[画像提供:JLR] リ ア ル ワ ー ル ド・シ ミ ュ レ ー シ ョ ン で 描 く 、繋 が る 、妥 協 の な い 設 計 へ PowerFLOW ® Solution Forum 2015 6月26日(金)10:00∼17:15(9:30より受付開始)、17:30∼(懇親会) 日 時:2015年 場 所:東京コンファレンスセンター・品川(大ホールA) 参加費:無料(Webサイトより事前登録) 協賛:富士通株式会社 様 主 催:エクサ・ジャパン株式会社 日本ヒューレット・パッカード株式会社/SCSK株式会社様 平素より格別のご高配を賜り御礼申し上げます。 ご挨拶 この度、 「PowerFLOW Solution Forum 2015」を開催する運びとなりましたことをご案内申し上げます。 エクサ・ジャパンは、2005年の設立から今年で10年を迎えました。日頃からお世話になっておりますお客様、パートナー様に は、この場を借りてお礼申し上げます。 この10年間で、環境問題により強化された各種規制への対応が必要となるとともに、リーマンショックや震災など厳しい経済 環境を経て、コスト削減を余儀なくされてきました。一方で、高まる消費者ニーズに応えるためには、魅力ある製品をタイムリー に市場投入する必要があります。このような状況に対応するためには、開発プロセス全体に渡るデジタル設計が必要不可欠に なってきております。意匠の段階からデジタルツールを取り入れ、シミュレーションの結果を素早くデザイナーにフィードバック することにより、目標性能を達成しつつ、魅力あるデザインを実現し、更には開発コストを削減することが可能になります。 本年は、上記を背景に「描く、繋がる、妥協のない設計へ」を副題とし、これら課題に対するデジタルツールの効率的な活用法 をご紹介いたします。 今年の基調講演には、トヨタ自動車様ならびにデンソー様をお招きし、同社におけるデジタルツールの活用法および、活用促進 への取り組みについてご発表いただきます。また、ユーザー講演として、国内からは三菱自動車工業様、日産自動車様ならびに 本田技術研究所様、また海外からはShanghai VW様をお招きし、ご講演いただきます。エクサ・グループからは、弊社ソリュー ションの最新情報と、新しく提供を開始したトータルクラウドサービス「ExaCLOUD」のご紹介をさせていただきます。 ご多忙中かと存じますが、またとないこの機会に是非、デジタル設計の最先端をご覧ください。 皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。 2015年5月吉日 エクサ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 石川 和仁 フォーラム会場 東京コンファレンスセンター・品川 (大ホールA) 〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川 3F-5F TEL:03-6717-7000 FAX:03-6717-7001 http://www.tokyo-cc.co.jp/access_shinagawa.html ■ 交通のご案内 JR品川駅港南口(東口)より徒歩2分 (JR山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線、東海道新幹線等) 羽田空港から京浜急行で14分 成田空港から成田エキスプレスで直通70分 首都高速1号羽田線芝浦ランプから約2km PowerFLOW ® Solution Forum 2015 【お問合せ先】セミナー事務局[担当:有賀] TEL:045-228-7669 E-mail:[email protected] 【お申込方法】弊社HP http://www.exajapan.jp ∼ リアルワールド・シミュレーションで描く、繋がる、妥協のない設計へ ∼ または別紙FAX用紙より プログラム 10:00 ▶ 10:20 ▶ エクサ・ジャパン株式会社 ご挨拶 10:20 代表取締役社長 石川 和仁 15:25 妥協のないデザイン − 車両開発プロセスの変革により、 デザインとエンジニアリングに対して高まる要求を満たす 基調講演 11:05 14:45▶ トヨタ自動車における流れ解析 − LES・VLESの活用と今後 − Large Eddy Simulation(LES)は計算精度の高い計算流体力学の解析 手 法 であり、模 型 実 験 では自動 車のまわりの 流 れを忠 実に模 擬する。 Very Large Eddy Simulation(VLES)はLESに準じる計算精度の手法 エンジニアリングからの要求が著しく高まっており、これは自動車のデザインにも影響を及ぼします。 競争の激しい消費者主導の市場により、モデル数は増加し続け、これによりデザインはさらに重要な 課題となってきています。これらの要求に応えて、デジタルモデルによる素早い反復を伴う協調設計 が可能になってきました。これにより、物理プロトタイプを用いた逐次的な「ビルド&テスト」アプ ローチから、車両性能項目に対して精度の高いデジタルシミュレーションを用いたデジタルデザイン プロセスへのテストプロセスの変換が可能になります。 エクサ・コーポレーション であり、実 物 の自動 車のまわりのな が れを模 擬する。弊 社で の L E Sと Vice President, Ground Transportation Applications Dr. VLESと実験での流れ場の比較を紹介する。さらに、VLESによる多様な Ales Alajbegovi 流れの計算例を紹介するとともに、今後想定される新たな計算流体力学の 適用範囲について述べる。 15:25 トヨタ自動車株式会社 車両CAE部 シニアスタッフエンジニア 工学博士 安木 剛 様 11:05∼11:20 11:20 ▶ 11:50 ユーザ発表 三菱自動車工業株式会社 開発本部 機能実験部 担当部長 吉田 昌弘 様 12:20 クラウド上のHPC(High Performance Computing) − 高精度で信頼できるリアルワールド・シミュレーションの効率的な活用法 製品の競争力を維持し、目標性能を達成しつつ開発コストを削減するため、OEMメーカーではデジタル 設計を製品開発に取り入れています。