第20期 株 主 通 信 2014年1月1日∼2014年12月31日 証券コード:4840 T r iIs の 経 営 理 念と企 業 理 念 TriIsの経営理念 TriIsの企業理念 トライアイズグループは、 次に掲げることを常に心がけています。 私たちは、ステークホルダーの皆様と社会に対して、 次の3つの「I」を実現し、企業の新しい価値を 創りあげていくことをお約束いたします。 1. Insight 顧客本位の技術革新と創造力を重視する 鋭い洞察力で、時代のニーズを的確に読みとり、 企業グループとなる。 常に新しい事業展開のビジョンを企画してまいります。 2. 社会・環境に対し責任ある行動を取りながら、 Integrity 経済的な成功を収める企業グループとなる。 誠実でクリーンな品格のある企業姿勢を 3. グループ会社の全員で築きあげてまいります。 従業員に安全で快適な労働環境・成長と学習の 機会を提供できる企業グループとなる。 Initiative 4. 事業活動に、主体性を持って積極的に 全てのステークホルダー、株主・顧客・従業員・取引先・ 取り組んでまいります。 地域社会等と良好な関係を築く責任を全うする 企業グループとなる。 株主の皆様へ 株主の皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し 上げます。 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 さて、 当社第20期株主通信をお届けするにあたり、 謹んでご挨拶申し上げます。 当2014年期は、 トライアイズグループとして創業 20年の節目の年であり、 また、 純粋持株会社という 組織体制に変わり、 社名を株式会社トライアイズと して、 現在のマネジメント体制で再出発して8年目と なりました。 御陰様で業績も順調に回復しておりま す。 前期には、 連結・単体ともに営業利益ベースで、 持 株会社移行後、 最高利益額を計上できましたが、 今 期はそれを更新することができました。 また、 配当に ついても、 4期連続で配当することができ、 今期につ きましては、 12円の記念配当もお支払いすることが できましたことを非常に嬉しく思っております。 しかし、 一方で、 世界の動きを見れば、 数年来申し 上げているとおり、 2001年9月11日のアメリカ同時 多発テロ、 2008年9月15日のリーマンショック、 さら には2011年3月11日の東日本大震災と福島原発事 故に象徴されるとおり、 世界は、 グローバリゼーショ ンの激流に翻弄され、 我々を取り巻く環境も人口統 計学的にも、 自然科学的にも、 さらには地政学的にも 激変し、 まさに 「パラダイムシフトの時代」 であるとい 1 う予感が現実のものになりつつあります。 そういった前提条件のなかで、 我が国経済に目を 転じれば、 安倍政権のいわゆる 「アベノミクス」 の政 策は全く景気浮揚効果がないことが証明されたと思 っています。 確かに、 円安・株高が進んだことは間違 いない事実ではありますが、 それは、 アベノミクスに は全く関係がなく、 さらに悪いことには、 旧態依然と した貨幣供給量の増加とばらまき財政投融資という 金融緩和政策は、 国内での貧富の二極化を助長し、 かつ財政悪化という副作用だけが残るという愚策だ と認識しております。 したがって、 今期以降の経済状 況は、 相当厳しいものであると考えます。 来期は、 トライアイズグループを取り巻く環境は 当然ながら、 グループ自体がさらなる飛躍を目指す ために、 「新しいパラダイム」 を模索することになると 考えております。 当社グループの目指す方向を示す 「経営理念・企業理念」 については、 これからの時代に も全く遜色のないものであるという確信はあります が、 今まで以上に自然科学的な制約、 つまり限りある 自然資源を有する惑星である地球との共存をさらに 強く意識する必要があると考えます。 コンシャスキ ャピタリズムという考え方も新しいパラダイムとし て取り上げられておりますが、 我々は、 当社グループ として、 「パラダイムシフト」 の時代であることを 「コ ンシャス」 し、 全てのステークホルダーの皆様、 それ には、 当然ながら地域社会、 地球環境といったものも 含みますが、 とともに、 「節度ある企業活動」 を行うと いう理念を共有し世界でオンリーワンの企業価値を 目指していきたいと思います。 