NexusとSkySafari Plus/Pro version 4 の使い方当説明書は、工場出荷時の初期設定状態の『Nexus』をiPhone/iPad/iPod touchにセットアップする方法を説明しています。（iPad等の起動からアイコンの操作までなど端末側の基本操作等は省きます） iPhone/iPad/iPod touch等の端末を操作する前に、Nexusのスイッチを「ON」にしておいて下さい、下記の操作はNexusのスイッチが「ON」となっている事を前提としています。 1.「Setting」をスタートさせ、iPhone/iPad/iPod touchに表れた下の画面にある「WiFi」を選択します。しばらくすると「AD_Nexus_XXXXX」という表示が現れますから（XXXXXには、あなたのNexusの裏面に表示されているNexusのシリアル番号が入ります）、それを選択します。数秒でNexusに接続します。（下記はiPadのSETUPを英語表示にした表示です） www.astrodevices.com ページ 1 / 4 2.SkySafari Plus/Proを起動させ、「Settings」->「Telescope」-> 「Setup」と順番にタッチします。「Communication Settings」で「IP address」を「10.0.0.1」に設定し、「Port Number」を 4060 に設定します。「Scope Type」を「Basic Encoder System」に設定します。「Readout Rate」は、ラグを減らすには「10 per second」に、または初期設定の「4 per second」のいずれかに設定できます。 3.「Mount Type」をたとえば「Alt-Azimuth Fork」に設定します。「Encoder Steps Per revolution」で「RA/Azm」（赤経／方位）と「Dec/Alt」（赤緯／高度）の両方を、ご使用のエンコーダのステップ数（この例の場合は 10000）に設定しますが、あなたがお使いの赤道儀・経緯台に装備されているエンコーダーのステップ数が不明な場合は、国際光器へご連絡下さい。「Get Automatically」はオフにしておいて下さい。これでセットアップは完了です。 www.astrodevices.com ページ 2 / 4 ←スコープパネルを出して、「Connect」を選択する事により、NEXUSとSkySafariのリンクができます。 →すると画面上にSkySafari Plus/Proの望遠鏡カーソルが表示されます。望遠鏡を動かすと画面上のカーソルも同時に動きます。 ←実際の空を使ってSkySafariの 2 点スターアラインメント手順を次のように行って下さい。任意の星を 1 個目の基準星として選んでから（指でプッシュすると選んだポイントは白い十字線で点滅します）、実際に望遠鏡動かし、選んだ星とカーソルを重ね合わせます、その後で「Align」を押します。（ここではポルックスを選択しています。） →星図上にポップアップメッセージボックスが現れ、選んだその星をアラインメントの恒星として使用するか、キャンセルするかを尋ねられますから「Align」を押します。 www.astrodevices.com ページ 3 / 4 ←2 個目の基準星として別の星を選択し、前述の操作と同じ事をもう一度行います。望遠鏡を向け「Align」を押します。 →ポップアップメッセージボックスが現れ、その星をアラインメントのオブジェクトとして使用するか、アラインメントの手順をやり直すかを尋ねられますから「Align」を押します。（ここでは、二つめの初期設定用の基準星としてシリウスを選択しました。）これで完了です。これで、SkySafari Plus/Pro により星図上、望遠鏡を向けられている方向をカーソルにより正確に表示します。＜アイデア＞ iPad の表示画面をプロジェクターで投影をすると、多くの方と同じ画面を同時に見ることができ、天体観望に新しい次元の楽しさを体験できます。プロジェクターはお近くの家電量販店で種類多く販売しています。商品や設定に関しての不明な点などございましたらお気軽に国際光器へご連絡下さい。（株）マゼラン／国際光器 [email protected] TEL: 075-394-2625 FAX: 075-394-2612 www.astrodevices.com ページ 4 / 4