「夢へ、挑戦は止まない。」 田中教世 2015全日本モトクロス選手権シリーズ参戦レポート 第1戦(開幕戦) 九州大会 ご支援頂いている皆様 スポンサー様 各位 TEAM TAKASE with YAMAHA 所属 田中教世 「田中教世、第2ヒートで3位表彰台を獲得。総合5位でシーズンスタート。」 2015 MFJ 全日本モトクロス選手権シリーズ第1戦(開幕戦)九州大会は、4月4～5日に熊本県菊池郡大津町のHSR九州モトクロス コースで開催されました。今シーズン、田中教世は、再び自らのチームであるTEAM TAKASE with YAMAHAを率いて国内最高峰 のIA1クラスに挑むことになりました。シーズンオフは準備に追われ、決して万全の体制とは言えない状態ではありましたが、チーム に帯同することとなった国際B級の笠原氷河と共に、まずは無事開幕戦を迎えることが出来ましたことを、ご支援、ご協力いただい た数多くの皆様に改めて感謝申し上げます。 その開幕戦ですが、大会期間中は金曜日からかなりの雨が降り、決勝日も雨後曇りで、完全なマディコンディションでのレースと なってしまいました。それでも開幕戦ということで、公式発表で4900人の観客が会場を訪れ、生憎の天候にも関わらず、TEAM TAKASE with YAMAHAのピットにも大勢のファン、関係者の皆様をお迎えすることが出来ました。 土曜日に行われた予選。IB Openの笠原はA組2位。一方IA1クラスのグリッド決め予選に臨んだ田中は、雨で滑りやすいコンディ ションの中、確実にスタートを決めると激しいバトルを制して3番手でフィニッシュ。田中は3番グリッド、笠原は5番グリッドから決勝に 臨むことになりました。 IA1クラス決勝第1ヒート、前方の視界がほとんど効かないようなスタート。1コーナーで転倒を喫した田中は、ほぼ最後尾から懸命 に順位を挽回すると、後半も確実にポジションを上げて9位でチェッカーを受けました。第2ヒート、好スタートを決めてオープニング ラップをトップでクリアした田中は、レース序盤をリード。しかし3周目にコースをショートカットした場所で転倒を喫した田中は、すぐ にレースに復帰するものの5番手までポジションを落としてしまいました。そこから懸命に追い上げた田中は、レース中盤、先行する 2台に追い付くと、激しい三つ巴のバトルを制して3位でフィニッシュ。ワークス勢を破って表彰台登壇を果たしました。 一方IB Openクラスの笠原は、第1、第2ヒート共にスタートに失敗。ヘヴィマディの悪コンディションにも苦しみ、第1ヒートは21位、 第2ヒートは序盤にスタックしてdnfとなり、残念ながらポイント獲得はなりませんでした。 波瀾の開幕戦を総合5位でまとめ手応えを得た田中は、5シーズン振りの優勝を目指し、また笠原は表彰台を目標に次戦関東大 会に挑みます。引き続きTEAM TAKASE with YAMAHAへのご支援、ご声援をお願い申し上げます。 IA1 #16 田中教世 まず今年もレース活動が出来る環境を与えてくれたヤマハ発動機販売様には大変感謝しています。久々のプライベーターと いうこともあり、 体力的にもマシン的にも準備不足で向かえた開幕戦でした。両ヒートとも緊張から転倒してしまいましたが、 チー ムスタッフやファンの皆様のお陰で走り切ることが出来ました。ファクトリー勢との戦いは楽なものではありませんが、 絶対にチャ ンスはあると思っています。決して諦めることなく第 2 戦も頑張ります。今後も応援よろしくお願いします。 IB Open #6 笠原氷河 予選は組 2 番で通過しましたが、 決勝第 1 ヒートはスタートで出遅れてほぼ最下位。その後もゴーグルなしで前がしっかり見 れなかったこと、 コンディションに対応しきれなかったこと、 また前半後半に 1 回ずつ転倒しペースが上がりませんでした。第 2 ヒートもスタートで出遅れ、 1 周目の大きいテーブルテーブルの登りでスリップしてスタックしてしました。課題はマディの時のス タートとワダチの使い方がだと思います。次戦は同じことを繰り返さないようにします。 2015 MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第2戦 関東大会は、4月18～19日に埼玉県のウエストポイント・オフロードヴィレッジで開催されます。
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