勿論、 「変革と既存概 念の否定」 、 そして 「イノベーションによるコスト優位 の確立」 は引き続き継続いたします。 繰り返しですが、 景気変動の影響を受けない企業グループとして、 小 さくとも知性を使って、 その世界ではNo.1となり光 る企業グループを目指すという方針は全く変わりま せん。 トライアイズグループとしては、ご説明したとお りの方針でまいりますが、建設コンサルタント事業 については、元来地球環境との共存を目指す事業で はありますが、今まで以上に自然環境を意識した事 業展開を図りたいと思っております。またファッシ ョンブランド事業ですが、「スローファッション」を 目指す方向に舵を切りたいと思っております。限り ある資源、地球との共存を考えるときに、ブランド CLATHASとしては、「Let me be ME」エゴから の解放をブランドコンセプトとし、濱野皮革工藝 株 式 会 社 に つ い て は、「Eternal Japanesque Modern Brand」を掲げていこうと考えております。 長く使える、流行に左右されない自分らしさの追求 をサポートするブランドを目指したいと思っており ます。 来期については、 今期同様、 株式会社トライアイ ズ・台湾現地法人である拓莉司国際有限公司・株式 会社トライアイズビジネスサービス・株式会社セレ クティブ・東京ブラウス株式会社・濱野皮革工藝株 式会社・株式会社クレアリアの7社体制で臨みたい と思っております。 以上の結果、 売上高3,481百万円 営業利益105 百万円 当期純利益137百万円となりました。 ファ ッションブランド事業については、 売上の減少によ り実店舗の損益が悪化しており、 CLATHASに係 るロイヤルティ収益は大幅に増加したものの、 今期 も営業損失になりました。 一方、 建設コンサルタント 事業については、 売上高は減少しているものの、 営業 利益は大幅な増加となり利益体質が定着したと言え ます。 来期は、 ファッションブランド事業についても、 利益体質の定着を目指し、 ライセンシングビジネス 収益の拡大、 ECを中心に据え、 販売チャネルの選択 と集中を進めてまいります。 さらに、 建設コンサルタ ント事業においては、 人員増加による新規市場への 参入も検討しております。 株主の皆様に安心して安全な長期投資として当 社を保有していただけるよう引き続き努力してまい ります。 そして、 今後も事業再生を行う純粋持株会社 としてグループ企業を育てていきたいと思っており ます。 株主の皆様をはじめとする当社を取り巻く全ての ステークホルダーの皆様にとって、 企業価値の向上 は有意義であると考えており、 全ての経営ディシジ ョンは企業価値向上に向けて経済合理性があるよう に行ってまいります。 株主の皆様には、 引き続きご支 援・ご鞭撻を賜りますよう何卒宜しく御願い申し上 げます。 株式会社トライアイズ 代表取締役社長 2 財 務 ハイライト 売上高 単位:百万円 6,000 単体 連結 5,037 経常利益/当期純利益 600 経常利益: 単位:百万円 単体 連結 当期純利益: 単体 連結 総資産: 単体 連結 純資産: 単体 連結 449 9,000 400 4,000 3,481 7,316 300 264 235 232 7,672 7,365 7,596 7,299 7,203 7,190 6,736 7,210 6,583 7,143 6,465 247 6,000 204 200 190 181 137 2,000 90 100 739 552 500 3,000 65 0 △52 第18期 第19期 第20期 1株当たり当期純利益 単位:円 30 単体 連結 19.41 第19期 第18期 第20期 1株当たり純資産額 単位:円 800 21.65 20 12,000 単位:百万円 500 4,527 0 総資産/純資産 600 17.09 単体 連結 577.04 566.00 第18期 第20期 単位:% 120 単体 連結 97.8 590.63 第19期 自己資本比率 653.46 632.52 604.32 0 90 97.0 87.4 96.6 85.8 88.5 12.33 10 400 60 200 30 5.77 0 △4.39 第18期 第19期 第20期 0 第18期 第19期 第20期 0 第18期 第19期 第20期 (注)当社は、平成25年7月1日付で普通株式1株を10株に株式分割しております。 