澤田 佳世 - 沖縄国際大学

沖縄国際大学
OKINAWA INTERNATIONAL UNIVERSITY
▽ 澤田 佳世 教授 SAWADA, Kayo
学
科: 社会文化学科
担当科目:
<学部> 社会学概論、沖縄社会入門、社会調査法
卒業論文指導演習、演習、領域演習
<大学院> 特殊研究(修士論文指導)、家族社会学特論
学歴等のプロフィール(主要学歴、学位、所属学会、主要教歴、主要な社会的活動)
【主要学歴】
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津田塾大学大学院 国際関係学研究科後期博士課程 単位取得退学
オーストラリア国立大学大学院 人口学・社会科学研究科修士課程 修了
東京女子大学大学院 現代文化研究科修士課程 修了
津田塾大学 学芸学部国際関係学科 卒業
【学位】
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国際関係学博士 〔津田塾大学〕
人口研究修士 〔オーストラリア国立大学〕
学術修士 〔東京女子大学〕
国際関係学学士 〔津田塾大学〕
【所属学会】
日本人口学会、日本社会学会、日本家族社会学会、国際ジェンダー学会、人口学研究会
【主要教歴】
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沖縄国際大学総合文化学部・教授(2014 年 4 月-現在)
沖縄国際大学総合文化学部・准教授(2007 年 4 月-2014 年 3 月)
津田塾大学非常勤講師(2004 年 9 月-2005 年 3 月)
明治学院大学非常勤講師(2005 年 4 月-2006 年 9 月)
【主要な社会的活動】
①職歴
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ハワイ東西センター客員研究員(2014 年 4 月-2015 年 3 月)
沖縄国際大学南島文化研究所所員(2007 年 4 月-現在)
お茶の水女子大学 21 世紀 COE プログラム「ジェンダー研究のフロンティア」研究協力
者(2004 年 4 月-2008 年 3 月)
 法政大学沖縄文化研究所国内研究員(2004 年 4 月-2007 年 3 月)
 日本学術振興会特別研究員 PD(お茶の水女子大学ジェンダー研究センター) (2004
年 4 月-2007 年 3 月)
②社会活動
 沖縄県男女共同参画審議会委員
 沖縄県男女共同参画社会づくりに関する県民意識調査検討委員
 沖縄県/宜野湾市/那覇市/東京都小平市のジェンダー講座講師
 国連人口基金東京事務所ボランティア・インターン
③受賞歴
 第 9 回女性史学賞(澤田佳世,2014,『戦後沖縄の生殖をめぐるポリティクス――米軍統
治下の出生力転換と女たちの交渉』大月書店)
 Association for Asian Studies “F. Hilary Conroy Prize” (パネル“Comparative Studies
on Family Planning in Late Twentieth-Century Asia: Politics of Reproductive Health and
Rights”)
 城西国際大学ジェンダー・女性学研究所「第 1 回環太平洋女性学研究奨励賞」
研究業績等 (主要論文、主要著書、研究費実績)
【主要論文】
 澤田佳世,2015,「沖縄の生殖コントロール――米軍統治とIUD・ヤミ中絶・家族計画」,静岡大学『アジ
ア研究』,別冊 4『アジアのジェンダーとリプロダクション』:62-77.
 澤田佳世,2013,「〈震災と原発〉を沖縄で/沖縄から社会学的に調査する――沖縄国際大学社会文化
学科・社会学ゼミの調査実習」『社会と調査』11:126-130.
 SAWADA, Kayo, 2013, “Okinawan Women’s Reproductive Rights under Japan-U.S. Joint
Domination,” Voices from Japan (English Edition of Women’s Asia 21), 27:27-34.
 澤田佳世,2012,「日米支配と沖縄のリプロダクティブ・ライツ」『女たちの 21 世紀』No.71:30-34.
 SAWADA, Kayo, 2011, “The ‘Masculinization’ of Fertility and International Marriages: The
Reproductive Chain and its Gendered Implications in Taiwan,” 『沖縄国際大学社会文化研究』(沖縄国
際大学社会文化学会),12(2):1-19.
 澤田佳世,2011,「家族の越境的再生産と国民の再生産――韓国の「少子化」、国際結婚、家族の法制
度をめぐるジェンダー・ポリティクス」『地域文化論叢』(沖縄国際大学大学院地域文化研究科) ,13:
1-20.
 澤田佳世,2009,「韓国における〈国民〉の再生産とグローバル化する〈家族〉の再国民化」,国際移動と
ジェンダー研究会編,『アジアにおける再生産領域のグローバル化とジェンダー再配置』,一橋大学大学
院社会学研究科・伊藤るり研究室:79-92.
 澤田佳世,2008,「米軍統治と家族計画――戦後沖縄における生殖をめぐる交渉」『沖縄国際大学社会
文化研究』(沖縄国際大学社会文化学会),11(1):1-22.
 澤田佳世,2008,「『男性化』する出生力と国際結婚――台湾における再生産連鎖とそのジェンダー的
含意――」『国際シンポジウム記録集「再生産領域のグローバル化とアジア――移住者、家族、国家、
資本」,「再生産領域のグローバル化」シンポジウム組織委員会:46-53.
 小ヶ谷千穂・澤田佳世,2007,「東アジアですすむ再生産労働の国際分業――女性の国際移動から見
るグローバル化時代の家族の諸相――」『女たちの 21 世紀』No.49:21-23.
 澤田佳世,2007,「香港における『超少子化』と再生産労働の国際移転――グローバル化する高齢社会
の諸相」,『香港における再生産労働の国際移転とジェンダー配置』(お茶の水女子大学 21 世紀 COE
プログラム「ジェンダー研究のフロンティア」)F-GENS Publication Series 23:14-34.
 澤田佳世,2005,「米軍統治下沖縄の出生力とその抑制手段の転換」『人口学研究』第 36 号:23-40.
 澤田佳世 2005,「米軍統治下沖縄の助産婦による避妊普及活動とその変容――『リプロダクティブ・ヘ
ルス/ライツ』の萌芽から『家族計画』へ」『ジェンダー研究』第 8 号:55-78.
 澤田佳世,2003,「米軍統治下沖縄の出生力転換と生殖の政治学――優生保護法の『廃止』と助産婦
の交渉」『女性学年報』第 24 号:61‐80.
 澤田佳世,2003,「米軍占領下沖縄における『人口問題』とその対策――人口をめぐる議論で〈女性〉を
可視化するために」津田塾大学『国際関係学研究』第 29 号:77‐94.
 澤田佳世「現代沖縄社会の出生力――ジェンダーの視点による説明要因の検討に向けて」津田塾大
学『国際関係学研究』第 27 号:91‐111.
【書評】
① 澤田佳世,2014,「澤田佳世,2014,『戦後沖縄の生殖をめぐるポリティクス――米軍統治下の出生力転
換と女たちの交渉』大月書店」,『国際ジェンダー学会誌』,12:106.
② 澤田佳世,2013,「安藤由美・鈴木規之編,2012,『沖縄の社会構造と意識』九州大学出版会」,『家族社
会学研究』,25(1):81.
③ 澤田佳世,2012,「黒須里美編,2012,『歴史人口学からみた結婚・離婚・再婚』麗澤大学出版会.」,『家
族社会学研究』,24(2):212.
④ 澤田佳世,2010,「ティアナ・ノーグレン,2008,『中絶と避妊の政治学――戦後日本のリプロダクション政
策』,青木書店」,『ジェンダー研究』(お茶の水女子大学ジェンダー研究センター),13:85-87.
【主要著書】

