JA 通信 Public Relations Magazine 直売所からしています。〝春〟をお届けＪA は、地域にくらす一人ひとりの「あってよかった」を創造します。特集復興とその先へ～「友好ＪA」ＪA南三陸との絆～臨時総代会　全議案原案通り可決 4 vol.204 2015 これに伴い、防除に必要な農薬の対象品目や使用期限、使用倍率などが大幅に変更されていますので、ご注意ください。ご不明な点はＪＡにご相談ください！ ■絶対におさえたい４つのポイントこの制度の導入に伴い、ご注意いただきたいことは、次の通りです。 ①農薬を使用する前に対象作物および使用方法をラベルで必ず確認する ②対象作物に記載されていない作物には使用することができません横手営農センター赤川　慶多 ③使用時期、倍率、総使用回数の変更も確認し、その範囲内で使用する ④違反した場合は、出荷や販売のほか、自家消費も認められません資材課佐々木　洸防除指導員制度の変更後、ＪＡで販売しているものには、新しい使用方法を記載しておりますが、皆さまの庭先にあるお手持ちの在庫については、旧ラベルのものと思われます。使用する際は、必ず本制度導入後の使用基準を満たしているか、必ずご確認認いただけます。また、営農センターでは、新しい使用基準を記した商品ラベルのコピーを準備しておりますので、お気軽にお問い合わせください。新制度の基準を確認し、今年も安全安心でおいしい農産物づくりに努めましょう！ご不明な点は、お近くのＪＡ営農センターまでお気軽にお問合せください一覧表は当ＪＡホームページでもご確認いただけます　▶▶▶　http://www.akita-furusato.or.jp をお願いいたします。 ■ご不明な点はＪＡへよく使われる農薬の一例を左記の通りご紹介しますが、これらはあくまで一例です。当ＪＡでは、各営農センターで詳細を記した一覧表をお渡ししているほか、当ＪＡのホームページでもこの一覧表をご確「ガゼット」粒剤「オルトラン」水和剤「オルトラン」粒剤「オンコル」粒剤「ジェイエース」粒剤「ジェイエース」水和剤一部農薬使用方法の変更についてご確認ください！ ■ 今一度ご確認ください！春の農繁期を迎えました。今年２月のふるさとメールや、３月の支部座談会などでもご連絡いたしました「一部農薬の使用方法の変更」について、確認作業はもうお済みでしょうか。「急性（短期）暴露評価」という、農薬の安全性に関する評価基準が新たに導入されました。これは、農産物の安全性を確保する仕組みとして導入されたもので、残留基準値設定のルールが変更されました。目一例 ※あくまで一例です使用基準変更　対象品 NEW！ JA通信 April 4 2015 NTS CONTE 02　ＪＡトピックトッテ出し！表紙の人たち JA直売の会「ふるさと安心畑」の皆さん 03　もくじ／表紙の人たち 04　臨時総代会 06　特集復興とその先へ～「友好ＪＡ」ＪＡ南三陸との絆～ 10　求められる米・産地づくり推進大会 11　ニュース＆トピックス 15　地元の高校生が行く！突撃！アグリリポート 16　農に生きる 18　ふるさとサロン 20　バラエティコーナー 22　インフォメーション 23　職員人事異動のお知らせ 24　ふるさとの民話ＪＡの概況新鮮な野菜や果物、お厚生連平鹿総合病院では惣菜やお菓子などが良心「病院店」として出張販的な価格で並び、会員と売を実施。販売員が常駐直接顔を合わせながら楽し、調理法などの問い合しく買い物ができる場所わせにも丁寧に答えるなとして評判の「ふるさとど、来店者とコミュニケー安心畑」。売り場に春のションを図りながら楽し香りを届けようと出荷にく販売を行っています。訪れていた皆さんが、笑「地産地消の拠点とし顔で登場してくれました。会員数１５７人。代から代までの会員が、日々の出品を行っています。イオンスーパーセンター横手南店内のインショップ型直売所「イオン店」のほか、ＪＡ秋田 14　営農ワンポイントアドバイス 80 20 ▲多くの消費者ファンが会員の出品物を楽しみにしている 6 ＪＡ直売の会「ふるさと安心畑」 10 15 3 JA通信 19 【イオン店】場所／横手市大字婦気大堤字中田4-1 （イオンスーパーセンター横手南店内）営業時間／7:00～22:00（年中無休）【平鹿病院出張販売】場所／横手市前郷字八ツ口3-1 （平鹿総合病院正面玄関など）営業時間／10:00～13:00 毎週金曜日 ※6月以降は週2回（月、金）の予定＜お問合せ営農企画課 ℡56-4105＞て、来店者との対話という魅力を活かしながら、今後も生産活動に励みたい」と積極的な佐々木淳会長（前列中央）。ふるさとの春を、直売所から届けてくれています。 16 地域に根ざした農協づくりへ臨時総代会 ∼全議案原案通り可決∼ 機構改革で体制を整備さらなる組合員サービス向上へ３月、機構改革を実施しました。提に据え、その第一歩として今年３月日、ＪＡ秋田ふるさと臨時総代会を秋田ふるさと村ドーム各地区に設立しました。さらに今経済部直轄の「営農センター」をかつ劇場で開き、各地区から選任され後、八沢木地区に事務所を構える調整の廃止やＴＰＰ交渉の行方なけ入れたことをふまえ、「米生産小田嶋契組合長は所信の中で、ＪＡ全中が政府の農協改革案を受も原案通り可決、承認されました。案と附帯決議、特別決議がいずれ重審議した結果、上程された５議区）が選任され、議事を進行。慎さらに密にし、組合員へのサービ本化することにより、情報共有をの機構改革で指揮・命令系統を一応が急務であることを報告。今回農業の再構築や担い手不足への対部門では低米価時代における水田す多様化していること、営農経済専門化し、利用者ニーズがますまこれらの背景について、信用・共済部門では、日増しに高度化・今年度の方針と具体的取り組み事年度事業計主題となる「平成画」については、事業部門ごとにの意欲を示しました。回答は、次号等で追ってご報告いただきましたご意見・ご要望への ※本総代会および支部座談会でい ※ 詳細につきましては、「臨時総 4 JA通信従来の「総合支店」制を廃止し、た総代５９９人のうち５２７人営農経済部門の本店機能を、雄物金融共済部直轄の「支店」と営農（本人出席４３４人、委任状５人、川地区に移転することを確認しま書面出席ど、地域農業を直撃する課題が山ス向上を図ることを確認しまし議案審議に先立ち、執行部一任により議長に佐藤進氏（十文字地積している。組合員の声をきちんた。項を説明しました。中期３か年計たします。 27 域に根ざした農協づくり」を大前代会資料」をご覧ください。画の最終年度となる本年度は、「地要だ」と、今後のＪＡ自己改革へと反映させるための自己改革が重した。人）が出席しました。 