次代を担う 若手農家たち 特 集

JA 通信
Public Relations Magazine
JA は、地域にくらす一人ひとりの「あってよかった」を創造します。
特集
次代を担う若手農家たち
9
vol.209
2015
た
りませんが、私が審査を受ける決意
をしてから、様々なご助言をいただ
きましたし、定期的に稽古をつけて
くださいました。参考となる資料も
いただきました。審査の直前には心
構えも伺い、
感謝の念に堪えません。
仙台から戻ってすぐ、その先生へ
感 謝 の 言 葉 と 不 合 格 で あ っ た こ と、
自分の気持ちに変化があり皆さんの
協力をふいにしてしまったことを手
紙にしたためました。後日、先生か
らいただいたお返事には「自分の至
らぬ点を見つめ直す事も大事です
が、自分の持つ良さを発見する事が
より大切と思います。何が何でも合
格するという気持ちで稽古するより
も、むしろ段位は授かるものと思い
つつ修練を重ねていく事ではないか
と思います」とありました。拝読し
た時は目頭が熱くなりました。
お返事をいただいた日は不合格後
の 初 め て の 稽 古 の 日 で あ り、 私 は
真っ先に先生へ稽古をお願いしまし
た。竹刀を交えた後、先生は審査の
ことには一切触れず今日の稽古ぶり
を褒めてくださいました。
また、両専務が中心となり報告会
兼激励会(当初の予定は祝賀会)を
開いてくれました。その会には木村
会 長 も お 越 し く だ さ り、「 難 関 資 格
試験と同じぐらい大変なことへの挑
戦 は、 そ れ だ け で も 大 し た も の だ。
ただ、今まで色々と順調にきていた
ので、たまにはこういうこともあっ
て良いんじゃないか。3回ぐらい不
合格になれば、もっと立派な大きな
人間になるかもしれない」と、相変
わらずの飾らない言葉で激励いただ
きました。また佐藤専務からは「意
外 と 努 力 家 な ん だ な と 思 っ た 」、 鷹
田専務からは「 時間仕事のことば
かり考えていて周りも大変だ。引き
続き剣道をして、たまには仕事のこ
とを忘れてほしい」とこちらも温か
い言葉をかけてもらいました。
皆さんから温かい励ましの言葉を
今もいただいています。ありがとう
ございます。合格するまで審査に臨
みますが、今度は合格した時に皆さ
んへご報告したいと思います。
次号は、佐藤誠一専務が
思いをつづります。
24
2
JA通信
組合長と両専務が自由につづる、リレー形式のエッセイ 小田嶋組合長 》》 佐藤専務 》》 鷹田専務 》》
のです。審査後、この気持ちの変化
に気づき「もしかして仕事への思い
にも同じことはないか」と思った瞬
間、自分の人間としての未熟さや浅
は か さ に 顔 が 真 っ 赤 に な り ま し た。
失敗の要因は、初心忘れるべからず、
この一言だと思います。
今回、本当に多くの方の協力をい
ただきました。心よりお礼を申し上
げます。稽古をすることは簡単では
なく、時間、場所、相手が必要です。
多くの方々の協力がありました。稽
古場所を調整してくれた方もいま
す。多忙にも関わらず稽古の相手を
していただいた先輩、後輩、同級生。
そして二人の息子たちも積極的に稽
古に協力してくれました。
不合格という結果にも落胆しまし
たが、それよりも自分の慢心と浅は
かさが多くの方々の気持ちをふいに
してしまった事が一番悔やまれると
ころです。大変申し訳なく思ってい
ます。
ご協力をいただいた方の中に、私
が剣道を再開した頃からずっと気に
かけてくださる高段者の先生がい
らっしゃいます。私のほうから軽々
しく声をかけられるような方ではあ
●代表理事組合長 小田嶋 契
初心忘れるべからず
本 来 、 今 月 の ト ッ プ エ ッ セ イ は 佐
藤専 務 の 順 番 で す が 、 今 月 も 私 が 書
かせ て い た だ き ま し た 。 先 月 の 広 報
でお 話 し た と お り 、 8 月 日 に 仙 台
市で 昇 段 審 査 を 受 け て き ま し た 。 結
果は 不 合 格 で し た 。
お 盆 休 み な ど も あ り 時 間 も 作 り や
す く、 充 分 稽 古 で き て い ま し た し、
調整 も 順 調 で し た 。 稽 古 を 重 ね る う
ちに 体 力 も 技 も 身 に 付 き 、 周 り か ら
も合 格 の 可 能 性 が 高 い と 言 わ れ 、 自
分自 身 目 標 に 近 づ い て い る 手 ご た え
があ り ま し た 。 体 調 も 万 全 で 審 査 前
日 の 稽 古 も 非 常 に 良 い 状 態 で し た。
当日 は 緊 張 も な く 自 信 を 持 っ て 審 査
に臨 ん だ の で す が … 。 高 段 者 の 心 得
とし て 、 相 手 を や っ つ け よ う と 思 わ
ない こ と 、 相 手 に 問 い か け な が ら 技
を出 す こ と と 言 わ れ て い ま す 。 そ れ
は 自 分 の 頭 に も 入 っ て い ま し た が、
でき ま せ ん で し た 。
当 初 は 自 分 自 身 を 高 め る こ と が 目
的で し た 。 し か し 、 何 が 何 で も 一 回
で合格するという気持ちが強くな
り、 準 備 も 順 調 に 進 み 調 子 も 良 か っ
たが ゆ え に 、 自 信 が 慢 心 に 変 わ っ て
しま っ た 気 が し ま す 。 そ し て 目 的 が
段位 を 取 る こ と に 変 わ っ て し ま っ た
第5回
23
NTS
15 営農ワンポイントアドバイス
16 農に生きる
よ
く
ど
だ
れ
10
29
り 鶴 ケ 池 」( 主 催: 同
実行委)が、同地区の鶴
ケ池公園内で開かれるな
ど、今年も多くの方がそ
の美味しさを待ちわびて
います。
「 高 齢 化 で 部 会 員 は 減
少しているが、ここでし
かできない特産を守り続
けていきたい」と田代
部 会 長。 今 年 度 は、
月末にかけて県内市場
に 出 荷 し、 出 荷 量 ㌧
( 前 年 比 1 2 2 %)
、販
売 額 3 1 5 0 万 円( 同
116%)を目指します。
JA通信
3
55
24 ふるさとの民話
JAの概況
in
70
( 8 月 日 / 山 内・ 土 渕
/高橋良治さん圃場で)
13
い に は 朝 霧 が 立 つ な ど、
特有の気候があの持ち味
のとろみを生むとされて
います。
同部会は今年度、部会
員 人 が 計 7・9 ㌶ に 作
付け。同日から出荷が始
まった早生種「乙女」は、
5月上旬の定植後、6月
にかけての干ばつの影響
で一部でやや小ぶりと
なっていますが、早期に
かん水対策を講じたこと
で、今後は回復見込みで
す。9月 日頃からは主
力品種「土垂」の出荷も
始まります。
日に
さ ら に、 9 月
は「第 回いものこまつ
22 インフォメーション
28
28
18 ふるさとサロン
ひ
20 バラエティコーナー
背丈ほどに生長した大
きな葉を背に、にこやか
な笑顔で登場してくれた
のは、山内いものこ部会
(田代和博部会長)の皆
さん。8月 日、初出荷
にともなう目ぞろえ会を
終えて、いよいよ出荷時
期に向かう皆さんの表情
は、明るくいきいきとし
ています。
JA管内の住民にとっ
て親しみの深い、山内地
区特産の
「山内いものこ」
は、親芋のまわりについ
ている小さな芋を指しま
す。岩手県境に接する山
間地で、肥沃な土壌や昼
夜の寒暖差、さらに川沿
14 農旬情報
山内いものこ部会の皆さん
02 NEW!トップエッセイ
表紙の人たち
CONTE
10
16
10
8
19
September
JA通信
9
2015
03 もくじ/表紙の人たち
04 特集
次代を担う
若手農家たち
08 ニュース&トピックス
12 ふるさとホットライン
13 地元の高校生が行く!