第20期株主通信財務ハイライト 売上高は3,481百万円と前期4,527百万円の23.1%減となりましたが、引き続 期は65百万円)となりました。連結の1株当たり当期純利益は12.33円、単体 き売上原価・販売費及び一般管理費の削減に努めた結果、営業利益は105 の1株当たり当期純利益は17.09円、1株当たり純資産額は、連結・単体それ 百万円(前期は90百万円) 、投資有価証券清算分配金の計上もありましたが、 ぞれ590.63円、653.46円となりました。 経常利益は181百万円(前期は204百万円) 、当期純利益は137百万円(前 3 連 結 財 務 諸 表( 要 旨 ) ●連結貸借対照表 科 目 (単位/千円) 当 期 前 期 科 目 (2014年12月31日現在) (2013年12月31日現在) 【資産の部】 2,273,552 受取手形及び売掛金 255,537 241,535 有価証券 104,361 104,310 商品及び製品 320,097 344,877 仕掛品 232,661 573,115 原材料及び貯蔵品 56,787 60,687 繰延税金資産 61,420 40,820 161,392 77,051 貸倒引当金 △ 284 △ 1,368 流動資産合計 3,568,013 3,714,581 建物及び構築物 199,811 219,832 土地 809,621 814,007 — 2,718 負債合計 23,915 39,116 【純資産の部】 1,033,348 1,075,675 586,441 760,030 ソフトウエア 17,054 26,759 その他 32,133 30,851 635,629 817,641 投資有価証券 1,787,700 1,787,700 繰延税金資産 2,936 7,845 196,980 214,732 △ 21,548 △ 21,548 投資その他の資産合計 1,966,069 1,988,730 固定資産合計 3,635,046 3,882,046 資産合計 7,203,060 7,596,628 その他 リース資産 その他 有形固定資産合計 のれん 無形固定資産合計 その他 貸倒引当金 前 期 【負債の部】 2,376,039 現金及び預金 当 期 (2014年12月31日現在) (2013年12月31日現在) 113,224 175,275 25,936 83,238 受注損失引当金 919 7,108 返品調整引当金 5,007 7,724 前受金 284,766 435,754 その他 241,906 237,363 671,760 946,464 資産除去債務 24,293 24,111 その他 41,632 42,441 65,925 66,552 737,686 1,013,017 資本金 5,000,000 5,000,000 資本剰余金 1,926,030 2,070,940 利益剰余金 △ 250,250 △ 274,968 自己株式 △ 310,918 △ 291,115 株主資本合計 6,364,861 6,504,856 11,771 10,595 その他の包括利益累計額合計 11,771 10,595 新株予約権 88,741 68,158 純資産合計 6,465,374 6,583,610 負債純資産合計 7,203,060 7,596,628 支払手形及び買掛金 未払法人税等 流動負債合計 固定負債合計 為替換算調整勘定 【連結貸借対照表】 ①受取手形及び売掛金255百万円の明細は、クレアリア153百万円、東京ブラウス4百万円、濱野皮革工藝89百万円ほか ②商品及び製品320百万円の明細は、東京ブラウス94百万円、濱野皮革工藝209百万円ほか ③仕掛品232百万円の明細は、クレアリア225百万円、濱野皮革工藝5百万円ほか ④のれん586百万円の明細は、クレアリア323百万円、濱野皮革工藝262百万円 ⑤支払手形及び買掛金113百万円の明細は、クレアリア62百万円、東京ブラウス20百万円、濱野皮革工藝21百万円ほか 4 連 結 財 務 諸 表( 要 旨 ) ●連結損益計算書 科 目 ●連結キャッシュ・フロー計算書 (単位/千円) ( 当 期 )( 自2014年 1月 1日 至2014年12月31日 前 期 科 目 ) 自2013年 1月 1日 至2013年12月31日 (単位/千円) ( 当 期 )( 自2014年 