リペアインフォメーション書簡 No. RI-11-0059 件名ラジエータ調査対象メカニカル車名ダイハツ　ムーヴ型式 LA-100S 年式平成23年 1/4 ラジエータダイハツムーヴ（LA-100S）のラジエータについて紹介します。（写真 1）この車両にはターボ無しエンジン搭載車両です。なお、搭載するエンジンにより、部品の形状に違いが有ります。脱着又は取替作業時の前提条件ラジエータの脱着又は取外作業は、以下の部品を取外した状態から作業を行います。・フロントバンパカバー・フロントバンパリインホースメントサブ Assy ・両側ヘッドランプ Assy ・ラジエータサポートアッパ・コンデンサ Assy（ウィズレシーバ）脱着作業要領・締結部（写真 2 は作業途中のため、カウルトップベンチレータルーバ、左右フロントフェンダ取外し状態です。） 1. LLC を抜取る（LLC が車両に充填されている場合に限る）リペアインフォメーション 2/4 2. ラジエータホース 2 本（黄○部）のホースバンドを外し、ホース 2 本を引抜きます。（写真 3） 3. トランスミッションオイルクーラホース 2 本（赤○部）のホースバンドを外し、ホース 2 本を引抜きます。（写真 4） 4. ファンモータに接続されているコネクタ（赤△部）を切離し、ファンシュラウドからハーネスを固定しているクリップを外します。（写真 5）車両から取外したラジエータと付属品 ① 付属品と一体取外したラジエータ Assy（写真 6）リペアインフォメーション 3/4 取替作業要領・締結部車両からラジエータを取外した後、付属品などを新品のラジエータへ組替える作業が発生します。 1. トランスミッションオイルクーラホース Assy №2 を固定しているボルト（赤○部）を外します。（写真 7） 2. リザーブタンクとラジエータをつなぐホース（黄矢印）を引抜きます。（写真 7） 3. ラジエータホースをホースクリップ（赤矢印）から外します。（写真 7） 4. 樹脂爪のロック（黄○部）を外し、ファンシュラウドのはめ込み（黄△部）を引抜きます。（写真 7） 5. ホースバンド（赤矢印）を外し、各ホースをラジエータから引抜きます。（写真 8） 6. 取外した部品を新品のラジエータへ組替えます。補給形態 1. ラジエータ Assy （参考品番：16400-B2131-） 2. ラジエータホース№1 （参考品番：16571-B2070-） 3. ラジエータホース№2 （参考品番：16572-B2100-） 4. トランスミッションオイルクーラホース Assy №2 （参考品番：32940-B2080-） 5. ラジエータサポートグロメット（参考品番：90044-80621-） 6. ラジエータホースクリップ№2 （参考品番：90044-64801-） 7. ラジエータサポートロワー（参考品番：90044-80592-）リペアインフォメーション 4/4 車両取付後の作業［LLC 充填］この車両の LLC 充填量（リザーバタンク除く）、濃度は以下の通りです。 LLC 全容量 NA：2.8ℓ LLC 濃度ターボ：2.9ℓ 濃度は各地の最低気温に応じた濃度に調整します。基準値：濃度 30%（－12℃）濃度 50%（－35℃）以上