スターティアはおかげさまで 20周年を迎えました! スターティア株式会社

証券コード:3393
スターティア株式会社 第20期 株主通信
2014.4.1
2015.3.31
20周年を迎えました!
スターティアはおかげさまで
トップインタビュー
Top Interview
中期3カ年利益計画で投資した経営
第20期の業績について
国内景況は引き続き緩やかな回復基調で推移しま
したが、 IT関連市場においては、 第1、 第2四半期
は順調であったものの、 第3四半期には受注環境が
急激に悪化しました。 第4四半期には再び改善基調
代表取締役社長
に転じたものの、 第2四半期以前の水準にまで回復
本郷 秀之
するには至りませんでした。
株主の皆様におかれましては、 平素より当社事業へ
このような環境の中、 当社グループの第20期の
のご理解とともに格別のご支援を賜り、 厚く御礼申し
連結経営成績は、 売上高が前期比6.3%増、 営業
上げます。 おかげさまで当社グループは本年2月、 創
利益は前期比10.0%減、 経常利益は前期比2.6%
業20周年を迎えることができました。 変化の激しいIT
増、 当期純利益は前期比37.2%増という結果になり
業界において、 20年の節目を無事迎えることができた
ました。 第3四半期の落ち込みに加え、 今後に向け
のは、 ひとえに株主の皆様をはじめとするステークホ
た先行投資が高水準であったことなどから営業利益
ルダーの皆様から長年に渡って賜ったご支援のおかげ
でございます。今後も当社グループは中堅・中小企業
にターゲットを絞り、 企業間のデジタルデバイド(情報
の格差)を解消することを通じて、 顧客企業がさらに
活力に満ちた事業体となるためのお手伝いをさせてい
は減少しましたが、 当社グループが最も重要視して
いる経常利益に関しては、 円安の効果や持分法適用
関連会社の業績が好調であったことなどから前期実
績を上回りました。
ただくことを使命として、さらに大きく飛躍してまいる
売上高(百万円)
所存です。 今後も引き続きご指導とご鞭撻を賜ります
よう心よりお願い申し上げます。
8,167
2015年6月
8,682
6,640
財務ハイライト
第18期
1
スターティア株式会社 第20期 株主通信
第19期
第20期
基盤を礎に、さらなる成長のステージを目指します。
第20期は2017年3月期までの中期3カ年利益計
目標として、 成長への積極的な投資のほか、 バラ
画の初年度として、 今後の継続的な成長に向けた先
ンスシート経営の推進、 高収益事業ポートフォリオ
行投資に注力した1年でした。 既存従業員の2割に
の構築、 CSR経営の推進などに取り組んでいます。
相当する新卒社員84人を増員し、 その早期の戦力
化に尽力したほか、 子会社のスターティアラボ株式
会社が岩手県滝沢市に開発拠点を設立、ネクスト・
●ITインフラのワンストップソリューション
電子ブック・Web関連
ネットワーク関連
ビジネスフォン
イット株式会社の技術部門を吸収するなど開発体制
WEB
SITE
を大幅に強化することができました。さらに、 高度な
サーバー関連サービスを得意とする株式会社エーテ
ィーワークスや次世代型SNSサービスを手掛ける株
スターティアラボ株式会社(連結子会社) 上海思達典雅信息系統
有限公司(連結子会社)
西安思達典雅軟件有限公司
(持分法適用関連会社)
式会社リボルバーなどとの業務・資本提携が実現す
るなど、 事業領域のさらなる拡大に向けた取り組み
売上向上
業務効率UP
経費削減
レンタルサーバー
オフィスファシリティ
でも成果が相次ぎました。
複合機
今後の成長戦略について
現在取り組んでいる中期3カ年利益計画では、
株式会社MACオフィス
(持分法適用関連会社)
株式会社アーバンプラン
(持分法適用関連会社)
2017年3月期に経常利益14億円を達成することを
経常利益(百万円)
856
当期純利益(百万円)
第18期
592
878
391
655
第19期
第20期
ROE・ROA(%)
第18期
16.3
432
第19期
第20期
配当性向(%)
●ROE ●ROA
18.1
13.8
13.2
第18期
第19期
16.2
15.9
第20期
17.6
17.2
第19期
第20期
10.0
第18期
スターティア株式会社 第20期 株主通信
2
トップインタビュー
Top Interview
先ほどもご紹介したとおり、 先行投資に重点を置い
社は当社グループがあまり手がけてこなかったエン