26 88 臨時総代会提出議案（可決・承認） ●第１号議案　平成27年度事業計画の策定の件 ●第２号議案　平成27年度経費の賦課金額、賦課の方法、徴収時期及び徴収方法の決定の件 ●第３号議案　平成27年度理事及び監事の報酬に関する件 ●第４号議案　定款の一部変更の件 ●第５号議案　信用事業規程の一部変更の件 ●附帯決議　年度途中で、事業計画の一部について軽微な変更を要するに至ったときは、理事会で計画の変更をすることができることを承認する ●特別決議　ＴＰＰ交渉並びにＪＡ改革に関する特別決議 ▲小田嶋組合長 ▲議長を務めた佐藤氏ＴＰＰ交渉並びにＪＡ改革に関する特別決議ＴＰＰ交渉は米国政府が依然、議会からの交渉権限（ＴＰＡ）を付与されないまま、日米間協議が行われているが、その進展によっては大筋合意に向け４月にも閣僚会合が開催される可能性があり、重要な局面を迎えている。こうした中で１月下旬以降、畜産物の関税引き下げや米国産米の輸入枠の導入を示唆するマスコミ報道が相次ぎ、現場は混乱している。また、米の特別枠等を検討しているかのような報道は、生産現場をいたずらに不安にさせるものであり、仮にこれらの報道が正しいのであれば、全く受け入れられるものではない。ＪＡグループは今後とも交渉内容の開示や、米、牛肉、豚肉等重要品目の除外等国会決議の順守を求め、粘り強く運動を展開する。さらに、この度の唐突とも言える農協改革は、協同組合の理念を全く無視し、組織の在り方等が中心課題となり、地域農業の振興と地域の活性化に尽くしてきたＪＡの取り組みが十分に理解されたとは言い難い。今後は、政府が示した組織・制度の骨格を精査し、法案作成への意見反映を行うとともに、ＪＡグループの自己改革を基本に、農業所得の増大、農業生産の拡大、地域の活性化に向け着実に実践を図っていく。我々は全国の組合員と連帯し、ＴＰＰについての国会決議の順守や自己改革の実践により、地域農業や農村の振興に向け、組織一丸となって全力で取り組むものである。以上、決議する。平成27年３月26日秋田ふるさと農業協同組合　臨時総代会 5 JA通信 ▼ＪＡ南三陸営農生活部の皆さん。復興支援派遣事業で当ＪＡ２人目となる斎藤さん（前列右から３番目）は、３月27日、その任期を終えた復興とその先へ ∼「友好ＪＡ」ＪＡ南三陸との絆 ∼ 東日本大震災被災地の復興支援として宮城県のＪＡ南三陸に職員派遣をしてきた当ＪＡは、３月27日、出向担当者の任期を終えました。約２年半にわたる派遣を機に役職員や生産者の交流を重ね、さらには「友好ＪＡ」として締結するなど、その絆を深めてきた両ＪＡ。支援と交流の輪のこれまでを振り返ります。【協力】ＪＡ南三陸 JA通信 6 ▲「友好ＪＡ」締結式で固い握手を交わすＪＡ南三陸の高橋正組合長（左）と当ＪＡ高橋慶典組合長（当時）第１期として、当ＪＡ職員の田中として職員派遣を実施しました。で、全国で５例あるうちの２例目地ＪＡへの復興支援職員派遣事業震災の爪あと残る平成年月。当ＪＡはＪＡ全中が行う被災「未だ営農を再開できない被災組つ。ＪＡ南三陸の高橋正組合長はことができれば嬉しい」とあいさトナーとして、強い絆で結ばれる時）は「いつまでも信頼できるパーした。当ＪＡの高橋慶典組合長（当次の頁では、任期を終えたいま、それぞれの思いを共有します。を共に歩んできました。役となりながら、復興への道のり年半にわたって両ＪＡのかけはし旧につなげるための圃場整備事業営農販売課に出向。被災農地の復清和さんがＪＡ南三陸営農生活部ウハウを活かし強い。互いのノ今回の締結は心合員も多い中、復興に向かってやＪＡの業務支援にあたってきました。気込みました。いきたい」と意両ＪＡは派遣事業を契機に、役職員の交流のほか、各種イベント年月平成には、担当者を当ＪＡ斎藤智行さんがＪＡ南三陸営農販売課に出向への出店協力、ＪＡ南三陸直売施置、さらには生産者やＪＡ青年田中さんから斎設への当ＪＡ産品コーナーの設部・女性部等協力組織同士の交流代。業務を引き藤智行さんに交ました。継いだ斎藤さんは、その後約１ＪＡ南三陸への復興支援派遣事業主な経過当ＪＡ田中清和さんがＪＡ南三陸営農販売課に出向 11 など、支援と交流の輪を広げてき 11 かよしな 24 その絆をより深めようと、両ＪＡは平成年月、「友好ＪＡ」締結書に署名。① 地域農業振興への寄与、②自然災害などの不測の事態への協力 ―― など、さらなる連携の強化を確認しま JA通信 7 任期終了（3月27日辞令交付） 2015年3月担当者交代 11月 10 ▲▼辞令交付を受ける田中さん（上）と斎藤さん（下）同事業を契機に両ＪＡ間で「友好ＪＡ」締結書に署名 2013年10月復興支援派遣開始 2012年11月 25 ▲当誌「復興支援ルポ」では毎号担当者が報道では知り得ないＪＡ南三陸の今を伝えてきた 25 ▲復興支援事業をきっかけに役職員や生産者同士の交流も積極的に実施。当ＪＡ平鹿支店５周年祭（2014 年 10 月）ではＪＡ南三陸職員が海産物販売を行ったほか、当ＪＡ直売の会「ふるさと安心畑」はＪＡ南三陸の直売所「菜果好」と連携し、出店協力（写真右／ 2014 年 7 月）や、仮設住宅住民へのお弁当配布（写真左／ 2015 年 3 月）などを行った日本大震災により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をと願う共通の思いから復興支援派遣を実施いたしましたが、このご縁をきっかけに、さまざまな交流を重ね、「友好ＪＡ」というひとすじの絆をつくることができたことに感謝いたします。さて、あの日から４年が経過し、求められる支援のあり方も多様化しています。震すべ災直後に比べて報道も次第に断片的なものとなり、同じ東北にありながらも、被災地の現状を知る術が少なくなってきているのが現状です。しかし、こうしている間にも、避難生活を余儀なくされている方や、支えいま振り返ると自分の頭にあったのはこの２つだったと思います。。人とひと、人ひとつは「つなぐこと」とモノ、組織と組織。イベントや研修などＡ南三陸の皆さまには大変お世話になりました。また、交流事業の際にはＪＡ秋田ふるさとの皆さまにもご協力をいただきましたことを、感謝いたします。Ｊ（現　福祉部福祉課課長）斎藤　智行さん代表理事組合長を必要とされている方が多くいらっしゃいます。当ＪＡの派遣は任期終了となりますＪＡ秋田ふるさとＪＡ秋田ふるさと小田嶋　契が、これで終わりではなく、引き続き交流出向期間：2012年11月～ 2013年11月（１年間）出向期間：2013年11月～ 2015年3月（１年５か月）ＪＡ秋田ふるさとを継続しながら、ともに復興に向けて立ち向かってまいります。田中　清和さん（４月から営農企画課係長）担当者から担当者から当ＪＡから東リレーメッセージそばかたわつな人やモノの交流を通じて友好ＪＡ締結に繋げていただきました。参加してくれた方、陰で支えてくれた方々、たくさんの皆さまの力をお借りしました。傍にいること」。