1月 1日 至2014年12月31日 前 期 売上高 3,481,785 4,527,600 営業活動によるキャッシュ・フロー 312,183 708,010 売上原価 2,080,699 2,794,935 投資活動によるキャッシュ・フロー 174,685 21,006 売上総利益 1,401,085 1,732,664 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 281,517 △ 266,449 販売費及び一般管理費 1,295,289 1,642,522 2,529 3,546 105,796 90,142 207,881 466,112 営業外収益 85,574 134,531 現金及び現金同等物の期首残高 2,277,863 1,811,750 営業外費用 10,130 19,818 経常利益 181,239 204,855 現金及び現金同等物の期末残高 2,485,745 2,277,863 特別利益 11,501 — 特別損失 14,107 36,828 178,633 168,027 41,004 102,078 少数株主損益調整前当期純利益 137,628 65,948 当期純利益 137,628 65,948 営業利益 税金等調整前当期純利益 法人税等 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額 ) 自2013年 1月 1日 至2013年12月31日 【連結キャッシュ ・ フロー計算書】 ●現金及び現金同等物の期末残高 営 業キャッシュ・フローは312百万円の増加、 投資キャッシュ・フローは、 主に定期預金の払い戻しによる収入 (100 百万円) 及び投資有価証券売却による収入 (116百万円) により174百万円の増加、 財務キャッシュ ・ フローは配当 金の支払い (107百万円) 及び自己株式の取得 (175百万円) により281百万円の支出となり、 これらの結果、 現金 及び現金同等物の期末残高は2,485百万円となりました。 ●連結株主資本等変動計算書(自2014年1月1日 至2014年12月31日) (単位/千円) 株主資本 資本 剰余金 資本金 当期首残高 5,000,000 2,070,940 利益 剰余金 △ 274,968 その他の包括利益累計額 自己株式 △ 291,115 株主資本 合計 6,504,856 為替換算 調整勘定 10,595 その他の 包括利益 累計額合計 10,595 新株 予約権 68,158 純資産 合計 6,583,610 連結会計年度中の変動額 剰余金の配当 当期純利益 △ 112,911 △ 112,911 △ 112,911 137,628 137,628 137,628 △ 175,184 △ 175,184 △ 175,184 10,471 10,471 自己株式の取得 自己株式の処分 △ 2,710 13,181 自己株式の消却 △ 142,200 142,200 — 株主資本以外の項目の連結 会計年度中の変動額(純額) 連結会計年度中の変動額合計 当期末残高 1,175 1,175 20,583 21,758 — △ 144,910 24,717 △ 19,802 △ 139,995 1,175 1,175 20,583 △ 118,236 5,000,000 1,926,030 △ 250,250 △ 310,918 6,364,861 11,771 11,771 88,741 6,465,374 5 経営計画&事業方針 経営計画 当社の事業は、持株会社として事業ポートフォリオとしての子会社群を経営・統括することです。現在の当社の事業 ポートフォリオが属する事業ドメインは、競争が激甚で、かつ飽和市場、いわゆる、斜陽産業と呼ばれる分野です。 したがって、まずは既存市場で生き残ることが重要であると考えます。そのためには、イノベーションによるコスト 優位の確立を達成する必要があります。縮小する既存市場からの売上でカバーできる販売費及び一般管理費、適正 人員を確定し、そのために必要な売上総利益を確保するために売上原価を圧縮することがその第一歩であると 考えております。 なお、既存2事業ポートフォリオの業績を向上させるのは勿論ですが、景気変動の影響を受けない企業グループに なるにはさらに2、3事業のポートフォリオを取得する必要があると考えております。