た第20期は多くの業務提携が実現し、 今後の成長
タープライズ市場向けの一括請求ビジネスを展開す
基盤がさらに確実なものになったと捉えています。
るために設立したもので、トップには株式会社インボ
海外展開の面でも、 印刷・出版業界を中心として
イスの創業者である木村育生氏を迎えました。 木村
現地企業の顧客開拓に手応えを感じており、 上海
氏の能力と人脈を最大限に発揮してもらうことで、エ
の子会社では黒字化が見えてきたほか、 今年1月に
ンタープライズ市場を急速に開拓していけると考えて
開設した子会社の台湾支店も好調な立ち上がりを見
おり、早期の黒字化、業績貢献を期待しています。
せています。
今後引き続き注力していくのが、ストック型サービ
第21期の取り組みについて
ス商材の比率拡大です。この施策において期待して
いるのが、 NTT東日本とNTT西日本が2月に開始し
た光回線の卸売事業 「光コラボレーション」 です。
第21期からは、 第20期に実施した様々な先行投
NTT東西が提供してきた「フレッツ光」を当社グルー
資の回収フェーズに入ります。 大幅に強化された陣
プが仕入れ、 独自のサービスなどを付加して再販で
容や事業ポートフォリオを最大限に活用し、ブロード
きるようになるもので、 毎月安定した利益計上が期
バンド化、モバイル化、クラウド化といった顧客ニー
待できることに加え、 顧客の囲い込みにもきわめて
ズの変化に柔軟に対応することで、 国内のみならず
有効であると考えています。
海外でも顧客を積極的に囲い込んでいきます。
また、 第20期に設立した100%子会社、 株式会
具体的な取り組みとしては、ビジネスソリューション
社クロスチェックにも非常に期待しています。この会
関連事業では、先ほどご紹介した光コラボレーション
●新・中期3カ年利益計画
経常利益 (億円)
2014年3月期(実績)
2015年3月期(実績)
2016年3月期(計画)
2017年3月期(計画)
3
スターティア株式会社 第20期 株主通信
新・中期3カ年利益計画では、 2017年3月期まで
856
878
の3年間で累計34億円の経常利益を計上する計画
です。 初年度は先行投資に注力するため経常利益
2.6%増
1,134
の伸び率はわずかにとどまりますが、 投資水準が通
29.2%増
1,400
23.5%増
常ベースに戻る2年目と3年目には大幅な増益を計画
しています。
関連ビジネスを新たなストック収益の柱として育成して
いくほか、ワンビリングサービスをさらに強化し、 顧
株主の皆様へのメッセージ
客の囲い込み戦略を展開していきます。ネットワーク
ソリューション関連事業では、 低価格でクラウドサー
おかげさまで当社グループは今年2月に創業20周
ビスが利用できる「セキュアSAMBA」などの販売に
年を迎えることができました。これを記念し、 当期末
注力するなど、中小企業向けの「わかりやすい」「使
の配当金につきましては普通配当12円43銭に記念
いやすい」サービスの提供に努めます。ウェブソリュー
配当2円57銭を上乗せし、 1株当たり15円とさせて
ション関連事業では、 引き続き電子ブック関連やAR
いただきました。今後も経常利益ベースで年間15〜
関連など、当社グループが得意とする技術を活用し、
2 5%程 度の成 長を継 続 するとともに、 配 当 性 向
顧客の売上増大や業務効率向上に寄与するソリューシ
15%を一つの目安として株主の皆様への利益還元に
ョンを提供していくことに努めます。また、4月に販売
努めてまいる所存です。
開始した「AppGoose」(P.9参照)のような新サー
当社グループは創業20周年を機に、新たなコーポ
ビスにも積極的に取り組むなど、さらなる商材拡充に
レートスローガン 「最先端を、 人間らしく。」を制定
も引き続き注力していきます。
しました。最先端のIT関連技術を、人間味のあるサー
第21期の連結経営成績については、 売上高が
ビスとして分かりやすく提供していくことで、日本を
100億円(前期比15.2%増)、 営業利益は11億
代表するITグローバル企業へと成長することを目指
34百万円(前期比51.8%増)、 経常利益は11億
してまいります。
34百万円(前期比29.2%増)、 当期純利益は5億
株主の皆様には引き続きご支援を賜りたく心よりお
67百万円(前期比4.2%減)と予想しています。
願い申し上げます。
●さらなる成長に向けた第21期施策
第21期も引き続き、 スリムビリング(請求統合)や