突撃!アグリリポート
20
次代を担う
若手農家たち
特 集
農家の高齢化は秋田県においても大きな課題となっているが、
その一方で、管内では専業農家としてひたむきに頑張る若手農家も多くいる。
し ん し
農業経営に真摯に向き合い、自らの人生を切り拓く若手農家たち――。
それぞれの就農のきっかけや農業観に迫った。
JA通信
4
会社員から専業農家に転身
花き産地の継承目指し
仲間とともにビジョン描く
「花き農家に生まれたからに
は、花き産地としての明日を途
絶えさせたくなかった」――。
十文字地区の花き農家、羽川和
宏さんは、4年前、会社員から
専業農家に転身した。
花き農家に生まれ、幼い頃か
ら菊やダリアなどを生産する両
親の姿を見てきた和宏さん。大
学を卒業後、5年間は栃木県内
で会社員を経験したが、結婚を
決意した 歳の時に、花き農家
としての家業への強い思いがこ
み上げたという。
「いつか継ぎたいと考えては
いたものの、その〝いつか〟は
この先何度やってくるか分から
28
ほ
ない。やるなら早いほうが良い
と思った」と、当時を振り返る。
帰郷し、研修などを受講する
ことなくすぐに就農。初年度は
父・與助さんの傍らで、輪菊や
小菊、ダリアなどの栽培管理を
手伝いながら学んだ。2年目か
らは自身の圃場で小菊の作付け
を開始。さらに、昨年からはヒ
マワリ、今年からはリンドウの
作付けも開始した。
朝4時に起床し、夕方まで圃
場に立つ。休日は今のところ、
週に1日程度だ。盆や彼岸など
の繁忙期には出荷作業が夜間に
及ぶ日もあり、会社員時代より
もプライベートな時間は減っ
さん(31)
羽川 和宏
た。しかし、和宏さんは「充実
感は、むしろ当時よりも感じる
ことが多い」と、
笑顔で言い切る。
JA花卉総合部会を通じて、
地域農家との交流も盛んになっ
た。特に、 代や 代の若手花
き農家とのネットワークは、今
や大きな財産だ。
「若手が集まると、地域の農
地をどう守っていくのかという
話が自然と出てくる。将来的に
何ができるのか、今からしっか
りとビジョンを共有していきた
い」と和宏さん。
仲間とともに銘柄産地を守る
決意を胸に、今日も圃場の花々
と向き合っている。
JA通信
5
【プロフィール】
●はがわ・かずひろ
1983年生まれ。宇都宮大学教育学部を卒業後、
5年間栃木県内で会社員を経験。結婚を機に帰
郷し、就農。就農4年目。小菊13a、ヒマワリ4
a、リンドウ10aを栽培。花卉総合部会員。3人
兄弟(姉・兄)の次男
20
30
▲小菊とヒマワリは9月下旬にかけて出
てきらい
荷。現在は摘蕾作業を中心に丁寧に手を
かけている
▲今年からはリンドウの作付けも開始。
今年の株養成期間を経て、来年から出荷
が始まる
▲「小面積でも導入できるのが花き品目
の魅力」と和宏さん
十文字・中村
農業の素晴らしさを子供たちに
果樹産地のけん引役を担う
若き次世代リーダー
は
「 自 分 の 子 ど も に 、 農 業 と い しようと帰郷。その後2年間、
う 職 業 の 素 晴 ら し さ を 見 せ た 県果樹試験場での研修を経て就
かった」――。 歳にして今年 農した。
で就農 年目の果樹農家、増田
両親と妻との4人の家族経営
地区の小原諭さんは、就農時の の中で、諭さんは主にリンゴを
思いをこう振り返る。リンゴを 担 当 し て い る 。 父 ・ 文 助 さ ん
中心に果樹産地として全国に名 は、同地区においても早くから
を馳せる同地区において、諭さ 果樹品目への転作を図り、今日
ん は 、 地 域 を け ん 引 す る 若 き の果樹産地の確立に貢献した一
リーダーの一人だ。
人。しかし、諭さんは、父のみ
リンゴやモモ、サクランボを から教わるのではなく、広い視
生産する果樹農家に生まれた諭 点を持つため、周辺の先輩農家
さん。将来的には就農を考えて とのネットワークを作り、教わ
いたが、一度は社会経験を持と ることから始めた。就農当初、
うと、高校を卒業後は2年間、 「 農 家 と し て の 父 を い つ か 超 え
神奈川県内で会社員を経験。
ること」を心に刻んだ。
歳で結婚し、長女が誕生する際 当 初 か ら J A 青 年 部 に 加 入
に、自然豊かな環境で子育てを し、栽培技術や経営、農政の話
11
33
20
小原 諭
さん(33)
▲間もなくやってくる収穫期に向けて、修
正摘果を行って品質向上を目指す諭さん
▲2011年豪雪後に新改植した苗木。収
穫作業と同時に行う栽培管理は12月頃
まで続く
▲妻の寛子さん
(右)とは結婚して11年
目。目指すべき農業の姿に向けてともに
歩む同志でもある
ほ
【プロフィール】
●おばら・さとし
1982年生まれ。増田高校総合学科を卒業後、2年
間神奈川県内で会社員を経験。その後、県果樹試
験場でフロンティア農業者研修を受講し、就農。今
年で就農11年目。リンゴ1.8ha、モモ40a、サクラン
ボ30aを家族4人で経営。JA青年部増田支部副部
長。3人兄弟(姉・妹)の長男。4児の父。
に至るまで何でも話し、相談に
乗ってもらった。今では、作業
効率や雪への対処方法など、疑
問点があれば青森県の先進農家
に学びに行き、自らの圃場で実
践に移している。9月下旬から
は、今年もいよいよ丹精したリ
ンゴの収穫が始まる。
「 単 年 度 で 採 り 終 わ る 作 物 で
ないからこそ、リンゴ生産は面
白い。理想的な樹形を作り、美
味しいリンゴを一つでも多く採
り続けることに挑戦していきた
い」と意気込む諭さん。4人の
父親となったいま、そのひたむ
きな姿は、さらに次の世代に
とっても、憧れの存在として映
ることだろう。
増田・半助村
6
JA通信
2011年豪雪をきっかけに就農
〝雪国での複合経営″を模索し、
果樹栽培と葉物野菜水耕栽培を両立
さん(30)
が1人で果樹栽培をしていた。
に亡くしており、母の優子さん
を決意。篭谷家では、父を早く
も続いた雪害をきっかけに就農
の果樹畑が被害を受け、その後
そんな大介さんの転機は、
2011年の豪雪だった。実家
のバンドでドラムを叩いている。
進学。現在も趣味として、2つ
て、東京都内の音楽専門学校に
卒業後はプロドラマーを目指し
介さん。音楽が好きで、高校を
「 何 事 も 全 力 が モ ッ ト ー 」 と
話すのは、就農3年目の篭谷大
がら、経験を積んでいる。同会
会員との交流を積極的に図りな
昨年 月からは、JA直売の
会「 ふ る さ と 安 心 畑 」 に 入 会 。
耕栽培を開始した。
培管理と並行して葉物野菜の水
用し、就農2年目には果樹の栽
談を通じて融資や助成などを活
政や当JA担い手支援室への相
い、すぐに情報収集を開始。行
紹介した「水耕栽培」に出会
中、2013年3月号の当誌で
経営〟を模索していた。そんな
を手伝いながら〝雪国での複合
ま、地域農業の新たな光として
ん。音楽を愛する若き感性はい
たい」と、前を見据える大介さ
「 世 の 中 に ア ン テ ナ を 張 り 、
人との出会いを大切にしていき
そやりがいがあるという。
営は、全てが自己責任だからこ
であり、従業員でもある農業経
と語る大介さん。自らが経営者
「 農 業 は 、 自 分 を 表 現 で き る
