時系列データベース

時系列データベース
~PI System~
OSIsoftジャパン株式会社
2015年5月 IoT M2M Expo
© Copyright 2015 OSIsoft, LLC
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PI Systemとは
収集
履歴 検索
Connect
Manage
分析
配信
Analyze
可視化
Present
 IoT/M2Mにおける、センサーからのリアルタイムデータとイベントデータを処理するデータ管理
インフラ
 35年前から、M2Mの領域において、センサーデータを処理することに特化し、様々な種類かつ大
量のセンサーデータを収集し、ビッグデータを少ないディスク容量でかつ長期間保存可能
 設備稼動データや生産情報などを、適切なタイミングで、適切なソリューションやツールを通じて
提供し、分析や情報共有、スマートな意思決定を支援
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センサーデータの特性と必要な対処
センサーデータを取り扱うにあたり、対処しなければならない、特有の難しさがあります。
Investigate:
-
We must C.A.S.T. data for it’s intended use
センサーデータの特性
必要な対処
不完全
クレンジング
不等間隔
アグリゲート
範囲外
シェイプ
バラエティ
トランスミット
求める側のITソリューション
Visual analytics
Statistical analytics
3
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RDBで時系列データを扱う難しさ
• リレーショナルデータベースでは、データの関係性を保持することに重きを置いており、大量の時系列のデータを扱うための
構造にするためには、そのための設計・管理を行う必要がでてきます。
• 時系列データをRDBで保持する場合に、効率的に保存していくためにはインデックスなどの高度な設計・開発がなされている
必要があります。
• その上でさらに変更・拡張などの必要がある場合は、データベースそのものの再構築、再設計が必要になる場合がでてきます。
• また、数年使用するうちに一部テーブルのみが肥大化し、パフォーマンスに影響を与えてしまいます。
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PI Serverのデータ管理
データベース概念図
タグ名・時刻・値(非RDBMS)
データベース実ファイル
PI Points
Security, Logs, etc.
Archives
Tag
Attribute1
Attribute 2 …
Attribute n
Tag
Time
Value
Measurement 1
…
…
…
…
Measurement 1
t1
v1
Measurement 2
…
…
…
…
Measurement 2
t2
v2
tn
vn
...
...
Measurement n
…
…
…
…
Measurement n
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PI SERVER 2012 PERFORMANCE
2012
Dell PowerEdge R910
• 4U Quad-Socket Intel
• 8-Core Xeon E7-4830
• 256GB RAM
• 4.2TB 15K SAS HDDs
• 2 SSDs
MSRP ~$38,000
Max Point Count
20M+ tags
Max Data In Rate
1M ev/sec
Max Data Out Rate
20M ev/sec
Online Archives
>50K files
Real-time Updates
10M+ sgnups
Point Changes
2,000 pt/sec
Startup Time
<10 minutes
2000万個以上のセンサーから収集可能
100万イベント/secでの書き込み
2000万イベント/secでの読み込み
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PI System vs 従来システム(位相データ)
<緻密>
「緻密」なデータが異常を明確に知らせる
従来システム
PI System
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PI System運用の容易性
Now(システム導入時)
収集センサーを
追加したい
収集周期を
変更したい
他システム(RDB)
DBの再構築・再設定
PI System
Excelから数秒で追加可能
•
•
•
5年後
10年後
ServerのHDD
容量枯渇を
解消したい
ServerのHW更新
同時にシステム
VerUpしたい
今日のデータと
10年前のデータを
比較して見たい
HDDを追加後、
テーブル分割等
(分割出来ない
場合も)
DB再設計のうえ、
データ収集を停止し、
DB再構築
10年前のデータ取
得は・・・
HDDを追加後、
保存先を切り替
えるのみ
データ収集を継続した
ままHW更新やバー
ジョンアップが可能
(作業は1日)
今日のデータも10
年前のデータも同じ
速度で取得可能
システムを長年運用していると、いろいろと変更したい部分や拡張したい部分が出てくることがあります。
PI Systemでは変更が発生する際にも、DB設計をしなおす必要はなく、ユーザー様自身でも作業が可能です。
また、長年運用し続けていても、PI Serverの構造上パフォーマンスの低下はなく、HWの進化による恩恵やPI Serverバージョンアップ等で導入当初
よりもパフォーマンスは向上していきます。
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PI Systemのねらい
~リアルタイムデータ管理インフラ/プラットフォーム~
緻密なデータを保持し続ける
•過去データに対し平均化処理などの加工を行わない
•トレンドの変化の傾向を失わず、かつコンパクトにデータ格納
•センサは対象プロセスの変動特性をきちんと捉えられるサンプリング周期でセンシングしていることが重要
リアルタイムデータや過去データを素早く取り出せる
•ストリームデータ処理
•20年以上前の過去データ、大量(長期間)の履歴データ
•サンプリング周期によらず任意の時刻でデータ抽出
すぐに使える、簡単に使える、ずっと使える
•導入の早さ、DB設計不要、管理のし易さ
•豊富なデータ収集インターフェース
•拡張性(大量センサ、長期間)、アプリケーションを柔軟・容易に実装
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Thank You
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