'05 APR を受けました。この表彰は、消防業 2月 日、下関市消防団の海峡ま とい太鼓の活動が、消防庁長官表彰 るという勝山中学校の鈴木阿生穂さ 姿がありました。毎回練習に参加す 練習場には、団員に混じって小気 味よいばちさばきを見せる中学生の 消防庁長官表彰を受賞 務に従事し、その功績などが顕著な んは、将来消防団に入りたいと言い 海峡まとい太鼓 消防職員、消防団員などに対して行 ます。海峡まとい太鼓発足当初から える勢いや激しさ、火を消した後の 対峙する 海峡まとい太鼓は、炎に 消防団員の姿をイメージし、火が燃 性も含め皆さんが入りやすい消防団 で消防団の魅力を知ってもらい、女 活 動 を 見 守 る 植 田 喜 好 団 長 は、 受「 賞は想像していませんでした。太鼓 たい じ われるものです。 静けさを表現した創作太鼓です。団 にしていきたいですね と」話します。 も貢献しています。 ﹁ 活 動 を 始 め て 3 年 く ら い たっ た ときに、これはもうだめかなと思っ た時期がありましたが、団員のチー ムワークと彼らの意欲で、何とかこ こ まで 来 るこ と がで き ま し た ﹂ と、 近 年、 消 防 団 員 の 減 少 が 問 題 に な っ て き て い ま す。 広 く 消 防 団 を には週2回、午後7時から約2時間 博副団長。週に1回、大事な公演前 かみしめるように語るのは、福岡國 知ってもらうことと、消防団の活性 ぞれ職業があり、仕事が終わってか の練習をこなします。団員にはそれ は平成9年に始まりました。 化を目的に、海峡まとい太鼓の活動 魅力ある消防団を目指して メンバーに敬意を表したい 員約 人により、毎年1月に行われ る消防出初め式や、6月の防災フェ 回の公演があり、韓国の釜山や中 アなどで披露されます。年に 回∼ 15 毎年目線を変えて創作しているという海峡まとい 太鼓。写真は1月の消防出初め式での公演。 練習を見守る植田喜好団長。「市民の方に、太鼓 で消防団の魅力を知っていただきたいですね」。 団員の背中にあしらわれたまといの印。海峡まと い太鼓団員の証し。火消し衆の心意気。 25 20 国の上海でも披露して、国際交流に 20 14 住人8色 卒業式で 時折演奏を止め、お互いに指摘。真剣な練習の中でも、失 敗して、思わず笑みがこぼれる場合もあるとか。 るには、大変な苦労がありました。 らの練習を8年余りも積み重ねてく た 太 鼓 が 並 び、 中 に は 団 員 自 ら が 演奏が響きわたります。使い込まれ 作った太鼓の台や楽器も見られます。 今「 回 の 受 賞 で 消 防 団 の 活 性 化 に つながったのではないかと思います。 練習中、時折手を休めてはお互い に指摘し合い、郷土芸能創作家、鼓 を傾けます。鼓間さんは海峡まとい 間清風さんの助言に真剣な表情で耳 長い間活動を続けてきたメンバーに、 敬 意 を 表 し た い で す ね と」 笑 顔 を 見 年で形にして、100年後に残せ に 当 た っ て き ま し た。 海「 峡 ま と い 太鼓は、まだまだ完成していません。 太鼓発足以来、ボランティアで指導 せてくれました。 100年後に残せるものに 海峡まとい太鼓の練習場所は、消 防 訓 練 セ ン タ ー︵ 秋 根 西 町 一 丁 目 ︶ 「県民の皆さんの安全と安心を守れ るような公務員になりたい」(髙橋 直大さん) 「多くの方々、友人に支えられて素 晴らしい4年間でした」 (中村匠吾 さん) 「台湾で外資企業に勤め、日本で学 んだことを生かして真の国際人にな りたいです」 (林 芳さん) る も の に し て い き ま す と」 鼓 間 さ ん は力強く語ってくれました。 「美容業界に就職しました。東京の サロンなのでやりがいもあり、とて も楽しみです。 頑張ってきます。 行っ てきま∼す」 (前村加奈子さん) 内の講堂です。室内には迫力満点の 「大学で学んだ事を生かし、広く社 会で活躍していきたいです」(石津 和美さん) 編集後記 日、 ■小学校のとき、よく鯨肉を食 べたような記憶がありますが、最 近、なかなか食べる機 会 があり ません。サミット当日は、いろい ろな出 店 があるようなので行っ てみようと思っています。 ︵や︶ ■歴史の宝庫、関門海峡。5月 3・4日のしものせき海峡まつ りは、今年の義経ブームで盛り 上がること間違いなし。源平船 はっそう 合戦を眺めつつ、義経八艘飛び に思いをはせてはいかが? ︵の︶ ■海峡まとい太鼓、迫力満点で す。活動が始まった8年前、団 員のほとんどが太鼓に関して素 人 だ っ た そ う で す。 4 月 土井ヶ浜弥生まつりで公演があ ります。皆さんもぜひ。 ︵い︶ 15 10 「大学院に進んで、あと2年間勉強 します。 楽しみです」 (高野裕樹さん) 「太鼓を打つのではなく、空間を打つ」。鼓間さんの熱心な 指導に、真剣な表情で耳を傾ける団員。 29 「社会人としての自覚を持ち、下関 の発展の力になりたいです」(河村 憲一郎さん) 「大学で学んだことを生かし、自立 した社会人を目指したいと思いま す」 (赤松由紀恵さん) ジャンガラは難しく、太鼓を上手にたたける人にしか使え ないとのこと。
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