という意味で音楽と似ている」
員からも注目を集めている。
経営の様子を紹介するなど、会
流会において、大介さんの複合
【プロフィール】
●こもりや・だいすけ
1984年生まれ。横手高校普通科を卒業後、プロド
ラマーを目指し上京。23歳の時に帰郷し、5年間
市内量販店での勤務を経て就農。今年で就農3年
目。葉物野菜の水耕栽培(ハウス1棟、リーフレタス
など1480株)
、リンゴ90a、洋ナシ5a、モモ5aを母
と2人で経営。JA直売の会「ふるさと安心畑」会
員。2人兄弟(姉)の長男
輝き始めています。
篭谷 大介
では、今年7月に開いた学習交
▲直売の会「安心畑」イオンSC横手南
店の店頭で、開店と同時に並べるため
に、早朝3時から作業を始める
▲出荷の際、パッケージには水耕栽培に
よる無農薬野菜であることなどを記した
ラベルを貼る
▲右手に持った水色のEC計(肥料濃度
計)を用いて栽培管理をする
増田・沢口
就農当初、大介さんは果樹畑
JA通信
7
11
September 2015
▲佐藤部会長(中央)をはじめ、JAや行政担当者などによるテープカットを行った
リンゴ出発式
甘みや食感も良好
全国のファンへ出荷開始
りんご部会は9月1日、醍醐選果場で出発
式を開き、全国の取引市場11社や部会員な
ど60人が参加しました。早生種「つがる」の
試食会やテープカット、ドライバーへの花束
▲ミスフレッシュによる市場担当者などへの試食会
贈呈などを行った後、同品種8㌧を載せたト
ラックが関西市場に向けて出発しました。佐
みつぎ
藤貢部会長は「干ばつの影響を心配したが順
調に生育した。適度に酸味が抜けて甘味や食
感も良好。主力の『ふじ』にも期待してほし
い」とPRしました。今年度の出荷量4500㌧
(前年比113%)、販売額8億5000万円(同
120%)と見込んでいます。
▲当JA産は1月下旬にかけて、県内をはじめ関
東、関西、中京市場に出荷する
JA通信
8
ブドウ目ぞろえ会
甘み・香り十分
販売額1億5500万円へ
ぶどう部会は8月16日、初出荷にと
もなう目ぞろえ会を山内ぶどう集出荷所
で開き、部会員80人が参加しました。
生育は、平年よりも1週間ほど前進して
おり、経過も順調です。同部会では、
2011年の豪雪被害でブドウに約4億円
の被害があり、2013年11月には、初雪
による被害が発生。産地復旧を目指して
園地整備などを継続的に進め、今年度は
前年比1割増、雪害前の6割強の出荷量
490㌧を見込んでいます。
目ぞろえ会では、主力の中粒種「キャ
ンベル」「ニューナイヤガラ」の規格や
品質を確認。全体的に結実は良好で病害
▲規格や品質などを統一する部会員
も少なく、持ち味の甘みや香りも十分で
す。小川忠洋部会長は「度重なる豪雪被
害で頭を悩ませてきたが、着実に復興に
向かってきている。高品質生産で市場か
らの期待に応えよう」と呼びかけまし
た。同部会は10月末まで県内や東北、
北海道の市場に出荷し、今年度は前年比
5%増の販売額1億5500万円を目指し
ます。
モモ目ぞろえ会
「川中島白桃」
「黄金桃」
適期収穫徹底誓う
桃部会は8月20日、主力品種「川中
島白桃」「黄金桃」の目ぞろえ会を増田
選果場で開き、部会員50人が参加しま
した。7月下旬の早生種「暁星」「みさ
か白鳳」は、収穫期の雨で軟質果が発生
し、出荷量が減少。8月上旬の「あかつ
き」は、干ばつの影響で小玉になるなど
苦戦を強いられました。情勢を報告した
県内の卸売業者によると、先行産地との
切り替えが円滑に進み、引き合いが強ま
る見込みです。このため、同部会は適期
収穫による量的確保の徹底を呼びかけま
した。
同部会は、食味を重視して収穫ぎりぎ
りまで樹上で完熟させ、個選で出荷。選
ぎょう せ い
は く ほ う
9
JA通信
▲価格確保に結び付けるために、より厳しい基準
で規格を統一する部会員
果場では、箱単位で等級付けをしていま
す。着色や形状などをより厳しい基準で
見分け、価格確保に結び付けることを確
認しました。長岩一也部会長は「後半戦
でできるだけの対策を講じ、しっかりと
販売に結び付けたい」と意気込みまし
た。出荷は、県内や関東市場に9月中
旬まで出荷予定で、今年度は出荷量99
㌧(前年比20%増)、販売額4100万円
(同18%増)を目指します。
ジャンボスイカコンテスト
JA直売の会「ふるさと安心畑」
藤原潤一さんが優勝
クイズに応募1,689通!
病院食に地場産野菜納入
健康回復助けに
JA十文字営農センターは8月19
日、支店協同活動の一環として「ジャ
ンボスイカコンクール」を開きまし
た。飼料用品種「カロライナクロス」
の重さを競い、12人が17点を出品。
98㌔を記録した藤原潤一さん(十文
字、20頁参照)が優勝しました。2
位以下のうち2点は、秋田市大森山動
物園に贈呈。さらに、3点は20日か
ら26日まで、道の駅十文字、秋田ふ
るさと村、JA十文字支店の3会場に
展示し、重さ当てクイズを実施しまし
た。クイズには全国から1,689通もの
応募があり、大変好評でした。
▲地元の保育園児や生産者など60人が見守る
中、JAの若手職員が2、3人がかりで計測した
平鹿総合病院は7月27日から8月
9日までの2週間、JA直売の会「ふ
るさと安心畑」会員が生産した農産
物を毎日3食、病院食に採用しまし
た。地場産農産物で健康元気の回復を
応援しようと2011年から始め、今年
は「たっぷり横手野菜の2週間」とし
て、昨年よりも1週間長く実施。供
給品目も11品目増やし、会員27人が
キュウリやトマト、ナス、メロンなど
25品目を納品しました。同会の佐々
木淳会長は「地場産農産物を食べても
らい、健康回復の一端を担いたい。今
後も同病院との提携を強化していきた
い」と話しました。
▲同企画を推進した「ふるさと安心畑」会員と担
当者、同病院栄養科の職員
大玉スイカコンテスト
大玉スイカの重さ競う
1位に小松田輝男さん(平鹿)
日、栽培し
西瓜部会は8月
たスイカの重さを競う「大玉ス
イカコンクール」を里見集出荷
所で開きました。スイカの出荷
最盛期に、遊び心のある行事で
リフレッシュしようと毎年実施
し て い る も の で、 今 年 で 回
目。今年は部会員 人が「あき
た 夏 丸 」 や「 縞 無 双 」
「祭りば
やし」など計 点を出品しまし
た。昨年の記録 ・4㌔には届
かなかったものの、6月以降の
干ばつを乗り越えた大玉がそろ
い、 ・ ㌔を記録した小松田
輝男さん(平鹿、 頁参照)が
1位に輝きました。小松田さん
は
「今年は水不足で苦労したが、
着実に肥大させることができて
良かった」と喜んでいました。
22
78
む
16
11
そ う
▲出荷規格のうち最も重い6L(12㌔)
をはるかに上回る記録が並んだ
17
し ま
20
23
15
JA通信
10
年金友の会グラウンドゴルフ大会
▲交流を楽しみながらプレーする参加者
回組合長杯
8 月 4 日、「 第
争奪年金友の会グラウンドゴル
フ 大 会 」( 主 催: J A、 J A 年
金友の会)を赤坂総合公園で開
き、管内 支部から178人が
参加しました。参加者は真夏の
厳しい暑さにも負けず、熱戦を
展開。 のホールでスコアを競