ただそもうひとつは「こで一緒に働くこと。何もできない無力感を覚えながらも、明るく前向きな役職員の皆さんと共に過ごした時間は一生涯の宝となりました。職員派遣をきっかけに南三陸と横手を身近に感じてもらえたとすれば、こんなに嬉しいことはありません。これからもいろんなカタチでつながっていく、その傍らに居続けたいと思います。出向当初、普通に暮らしているすぐ脇に破壊された建物や道路がある、ということに衝撃を受けました。普段の日常生活がいかに幸せなことであるか、改めて思い知らされた気持ちでした。このようなことを知ってもらいたいということもあり、出向期間中は両ＪＡ間での交流事業を何度か企画させていただきました。被災地の復興にあたっては、人と人との交流を続けていくことが一番大事ではないかと思っています。限られた範囲の中ですが、その一助になれたなら嬉しく思います。これからも、友好ＪＡとしての交流を続けていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。 8 JA通信～「友好ＪＡ」ＪＡ南三陸との絆～復興とその先へ皆南三陸からＪＡ南三陸高橋　正代表理事組合長さまこんにちは。本来なら、組合員の皆さま、役職員の皆さまに直接お会いし、感謝と御礼を申し上げるべきところではありますが、まずは「ＪＡ通信ふるさと」誌上での御礼とさせていただきます。「光陰矢のごとし」と申しますが、あの大震災・大津波から４年の月日が経過しました。大震災、大津波は一瞬のうちに、当地域の平穏な日常を奪い去ってしまいました。想像を絶する惨状、当管内の死者・行方不明者２２８１名の尊い人命を奪い、住宅をはじめとする貴重な財産を失い、呆然自失の状況の中で、当組合も本店２支店をはじめ多くの施設を失いました。私自身、何から手を付けたらいいのか見当もつきません。その時、古歌が私の脳裏に浮かびました。「さしあたる、そのことのみをただ思え、過去はもどらず、未来は知れず」。そうだ、さしあたることとは何か、人命救助への協力と避難所支援だ、災害対策本部あいさつぎを作り、市、町の対策本部と連携し、対処しよう――。そこから始まりました。思えば市の庁舎片隅を間借りし、長机の前で、書類も無い、私の口頭決裁からの対策本部。職員も被災しており、要員も思うように集まらない中で、被災したＪＡが支援など考えられないことではありますが、県連に総務・金融共済・経済の３名の職員を派遣し状況を伝え、次の日から毎日、ＪＡ全農宮城県本部から伝令を派遣いただき、全国連への支援要請など確実に動き出しました。気仙沼市長、南三陸副町長があの状況のなかでわざわざ当組合対策本部に駆けつけ、お礼を述べられました。まさに弱者救済、相互扶助の農協運動の神髄が発揮され「さすがはＪＡグループ」との評価を頂き、現在へつながっております。皆さまにお伝へしたいことは筆舌に尽くしがたいですが、現在は「壊滅、絶望から、絆、そして創造的復興へ」をスローガンとして、幾多の困難を乗り越え「気仙沼・南三陸・愛するふるさと再建」を目指し、組合員、役職員一丸となって復興に取り組んでおります。決してあきらめない、このことがご支援いただいた皆さまへの最高の恩返しと思います。友好ＪＡとして、倍旧のご厚誼賜りますようお願い申し上げ、感謝と御礼のご挨拶に代えさせて頂きます。本当にありがとうございました。 JA通信 9 検索ＪＡ南三陸詳細はホームページへ… http://www.ja-minamisanriku.or.jp/ 友好の絆これからも。【特集】自宅でできる復興応援。海の幸と山の幸をひとまとめ！ＪＡ南三陸オンラインショップを利用しよう！ ※画像は一例ですＪＡ南三陸では今年１月、産品や海の幸などの通信販売を始めました。南三陸産の海産物を集めた「南三陸パック（税込 3,000 円／写真上）」をはじめ、南三陸の豊かさを味わえる逸品が集結！その美味しさを味わいながら、復興を応援しましょう！い」と要望しました。ホテルで開き、米生産者や米卸業者、「求められる米・産地３月５日、づくり推進大会」を横手セントラル認しました。能と販売対策の強化を図ることを確及活動を強化するとともに、指導機卸から高評価　積み上げさらにＪＡ全農あきた代表者など２３０人２０１４年度の達成率が、前年度るさとｅｃｏ（エコ）らいす」の大会では、当ＪＡが独自に取り組む環境に配慮した米ブランド「ふ ▼最優秀賞／甚平結生産組合（渡辺賞者は次の通り（敬称略）。１団体・５個人を表彰しました。受組合」が輝いた以上６名状とトロフィーが贈られた　⑤同コンテスト最優秀賞には「甚平結生産 26 ④ ⑤ 10 JA通信こうした評価をふまえ、当ＪＡは今年度、達成率１００％に向けた普が参加しました。「平成年産米食味なお、同日、向上コンテスト」の表彰式を行い、・８％を記録したを９㌽上回ることを報告しました。当ＪＡでは２０１４年度、３万３０００㌧を同㌔当たり２００円を独自ブランド米として生産しました。生産者には【写真の説明】 ①２３０人の米生産者らが集結した ②産地求評会の内容を報告する全農パールライス㈱の中山正敏代表取締の農業展望について」と題して記念役社長　③ＪＡ全中水田農業対策課の杉山隆之課長が「農政改革と今後いが、消費者は良い米を買うことに講演を行った　④「平成年産米食味向上コンテスト」の受賞者には賞る。今後は１００％を目指してほし消費を拡大する可能性は大いにあ「価格や付加価値のバランスが良く、「ふるさとｅｃｏらいす」について、シフトしている」と指摘。その上で長は「米価低迷が続き、いまだ厳しルライス㈱の中山正敏代表取締役社取引先の卸を代表して２０１４年産米の販売状況を報告した全農パー度の％台を上回りました。結果、達成率は初年度の２０１３年に加算。生産者に普及を呼びかけた 60 物川） ▼ 努力賞／佐藤勉（平鹿）、大田秋男（大森）、伊藤英幸（大森）郁夫組合長・平鹿） ▼優秀賞／佐藤郁夫（雄物川）、佐々木恵子（雄 26 80 70 ① ② ③ 「ふるさとｅｃｏらいす」達成率80％超に求められる米・産地づくり推進大会Ａｐｒｉｌ2015 ▲全国の市場担当者からの提言をふまえ、今後の生産販売対策について検討する参加者園芸生産者大会園芸果樹61億7900万円キュウリ、きのこ類善戦円（前年度比118％）を記録。夏場の日照不足で全国的に不作傾向の中、高品質生産を徹底。１㌔平均単価は同６％増となりました。３月９日、「園芸生産者大会」を横手センきのこ類は、主力の菌床シイタケが好調で、トラルホテルで開き、全国17の市場担当者出荷量は同６％増、１㌔平均単価で同２％や生産者ら180人が参加しました。増、販売額は同８％を記録する見込みです。当ＪＡの2014年度園芸果樹品目の販売全国の取引市場からは「品質は全体的に良額は、前年度比99％とほぼ横ばいの61億好だが、量的にはまだ足りていない」と数量 7900万円（３月末実績）となる見込みで確保を求める声が相次ぎました。