『アジアの出産と家族計画――「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治』(共著/小浜正子・松
岡悦子編,勉誠出版,2014)

『戦後沖縄の生殖をめぐるポリティクス――米軍統治下の出生力転換と女たちの交渉』(単著,大月書
店,2014)

『世変わりの後で復帰 40 年を考える』(共著/沖縄国際大学公開講座委員会編,編集工房東洋企
画,2013)

『現代人口辞典』(共著/人口学研究会編,原書房,2010)

『国際移動と〈連鎖するジェンダー〉――再生産領域のグローバル化』(共著/伊藤るり・足立眞理子
編,作品社,2008)

『子ども白書 2006――子どもを大切にする国・しない国 Part2: 人口減少時代の未来をひらく想像
力』(共著/日本子どもを守る会編,草土文化,2006)

『ジェンダーと交差する健康/身体――健康とジェンダーⅢ』(共著/根村直美編,明石書店,2005)

『有森裕子と読む人口問題ガイドブック――知っておきたい世界のこと、からだのこと』(執筆協力, 国
際開発ジャーナル社,2004)
【研究費実績】
①文部科学省科学研究費補助金
 研究成果公開促進費(学術図書)「戦後沖縄の生殖をめぐるポリティクス」(2013 年)
 若手研究 B「沖縄の国際結婚とジェンダー再配置――越境する家族と移住女性の主体形
成・権利保障」(2012-15 年)
 若手研究 B「現代沖縄の出生力と国際結婚の諸相――多良間村にみる家族と移住女性の
再生産戦略」(2009-11 年)
 基礎研究 A「アジアにおける再生産領域のグローバル化とジェンダー再配置」(研究代表:
お茶の水女子大学・教授・伊藤るり)(2005-08 年)
 特別研究員奨励費 PD「戦後沖縄の出生力転換と女性たちの交渉」(2004-06 年)
②その他の研究助成・奨励金実績
 トヨタ財団研究助成(2002 年)
 松下国際財団研究助成(2002 年)
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
国際ロータリー財団国際親善奨学生(2000 年)
東京女子大学女性学研究所「秋枝蕭子学生奨励金」(1999 年)
研究分野
人口社会学、ジェンダー研究、家族社会学、地域研究(沖縄・アジア)
【E メール・ホームページ等】
[email protected]
研究業績・研究課題の詳細は「新世代研究基盤リード&リサーチマップ (ReaD&Researchmap)」
をご参照下さい。
2015 年 5 月 15 日現在