したがって、既存事業の再構築 と同時に新規事業ポートフォリオの取得が重要な戦略となります。事業実態があり、レバレッジが高くなく、既存事業 とは異業種の事業を中心に探してまいります。 事業方針 現在の中核事業は、建設コンサルタント事業とファッションブランド事業の2事業になっております。建設コンサルタ ント事業を営む株式会社クレアリアですが、同社は起業以来一貫して河川に関わる社会資本整備設計に携わってき ており、蓄積したノウハウを駆使し、 「水」に特化した特殊な技術力を常に向上させ、刻々と変わる社会的要望に応 えていく所存です。また、既存分野の周辺領域・上流領域に目を向け、積極的に環境の保全と再生に取り組む企業へ の進化を図ります。建設コンサルタント業界にあって規模は小さくとも高い技術力と顧客対応力で、独特な存在感を 示し、当社グループの収益に貢献できるよう取り組んでまいります。もう一つの中核事業となるファッションブランド 事業においては、ライセンシングビジネスとしてCLATHASのプレミアムラインを投入することで、さらなるロイヤル ティ収益の向上を目指す一方で、東京ブラウス株式会社の取り扱う商品は既存顧客向けのベーシックラインに特化 することで業績回復を図ります。濱野皮革工藝株式会社については、引き続き国内唯一である自社工場による一貫 生産体制を活かしたMade in Japanの上質なモノづくりを実施してまいります。これらを受け、拓莉司国際有限公 司においては、販売網をオンラインショップに絞ります。ファッションブランド事業全体でネット販売を強化すべく、株 式会社セレクティブが主導となってグローバル市場向けの英語版オンラインショップの準備を進めると同時に商品 ラインアップの充実を図り、最大収益の確保に努めます。 6 配当政策&株価推移 配当政策 当社は、株主の皆様に対する利益還元を、経営の重要課題の一つとして認識しており、より一層の業容拡大と経営基盤 の安定のために必要な内部留保の充実についても勘案し、バランスのとれた経営を基本方針としております。本方針の もと、これまで自己株式の取得及び消却を行ってまいりましたが、当期につきましては、2014年の業績見込み、財務状況 等を勘案し、利益剰余金を原資として1株当たり10円の普通配当、加えて2014年に設立20周年を迎えたことにより、 長年にわたる関係各位への感謝の意を表し1株当たり2円の記念配当を実施することといたしました。 その結果、当期の期末配当は1株当たり12円といたします。 第16期 第17期 第18期 第19期 第20期 配当金の総額(単位:百万円) 0 120 118 112 129 1株当たりの配当額(単位:円) 0 100 100 10 12 (注)当社は、平成25年7月1日付にて普通株式1株につき、10株の割合をもって株式分割を行い、単元株式数を10株から100株に変更しております。 株価推移 最近5年間の事業年度別最高・最低株価 回示 第16期 第17期 第18期 第19期 第20期 決算年月 平成22年12月 平成23年12月 平成24年12月 平成25年12月 平成26年12月 最高(円) 2,150 2,050 2,045 4,000※416 514 最低(円) 690 1,140 1,220 1,742※246 211 (注) 1. 最高・最低株価は、平成22年10月12日より大阪証券取引所JASDAQ(グロース)におけるものであり、平成25年7月16日より東京証券取引所JASDAQ(スタ ンダード)におけるものであります。それ以前は、大阪証券取引所ヘラクレス市場におけるものであります。 当社は、平成25年7月1日付にて普通株式1株につき、10株の割合をもって株式分割を行い、単元株式数を10株から100株に変更しております。 2. 〈※印は株式分割による権利落後の最高-最低株価を示しております。〉 直近6ヶ月間の月別最高・最低株価 月別 7月 8月 9月 10月 11月 12月 最高(円) 383 287 289 290 309 514 最低(円) 235 240 262 264 271 301 7 株 主 優 待 制 度 のご案 内 株 主 優 待 制 度 のご 案 内 当社では、株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに当社のサービスをより多くの方にご利用いただく機会を提供 することを目的として株主優待制度を導入します。 この機会に是非、 トライアイズグループのサービスをご利用ください。 ~第20期株主優待内容~ A 1,000円OFFの株主優待券を贈呈 2014年12月31日時点の株主名簿に記載された100株(1単元)以上を保有する株主様を対象とします。 本券は、1枚につき1回限りご利用可能です。 以下店舗にて当社グループの製品ご購入の際にご利用になれます。 利用期限:2015年12月31日(木) 利用店舗:クレイサス表参道店・クレイサスオンライン・濱野オンライン 1,000円OFF株主優待券 B 5,000株以上保有の株主様に優待カードを贈呈 2014年12月31日時点の株主名簿に記載された5,000株以上を保有する株主様を対象とします。 本カードは、期間中何度でもご利用可能です。 以下店舗にて当社グループの製品ご購入の際にご利用になれます。 Sale対象商品は、ご利用対象外です。 利用期限:2015年12月31日(木) 利用店舗:クレイサス表参道店・クレイサスオンライン・濱野オンライン 5,000株以上10,000株未満を保有の株主様 10,000株以上を保有の株主様 30%OFF株主優待カード 40%OFF株主優待カード ご利用方法等詳細は、当社ホームページの株主優待ページをご確認ください。 ( http://www.triis.co.jp/ir/stockholder/ ) 8 事 業 系 統 図 &ライセンシングビジネス 事業系統図 当社グループの事業系統図は以下のとおりです。 株式会社トライアイズ ビジネスサービス ファッションブランド 拓莉司国際有限公司 株式会社トライアイズ 株式会社セレクティブ 顧 客 東京ブラウス株式会社 濱野皮革工藝株式会社 建コン・IT 株式会社クレアリア ライセンシングビジネス 株式会社トライアイズは、CLATHAS(クレイサス)の登録商標をはじめ、事業ポートフォリオとして展開するファッシ ョンブランド事業及び建設コンサルタント事業の社名、コーポレイトシンボル、展開ブランドの登録商標を保有していま す。ライセンサーとして、ブランドの持つ世界観を共有し、息の長いライセンシングビジネスの展開をライセンシーの皆 様とともに進めております。 トライアイズが保有する主な商標 CLATHAS(クレイサス) 濱野皮革工藝 9 グル ープ企 業より 会 社 概 要 拓莉司国際有限公司 所 在 地 U R L 創 業 代 表 資 本 金 事 業 内 容 台北市中山區松江路318號9F-2 http://www.triis.co.jp/tw/ 1990年 代表取締役社長 佐藤 有希子 3,500万台湾ドル トライアイズグループ、ファッションブランド事業の 戦略的海外拠点 代表取締役社長 佐藤 有希子 親日ならではの海外拠点に 親日として有名な中華民国、台湾は至るところで日本の文化を垣間見ることができます。 そんな台湾に日本人をはじめ、他国からも旅行者が多く訪れます。 台湾にいながら日本の上質な品質を伝えることができる環境であることを強みにファッションブランド事業全体で、イン ターネットでの販売を強化し、グローバル市場向けの英語版オンラインショップをオープンし、グローバルな視点で運用を 開始します。 より多くのお客様にご覧いただけるよう努力してまいります。 会 社 概 要 株式会社トライアイズ ビジネスサービス 所 在 地 U R L 創 業 代 表 資 本 金 事 業 内 容 東京都北区豊島8-4-1 http://www.triis-bs.co.jp/ 2010年 代表取締役社長 桑島 勝典 5,000万円 グループ各社の管理・業務を統括 代表取締役社長 桑島 勝典 トライアイズグループのフラッグシップ企業としての自覚を持つ 株式会社トライアイズビジネスサービスは、 トライアイズグループの管理業務を集中的に行う会社です。 当然ながら、グループ会社の従業員を主要な顧客としてサービスを提供する会社ですが、一方で、グループ全体の効率 化、経営管理組織・体制の再構築、業務フローの改善、企業理念及び経営理念並びにグループ目標の周知徹底、コンプ ライアンス強化など、各グループ会社に対する司令塔としての機能も極めて重要です。 したがって、当社の全従業員が、 まさにトライアイズグループでのフラッグシップ企業の一員であるという自覚を持って業務にあたり、さらなる組織強化 を行うことによって、厳しい経営環境のなかでも着実に企業価値を向上できる企業グループを目指します。 