い、日頃の練習の成果を発揮し
ていました。本大会の上位 人
は、来たる 月 日に潟上市で
開かれる全県大会に出場予定で
す。なお、大会の主な結果は次
の通り。
【優 勝】高橋恭一さん(大雄)
【準優勝】本間孝子さん(金沢)
【第3位】清水川貞子さん(吉田)
※数値はスコア
178人がはつらつプレーを展開
優勝は高橋恭一さん
(大雄)
24
10
16
▲(左から)本間さん、高橋さん、清水川さん
74 73 71
秋野菜の作り方講習会
15
演舞や屋台・抽選会など
300人が交流を楽しむ
JA秋田ふるさとは8月6日、「秋
野菜の作り方講習会」を、横手支店と
十文字支店の2会場で開き、組合員や
地域住民など100人が参加しました。
㈱高井南茄園(秋田市)常務取締役の
金野豊秋氏を講師に迎え、ダイコン・
ハクサイ・カブ・タマネギの4品目を
中心に、栽培管理のコツについて学び
ました。連作障害を回避するための作
物選びや肥料設計などの野菜全般に関
わる基本に加えて、品目ごとの夏秋播
きのポイントについて確認。参加者は
熱心にメモをとりながら、今後の作付
けについて検討していました。
横手支店は8月8日、支店協同活動
の一環として夏祭りを同支店前の駐車
場で開き、組合員や地域住民約300人
が来場しました。横手黒毛和牛の丸焼
きや焼きそばなどの屋台のほか、野菜
の直売や子供向けのコーナーも用意し
大いににぎわいました。また、女性職
員の多くが浴衣姿で祭りに華を添え、
普段と違うイメージに来場した組合員
からも大変好評でした。さらに、地場
産農産物やAコープ商品などが当たる
抽選会も実施。このうち、Aコープ商
品を当てた地域住民は「JAで生活用
品も売っていることを初めて知った。
JAを身近に感じられるイベントだっ
た」と笑顔で話していました。
▲金野氏(左)の説明を受けながら、今後の野菜
の作付けを検討する参加者
▲地域の子供たちによるよさこいや太鼓の演舞も
行い、会場は大いに盛り上がった
ま
JA通信
12
横手支店夏祭り
夏秋播き野菜の
栽培管理のコツ学ぶ
11
25
JA青年部
若手農家の思い 農産物市でPR
県青協・JA青年部「新鮮農産物市」
①
②
①②部員らと交流しながら次々に購入する来店者
JA秋田青年部協議会は8月30日、
「 安心・新
鮮農産物市」を秋田市の秋田駅前買物広場大屋根
下で開きました。野菜や果物、花きなどを手頃な
価格で販売し、安全安心な県産をPRしました。
当JA青年部6人を含め、県内のJA青年部員
や女性部員など40人が参加。それぞれのブース
で産品や加工品を販売する中、当JAはホウレン
ソウやトマト、リンゴやモモなど18品目を販売
しました。部員らが「新鮮で安全な農産物はいか
がでしょうか」と元気よく声をかけると、通行者
は足を止め、手に取って品種名や調理法などを聞
きながら次々に購入していました。
同部員らは「県内農業は後継者不足と言われて
いるが、これだけの若手がいて頑張っていること
を消費者に伝えていきたい。今後も積極的にPR
したい」と意気込んでいました。
JA女性部
雑誌「家の光」記事活用
JA女性部 教育文化活動研究会
JA女性部は8月7日、教育文化活動をより充
実させるための研修会を平鹿支店で実施しまし
た。家の光協会編集本部の宮川博美副編集長と同
普及文化局の担当者が、ライフプランの設計や記
事活用方法などを紹介。参加した同部役員など
①
②
49人は、宮川副編集長から雑誌「家の光」の活
用方法や食と農、暮らし、家族、協同の大切さな
どのほか、記事を使ったクイズで、県農業の魅力
を学びました。また、普及担当者は「寝る前の
たった5分間の読書が認知症予防にもなり、健康
に良い」と読書の日課に同誌の活用を勧めていま
した。神谷光子部長は「良い内容も読まなければ
意味がない。興味のある記事を見つけ、暮らしに
役立てていこう」と積極的な活用を呼び掛けまし
た。
③
①「家の光」掲載の体操を実践した ②宮川博
美副編集長 ③「お福分け鶴」(2012年2月
号に記載)を試作。今後の活動に取り入れよう
と計画した
JA通信
12
104時間目
30代で会社員から専業農家に転身!
伊藤さんのアスパラガス生産にかける思いに迫ろう!
「横手のアスパラガスを広めたい」
伊藤さんの挑戦を応援したくなりました!
横手清陵学院高校2年
高橋礼奈さん
①
②
③
④
①専業農家に転身するに当たり、アスパラガスを導入した
美緒さん。日頃見る機会の少ない、定植前の苗を見せてく
れた ②収穫作業を体験。ハサミを使って丁寧に収穫する
③「アスパラガスが大好き!」という3人。収穫後、思わ
ず笑顔に ④「こだわりのある農家になること」「一つ一
つ丁寧に作業すること」がモットーの美緒さん。地元農業
の素晴らしさをさまざまな場面で広めていってほしいと激
励した
◀横手市を代表する野菜の一
つ、アスパラガス。当JAで
はアスパラ部会142人が栽培
し、県内や関東市場などに出
荷している
福地史絵さん
冨永雪乃さん
今回、私たちは雄物川町でアスパラガスを栽
培している伊藤美緒さんを訪問しました。大き
く実るみずみずしいアスパラガスに囲まれて、
私たちが大好きなアスパラガス作りの魅力を探
る取材をさせていただきました。
美緒さんは、4年前に会社を辞めて、1年目
はお母さんのお手伝いでホウレンソウを栽培し
ていました。その後、アスパラガスの栽培を始
め、今年で3年目です。美緒さんは、アスパラ
ガスを20㌃と30坪ハウス1棟で栽培していま
す。さらに、紫アスパラガスやトマトやネギも
育てています。
アスパラガスの栽培は、種を植えてから3年
経たないと収穫できないそうです。雪が解け始
めたころに除草剤と肥料をまき、気温が20℃
くらいになったら芽が出始めます。4月下旬く
らいから5月半ばまでは「春採り」といって春
の時期の収穫があります。夏前に「立茎」をし
て、6月下旬から9月まで再び収穫の時期があ
り、これを「夏秋採り」というそうです。アス
パラガスの収穫は、1日に朝と夕の2回にわた
るそうです。
美緒さんにアスパラガス栽培の魅力をお聞き
すると、「栽培の過程において、自分が試され
ている感じがするところ」と教えてくれまし
た。肥料設計や立茎が難しいため、失敗するた
びに改善策を考え、試行錯誤することが面白い
のだそうです。さらに、
「 10年後くらいには、
栽培のことを『分かってきた気がする』と言え
るようにしたい」と、今後の目標も話してくだ
さいました。
今後は20㌃という規模で最大限の収穫量を
確保し、その後規模を大きくしていきたいそう
です。フードコーディネーターの資格を取得
し、「さらに横手のアスパラガスを広めていき
たい」と意気込む美緒さんを、私たちも応援し
たくなりました。
「農産物出品展示」出品物を募集!
水産大臣賞」
が授与されます。
ますが、最高賞として「農林
査の対象となります。
が審査されます。加工品につ
主に品種特性や鮮度、市場性
181点の出品がありまし
【出品例】
食肉加工品、鶏卵、蜂蜜、飼
料、木炭、きのこ類など。
◇ ◆ ◇
募集に関する詳しい内容
は、今後、回覧などでお知ら
せ し ま す( 9 月 下 旬 頃 を 予
定 )。 ぜ ひ、 ふ る っ て ご 応 募
ください!