ITインフラのワンストップソリューションなどを突破口
に新規顧客の開拓と既存顧客の深耕に努めるほか、
各事業で右のような事業を展開する計画です。また、
ストック型商材比率のさらなる向上にも努め、 利益基
盤の一層の強化を図ります。
●
ビジネスソリューション関連事業
ネットワークソリューション関連事業
光コラボレーション関連ビジネスを新たな
ストック収益の柱として育成
低価格でクラウドサービスが利用できる
「セキュアSAMBA」 などの販売に注力
ワンビリングサービスをさらに強化し、 顧
客の囲い込み戦略を展開
ウェブソリューション関連事業
●
電 子ブック関 連やAR関 連など、 当 社グ
ループが得意とする技術を活用し、 顧客
の売上増大や業務効率向上に寄与するソリ
ューションを提供
スターティア株式会社 第20期 株主通信
4
創立20周年特集 〜さらなる成長に向けて〜
Special Issue
1 上場以来、持続的な成長 を実現
POINT
2015年2月21日、スターティアは創立20周年を迎えました。
埼玉県所沢市にて創業し、 今では554名を抱える年商86億円の企業集団に成長いたしました。
これもひとえに、 株主の皆様をはじめステークホルダーの皆様方のご支援の賜物であると共に、
従業員一丸となってたゆまぬ努力を重ねてきた結果であると考えております。
今後もスターティアは100年企業を目指し、さらなる成長に向け邁進してまいります。
100
■ 売上高(億円)
従業員数(名)
上場からの歩み
2005年
配当性向(%)
554
東証マザーズ上場
80
2006年 「Digit@Link ActiBook」 提供開始
2007年 「Digit@Link マネージドゲート」 提供開始
472
2008年 「セキュアSAMBA」 提供開始
2009年
スターティアラボ株式会社を子会社として分社
2014年
東証一部に市場変更
子会社株式会社クロスチェック設立
60
382
310
40
254
197
216
226
17.6
157
96
17.2
17.0
7.6
8.1
2008.3
2009.3
10.0
10.0
2012.3
2013.3
20
6.5
5.4
0
2006.3
2007.3
-22.2
5
スターティア株式会社 第20期 株主通信
2010.3
2011.3
2014.3
2015.3
※2006年3月期には単体の数値を記載しております。
2
POINT
安定かつ積極的な株主還元を実現する 健全な財務基盤
当社グループが安定した配当を継続できるのは、 競合の少ない中小規模企業をター
ゲットとし、 通信回線の提供からウェブ関連、ネットワーク関連のソリューションをトー
タルに提供することで、 安定した収益を得られるビジネスモデルを構築してきたから
です。こうした取り組みが奏功し、 当社グループの自己資本比率は2015年3月期末
時点で70.2%に達しており、 有利子負債もゼロと、 盤石の財務体質を誇ります。現
在は回線の再販や複合機やネットワーク関連機器などのレンタルといった、 安定した
自己資本比率 …70.2%
有利子負債 ………… 0円
収益が確保できるストック型サービスの比率を高めることに注力しており、 筋肉質の
収益構造にさらに磨きをかけています。
3
POINT
新・中期3ヶ年計画の推進により
継続的な利益成長 を目指す
当社グループは健全な財務基盤を維持するため、
各段階の利益を安定的かつ継続的に増やしていく
●新・中期3ヶ年計画
14.00億円
経常利益
11.34億円
ことに重きを置いています。2012年3月期から
2014年3月期までの前・中期3カ年計画では、 3
年間で累計18億円の営業利益を計上することを目
8.56億円
8.78億円
2014.3
2015.3
標に掲げ、 無事これを達成することができました。
現在はグループ経営の強化を目的として、 営業利
益ではなく経常利益を最も重視すべき経営指標と
位置付けており、 2015年3月期からの新・中期3
6.55億円
4.75億円
カ年利益計画では、 2017年3月期の経常利益目
標を14億円と設定、 3年間累計で34億円の経常
利益の計上を計画しています。初年度は先行投資
に重点を置いたため経常利益の伸びはわずかにと
どまりましたが、 2年目以降は投資水準を平年ベー
スに戻すとともに、グループ全体での安定的な利
益成長を実現していきます。
2012.3
2013.3
2016.3
2017.3
前・3ヶ年計画
新・3ヶ年計画
達成