これをふます。2011年以降の雪害の影響が残る果樹をえ当ＪＡは今年度、農業法人や集落営農組織除き、春先の好天などで生産量が増加しましへの園芸作物の作付け推進、若手生産者育たが、全国的な豊作で単価が伸び悩みまし成、「園芸メガ団地」の確実な実践など６つた。トマト、エダマメ、ホウレンソウなどの対策を強化することを確認。予約相対取引は、出荷量が前年の１～３割超えたものの、や責任販売などの販売対策も充実させ、今年全国的な豊作で１㌔平均単価はいずれも１～度の販売額64億円の必達を呼びかけます。２割減にとどまりました。 11 一方、キュウリは過去最高の２億4600万 JA通信ねぎ通常総会・販売実績検討会出荷量前年比36%増販売額７％増記録ねぎ部会は３月 24 日、通常総会と販売実績検討会を平鹿支店で開き、部会員や市場担当者ら 46 人が参加しました。８月の曇天を除き、生育環境に恵まれたことから、同部会は 2014 年度、出荷量 350㌧（前年比 136％）、販売額 6870 万円（同 107 ％）を記録。しかし、葉枯病の発生などで１㌔平均単価は 196 円（同 78％）と課題が残りました。奥山和栄部会長は「防除や適期収穫など、日頃の管理を見直し、等級確保による高品質生産を目指そう」と呼びかけました。 ▲予約相対取引の充実と月別出荷割合の達成で安定価格の維持を図る計画などを確認したりんご部会販売実績検討会雪害影響受けるも品質高め高単価維持りんご部会は３月 16 日、販売実績検討会をよこてシャイニーパレスで開き、部会役員や市場担当者ら 31 人が参加しました。主力の晩生種「ふじ」の 2014 年度集荷実績は、前年比１割減。2013 年 11 月の初雪による枝折れとその後の年明けの豪雪による影響が尾を引き、回復基調にあった生産量は再び後退しましたが、高品質生産や市場との連携で単価は前年比 98％とほぼ前年度並みを維持しました。出荷量はリンゴ全体で 4000㌧（前年度比 85％）。今年度は同 115％とする計画です。 ▲佐藤貢部会長は「優良系統への更新や園地の若返りを進め、産地復興に取り組む」と意気込んだ「りんごの学校」１期生57人が卒業リンゴ栽培の基礎学び終えるリンゴの栽培経験が浅い生産者が基礎知識を学べる場として、当ＪＡと県果樹試験場、県平鹿地域振興局が協力して昨年４月から始めた「りんごの学校」の全講座が、３月日に修了し、第１期生人が卒業しました。同講座は、２０１１年以降の豪雪被害からの産地復興の足がかりにしようと開始。～代の全ての受講生が、全回の講座を最後まで熱心に学びました。深谷雅子校長（前果樹試験場長）は「ここで学んだ基礎や人脈を生かして、今後の産地づくりをけん引していってほしい」と期待を込めました。受講生は「栽培の基礎を学ぶ機会が少なかったので非常に勉強になった。果樹園に戻ったら樹一本一本と向き合い、良いリンゴを作りたい」と意気込んでいました。同講座は４月なお、日から、２０１５年度講座が開始する予定です。 ▲修了式で深谷校長（右）の式辞を聞く受講生（県果樹試験場で） 57 15 12 17 20 70 JA通信 12 なごみの会「ふれあい喫茶」 ▲会員の芸能発表に手拍子をして楽しんだＪＡ助け合い組織横手支部「なごみの会」は、３月６日、「ふれあい喫茶」を横手支店で開き、中央地区の歳以上の組合員人が参加しました。同会が年に数回行っているボランティア活動の一つで、会員手作りの弁当などを一緒に楽しみました。川越イソ会長は「おもてなしの気持ちで精一杯行う今日のイベントを存分に楽しんでください」とあいさつ。保健師による健康アドバイスや血圧測定のほか、会員らが芸能発表を披露しました。参加者の一人は、「とても楽しかった。一足早く明るい春を感じた」と笑顔で語りました。同会は今年度、旭地区の組合員を対象に行う予定です。ＪＡ助け合い組織が高齢者とふれあい 70 ▲手作り弁当に舌鼓を打つ参加者野菜作り研修会求められる青果物づくりを学ぶ３月 10、11 日の２日間、平鹿支店と大雄支店の両会場で「野菜作り研修会」を開き、169 人の組合員が参加しました。県や市場、種苗会社から講師を招き、農薬や肥料の使用法や市場が求める青果物の動向、基本の土作りなどを学びました。講師の一人は、「施肥や病害虫防除には適期があるので、生産者自ら圃場の栽培記録を記し、活用してください」と丁寧に解説していました。参加者は講師の話を熱心に聞き入り、日頃の疑問点などを質問していました。せひほ ▲人気の新品種や耐病性に優れた品種など、熱心にメモを取りながら研修会に臨む参加者 13 JA通信 18 安全・安心な農産物づくり推進協生産工程管理の結果を検証３月24日、「安全・安心な農産物づくり推進協議会」を、ＪＡ本店営農経済部で開きました。生産部会代表者や県・市・ＪＡの担当者ら17人が出席し、「安全・安心システム」の検証を行いました。12年目のこの取り組みでは、残留農薬分析結果や秋田県版ＧＡＰについて、平成26年度の実施状況を確認。内部検査結果をもとに、次年度への課題を検討しました。当ＪＡでは、今年度も生産者の協力による生産工程管理を中心とした安全安心への取り組みを継続し、産地の信頼につなげます。 ▲内部検査結果をもとに次年度への課題を検討した人工授粉の実施で】【指導員】　園芸果樹課　大和屋　尚享春になり果樹園でも消雪が進んでいます。今後行っていただきたい作業をいくつか挙げますので、参考にしてください。今冬はここ数年に比べて降雪量が少なく、消雪も早まりました。その分、果樹の生育も平年より早まっていますので、遅れないように作業準備めましょう。結実量の確保、大玉生産に努摘花・摘果作業と人工受粉で、型となっております。早目の本年度産りんごの花芽分化率は全般に高めであり、豊作 ◆人工授粉の実施の秀品率が大きく向上しま花の遅れた下枝だけに人工授消雪の関係から下枝の開花は上枝よりやや遅れます。開同時に行うと効率的です。てください。受粉樹の摘花と適しています。なるべく乾い粉を実施するだけでも、全体年産りんごは変形果がようです。酸性化が進むと、管内の果樹園では土壌の酸性化が進んでいる傾向にあるクイムシ被害が心配されましましょう。また、若木はキ潅水を行い、土壌乾燥を防止近年、新たに定植した苗木こしの枯死が目立ちます。十分な ◆定植後の苗木管理の花が、花粉をとるには最も前のバルーン状になった状態に活用してください。開花直果場もありますので、積極的です。がかかりますが、効果は絶大人工授粉は大変な手間と労力きる限り実施してください。変形果対策にもなるので、で多い年でしたが、人工授粉は 14 JA通信た状態で持ってくるようにし人工授粉は、手作業が最も効果的です。花粉精製のためす。リンゴの場合ビターピットなす。