14
JA通信
いては、パッケージなども審
な お、 昨 年 の 農 産 物 審 査
に は、 2 2 9 6 点 の 農 産 物
た。このうち最高賞の農林水
が 集 結。 当 J A 管 内 か ら は、
に秋田県の農業の縮図といえ
第138回秋田県種苗交換会が、来たる 月 日から 月
4日にかけて、鹿角市を会場に行われます。様々な行事や催
事が行われる秋田県最大の農の祭典。そのメーン行事の一つ
となるのが、「農産物出品展示」です。年に一度の力試しと
もいえるこの機会に、自慢の農産物を出品してみませんか。
●毎年約2000点が集結!
よ び 苗 類、 切 花 類、 枝 物 類、
豆類、
雑穀(麦含む)
、
水稲、
いも類、果実、野菜、種子お
点中)、二等には
褒章を含む一等には6点(
●優れた農産物に褒章が授与
点中)が輝いています。
鉢物類、
種苗類、加工品(漬物、
農産物出品展示に出品され
た農産物は、水稲や果樹、野
点(132
か れ ま す。 主 会 場 の 鹿 角 ト
菜、花きなど8部門で、有識
●「農産物出品展示」の募集内容
たすき
レーニングセンターアルパス
者が厳正に審査。優れた農産
ジャム、
餅菓子など)、
工芸品、
で行われる恒例の「農産物出
物には、
褒章が授与されます。
毎年の募集概要は次の通り
です。
点(230
品展示」には、毎年、全県の
褒章には、一等賞(秋田県知
点中)、三等には
農家らが出品した自慢の農産
【募集内容】
①水稲
出 品 規 格 に あ っ た も の で、
【審査内容】
⑧林産品
⑦畜産品および飼料
⑥農林園芸加工品
⑤花卉
④野菜
③果樹
②畑作および工芸作物
24 21
58
事賞)から三等賞などがあり
▲農産物出品展示において3年連続で一等賞を受
賞した生産者には「顕彰状」が授与される
ぐ 農 の 襷 」 を キ ャ ッ チ フ
レーズに、7日間の日程で開
産大臣賞には1点、これらの
11
るその光景は、圧巻です。
29
鹿角市で開催される今回
は、「 鹿 角 か ら 未 来 に つ な
10
物約2000点が集結。まさ
▲昨年の交換会における「農産物出品展示」の様子
品募集】
【交換会出
第138回秋田県種苗交換会
着色管理をしっかり行い
9月になり次第に秋らしい天候の日が多くなってきました。今年は春先からの好天により、
リンゴの生育が例年より1週間から 日早まっています。いずれの品種も収穫時期が早まる
「ふじ」では9月下旬など
早い時期から作業を始める場
今年は高温干ばつが続いた
ことで、日焼け果の発生が多
い。
ず摘み取るようにしてくださ
くなっています。炭そ病を誘
たりにくい箇所を行うように
中で、今後は着色管理の作業が重要になりますので、作業のポイントをご紹介します。最後
間隔を空けて、光が樹冠内部
して、日焼け防止に努めま
発しますので、日焼け果は必
までしっかり入るようにしま
しょう。
まで栽培管理をしっかりと行い、高品質な果実に仕上げていきましょう。
リンゴの着色管理につい
て、その着色が進む条件とし
しょう。
度前後で
葉摘み作業、玉回しの実施
ては、次の2点が上げられま
す。
度から
温度と光の関係が着色を左
右するので、まずは園地の光
合、最初は直接果実に付いて
◆ ◇ ◆
に行うようにしましょう。
原因となりますので、計画的
ると糖度の低下や着色不良の
が早すぎたり、強すぎたりす
しょう。ただし、葉摘み作業
を考慮した上で作業を進めま
今年は生育の前進から収穫
時期が早まります。収穫時期
▲日焼けしたリンゴ
① 果実に光が充分に当たること
②気温が
果実に被さっている葉を摘
み取って、光が直接果実に当
の条件を良くするため樹冠下
いる葉を軽く摘み取るくらい
推移すること
の光環境を改善し、着色管理
にして、2回目以降は強めに
たるようにしましょう。
を遅れないように進め、高品
的に着色を促す事ができま
同時に玉回しも進めると効果
取るようにします。この時、
支柱入れ
す。
なお、葉摘みや玉回し作業
は果実の表面温度が上がる
果実が大きくなり成枝が垂
れ下がり始めると、枝が重な
りやすくなり、果実に光が当
時から
時頃に行い、早朝や
たりにくくなります。支柱入
夕方は下枝など直射日光が当
10
】
【指導員】 園芸果樹課 大和屋 尚享
10
質な果実を生産しましょう。
20
れや枝つりを行い、枝と枝の
JA通信
15
15
▲玉回し前
▲玉回し後
15
導
【果樹指
高品質生産を!
20
16
JA通信
雪害を転機として複合経営へ
転機は、あの豪雪被害
2 倍 の 1・6 ㌶ に 拡 大。 同 部 会
の生産量拡大に大きな貢献を果
たすことを期待し、さらには次
世代を担う若手農家としての尽
力が認められ、今回の受賞とな
りました。
JAフロンティア農業賞を受賞
今
年度の「JA秋田ふる
さと農業賞」でフロン
ティア農業賞を受賞し
た五十嵐大さん―。元来より果
樹農家でリンゴ栽培に取り組ん
でいましたが、4年前から複合
化による農業経営の安定のため
にネギ栽培に着手しました。栽
培経験年数は短いものの、出荷
販売においては、当JAねぎ部
会 の 中 心 的 役 割 を 担 っ て お り、
その実績から昨年度より同部会
の役員としても活躍していま
す。
JAフロンティア農業賞受賞
ほ
高校を卒業後、県果樹試験場
で の 2 年 間 の 果 樹 研 修 を 経 て、
歳で就農した大さん。当時は
両 親 と 一 緒 に 2・6 ㌶ の 農 園 で
リ ン ゴ 栽 培 を 行 っ て い ま し た。
しかし、管内を襲った2011
年の豪雪で、五十嵐家の農園も
大きな被害を受けたことをきっ
か け に、
〝降雪〟を考慮した営
農を考え直しました。
ちょうどその頃、父親の知人
のネギ農家から、ネギの栽培に
おける魅力や技術を知る機会を
得た大さん。大さんはその栽培
に可能性を感じ、翌年、 ㌃か
らネギの栽培を始めました。
40
大さんは、ネギの出荷調整に
おいて、自作機2台を使用した
作業の一体化を実現していま
す。収穫後の出荷作業を全て圃
場 で 行 い、 作 業 効 率 の 向 上 を
図っています。
昨年度の大さんのネギの作付
面積は ㌃でしたが、今年度は
80
農に生きる
明日を担う生産者たちの思いを探る
五十嵐 大さん(39)
● 増田
Masaru Igarashi
生産品目:ネ ギ/ 1.6ha
リンゴ/1ha
④
⑤土を掘ってみると軟白部(ネギの白い部分)を出荷規格
の30㌢以上確保するために幾度も土寄せした作業とその
深さが分かる
う ね
む
特長は「自作機」と「畝幅」 の早 期 向 上 も 今 後の課 題 」 と、
早 速 次の課 題を見 据 え、今 後の
大さんのネギ栽培における特
対応を検討しています。
長は、移動式の自作機の活用に
あります。
広い圃場内において、
「ネギは〝名脇役〟」
自作機を収穫している真横まで
移動させることで、出荷調整と
ネギの魅力について「主役で
箱詰めまでをその場で行うこと
はないけれど、欠かすことので
ができ、作業効率の向上が可能