累計経常利益34億円
スターティア株式会社 第20期 株主通信
6
セグメント情報
23.5%
Segment Information
売上高比率
ウェブソリューション
関連事業
(百万円)
2,041 百万円
セグメント利益
359 百万円
売上高
第18期
第19期
第20期
1,482
1,943
2,041
5.0%増
ActiBook AR COCOARの販売が堅調に推移いたしました。下期以降、 主な導入先である印刷会社以外にも、 広告企画会社や映像
制作会社への導入が行われ、 順調に推移いたしました。2015年2月には台湾での販売も開始しており、 新たな市場への展開も進めて
まいりました。ActiBookは、 COCOARを中心に販売していた営業社員もActiBookの販売が出来るように教育を行っておりましたが、
当該期間で成果を出すまでの水準に引き上げられず苦戦をいたしました。
Web事業は、 制作体制を革新することで、 短納期でデザイン性と品質の高いWebサイトを実現し、 広く市場に受け入れられました。
28.0%
売上高比率
ネットワークソリューション
関連事業
(百万円)
2,432 百万円
セグメント利益
202 百万円
売上高
第18期
第19期
第20期
1,843
2,160
2,432
12.6%増
ゲートウェイ関連商材である、「Digit@Link ネットレスQ(デジタリンク ネットレスキュー)」 や既存顧客に対するインテグレーション提
案をはじめとした追加サービスの提供が順調に推移いたしました。メインターゲットとする中堅企業においても、 昨今のセキュリティイン
シデントに対して対策意識が高まっていることが影響し、セキュリティ関連商材の販売が好調に推移しております。
ユーザーインターフェイスの大幅な改善や、スマートデバイスとの連携強化などを盛り込んだバージョンアップが功を奏し、「セキュア
SAMBA」 は顧客が堅調に増加しております。
48.5%
売上高比率
ビジネスソリューション
関連事業
(百万円)
4,208 百万円
セグメント利益
232 百万円
売上高
第18期
第19期
第20期
3,314
4,063
4,208
3.6%増
営業組織の販売手法別組織への再編、 エリア制による地域密着型の営業活動、 新卒社員研修機関であるキャリアプロデュース営業部
を設立し、さらなる業務効率向上に取り組んでまいりました。新卒社員の成長に伴い下半期に向けて1人当たりの生産性も上がる利益
構造となっていることもあり、 上半期は営業損失となっておりました。下半期から例年通り1人当たりの生産性の向上も見られましたが、
営業人員の減少で期初に計画した数値を補うことが出来ずに推移いたしました。
ビジネスホン販売におきましては、 多様化する顧客のニーズに応え快適な通信環境の構築とワークスタイルの変革を推進していくことを
目指し、 従来のレガシー型と市場ニーズの高まるクラウド型IP電話サービスを展開しております。
MFP(Multi Function Printer 複合機と同称)販売は、コピー機・カラー複合機の販売や若手社員の人材育成に注力し、 堅調に推
移いたしました。
7
スターティア株式会社 第20期 株主通信
連結財務諸表
Consolidated Financial Statement
連結貸借対照表
科目
(単位:千円)
第19期
第20期
連結損益計算書
科目
(平成26年3月31日現在) (平成27年3月31日現在)
資産の部
流動資産 4,051,836
4,057,314
現金及び預金
2,247,340
2,335,276
受取手形及び売掛金
1,438,944
1,319,314
原材料
31,852
76,985
その他
387,607
383,945
(単位:千円)
(
第19期
自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日
) (
第20期
自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日
)
売上高
8,167,614
8,682,336
売上原価
3,922,584
4,325,736
売上総利益
4,245,030
4,356,600
販売費及び一般管理費
3,415,090
3,609,506
829,940
747,093
営業利益
△53,909
△58,207
営業外収益
34,761
133,542
1,115,677
1,604,934
営業外費用
8,595
