラフ頭側インナーシーツどちらとも袋が開いている方が頭側になります。２シュラフのファスナーを開き、中にインナーシーツを敷きます。インナーシーツの頭側を２０センチ程度出しておきます。シュラフのファスナー側とインナーシーツのひも側をそろえます。３頭側のインナーシーツを折り返し、襟カバーにして完成です。 ※インナーシーツとインナーシーツの間に挟まれて寝ることになります。（体は直接シュラフには触れません） ※必要に応じて衣類などを枕にして寝ましょう。かたづけ方１シュラフからインナーシーツを取り出し、たたみます。２シュラフを縦半分に折り、頭の方からなるべく細く巻き、広がらないようにひもで結びます。頭側足側（ひも無し）（ひも有り）ひものない頭側から巻いていきます。ひざで体重をかけながらまくと、細く巻けます。最後にひもで結ぶ時も、ひざでおさえながらやりましょう。縦半分に折ります。 ※本館のシュラフは、袋の大きさにたたみます。３シュラフを袋に入れ、シーツと分けて返却します。キャンプ場のシュラフ・インナーシーツは各管理棟へ本館のシュラフは体育館、インナーシーツは２階衣料庫へ