10 グル ープ企 業より 会 社 概 要 株式会社セレクティブ 所 在 地 U R L 創 業 代 表 資 本 金 事 業 内 容 東京都北区豊島8-4-1 http://shop.clathas.co.jp/(クレイサスオンライン) http://shop.hamanobag.com/(濱野オンライン) 2010年 代表取締役社長 梶原 隆徳 5,000万円 インターネットによる通信販売業、インターネットショッピング モール及びインターネットサイトの運営 代表取締役社長 梶原 隆徳 EC事業の無限の可能性にチャレンジする 激しいサービス・価格競争が続くEC市場は、モールのさらなる台頭、オムニチャネル対応化、集客経路の激変、物流コストの 高騰等々、大きな変化が起きた年と言えます。このような環境下、来期のトライアイズグループEC事業は、改めて原点に 立ち返り、差別化戦略の見直しを図ります。例えば、インターネット広告は、高機能化の一途を辿っており、高価格帯のも のが増え、小規模なECサイトが導入しても収益には貢献しなくなってきています。そのため、集客そのものを根本から見直 す必要が出てきています。お客様を実店舗からEC店舗へ、EC店舗から実店舗へと誘導する「質の高い集客」を目指す 方向性は変わっておりません。グループが取り組むブランドの価値向上に向けて、EC事業の無限の可能性にチャレンジし ていきます。 会 社 概 要 東京ブラウス 株式会社 所 在 地 U R L 創 業 代 表 資 本 金 事 業 内 容 東京都北区豊島8-4-1 http://www.tokyo-blouse.co.jp http://www.clathas.co.jp/(ブランドサイト) 1950年 代表取締役社長 佐藤 有希子 1億円 CLATHASを中心とした衣服等の企画・製造・販売 代表取締役社長 佐藤 有希子 CLATHAS PREMIUMはスローファッション化へ ブランドCLATHASは、ブランドイメージを確立するPREMIUM として “Let me be ME” フィクションな私を脱ぎ捨てて をブラン ドコンセプトに“心のスローファッション化"を浸透させるべく、ブラン ドの考え方を発信してまいります。 また、ライセンスとしてのCLATHASは、BASICとしてファン の皆様に商品を提供してまいります。 CLATHAS 表参道店 11 グル ープ企 業より 会 社 概 要 濱野皮革工藝 株式会社 所 在 地 U R L 創 業 代 表 資 本 金 事 業 内 容 本社:東京都北区豊島8-4-1 工場:長野県北佐久郡御代田町塩野3036 http://www.hamanobag.com/ 1880年 代表取締役社長 佐藤 有希子 1,500万円 ハンドバッグ、革製品の企画、製造、卸、販売 代表取締役社長 佐藤 有希子 創業135年を迎えて 2015年、濱野皮革工藝株式会社は135周年を迎えます。 Eternal Japanesque Modern Brandを掲げ、長く使える、流行に左右されない 自分らしさの追求をサポートするブランドを目指してまいります。 伝統を守り続けてきた匠の技を活かし、135周年を記念して、1970年代に製作した バッグの復刻版を商品化いたします。 最上級の品質をお手元にお楽しみいただければと思います。 135周年記念モデル 会 社 概 要 株式会社クレアリア 所 在 地 U R L 創 業 代 表 資 本 金 事 業 内 容 東京都北区豊島8-4-1 http://www.crearia.co.jp/ 1965年 代表取締役社長 池田 均 1億円 総合建設コンサルタント事業(調査、計画、設計、監理) 代表取締役社長 池田 均 積極的に環境の保全と再生に取り組む企業へ 自然災害が頻発する日本では、高度経済成長期に集中的に建設された社会資本の老朽が深刻化しており、設備更新や長寿 命化、既存ストックの有効活用が喫緊の課題となっています。一方で地球温暖化等の環境問題が顕在化し、地球環境の保全、 循環型社会の形成が重要な課題となっています。株式会社クレアリアは、起業以来一貫して河川に関わる社会資本整備設計 に携わってきました。蓄積したノウハウを駆使し、 「水」に特化した特殊な技術力を常に向上させ、刻々と変わる社会的要望に 応えていきます。 また、既存分野の周辺領域・上流領域に目を向け、積極的に環境の保全と再生に取り組む企業への進化を図 ります。建設コンサルタント業界にあって規模は小さくとも高い技術力と顧客対応力で、独特な存在感を示す企業を目指します。 