2,276
105,758
150,618
建物
38,200
61,707
経常利益
856,106
878,359
工具、器具及び備品
67,185
87,624
特別利益
8,198
78,476
373
1,287
特別損失
79,871
26
502,543
811,624
税金等調整前当期純利益
784,432
956,809
360,447
353,924
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
その他
無形固定資産
30,733
170,157
法人税、 住民税及び事業税
467,578
637,234
法人税等調整額
4,232
4,232
投資その他の資産
507,375
642,690
投資有価証券
232,041
278,837
差入保証金
191,902
229,355
83,431
134,498
5,167,514
5,662,248
のれん
ソフトウエア
その他
その他
資産合計
△8,052
10,201
少数株主損益調整前当期純利益
432,038
592,683
当期純利益
432,038
592,683
連結キャッシュ・フロー計算書
科目
負債の部
(
(単位:千円)
第19期
自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日
) (
第20期
自 平成26年4月1日
至 平成27年3月31日
)
流動負債
1,661,528
1,684,743
固定負債
12,285
—
営業活動によるキャッシュ・フロー
638,255
755,259
1,673,813
1,684,743
投資活動によるキャッシュ・フロー
△286,183
△582,352
3,450,298
3,960,005
財務活動によるキャッシュ・フロー
△24,973
△82,119
42,166
15,407
負債合計 純資産の部
株主資本
その他の包括利益累計額
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
△158
48,608
326,939
139,395
新株予約権
1,235
2,093
純資産合計
3,493,700
3,977,505
現金及び現金同等物の期首残高
1,868,940
2,195,880
負債・純資産合計
5,167,514
5,662,248
現金及び現金同等物の期末残高
2,195,880
2,335,276
スターティア株式会社 第20期 株主通信
8
新サービス
New Service
スマホ向け集客アプリを簡単に制作できる「AppGoose」
クーポン発行機能などで小規模店舗の集客力アップを支援
「AppGoose(アップグース)」は2015年4月末に発売された小規模店舗向けの集客アプリ制作代行支援ソフト。店舗の紹
介や割引クーポンの発信機能などを持つスマートフォンアプリを簡単に制作できるソフトで、こうした店舗を顧客に持つ印刷会社
やWEB制作会社、広告会社などに向けて販売します。
AppGooseを利用すれば、 店内の様子やお知らせ、
地図、 料金プランといった店舗情報の提供機能に加え
て、クーポンやイベント開催情報などをプッシュ通知で
きる機能を備えた集客アプリを簡単に制作できます。
店舗向け集客アプリ制作ソフトは、 既に多くの企業から
提供されていますが、 AppGooseが他社サービスと大
きく異なるのは、 店舗向けに制作ソフトを提供するので
はなく、 店舗向けスマホアプリの制作サービスを提供し
たい企業向けのサービスである点です。
アプリの主なユーザーとして想定しているのは、 大
手チェーンではないネイルサロンや飲食店など小規模
店舗。こうした店舗を顧客に持つ印刷会社やWEB制
作会社などの売上アップを支援する目的で開発されて
おり、 専門知識がなくてもクリック、ドラッグなど簡単
な操作で店舗アプリを制作できることが特徴です。ま
た、 アプリストアへの申請代行や他社成功事例を紹介
するセミナーを開催するなどの顧客支援サービスにも力
を入れていきます。
今後は、 店舗アプリだけではなく様々な企業内アプ
リなどへの展開も予定しており、 3年間で11億円の売
上を見込んでいます。 中期的には主力商品として育て
ていく方針です。
9
スターティア株式会社 第20期 株主通信
http://www.app-goose.jp/
会社情報/株式情報
Company Information/Stock Information(平成27年3月31日現在)
