「外国籍県民かながわ会議」のこれまでの取り組みとこれから 案内・申込書

社会福祉士会「国際・多文化ソーシャルワーク研究会」6月講演会(定例会)
「外国籍県民かながわ会議」のこれまでの取り組みとこれから
講師:第 9 期外国籍県民かながわ会議 委員長
Norman Nakamura/中村ノーマン氏
皆さんは、神奈川県に何人の外国籍の方が住んでいると思いますか。去年で、
その数、合計 166 千人に上り、県人口の 1.8%に当たり、50人に1人は外国
籍県民となっていて、全国では、東京、大阪、愛知、に次いで第4位です。
県では早くから様々な外国籍県民に関する政策に取り組み、その一つとして、
外国籍県民の県政への参加促進から、ユニークな取り組みの《外国籍県民かな
がわ会議を》
(担当:くらし県民部国際課)を、1998 年から設置して外国籍
県民の声を県政に反映させるようにしています。
この《会議》は、国籍、民族、文化の違いを超えて共に暮らす地域作りをテ
ーマに、外国籍の委員を公募し、委員は、自主的な運営の下、外国籍県民に係
る問題を協議して、具体的提言をまとめ、知事あてに答申を行う仕組みです。
今回、お話をしてくれる中村ノーマンさん(カナダ国籍)は、第 8 期に参加、
現在の第 9 期の委員長を務められていて、他の 19 名の委員と来年秋までに県
民の多文化共生に資する提言作成を目指し活動されています。
Norman Nakamura 講師には、同会議の仕組みとこれまでの提言内容とそ
の実施状況と今期の進行状況、また、行政サイドとの折衝、話合いの体験につ
いて、興味深いお話を皆さんに披露してくれます。乞う多数の方のご来場。
ノーマンさんは、10 歳でご両親と来日されて以来、民間会社に勤務しながら、
多様な人々が共に生きる社会の推進こそが、より良い日本の社会の実現に役立
つと信じて活動されています。時には、異文化共存の歩みが遅い日本社会の壁
への悩みも乗り越え乍ら、行政関連審議会委員、地域の諸団体の活動、
教育支援 NGO 運営等、多くの分野で活動されていて、そのエネルギ
ーの源は、地道な働きかけが、何時かはきっと、ご自分の第二の祖国
の日本社会に変化をもたらすものと確信していることだそうです。
高校に入り、
卒業!
主 催
神奈川県社会福祉士会 承認 自主活動グループ
「神奈川国際・多文化ソーシャルワーク研究会」
(会長 平田美智子 和泉短大教授)
日 時
2015 年 6 月 26 日(金)18:30~20:30
被収容者の方々の為に、仮放免請求や難民裁判について、手弁当で支援してい
場 所
横浜市西区福祉保健活動拠点フクシア(横浜市西区高島2-7-1、フ
る弁護士の方々がいますし、被収容者に収容所で面会を行い、相談に乗り励ま
ァーストプレイス横浜3階、日産ビル隣り 横浜駅東口から徒歩 4 分
す活動をしている
NPO 団体が各地にあります。
定 員
約 40 名/参加費:無料
ソーシャルワークとは、人権と社会正義を基盤にしている(社会福祉士倫理
締め切り
特にありませんので、事前申込なしで当日に直接来場でも可です。
綱領)とされています。皆さん、百聞は一見に如かずです。一緒に近くにある
お問い合せ
神奈川県社会福祉士会事務局 電話:045-317-2045
お申し込み
E-mail:[email protected]
http://www.kacsw.or.jp
横浜入管収容所を訪ね、現状を見てみませんか。そして、支援している
NPO
又は、同研究会事務局担当の明星(あけぼし)まで
の方に同行し面会を体験し、被収容者と言葉を交わしてみませんか。
090-4399-6945
[email protected]