キクイムシは非常に小さ授粉可能な期間は短いですが、少しでも多くの実がなるかいやくの開葯施設を設置している選どの障害発生が多くなりますく見つけにくいですが、木くように、高品質な果実生産にを進めていきましょう。し、リンゴに限らず生育不良ずを出しますので、それを目つなげるためにも、作業の準 ◆土壌改良を実施へとつながり、品質低下を引安に園地を観察しましょう。備は万全にしましょう。かんすいき起こします。リンゴではトラサイドＡ乳剤２００倍で防除効果がありじゅしゅ樹種により生育に適正な（土壌の酸性やアルカリ性をます。ただし、葉に散布液が ◆　◇　◆ 示す指針）が異なりますので、じゅかんぶ人工授粉による結実量の確保に積極的に取組み、高品質おうとう 5.0～6.0 かかると薬害が生じる恐れが 5.0～6.0 土壌分析を実施した上で、適ももな果実生産を行って、収量増 6.0～7.0 あるので、樹幹部のみに散布ぶどう正な土壌状態にしましょう。 5.5～6.0 につなげましょう。 26 りんごするようにしてください。樹種別好適ph 下の表を参照してください。 pH 導【果樹指高品質果実を生産しよう！ 99時間目若手農家が取り組む「菌床しいたけ」栽培や農業にかける思いに迫ろう！先を見ながら取り組む姿がかっこいいと思いました！増田高校３年大隅飛磨さんあす ① ② ③ ④ ①平鹿町きのこ団地組合の第２団地（醍醐）は計 18 棟のうち９棟を培養棟、９棟を発生棟として管理。このうち司さんは計６棟（発生棟３棟・培養棟３棟）、年間３万 5000 菌床を管理している　②上面栽培で顔を出した肉厚なしいたけを前に笑顔のふたり　③培養棟では今年秋から生産するための菌床を培養している　④ 22 歳で就農し、若手農家として地域をけん引する司さん。「どんなことにも前向きに挑戦して」とふたりにエールを送った ◀肉厚で香り豊かな菌床しいたけ。当ＪＡの昨年度販売額は19億円を超え、全国的にも有数の産地として市場からの信頼を得ているま３年藤原灯さんあかり私たちは、春の温かい気温と日差しの中、「菌床しいたけ」生産者の高橋司さん（39）を訪問しました。まず現場に着くなり、司さんが所属する「平鹿町きのこ団地組合」第２団地の 18 棟もの立派な栽培ハウスに圧倒されました。１棟あたり 9000 個という菌床からは、上面から立派なしいたけが出ており、日頃の管理や司さんの情熱が伝わってきました。インタビューでは、しいたけの魅力を思う存分聞くことができました。印象に残った内容として、菌床しいたけは、周年栽培ができて安定的に生産できるそうです。司さんは「作業は大変だが、慣れてくれば基本作業である収穫の喜びを日々実感できる」と話してくれました。司さんは高校時代、私たちと同じ農業系の高校で学ばれたそうで、とても親近感を持ちました。農業を学ぶ私たちに対して、「農業だけにとらわれず色々な経験をしたほうがよい。単に “ 継ぐ ” 農業から、自分の “ 職 ” としての農業を」と話してくださいました。栽培にかける思いについても色々と教えていただきましたが、生産を通して消費者への思いが感じられました。今後は、栽培規模の拡大や他の園芸品目の導入などを目指しているそうです。米価の低迷や、高齢化など、地域農業には様々な課題がありますが、高橋さんはそんな中でも「田んぼを使って米以外の品目ができないか、冬季の収入をみんながもっと増やせないか考えている」と将来への思いを教えてくれました。菌床しいたけの栽培について、「安定的に生産できるので魅力ある品目」だと教えてくれた司さん。地域のリーダーとして、先を見ながら農業に取り組む姿がとてもかっこいいと思いました。 25 15 として５棟のハウスで６種類ほどの野菜苗を栽培。その後、顧客の多様なニーズに応えるために栽培する種類を増やし、点在していた農地を１箇所に集約した上で、年々ハウスを増築してきました。現在の棟ハウスで約１００種類の育苗栽培へと経営規模を落ち着かせたのが７年前。出荷数は、就農当時の倍の万鉢にまで増えています。寅男さんの育苗園では、家族を含めて年間のべ１４００人を雇用しています。３月下旬、接ぎ木作業が本格化すると、１日に最大人の労働体制となります。寅男さんは主に従業員の作業指示や出荷対応、ハウスの管理や経理処理などのマネジメントに専従。「私の役割は、農作業というよりもまるで会社運営。出荷実績など管理するパソコンも大切な農機具と感じている」と自身の立場を振り返ります。 21 16 JA通信いしずえ年間のべ１４００人を雇用 28 39 75 園芸産地の礎を支える縁の下の力持ち春はななえの陽気に雪解けも進み、畑の土も現れてきた頃 ―。育苗農家のハウスでは量販店に向けた花苗の出荷作業や野菜苗の接ぎ木作業の繁忙期を迎えています。青果物出荷農家の〝縁の下の力持ち〟として、なくてはならない育苗農家は、管内に軒。中でも、販売額億円を超える当ＪＡ西瓜部会の苗は、雄物川地区を中心とした軒の育苗農家で供給しています。ＪＡを中心とした連絡網で、苗の過不足や防除に関する情報のネットワークの構築を図り、健苗の安定供給に取り組んでいます。 10 10 雄物川地区の齋藤寅男さんは、歳で就農してから年間、育苗農家として地域に貢献してきました。寅男さんが就農した当時から、齋藤家では育苗農家 18 農に生きる明日を担う生産者たちの思いを探る齋藤寅男さん（57） ● 雄物川 Torao Saito 生産品目：野菜苗／70種類花　苗／30種類ハウス25棟（計2300坪）ほどこぎんぶみ 25 ら月は農閑期としています。農閑期には、自分や家族との時間に使ったり、地域での役割を担ったりと、公私のバランスも大切にしています。喜びを分かち合いたい 12 育苗という仕事に対して「これからどう生長するだろうという〝夢〟や〝楽しみ〟を付加させている自負がある」という寅男さん。自らの名刺には「あなたと共に命有るものを育てる喜びを分かち合いたい」と記し、今日の園芸産地の礎を支え続けています。 JA通信 17 〝信頼を守る〟という重責たいこ育苗において寅男さんは、試験栽培を行い、地域に適合する品種を吟味しています。使用する土は、夏場の暑さを利用して発酵させるために、毎年７月に羽後町の原土にモミガラと牛ふん堆肥、菌床しいたけの廃オガを調合。毎年２㌧車で１００台以上の土を作り、育苗に使われています。寅男さんの育苗における管理のポイントは「観察」だといいます。毎日棟あるハウスを何度も巡回。気象状況はもちろん、ハウスの位置や規模によって個々に変化する環境を予測して対応しています。さらに観察することによって、日々変動する出荷可能な在庫を把握し、出荷先を調整するバランス感覚も経営のポイントです。「自分の育てる苗を期待して待ってくれている人たちの信頼を守り続けたい」と自らを日々鼓舞し続けています。年間を通してさまざまな作業を行う寅男さん。