会社概要
商号
株式の状況
スターティア株式会社
上場市場:東京証券取引所市場第一部 証券コード:3393
代表者
代表取締役社長 本郷 秀之
設立
1996年2月21日
資本金
824百万円
従業員数
連結:554名 単体:407名
発行可能株式総数
17,600,000株
発行済株式総数(うち自己株式22,225株含む)
5,120,200株
株主数
1,791名
大株主(上位10名)
株主名
持株数(株)
本郷 秀之
持株比率(%)
2,225,800
43.66
取締役および監査役(平成27年6月17日現在)
財賀 明
319,800
6.27
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
313,000
6.14
代表取締役
本郷 秀之
古川 征且
176,300
3.46
取締役
笠井 充
源内 悟
173,200
3.40
取締役
古川 征且
CBNY-GOVERNMENT OF NORWAY
153,600
3.01
取締役
後久 正明
128,000
2.51
社外取締役
鈴木 良之
BNP PARIBASSECURITIESSERVICES
LUXEMBOURG/JASDEC/F
IM/
LUXEMBOURG FUNDS
常勤監査役
荒井 道夫
スターティア従業員持株会
監査役
郷農 潤子
監査役
松永 暁太
117,300
2.30
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
85,600
1.68
BANK LOMBARD ODI
ER AND
CO LTD GENEVA
50,000
0.98
※持株比率は、自己株式(22,225株)を控除して計算しております。
所有者別株主分布状況
[所有株数割合]
左より、 取締役 古川征且、 取締役 笠井充、 代表取締役 本郷秀之、 取締役 後久正明
10.43%/533,400株
■金融機関
■金融商品取引業者 2.19%/112,158株
■その他の法人
1.04%/53,400株
■外国法人等
9.37%/479,800株
■個人・その他
76.54%/3,919,217株
■自己名義株式
0.43%/22,225株
合計
100.00%/5,120,200株
[株主数割合]
■金融機関
■金融商品取引業者
■その他の法人
■外国法人等
■個人・その他
■自己名義株式
合計
0.89%/16名
1.34%/24名
0.84%/15名
2.45%/44名
94.42%/1,691名
0.06%/1名
100.00%/1,791名
スターティア株式会社 第20期 株主通信
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WEBサイトのご案内
当社は、ホームページを重要な情報発信源の一つと認識して
おり、 株主・投資家の皆様への適時・公正・公平な情報開示
に努めています。どうぞご活用ください。
http://www.startia.co.jp/
セキュリティや使い勝手に優れた、法人向けのオンラインストレージ・サービス
クラウド型ストレージ・サービス「セキュアSAMBA」
インターネットがあれば、 外付けハードディスクのような感覚で、
どこでも簡単に、 安全にファイル共有が行えます。
https://securesamba.com/
株主メモ
事業年度
4月1日から翌年の3月31日まで
定時株主総会
6月に開催します。
基準日
定時株主総会の議決権 3月31日
配当金
6月30日、 9月30日、 12月31日及び3月31日
株主名義書換
株主名簿管理人
〒100-8212 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
※三菱UFJ信託銀行株式会社の本店および全国各支店において取次事
務を行っております。
本株主通信に関するお問い合わせ先
スターティア株式会社 経営企画室
〒163-0919 東京都新宿区西新宿2丁目3番1号 新宿モノリス19F
TEL 03-5339-2162 FAX 03-5339-2102 http://www.startia.co.jp/
公告方法
電子公告の方法により行います。ただし、 やむをえな
い事由により電子公告を行うことができない場合は、
日本経済新聞に掲載します。
公告掲載URL
(http://www.startia.co.jp/ir/library/)