き な い 名 脇 役 」 と 語 る 大 さ ん。
です。
「独特の香りと甘みが際立つ当
JAのネギの需要は、まだまだ
自作機には、ネギの根や葉を
カットして規定の長さにする専
あるはず」と産地拡大に意欲的
用機械に並べる担当者と、ネギ
で す。
「県の重点振興作物でも
の皮をエアコンプレッサーで剥
あるネギは、行政からの助成も
く担当、さらに規格ごとに箱詰
手厚いので好機。多くの人に導
めする担当の3人が搭乗し、作
入してほしい」と続けます。
業しています。
大さんは今後、さらなる早期
収穫を目指し、大苗定植による
また、多くの部会員が実施し
ている畝幅130㌢前後に対し
夏 出 荷 を 計 画 し て い ま す。
「去
て、大さんはネギ専用の管理機
年よりも改善」という自身の営
を使用することで畝幅を ㌢に
農モットーを胸に、今日も進化
して収量を上げています。
し続けています。
JA通信
17
課題は労働力の確保と習熟度
▲6月30日の通常総代会に先立って行われた
農業賞授賞式での五十嵐さん
(右)。
「賞に見
合うような営農を心がけたい」
と前を見つめる
90
今年の収穫期は、大さんを含
めて 人の労働力をフル稼働
し、 出 荷 作 業 を 行 っ て い ま す。
「 作 業 員 の 確 保 が 一 番 大 変。 季
節雇用の難しさを痛感してい
る」と大さん。また、毎年同じ
作 業 員 を 雇 用できる保 障はない
ことから、「新規作業員の技術力
10
③
①収穫機を使った収穫作
業。今年は8月24日か
ら出荷が始まり、11月
上旬まで続く予定 ②ネ
ギに含まれた水分を抜
く。出荷するダンボール
を清潔に保つための大切
な作業の1つ ③自作機
は言わば“移動式の作業
小屋” ④大さん手作り
の出荷規格の確認表。作
業員全員で規格を統一す
るために作成した
⑤
①
②
今回登場してくれたのは、大森、
雄物川、横手、増田地区のみなさんです。
管内で農業やJAの
組織活動を楽しむ若
手をご紹介します。
【大森】 平元 沙恵子さん(25)
農業を楽しみながら、地域活動にも貢献
動物園の飼育員に憧れ、山形大学農学部へ進
学した沙恵子さん。大学を卒業後、山形県村山
市にある農業生産法人国立ファーム㈱山形ガー
ルズ農場に就職。主に小玉スイカと稲作の栽培
を担当してきました。地元志向が強く、就職前
からの計画通り、3年後の今年春にAターン。
現在は、祖母と母との3人で水稲30㌃のほ
か、露地10㌃とハウス2棟では小玉スイカや
ナス、キュウリなどを生産しています。「人と
の会話や交流が楽しい」と笑顔の沙恵子さん。
町おこしなどを行う地域活動にも参加していま
す。中学校時代は柔道部、高校時代はフェンシ
ング部、さらに大学時代には空手部で培ったア
クティブな性格を持つ沙恵子さんは、地域の明
るい推進力となって輝き始めています。
元気なお年寄りを
ご紹介します。
【雄物川】 佐々木 昭一さん(82)
スイカが大好きな現役生産者
「手をかければ、それだけ応えてくれる」とし
て炎天下の日中もスイカ畑にいるほど、スイカ
が大好きな昭一さん。30年以上前からスイカ部
会の検査員を務めるなど、まだまだ現役の生産
者として、産地をリードしています。昭一さん
は、10歳の時に父親が亡くなり、9つ下の妹を
背負って学校へ通いながら、家では農作業に精を
出していたといいます。当時は、稲作中心の農家
でしたが、昭一さんの住む大沢地区では開拓地で
のリンゴ栽培が盛んとなり、昭一さんも30㌃の
農園にリンゴを栽培。さらにリンゴの樹の下でス
イカ栽培を始めたのが、妻の富代さんと結婚した
25歳の時だそうです。「あれから半世紀。今後
は健康と相談しながらスイカ栽培を続け、日々感
謝しながら自然体でいたい」と笑顔で語ります。
ふ
よ
JA通信
18
次回は 十文字、大雄、金沢地区の
みなさんが登場します。お楽しみに!
管内小学校の食と
農をご紹介します。
横手市立横手北中学校
2年生113人のみなさん
校長:高橋 成浩先生
せ い こ う
夏休みに職場体験をしたよ!
横手北中学校2年生は8月19日からの3日
間、職場体験を行いました。農業関係には15人
の生徒の希望があり、当JAでは野菜集出荷所や
野菜選果場のほか、JA直売の会「ふるさと安心
畑」と4人の農家で職場体験を引き受けました。
このうち農家には6人の生徒が訪れ、野菜の収穫
作業やタマネギの皮むき作業、ジャガイモの選別
作業などに挑戦。生徒らは、作業を行いながら農
家へ質問をし、「農業は大変な印象だったけれ
ど、楽しいことや嬉しいことなどの生の声を聞く
ことができて勉強になった」と感想を述べまし
た。農家の一人は「将来、農業を選択肢の1つに
してほしい」と話し、作業を見守っていました。
我が家自慢の
レシピを伝授!
【増田】
福田 八重子さん
お茶うけやおつまみにどうぞ♪
【キュウリのしょうゆ漬け】
● 材料
キュウリ/1㎏、ショウガ/50g
【A】しょうゆ
(あまくち)
/400㏄、砂糖/200g、酢/50㏄、
みりん/50㏄
①キュウリは5cm程の乱切り、ショウガは千切りにし
ておく
②鍋に【A】を入れ調味料の分量(高さ)を確認してか
ら加熱する
③沸騰したら①を入れてよくかき混ぜ、煮汁に具材を浸
した状態で火を止める
④煮汁が冷めたら具材を取り出して、再度加熱する
⑤十分に煮詰めて、煮汁が②で確認した分量になったら
具材を戻し、火を止めて冷めたら完成
☆冷蔵庫に入れておくとより長持ちします!
19
JA通信
●今月の最優秀作品
め お と
夫婦して
阿部 昭二さん(増田)
●優秀作品
月明かり
負けじと花火
輝きけり
佐藤 文子さん(平鹿)
しみじみと
柴田 悦子さん(十文字)
月を愛でるも
平和ゆえ
老いたれし
佐々木 順子さん(横手・旭)
下弦の月も
丸く見え
おぼろ月
藤ノ木 のり子さん(平鹿)
亡き母と見た
思い出が
みなさんの楽しい川柳作品をお待ちしております。最優秀作品には、
素敵な記念品を進呈いたします。
【10月号のテーマ】「秋」 【応募方法】ハガキに川柳作品(パズルにご
応募の方はその答えも)のほか、次頁下段『クロスワードパズル』応
募方法①~⑥をご記入の上、ご応募ください。【応募先】〒 013-0036
横手市駅前町 6 ─ 22 総務課 広報担当【応募締切】9月 25 日㈮ 必着
豊作祈り
月見酒
今月のテーマ:
『月』
応募作品数…18作品
■ご夫婦で豊作を祈りながらの晩
酌、素敵ですね。農作業を終えた
後の味は、格別だと思います!
今月はさまざまな場所で、地域の皆さんの笑顔に出会いました。
今回のおたよりは、特別に写真ギャラリーとしてお伝えします!
▲9月12日に秋田市で開かれる「第13回J
A共済学童野球大会」を前に、8月24日、
当JA管内代表として出場する浅舞野球ス
ポーツ少年団の皆さんが小田嶋組合長
(右)
と
佐藤専務
(左)
の元を訪れました。
▲8月8日に開いた横手支店夏祭り
(P11)
において、女性職員があ
でやかな浴衣姿で皆さまをお出迎えし、祭りを盛り上げました!