製品開発にはデジタル設計が欠かせない今日、簡易化されて いない非常に詳細な形状を用いて、実際の運転条件に対して検証されたシミュレーションツールが 必要不可欠となっています。弊社がご提供する新サービスExaCLOUDでは、安全なWebベースの高性能 HPCプラットフォーム上で稼働し、上記を満たす一連のシミュレーションツールをご提供します。 この新しいサービスにより、全シミュレーションプロセスをExaCLOUD上で完結することが可能に なります。また、ExaCLOUDを活用することで、高価なハードウェアの導入や関連する保守費用への 投資を削減するとともに、常に最新のシミュレーションツールの利用が可能というメリットもあります。 ExaCLOUDは、予測の困難な製品開発の需要に合わせて、フレキシブルにリソースを調整することが 可能です。 エクサ・コーポレーション Technical Director Satheesh 14:00▶ 14:45 日産自動車のCAE環境とエクサクラウドの活用について 日産自動車株式会社 米国コロラド州ロッキー山脈のパイクスピーク山で行われるパイクスピーク・インターナショナル・ ヒルクライム(PPIHC)に、2012年から2014年までの3年間、2台の電気自動車で参加し、2014年 には電気自動車改造クラスで1台が優勝(総合2位)、もう1台がクラス2位(総合3位)を獲得した。 この競 技車 両の空 力開 発では、Po w e r F LOWによる流 体 解 析を多用し、前 後 輪の強 力なダウン フォースが得られる車体形状を見出すことができた。また、DSE手法を用いて複数の設計パラメータ に対し、最適形状を導き出す形状改善をおこなったので、これについても説明する。 12:20∼14:00 ユーザ発表 日産自動車では、TTM(Time to Market)短縮を目的に、デジタルコラボレーションをベースとした 商品開発プロセスV3P(Value up innovation of Product/Process/Program)を構築した。 CAEはV3Pを支える重要なデジタル施策のひとつであり、更に近年は、開発車種の増加、新法規や 軽量化への対応など、活用シーンは急激に増えている。このような商品開発現場のニーズに対する CAEの現環境を紹介するとともに、将来目指す環境についても、エクサクラウドの活用を交えながら 言及する。 休 憩 パイクスピーク初優勝に貢献した PowerFLOW ®による空力最適化 11:50▶ 15:50 Kandasamy 昼休憩 基調講演 グローバル情報システム本部 エンジニアリングシステム部 主担 飯島 15:50∼16:05 16:05 16:30 休 憩 ユーザ発表 新型サンタナの開発プロセスにおける 冷却空気流れシミュレーション 冷却空気流れは、車両の品質や性能に対する重要な要素のひとつであり、車両スタイルや詳細形状 は、エンジン冷却性能に対して影響を与える重要な要素である。開発プロセスコストを低減する為 には、デザイン初期段階で冷却性能に対する車両のモデリングを評価する必要がある。これにより プロトタイプの数や冷却テストを減らし、デザインサイクルを短縮することが可能になる。新型サンタナ の開発では、すべてのデ ザインフェーズにおいてPowerFLOWを用いた冷却性能の評 価を行い、 エンジンルーム内の流れ分析に基づいた有効冷却空気流量の改善の提案を実施した。 Shanghai Volkswagen Predevelopment, Technical Product Engineering senior engineer Ren 16:30 16:55 Chao ユーザ発表 ブレーキ設計プロセスにおけるPowerFLOWを用いた ブレーキ機能の予測 本田技術研究所では、短期開発、開発コストの削減、多拠点での現調開発の為には、従来の実機試験 に頼っていたブレーキ開発を計算予測に切り替えていく必要があると考えている。 しかしながら、自動車の計算予測は大規模かつ複雑であり、なおかつブレーキ冷却を予測するために は長時間の非定常温度予測も必要であることから、実用的な計算時間と精度を両立することは従来 困難であった。 本講演においては、現在推進中のPowerFLOWとPowerTHERMの連成解析を用いた、ブレーキ設計 におけるブレーキ性能や寿命予測を説明する。また、2015年販売予定のシビック TYPE-Rについて、 ニュルブルクリンクにおける走行を想定した1Dツールとの連成についても紹介する。 本田技術研究所 デンソーにおけるCAE促進の取り組みおよび今後 四輪R&Dセンター 第11技術開発室 第4ブロック 研究員 森田 デンソーでは、CA Eの活用促 進をはかるため、CA Eを広める、高める、 16:55 組み込むという考え方からCAE活用促進をはかってきた。①広める:CAE を活用できる人材を増やすために、CAEサテライトという構えを構築し、 17:15 【質疑応答】 19:30 【懇親会】 CAE活用を浸透させた。②高める:自社で必要となるCAEを実行できる ようにするため、市販のソフトウエアを導入し、BP(Business Partner)と 17:30 協働でそのソフトウエアの機能向上に取組んだ。③組み込む:全社として 決定された製品開発ロードマップに基づき、CAE技術開発ロードマップを 創生し、将来に向けたCAE技術開発に取 組んでいる。今回の講演では、 上記①、②、③の取り組みについて具体的事例をもとに説明する。 和宏 様 株式会社デンソー 技術開発センター デジタル・エンジニアリング室 担当部長 工学博士 赤池 茂 様 ※ 各講演時間には5分間の質疑応答も含みます ※ 昼食のご用意はしておりませんので、予めご了承ください ※ アジェンダの内容は予告なく変更される場合がございます 隆之 様
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