パリ日本文化会館喫茶スペース - Maison de la culture du Japon à Paris

【パリ日本文化会館喫茶スペース】
企画競争説明書
1.
概要等
下記のとおり、企画提案書を招請します。
記
国際交流基金パリ日本文化会館(以下「会館」という)は、同館内の地上階喫茶スペ
ースの企画を以下のとおり募集します。
パリ日本文化会館では、現在会館地上階ホール南側にあるクローク部分(73.92 ㎡)
を業者経費負担にて喫茶スペースに改装し、調理を伴わない簡易喫茶サービスを行う業
者を募集します。募集は企画競争によるものとし、業者改装経費負担による喫茶スペー
ス改装後のイメージや取扱品等の提案を受け付け、企画者に交渉順位を付し順次契約交
渉を行います(但し、交渉順位が 1 位となってもすべての提案が実現できるとは限らな
いので、詳細については契約交渉時に確定します)。なお、現在クローク部分には照明
以外の電源、上下水道(含シンクタンク)が設置されていないため、本年 8 月頃会館経
費負担にてクローク後部壁面(会館外壁)位置にこれらを設置する予定です(但し供給
可能な水量・電気量については限りがあります)。その他の什器備品等については、会
館は経費負担を一切行いません。
企画者は、以下の仕様を反映させた独自の企画提案書を日本語で作成してください。
(1) 会館について
パリ日本文化会館は国際交流基金のフランスにおける拠点であり、1997 年開館以
来、パリ日本文化会館支援協会の協力のもと、伝統文化に始まり今日の日本を語る
現代文化まで、より多くの人々に日本文化を紹介するべくさまざまな事業を運営し
ています。
●住所
101bis, quai Branly, 75015 Paris, France
●運営時間
火~土曜日 12 時~19 時/ 木曜日のみ 12 時~20 時。
但し公演などは通常 20 時開演の場合が多い。
休館日は、日・月曜日及び仏国の祝祭日の他、年末年始及び夏期閉館期間(8 月 1
日~31 日)中。
●年間来場者数
約 13 万 5000 人
その他の詳細については、ホームページを参照のこと。
【フランス語】http://www.mcjp.fr/
【日本語】http://www.mcjp.fr/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/
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喫茶スペースについて
① 対象は、会館内地上階の以下のスペース(別添図面参照)とする。
現状は、クローク及びその前のスペース
面積:73.92 ㎡(客席、準備スペース等含む)
② 契約期間は、原則1年間とし、毎年見直しを行う。
③ 上下水道、電気などの設備工事を、本年 8 月の夏期閉館中に行う予定。
(3) 企画について
以下の要件を踏まえて、企画提案書を作成してください。
① 喫茶スペースのイメージ
日本文化に触れる場とする。
会館の地上階に位置し、来館者の休憩、待合せ、歓談等に提供される(必ずし
も利用者が喫茶を注文するとは限らない)。
喫茶スペース独自の魅力により、来館者の増加に資するスペースを目指す。
② 運営時間
原則として開館日・時間中の運営とする。また公演日等は開演前まで運営する
ことが望ましい。なお夏期・冬期等の閉館期間中は、警備費等を受託業者が負
担することにより営業が可能(要相談)。
③ 取扱品
日本の飲み物と軽食を中心とする。
飲物は、可能な限り数種の日本茶を含める。
軽食は、喫茶スペースでの調理不要なものに限る(物件使用上の条件を参照)。
なお、企画提案書には、販売価格を含む取扱予定品目一覧表を必ず添付する。
その他、喫茶スペース独自の創意工夫を凝らす。
④ 時期
本格オープン:9 月(上下水道工事を本年夏期閉館期間中(8 月)に実施)
プレオープン:6~7 月(水道・電気なし)
企画書では、本格オープンとプレオープンの両方の具体的企画内容を明記する。
(4) 物件使用上の条件
フランスの法令を順守すること。フランスにおける飲食店の営業許可を持って
いること。喫茶スペースにおける、衛生、安全上の責任は受託業者が負う。
人件費、食材費及び消耗品費は受託業者負担とする。光熱費、地上階一般の警
備費、等については、会館から受託業者に対し、実費相当額(3(2)②参照)を
請求する。
会館は、喫茶スペースに上下水道及び電源を用意する。ただし、受託業者が使
用できる電気機器は湯沸器及び電子レンジなどに限定する。厨房・換気設備は
(2)
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2.
審査方法
3.