◀(左)
「 大玉スイカコン
テストで優勝した小松田
輝男さん
(平鹿)
。記録は
22.78㌔!(中央)
「 ジャ
ンボスイカコンテスト」
で優勝した藤原潤一さん
(十文字)は98㌔を記
録!(いずれもP10に
掲載)
▶平鹿総合病院は8月
20日、病院食でも地域
の伝統食を味わっても
らおうと、「冷や汁」と
「こざき練り」を提供
しました
JA通信
20
訪問歯科診療
ひらか歯科医師会(大森)
ノレーブ歯科クリニック 山野浩樹
暑い夏が終わり、一気に寒く
なってきました。体調管理には
お気をつけください。
現代は超高齢化が進んでいま
す。歯科医院を受診するのに、
歩行が困難であったり、交通手
段がないためになかなかできな
い高齢者がいらっしゃると思わ
れます。そのような方々に対す
る歯科の往診、
「訪問歯科診療」
の需要が増えてきております。
訪問歯科診療と言いまして
も、特別難しい治療をするわけ
ではなく、歯科医院内で受けら
れる一般的な治療、例えば虫歯
や歯周病の治療、入れ歯の修理
や製作が普通に受けられます。
医院側で治療に必要な器具や診
療台代わりの機械を持参し、ご
家庭においては治療する場所を
確保していただければ、寝たき
りの方だとしても治療を受けら
れます。
また、訪問歯科診療では口腔
ケアも行っております。口腔ケ
アとは、以前にもお話ししまし
たが、要介護者の口腔内を清潔
に保ち、口の中の動きを改善す
ること、口の中や入れ歯の清掃
と、舌や顔面体操、嚥下(飲み
込み)の訓練や口の周りのマッ
サージなどを行い、舌や頬の運
動を促すリハビリを行います。
訪問歯科診療は保険診療です
ので、費用も「通常の治療費」+
「訪問診療料(1割負担であれ
ば870円)」で受けられます。な
お、当医院では、訪問歯科診療
は可能ですが、歯科医院によっ
ては行っていないところもあり
ますので、詳しくはお近くの歯
科医院にご相談ください。
え ん
げ
ほ お
今月の表紙は大きなヒントです!
21
20
18
17 16
【解き方】全部の問題を解き二重
枠の文字を並べ替えると一つの
言葉ができます。
それが答えです。
21
JA通信
13 11 10
ヨ コ の 鍵
【応募方法】※川柳もこちら!
【応募方法】
ハガキに ①答え ②住
所 ③氏名
(当選発表時にペンネー
ムが必要な方は別途記載してくださ
い)④年齢 ⑤電話番号 ⑥当誌を
受け取った場所 ⑦今月の好きな記
事とその理由 または、当誌やJAへ
のご感想をご記入の上、下記まで
ご応募ください。なお、お寄せ頂いた
ご意見は「お手紙」のコーナーにて
ご回答させて頂く場合がございます。
(①~⑦の項目は必須となります)
【応募先】
〒013-0036横手市駅前
町6-22 JA秋田ふるさと総務課・広
報担当
(※応募はホームページから
でもOK。
トップページの「みなさん
の声と作品をお寄せ下さい!」バナー
をクリック!)
【締 切】9月25日㈮当日消印有効
15
■ 8月号の答え/ネッタイヤ
■ 8月号の当選者/嶋田
昭男さん
(金沢)
、佐々木キヌ
さん
(十文字)
、柴田和子さん
(大雄)
■応募総数/39通
■正解者数/39通
1、 別名は秋桜 ピンクや白の花を咲かせ
ます
2、 建物を建てるための土地
3、 魚の呼吸器官
5、 ゴマを英語でいうと
6、 枯れ山水の庭にはありません
8、 有明海のシンボル的な魚
12、9 月 9 日は──の節句
13、マッチの手で持つ部分
14、天気記号で●は雨 では○は
15、寝るときに敷いたり掛けたり
16、水とは混ざりにくい物が多い
17、ニンジンやセロリは──科の植物
19、今度払うから──にしておいて
※クロスワードパズルの各マス目の解答は、当JAホームページでご確認いただけます
タ テ の 鍵
1、あなたが今書き込もう
としているもの
4、太陽系の第4惑星 地
球のお隣さん
7、ラグビーの選手が組み
ます
9、秋に川を遡上(そじょ
う)する魚の一つ
、臼ときねでつきます
、十五夜に楽しむもの
、閻魔(えんま)大王が
居る所
、それ以上進めない──
小路
、恋よりも深いかも
、焼き物で有名な愛知県
北部の市
、顔と腹を床に付けて寝
た体勢
、「ふじ」「王林」「紅玉」と
いえば
、王様や殿様に仕えます
氷止めがにこにこ
スマイルに
なっています!
リッケにこにこマグボトル300㎖
3名さまにプレゼント!
楽しい嬉しいご優待も!
年金のお受け取りはJAへ
JAバンクあきたでは、年金口
座乗換えキャンペーンを実施し
ています。10月30日㈮までの期
間中、年金のお受取口座をJA
へ新たにご指定いただいた方に、
「ジャンプ和傘」をプレゼント!
さらに、当JA「年金友の会」で
は、①管内温泉施設のご優待特
典、②誕生月の粗品進呈、③特
別金利の定期貯金、④グラウン
ドゴルフや親睦旅行などの楽し
い企 画を行っております!詳 細
は、お気軽にJAの貯金窓口まで
お問い合わせください。
●詳細・お申し込み/各支店・出
張所貯金窓口まで
毎月第2土曜日は
JA金融共済土曜相談窓口へ
当JAでは、平日ご来店できな
いお客さまを対象に、毎月「金
融共済土曜相談窓口」を開催し
ています。毎月第2土曜日午前
8時30分から12時にかけて、
平鹿病院出張所を除く各支店金
融窓口で、貯金・融資・共済に
関する各種ご相談に応じます。
ぜひご活用ください。
●お問合せ/各支店まで
「第14回花き展示品評会」
9/18(金)
イオンSCで開催
花き総合部会主催の標記展示品
評会を開催します。菊やトルコ
キキョウ、ダリアなど、管内の
花き生産者が栽培した花を、こ
の機会にぜひご観賞、お買い求
めください!
●開催日時/平成27年9月18日㈮
①公開7:30~15:00②即売15:00
~17:00 ●場所/イオンスー
パーセンター横手南店(JA直売
の会「ふるさと安心畑」直売所
前) ●お問合せ/園芸果樹課 ●電話/23-6578
アグレム人形供養祭
10/18(日)開催
9月10月はJAグループ
「秋の農作業安全月間」
!
9月10月は、JAグループ秋
田の農作業安全月間です。1
件の死亡事故の背景には、300
ものヒヤリとすることがあると
言われています。農作業死亡事
故は小さなことで防げます。ま
ずは、意識することから始めま
しょう。
9/12(土)、13(日)
オートランド感謝祭!
㈱アグレムでは、標記イベント
を行います。長い間可愛がって
いた人形やぬいぐるみなどを丁
寧にご供養いたします。また、
当日は様々な楽しい企画をご用
意して皆さまをお待ちしており
ます。ぜひこの機会にご来場く
ださい。
ふるさとオートランドでは、こ
のほど整備工場をリニューアル
いたしました。これを記念した
感謝祭を、下記の通り開催しま
す。各種屋台や野菜の詰め放
題、格安オイル交換やご成約プ
レゼントなどもございます。ぜ
ひご家族でお越しください!