３月から６月にかけての４ヶ月は無休の繁忙期となりますが、それに対するメリハリを付けるため、９月か ▲休憩時刻にはお決まりの音楽を流すことで従業員に知らせ、全員が集合してコミュニケーションを図っている ③ ①一つ一つ手作業で行う鉢上げ作業　② 品種の取り違えが無いようポットの色を変える工夫を施している　③花苗の出荷準備をする従業員。消費者を意識した色どりを演出する工夫で量販店からの信頼も厚い ④ ① ② ④3月下旬から始まったスイカ苗の接ぎ木作業。台木「ユウガオ」に穂木「スイカ」を接ぎ木する作業を4万本行い、「あきた夏丸」を中心に管内の組合員へ出荷する今回登場してくれたのは、金沢、十文字、山内、平鹿地区のみなさんです。今回から、管内で農業やＪＡの組織活動を楽しむ若手をご紹介します。【金沢】　齊藤　由紀子さん（44）「農業」という仕事にやりがいを感じていますれなけんと ▲長女の怜奈さん（11）、長男の賢翔くん（8）と 29歳のとき、秋田市から農家に嫁いだ由紀子さん。子育てが落ち継いてきた６年ほど前から、家業の米作りに積極的に挑戦しています。齊藤家では、夫の喜代美さんを中心に、水稲 10㌶を管理。由紀子さんは、ふたりの子供を育てながら、縁の下の力持ちとして米作りを支えています。非農家出身の由紀子さん。農作業の一つひとつを、とても新鮮な気持ちで当たっているそうで、「手をかけただけ成果が見えることが魅力」と、農業にやりがいを感じているそうです。春を迎え、今年もいよいよ種まきがスタート。「頑張った分、自分の糧になる。これからは“農家の嫁”同士で交流する機会が持てたら嬉しい」と、仲間づくりにも意欲的です。元気なお年寄りをご紹介します。【十文字】　廣嶋　重雄さん（83）好きなこと、信じたことをまっすぐに。 17 歳に就農し、今なお現役農家として水稲２㌶とソバ 40㌃、サクランボ 15㌃を営農している重雄さん。24 歳で妻の勝子さんと結婚して３人の子供を育てあげ、現在は妻と息子夫婦、２人の孫の６人家族で仲良く暮らしています。趣味は民芸品の作成。かつては米の俵編みが多くの農家で行われていましたが、米の保管が俵から麻袋、紙袋と移り変わったことで、重雄さんの作るワラを使った民芸品を懐かしさで求める人もいるといいます。作品の一つ「福俵」は、重雄さんのご好意で当ＪＡ十文字支店にも展示しており、来店者を懐古させています。十文字町農協時代には理事を２期務め、地域をけん引してきた重雄さん。「好きなこと、信じたことをすることが大切」と笑顔で語ります。たわらかいこ【お詫び】３月号「おらほのまめな人」と「キッズ」において一部誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。・P13「おらほのまめな人」藤谷健治さん　（正）78 歳　（誤） 87 歳・P18「キッズ」吉田蓮くん　（正）雄物川地区　（誤）平鹿地区 JA通信 18 次回は横手、増田、雄物川地区のみなさんが登場します。お楽しみに！管内小学校の食と農をご紹介します。横手市立山内小学校　141人のみなさん校長：小野　均先生全校児童が給食室で「いただきま～す！」山内小では全校児童が給食室で給食をいただきます。初めの５分間はおしゃべりをせずにいただく児童たち。低学年児童の給食の食べ残しを減らすための方法とし実施されています。給食の時間には、当番の児童が給食の内容を紹介。この日は、「小学校６年間での給食は 1110 回に上る」という豆知識が紹介されていました。４月から６年生になる児童は、「部活に入って頑張りたい」「チームワークよく、まとめていきたい」など新学期の目標を話してくれました。また２年生になり、初めて下級生ができる児童は「やさしいお姉さんになりたい」「新入生と会えるのがたのしみ」と嬉しそう。春の訪れとともに、明るい笑顔の花が咲きほこりそうですね。我が家自慢のレシピを伝授！レシピ提供【平鹿】柿崎　志保子さん食パン入りだから、腹持ちがいいんです♪ 【マーマレード寒天】 ● 材料粉寒天／12g（棒寒天３本分）、水／700㏄、砂糖／160g、マーマレード／150g、食パン／１枚（８切用） ①食パンは耳を除いて、１㎝角位に切っておく ②鍋に水を入れて粉寒天と砂糖を溶かし、火にかける ③沸騰したら泡を鍋全体に散らし、大きな泡になったら火を止める ④マーマレードを入れ混ぜ合わせたら食パンを入れ軽く混ぜる ⑤型に流して冷やし固まったら完成 ※食パンの耳も入れるとモチモチした触感を楽しめます☆ 19 JA通信（３月 25 日／だいごの里で）３月 25 日、醍醐小児童会を代表して、６年生４人が当ＪＡデイサービスセンター「だいごの里」を訪れ、介護用品「ピンチ訓練セット」を寄贈しました。これは、同校の全校児童が空き缶を収集し、その売上金で寄贈してくれたものです。この春から中学生になるハツラツとした児童一人ひとりのあいさつに、利用者みんなが笑顔で拍手を送りました。代表で受け取っ今年も、女性の笑顔と暮らしの知恵が集結したＪＡ女性部冬期活動の様子をご紹介し、多くの反響をいただきました。ＪＡ女性部の活動では、部員の皆さんの感性や、毎日を楽しむヒントに出会うことができます。新年度がスタートし、今年も部員を募集しておりますので、お気 ●今月の最優秀作品【写真】醍醐小卒業生が「だいごの里」に介護用品を寄贈！ ●特集「暮らしの知恵はＪＡ女性部冬期活動にあり」を読みました。なぜこうも女性たちの集いの場には、笑顔があふれているのでしょうか。特集に登場した各支部の女性たちの笑顔といきいきとした活動ぶりは、冬らしからぬ、春らんまんのように感じられました。／大森　Ｈ・Ｆさん（26）若夫婦＜３月号の記事について＞木曽　秀男さん（横手）た当ＪＡ福祉部の泉部長は「子どもたちが頑張って空き缶を集めて贈ってくれたもの。みんなで大切に使いましょう」と早速挑戦していました。醍醐小学校の皆さま、ありがとうございました。 ●優秀作品両手上げ心も身体も春を待つＰ．Ｎ．ミシニバッパさん（大雄）選抜の武内　良悦さん（平鹿）選手の誓い汗光る黄色帽と菜の花ゆれる春の道こ佐藤　静子さん（平鹿）ランドセル伊藤　暉悦さん（平鹿）鳴らして行く孫に春日差すみなさんの楽しい川柳作品をお待ちしております。最優秀作品には、素敵な記念品を進呈いたします。【５月号のテーマ】「田」　【応募方法】ハガキに川柳作品（パズルにご応募の方はその答えも）のほか、次頁下段『クロスワードパズル』応募方法①～⑥をご記入の上、ご応募ください。【応募先】〒 013-0036 横手市駅前町 6 ─ 22 総務課　広報担当【応募締切】４月 27 日㈪必着春を待ちいて種をまく今月のテーマ：『春』応募作品数…25作品 ■春作業とともにワクワクする気持ちが表現された素敵な一句です！軽にＪＡまでおたずねください。／編集部 ●「人事異動のお知らせ」の中で、機構改革について掲載されていましたが、なぜそれを行ったのか理由が知りたいです。