12 会社概要/株式の状況 会社概要 株式の状況 (2014年12月31日現在) 社 名 株式会社トライアイズ(TriIs Incorporated) (2014年12月31日現在) 発行可能株式総数 47,000,000株 発 行 済 株 式 総 数 12,000,000株 所 在 地 〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4番1号 ニューオータニガーデンコート8階 株 主 数 21,423名 ●大株主(上位10位) 株 主 名 設 立 1995年3月16日 持株数(株) 持株比率(%) 池田 均 275,950 2.55 BANKJUL IUSBAERAND CO. LTD. S INGAPORE CL I ENTS 常任代理人 株式会社三菱東京UFJ銀行 213,860 1.98 株式会社SB I証券 代表取締役社長 髙村 正人 181,700 1.68 松井証券株式会社 代表取締役社長 松井 道夫 145,000 1.34 佐藤 有希子 122,400 1.13 日本証券金融株式会社 取締役社長 小林 英三 114,500 1.06 清水 豊晴 111,000 1.02 赤根 克洋 100,000 0.92 竹林 義則 100,000 0.92 梶原 隆徳 96,700 0.89 資 本 金 5,000百万円 従 業 員 数 126名 (連結ベース) (正社員:82名、臨時雇用者:44名) 臨時雇用者には契約社員、派遣社員、 パートタイマー、 アルバイトを含みます。 事 業 内 容 純粋持株会社として、 グループ企業の経営・統括 役員の状況 (2015年3月27日付) 代表取締役社長 池田 均 代表取締役副社長 佐藤 有希子 取 締 役 梶原 隆徳 桑島 勝典 監 査 役 下村 昭彦 黄瀬 將美 西村 利行 (注)持株比率は自己株式(1,203,690株)を控除して計算しております。 グループ会社 (2014年12月31日現在) 所有者別株式分布状況 (2014年12月31日現在) 拓莉司国際有限公司 証券会社 3.76% 国内法人 0.98% 株式会社トライアイズビジネスサービス 金融機関 0.95% 外国法人 2.67% 株式会社セレクティブ 東京ブラウス株式会社 自己株式 10.03% 濱野皮革工藝株式会社 株式会社クレアリア 13 個人、 その他 81.61% 株 主メモ 事 業 年 度 毎年1月1日から12月31日まで 定 時 株 主 総 会 毎年3月 上 記 基 準 日 毎年12月31日 配当金受領株主確定日 期 末 配 当 12月31日 中 間 配 当 6月30日 公 告 の 方 法 電子公告により、 当社ホームページ (http://www.triis.co.jp/)に掲載いたします。 なお、 止むを得ない事由により、電子公告によることが できない場合は、日本経済新聞に掲載して行います。 株 主 名 簿 管 理 人 三菱UFJ信託銀行株式会社 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 ( 同 連 絡 先 ) 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話0120-232-711(通話料無料) ※住所変更、配当金振込指定・変更、買取・買増請求に必要な各用紙及び株式の相続手続依頼書 のご請求は0120-244-479(通話料無料、自動音声サービス)にて24時間承っております。 お知らせ 第20回定時株主総会の決議内容につきましては、当社ホームページに記載しております。 お手数をお掛けいたしますが、ホームページにアクセスのうえ、ご参照願います。 ホームページアドレスは次のとおりです。 http://www.triis.co.jp/ 14 TriIsのシンボルマークは、長野オリンピックのマークを制作した C.I.デザイナー 篠塚 正典氏の作品です。 篠塚氏の世界的なデザイン・センスによって、 当社3つの企業理念を表わす先進的なシンボルマークが完成いたしました。 〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4番1号 ニューオータニガーデンコート8階 TEL:03-3221-0211 (代表)
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