企画提案書等
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ないことから、取扱品はこの範囲で提供できる飲食物に限る。(火気や電気コ
ンロの使用は禁止、調理は不可。ただし、お湯を沸かす、調理済みの食品を温
めなおすといったごく簡単な準備は可能。)なお、他所で調理されたものを持
ち込むことは可能だが、事前に会館に、調理場所、管理方法、輸送方法などを
知らせ、当日営業時間終了時には廃棄又は撤去する。
椅子やテーブル等の什器や、その他喫茶スペースの運営に必要な機材は受託業
者が用意する。また、使用する予定の什器・機材についても企画提案書の中に
記載すること。
喫茶スペースの改装は、受託業者の負担で、建物本体への影響のない軽微なも
ので、契約終了時の現状回復を条件とし、当館と相談の上で、実施可能。
取扱品の販売価格は、市場の一般的な価格から大きく乖離しないこと。
当館建物管理責任者による定期的立ち入り検査がある。
会館は、提出された企画提案書の書面審査、及び面接審査により、以下の審査項目に
基づき、審査を行い、最高得点を得た企画書を採用します。
審査基準については、以下のとおり。(100 点満点)
企画提案書で提案された喫茶スペースのイメージは、本件の趣旨を理解し、反
映されたものになっているか。(20 点)
企画提案書で提案された取扱品は、本件の趣旨を理解し、反映されたものにな
っているか。(20 点)
企画提案書には、本件の趣旨を理解した上で、会館の期待する以上の内容が含
まれているか。(10 点)
企画者の実績、経験、能力は、本企画提案書の実施に十分か。
(20 点)
企画実現の実施体制やスケジュール等は妥当か。特に衛生管理の観点から、企
画者及び配置される要員の業務実績は妥当か。(20 点)
スペース使用料は妥当か。
(10 点)
企画者は、以下のとおり企画提案書等をそろえて、会館に提出してください。
(1) 提出書類等
① 企画提案書 5 部(正1部、写 4 部。)
② フランスにおける飲食店の営業認可の証明 1部
③ 会社概要
④ 類似業務受注実績一覧
⑤ 実施体制
⑥ スケジュール(本企画競争の結果通知からプレオープンの実施、そして上下水道
工事後の喫茶スペースの本格オープンまで)
⑦ (面接時に持参)代表的な取扱品実物
スペース使用料等
企画提案書において、以下の最低価格を下限としたスペース使用料(月額)を提案
してください。ただし、光熱費や警備等に要する実費相当額を、別途会館から受託
業者に対して請求します。なお、提案されるスペース使用料はあくまで審査の一項
目であって、それ以外の審査基準に優先するものではありません。
① スペース使用料最低価格:1,000€/月
② 光熱費・警備等相当額:約 600€/月(受託業者が使用する機材等を踏まえ、最終
的な額を決定する)
(2)
(3)
提出先(郵送又は直接会館へ持参すること)
パリ日本文化会館総務部付
Maison de la culture du Japon à Paris
101bis, quai Branly, 75740 Paris cedex 15, France
現場見学・説明会の実施
本企画競争の実施に際して、以下の日程で、現場の見学を含む説明会を行います。
本企画競争に応募するには、本説明会への参加が必須となります。なお、説明会に
て即時に回答することが難しい質問については、(5)の回答期限までに、説明会出席
者全員に対してメールにて回答します。
① 日時 4 月 7 日(火) 15 時~16 時
② 場所 パリ日本文化会館 1 階教室
(5) 質問受付期限及び回答期限
質問事項は別添の問い合わせフォームに記載の上、以下の質問受付期限までに、6
の問い合わせ先メールアドレスに送付ください。受け付けた質問に対する回答は、
以下の回答期限までに、説明会への出席者全員に対してメールにて送付します。
① 質問受付期限
4 月 10 日(金)
② 質問回答期限
4 月 14 日(火)
(4)
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4.
5.
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日程
審査結果通知
問い合わせ先
3
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4
4
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5
月 26 日(木)
月 7 日(火)
月 10 日(金)
月 14 日(火)
月 22 日(水)
月 29 日(水)
月 4 日(月)
公示
現場見学・説明会(15 時~16 時、企画者は参加必須)
質問受付期限
質問回答期限
企画提案書提出締め切り(同日 18 時必着)
面接
結果通知
審査結果については結果確定次第、本件企画競争に参加したすべての者に対して書
面にて通知します。
(2) なお、参加者は、選定の理由については不問とし、審査結果については異議を申し
立てることができないものとします。
(1)
担当:鈴木、丸山
メールアドレス:[email protected]
電話:01 44 37 95 66
以上