また、全員の配置図があったらより分かりやすいと思います。／平鹿　Ｆ・Ｓさん（？）貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。機構改革につきましては、３月 26 日に開催いたしました「臨時総代会」資料の組合長あいさつにてご説明しておりますが、皆さまへの周知のため、当誌Ｐ４～５記事内でも掲載しておりますので、ご確認いただければ幸いです。／編集部管内の風景写真や自慢の逸品、珍品野菜など、みなさんの「作品」を募集しています。ご応募は当ＪＡホームページにある専用フォームからお寄せ下さい。（携帯からは、以下アドレスへ。）掲載者には、素敵なプレゼントを差し上げます。メール【[email protected]】 JA通信 20 りんごと健康平鹿総合病院　保健福祉活動室管理栄養士　田村早希「１日１個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあります。これはイギリスのことわざで、起源と歴史は古く中世の時代にまで遡ると言われていますが、りんごの高血圧予防についての研究を世界に先駆けて発信したのは日本人の医学博士なのです。前述の通り、りんごには多くの栄養成分や効果があり、注目されているのがリンゴポリフェノール効果。りんごにはたくさんのポリフェノールが含まれてさかのぼいます。りんごに含まれるポリフェノールのうち、主な３つの成分が①エピカテキン（抗酸化作用が高く、免疫力を高める）、 ②プロシアニジン（アレルギーの改善、美白効果）、③アントシアニン（高血圧の予防、視力の改善）です。りんごの皮は果肉に比べて約４倍のポリフェノールが含まれているため、皮も一緒に食べた方がよいとされています。また、りんごの皮と実の間にはペクチンという繊維成分が含まれていて、ペクチンには整腸作用、コレステロールを下げる作用があるのでりんごは皮ごと食べましょう。皮ごと食べるにはよく噛まなければいけません。よく噛むことで咀嚼能力の低下を防ぎ、老化防止の効果があります。よく噛むことは、唾液の分泌を促し消化を助けるほか、脳の働きを活発にし、ボケ予防などに効果があります。かそしゃくだ欧米では９月が一般的のようです。 ■ 3月号の答え／シロザケ ■ 3月号の当選者／福田宝子さん（大森）、P.N.ミュー姉さん（平鹿）、Ｍ・Ｓさん（大雄） ■応募総数／41通 ■正解者数／41通１、漢字では石楠花、石南花などと書く花２、自動車を数えるときに使う言葉３、百聞は──に如（し）かず４、火遁（かとん）の──を使う忍者６、お坊さんが着ます９、商品などをしまっておく建物 10、伏見──や万願寺──はブランド京野菜に指定されている──です 11、粗末な家のこと 13、田んぼや池にすむ巻き貝 14、和装の際の靴下？ 16、体には羽毛が生えています ※クロスワードパズルの各マス目の解答は、当ＪＡホームページでご確認いただけますタテの鍵所２、銭湯の服を脱ぎ着するしいことで有名５、函館、神戸、長崎は美食べた７、天ぷらを──に付けて８、牛や馬がはみます９、電球をねじ込みますを──の呼吸といいま、ぴったり息が合うこと JA通信す 21 11 ヨコの鍵【応募方法】※川柳もこちら！【応募方法】ハガキに ①答え ②住所 ③氏名（当選発表時にペンネームが必要な方は別途記載してください）④年齢 ⑤電話番号 ⑥当誌を受け取った場所 ⑦今月の好きな記事とその理由または、当誌やJAへのご感想をご記入の上、下記までご応募ください。なお、お寄せ頂いたご意見は「お手紙」のコーナーにてご回答させて頂く場合がございます。（①～⑦の項目は必須となります）【応募先】〒013-0036横手市駅前町6-22 JA秋田ふるさと総務課・広報担当（※応募はホームページからでもOK。トップページの「みなさんの声と作品をお寄せ下さい！」バナーをクリック！）【締　切】4月27日㈪当日消印有効具【解き方】全部の問題を解き二重枠の文字を並べ替えると一つの言葉ができます。それが答えです。 12 、履き物を入れておく家、たるにはめます、レバーと炒めたり 15 14 ギョーザに入れたりする葉野菜開けます 16 、押したり引いたりしてもの 17 、ぺちゃくちゃと楽しむレンジでチン！料理が手軽にできますシリコンクッカーギフトセット4PC ３名さまにプレゼント！理事会だより【第12回定例理事会】平成27年３月26日開催議案（抜粋） ■平成27年度余裕金の運用方針について ■横手市園芸メガ団地工事着工に向けた事前承認について報告事項（抜粋） ■農畜産物の生育及び販売状況について ■平成26年度とも補償事業に係る補償単価の修正と事業実績について ■資産自己査定(仮査定)監事監査報告書について出席理事数30名（32名中）【４月の主要行事予定】 30日　定例理事会（平鹿支店）給与口座のご指定でオリジナルＱＵＯカードをプレゼント！ＪＡバンクではただいま、ＪＡバンク口座を給与口座にご指定いただいた方を対象に、「松下奈緒ＪＡバンクオリジナルＱＵＯカード（5,000 円分）」を、全国で先着１０万名様にプレゼントしています。5 月 31 日㈰まで（消印有効）の期間限定です。この機会にぜひご利用ください。 ●詳細・お問合せ／各支店・出張所貯金窓口までＪＡバンク年金定期貯金「結いの恵み」が新登場！ＪＡバンクでは、今年４月から、新たに年金定期貯金「結いの恵み」を開始しました。お申込み時や満期到来時には、抽選で全国のＪＡ産品などから選べるギフトカタログが当たる懸賞品付きのお得な定期貯金です！詳細は、お気軽に各支店・出張所までお問合せください。 ●詳細・お問合せ／各支店・出張所貯金窓口まで【移転のお知らせ】 ●議案第９号「平成26年度決算方針及び連結決算方針について」決算方針について、公共性を有する金融機関の一員として、財務の健全性と経営の透明化を確保し、地域社会から厚い信頼を得るため適正な決算処理が求められており、ＪＡの会計処理には、農協法第 50条の5に規定に基づき、会計関連法規や企業会計原則、新たな会計基準にも適切に対応することが必要とされる。また連結決算方針は、グループ会社の連結財務諸表の作成を正確かつ迅速に行い、適切に財政状態、経営成績等をディスクローズすることを目的として、各々について留意事項に配慮し、適正な処理を行うことを承認された園芸果樹課「果樹グループ」増田選果場内に移転いたしました今般の機構改革に伴い、当ＪＡ管内の果樹品目の生産指導や販売などを担当する営農経済部園芸果樹課「果樹グループ」は、４月６日、本店分室（八沢木）から増田選果場内に移転いたしました。住所ならびに電話番号等が以下の通り変更となりましたのでお知らせいたします。