●開催日/平成27年10月18日㈰
●場所/場所/虹のホールアグレム
(横手市三枚橋1-6-10) ●受
付時間/9:00~11:00(供養開始
11:00~) ●お問合せ/㈱ふる
さと葬祭アグレム ●電話/523930
●開催日時/平成27年9月12日
㈯・13日㈰ ●場所/ふるさと
オートランド(横手市安田字堰
端96) ●お問合せ/㈱ふるさと
オートランド ●電話/33-5995
JA通信
22
理事会
だより
【第5回定例理事会】
平成27年8月27日開催
議案(抜粋)
■平成27年産米の全量集
荷・販売方針について
■個人情報保護に関する規程
類の改正及び新設について
報告事項(抜粋)
■農産物の生育及び販売状況
について
■平成27年度第1回地区運営
委員会の意見・要望について
出席理事数32名(32名中)
【9月の主要行事予定】
12日 臨時理事会
(平鹿支店)
28日 定例理事会
(平鹿支店)
●報告事項第1号「農産物の
生育及び販売状況について」
において、以下の内容が報告
されました。
(抜粋)
・水稲に関する生育状況
出穂以降も気温が高めに推
移し、登熟も順調に経過して
おり、積算気温による刈取り
適期予想では(8月23日ま
では本年気温、以降は平年気
温)、8月2日出穂で刈取り始
めの目途となる950℃の到達
日は9月11日、1,050℃到
達が9月16日となり、平年
より4日程早まっています
が、昨年の予想日とほぼ同様
で、実際は9月20日以降か
らの刈取りが予想されます。
・スイカの販売状況
8月末で、販売額14億
4000万円(計画比131%)
が見込まれています。
23
JA通信
農機購入
キャンペーン
JAは、農機をご購入の皆さまを特別金利で応援します!
【「アグリマイティ資金」(変動金利・保証料別)の例】
JAから購入で優遇!
通常の金利
年2.875%
特別金利
年1.775%
認定農業者、集落営農
組織等ならさらに優遇!
最優遇特別金利
年
1.575%
0.575%
さらにJAバンク
利子補給の対象で! 当初3年実質負担金利 年
対象資金/「アグリマイティ資金」または「JA農機ハウスローン」 資金
使途/農業機械の購入および付帯費用 借入期間/10年以内 返済方法/
元金均等償還 担保・保証/秋田県農業信用基金協会の保証を受けていただ
きます(別途保証料が必要です)。必要に応じて担保・保証人を付していた
だく場合があります。詳細/各支店またはローンセンター(℡38-8601)
【JA遊休固定資産情報】
旧四ッ屋集出荷所(吉田地区)
必要な組合員の方へお譲りします
平鹿町吉田地区にあります旧集出荷所をお譲りします。
ご購入を希望される方は10月2日(金)まで、総務課
(☎35-2634)へご連絡くださいますようお願いいたします。
●資産名:四ッ屋集出荷所
●住 所:横手市平鹿町上吉田
字四ッ屋67-5
●内 容:土地 466.21㎡
建物 234.80㎡
●売却希望価格:1,442,453円(消費税別途)
*現場説明会を9月29日(火)に予定しております。
ん
だ
み ゃ
お し
え
か
今月号は 代の若手農家が集
結 し ま し た。 特 集 は も ち ろ ん で
す が、「 農 に 生 き る 」 や「 ア グ
リ リ ポ ー ト 」 な ど、 通 常 は ベ テ
ラン世代の登場が多いコーナー
に 至 る ま で が 若 手 と い う の は、
偶 然 の 一 致 で し た。 高 齢 化 が 叫
ば れ て 久 し い 地 域 農 業 で す が、
その一方で管内では頼もしい若
手農家がいます。現実を憂うば
か り で な く、 こ う し た 嬉 し い こ
とにも素直に心を通わせなが
ら、 こ れ か ら も 地 域 農 業 の い ち
ファンでい続けたいと思いまし
た。 (
あ)
共済保有高(保障)
…… 4711億2775万円
(2015年7月31日現在)
9月になり、朝晩は寒さも感
じられるようになりました。服
装 も 半 袖 か ら 長 袖、 上 着 を 羽 織
るなど変化する時期です。体調
管理には十分に注意し、風邪な
どをひかないようにしたいもの
です。さて、1日に平鹿支店で
行われていたJA助け合い組織
連絡協議会の「会員の集い」に
取 材 で 訪 れ た 際 に、 多 く の 会 員
からお声を掛けていただき、嬉
しかったです。ありがとうござ
い ま す。 そ の 中 で「 日 本 農 業 新
聞に【秋田ふるさと】の記事を
見 つ け る と 嬉 し い。 た く さ ん 載
せ て ね 」 と、 励 ま し の お 声 も い
ただきました。はい、頑張りま
す。 (
か)
販売品販売高………… 15億7558万円
け
え
購買品供給高………… 25億807万円
●再話/中川文子 ●画/佐々木愉美子
し
じ ぎ
貸付金………………… 315億785万円
ょ
こ
も
っ つ ぉ
30
貯金…………………… 882億842万円
ふるさとの民話
し
か
ぎさ手伝で山奥の梨の木さ辿り
着 い だ ば、 二 助 も 鬼 婆 さ 見 つ
かって飲み込まれだけど。
一 助 も 二 助 も 戻 ら ね ゃ な で、
三助は懐さ釘十本しのばせで山
さ向がったど。三助も滝に教ぇ
ら え で、 牛 の 代 掻 ぎ さ 手 伝 で、
山奥の梨の木さ着いだけど。し
た ば、 や っ ぱ り 鬼 婆 が 現 れ で、
三助も飲み込まれでしまったけ
ど。一助も二助も、腹の中で生
ぎでだけど。三助、二人の兄さ
釘渡して、
三人で鬼婆の腹の中、
チクチクど刺し始めだけど。苦
しんだ鬼婆、
次々ど三人どご「ゴ
エ、ゴエ」ど吐ぎ出したけど。
兄弟三人して苦しんでる鬼婆
の隙を見で、叺さなら梨掻ぎ集
めで家さ戻ったど。爺様ど婆様
さ、なら梨しこたまご馳走した
んだど。
とっぴんぱらりのぷう
(准組合員)………………… 4,244人
なら梨採り
かます
ろ
ねゃ。爺様ど婆様さ梨食せでゃ
ども、良ぇ知恵ねゃべが」って
聞 い だ ど。「 滝 越 え で 来 た な だ
が」って聞ぐなで「んだ」って
答 え だ ば、「 牛 の 小 便、 三 杯 飲
めば教ぇる」って言うけど。
「そ
れなば飲めねゃども、代掻ぎさ
手 伝 る 」 っ て 手 伝 で だ ば、
「こ
の先さ、なら梨の木ある。その
下の小屋さ鬼婆居るがら、寝で
る内にそろっと採いで行げ」っ
て教ぇでけだけど。言われだ通
りに行ってみだば良ぇ香りっこ
してきて、熟した梨の成ってる
梨の木があったけど。その下の
小 屋 さ、 鬼 婆 寝 で ら け ど。
「こ
の時だ」って梨もいでだば、鬼
婆に見つけられでバグっと飲み
込まれでしまったけど。
一助戻ってこねゃなで、二助
が出がげだど。滝に教ぇらえで
進んで行ったば、やっぱり「戻
れやトントン」って聞げできて、
牛の代掻ぎさ会ったけど。代掻
(正組合員)……………… 13,264人
え
あ
べ ご
し
昔 む か し、 爺 様 ど 婆 様 ど 一
助、二助、三助っていう三人の
息子が 居だけど。ある日、爺様
ど婆様が「山奥さ成ってる、な
ら梨じょうの、死ぬ前に食って
みでゃな」って言ったけど。そ
れで一助、叺背負って、なら梨
採 り に 出 が げ だ け ど。 ず っ と
ずっと 歩りて行ったば滝がある
けど。滝の音、「『行げやトント
ン 』 っ て 言 っ た ら 進 め、『 戻 れ
やトントン』って言ったら、必
ず戻って来いよ」って、 教 ぇだ
けど。一助、耳澄ましたば「行
げやトントン」って聞げだなで、
そのまま進んだど。しばらぐ歩
りて行ったば、今度な「戻れや
トントン」って聞げるけど。「こ
のまま戻れば、梨採ぐ前に日暮
れる。困ったなや」って思って
だば、牛で代掻ぎしている人居
だ け ど。「 な ら 梨 採 り に 来 た ど
も、『 戻 れ や ト ン ト ン 』 っ て 聞
げできたなで戻らねゃばでげ
組合員数…………………… 17,508人
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F A X / 0182-35-2701
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