【場　所】横手市増田町増田字平鹿 207 （増田選果場内）【電　話】23-6266 【ＦＡＸ】45-2061 第28代ミス・フレッシュ秋田を大募集！あきた園芸戦略対策協議会では、2015 年度の秋田県青果物キャンペーンガール「第 28 代ミス・フレッシュ秋田」を募集します。18 歳以上で未婚の県内在住の方はどなたでもご応募できます。あなたの笑顔で秋田の農業を元気にしませんか。ふるってご応募ください。 ●詳細／ＪＡ全農あきたＨＰ http://www.ak.zennoh.or.jp ●お問合せ／あきた園芸戦略対策協議会 ●電話／ 018-864-2495 JA通信 22 ＪＡ秋田ふるさと職員人事異動のお知らせ平成27年４月１日付けで職員人事異動を発令いたしましたので、ご紹介いたします。佐藤　夏菜（18）横手支店（横手）小野　千夏（20）雄物川支店（平鹿）画斎藤　智行企営農企画課係長農堀江　真幸営向【出向（総務部付）】出小棚木佑亮市横大森営農センター営農経済部米穀畜産販売課当ＪＡに出向総務部総務旅行センタ営農経済営農企画営農経済園芸果樹課ー部課部課営農経済部資材課高橋　清広菅原由美子油谷　洋子遠山奈津子河南千華子氏　名米産地と卸との人事交流として、㈱ヤマタネより、当ＪＡに出向しております。よろしくお願いいたします。当ＪＡ営農経済部米穀畜産販売課に着任㈱ヤマタネ　後藤田　義人（30）担い手支援室【一般職登用】新　任井上　翔太（18）営農経済部資材課（横手）佐藤　俊寿手旧　任佐々木　幸吉（24）大森営農センター（大仙市）氏　名近江　聖人（22）十文字営農センター（雄物川）総務部付ＪＡ南三陸出向総務部付中央会出向佐藤　渉（22）金沢支店（雄物川）課【営農経済部】新　任氏名（年齢）、配属先、出身地区株式会社ヤマタネ出向～長い間お世話になりました～退職者総務部付十文字営農センター加藤　親人総務部付雄物川支店ＬＡ総務部付資材課総務部付十文字営農センター東海林とき子石川　孝博堀田　睦夫佐藤　正子藤谷　洋子総務部付雄物川支店総務部付福祉課総務部付総務部付十文字支店総務部付担い手支援室佐藤　賀代名総務部付平鹿営農センター総務部付監査室嘱託職員として再雇用総務部付農業機械課嘱託職員として再雇用総務部付黒沢　竜一眞田　英昭小西　均谷口　誠子菊地　弘一佐藤　博大森支店支店長補佐総務部付金沢支店横手営農センター井上　和成煤賀　新菊池　寿横福田　知佳以上横手営農センター柿崎真寿子 16 永須　保久平鹿営農センター渡部　弘樹店雄物川営農センター小松　正勝支大森営農センター阿部　真也手大森営農センター以　上 JA通信 23 新　採　用めあぶなじさんねよでえけっち特集を掲載するにあたり、ＪＡ南三陸の皆さまから多くのご協力をいただきました。限られたスペースの中でお伝えするにはあまりにも断片的すぎると判断し、同ＪＡの高橋組合長から直接、誌面上でこれまでの経過や現在の様子などを伝えていただけないかと、ご寄稿を依頼させていただきました。復興への対応に加えて、年度末の繁忙期にも関わらず、主旨にご賛同いただきご寄稿くださった高橋組合長をはじめ、写真をご提供くださった広報担当の鈴木さん、ご協力くださった全ての役職員の皆さまに感謝申し上げます。（あ）３月下旬に次女が保育園を卒園しました。我が子の成長を早いなぁ～と感じながら、ふと気付いたこと。それは私がＪＡに勤務した年に産まれた子供だったということでした。臨時職員で横手の営農資材課にお世話になってから早７年。４月１日に入組式・辞令交付式を取材し、組合長のあいさつを聞きながら、初心を思い出しました。新採用の６人の大きな節目に、かつての自分を重ねて、今年度も頑張ります。よろしくお願いします。（か）（2015年2月28日現在）ょど共済保有高（保障） …… 4749億1553万円 ●再話／中川文子　●画／佐々木愉美子い販売品販売高……… 147億5720万円えあしさが購買品供給高………… 47億2828万円ふるさとの民話ぎが貸付金……………… 308億4849万円秋田の三角、江戸の三角いおた貯金………………… 881億1980万円ひとぎやりねりこれ、何んとしたらえがべ」って言ったば「煮れば良ぇ」どが「炙れば良ぇ」どがって騒いでるけど。秋田の三角、元の姿さ戻って「俺は秋田の三角っていう者だ。皆様方の望むものさ化げで見せるがら、なんじがご免してけれ」って謝あげだば、「せば、龍になれ」って言うけど。「そんたもの、造作無ゃ。そごさある大きい竹、立ででけれ」って言ったど。そうして龍になって「それ、上り龍だ」って言いながら、竹の棒上って行ったけど。したばみんな動転して、尻かっちゃにして逃げ散ったけど。秋田の三角、竹の天辺まで上って雀になって秋田さ向がったど。したば、鷹さ化げだ江戸の三角が現れで、雀どご掴んで何処がさ飛んで行ったけど。とっぴんぱらりのぷう（准組合員）………………… 4,158人たぜんだおおだなな田の三角っていう盗人だ。一度、江戸の三角っていう盗人ど腕試ししでゃくてこごまで来たなだ」って言ったば、「何ぇでが。江戸の三角じょうな俺だ」って言うけど。「し江戸の三角、秋田の三角さたら試してける。大丸屋っていう大店さ押し込んで、金糸銀糸の嫁衣裳盗んでみれ」って言うけど。さっそぐ秋田の三角、鼠さ化げで大丸屋さ押し入ったけど。とごろが、入口の前さ置いであった竹田人形さ引っ掛がってカンラカンラって鳴らしてしまったけど。さあ、家の中がら主人も番頭もみんな出はってきたけど。とっさに豆粒さ化げだけど。「あら、不思議。誰も見ねゃ」って丁稚が叫んだば、「そご周辺、這って捜ねでみれ」って言われだけど。捜ねでみだば、豆粒落ぢでだけど。「豆粒ある。（正組合員）……………… 13,306人ぬすびとおやかたとっきゃ昔むがし、秋田さ三角っていう盗人えだけど。江戸の町さも三角っていう盗人居るって聞いだなで「一度、出会いでゃおだな」って思ったけど。それで、斧一丁持ぎゃで、江戸さ向がったけど。宿屋さ泊まる銭こ無ゃがったなで、「薪割りするがら泊めでけれ」って宿屋さ願いながら泊めでもらって、やっとが江戸さ着いだけど。江戸の宿屋でも「薪割りさせでけれ」って願ったば、宿屋の主人、快えぐ「泊めでける」って言うけど。したども、その宿屋の主人、斧盗んで隠してしまったけど。それ取返さねゃばならねゃがら、鼠さ化げで倉の中さ忍び込んだけど。したば、宿屋の主人、猫さ化げで倉の中さ入って来て、見付けだ鼠どさ食い付ぐどごだったど。それで「俺は秋組合員数…………………… 17,464人検索サイトでＪＡのホームページに簡単アクセス！ T E L ／ 0182-35-2630 F A X ／ 0182-35-2701 E-mail ／ [email protected] 発　行／秋田ふるさと農業協同組合企画･編集／総務課〒013-0036秋田県横手市駅前町6番22号印　刷／㈱全農ビジネスサポート秋田支店 JA通信編集後記 Situation ＪＡの概況